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大手荷主向け LSM(物流支出管理)プラットフォーム「PortX」製品版の提供開始

リリース記念セミナーを10/5(木)12:00~13:00,16:00~17:00で開催(2部制、内容共通)

株式会社PortX(本社:東京都港区、代表取締役社長:石田寛成)は、見積・入札管理、請求処理、支出管理のプロセスを統合し、グローバルで物流支出の可視化、統制、改善を可能にするLSM(Logistics Spend Management : 物流支出管理)プラットフォーム「PortX」の製品版の提供を開始いたしました。




[画像1: https://prtimes.jp/i/53511/11/resize/d53511-11-b967072bd838d82c2c5f-3.png ]

LSMが求められる背景


SCM・物流部門からアクセス可能な経営課題として、1)物流費の高騰による限界利益率の低下、2)サプライチェーンのレジリエンス(柔軟性)の低下が挙げられます。これらの課題を解決するためには、見積・入札から請求まで統合的なコストデータがリアルタイムかつ利用できる形で手元に集まっている必要があります。
しかし、多くの大手荷主企業では、特に国際輸送を含む物流支出のデータマネジメントとその統合において、実用的な解決策が確立されていないのが現状です。
[画像2: https://prtimes.jp/i/53511/11/resize/d53511-11-cfa52d6fc197d26eed9b-0.png ]

この状況の根底には、見積・入札、請求処理など、物流支出にかかわる各業務プロセスがサイロ化(分断化)していること、またデータもサイロ化されているという事実があります。(詳細は上記画像を参照)

このような背景から、物流支出にかかわる各業務プロセスを1つのプラットフォームに統合し、リアルタイムかつ自動でコアデータが集まるデジタル基盤であるLSMは、今、急速にその重要性を高めています。

LSMプラットフォーム「PortX」とは


PortXは、スポット見積・定期入札・運賃表(トラック・倉庫含む)管理から請求処理、支出管理までの一連の物流支出管理プロセスを1つのクラウドプラットフォーム上で管理・可視化することで、見積・請求にかかわる業務のデジタル化を推し進め、コスト削減や業務効率化を実現する日本で唯一のLSMプラットフォームです。(PortXは見積管理クラウドと請求管理クラウドの2つのクラウドアプリケーションによって構成されています。)
[画像3: https://prtimes.jp/i/53511/11/resize/d53511-11-df3c778d8caa9555efd4-1.png ]

見積管理クラウド(PortX RFQ)でできること
[見積・運賃表アプリ] 海上・航空輸送、トラック、通関、倉庫などのスポット見積や運賃表は、基本的に物流企業固有のフォーマットであるため、項目名やフォーマットが揃わずデータ管理を行うことが難しくなっています。PortXでは、AIを搭載したマスタ管理と読み取り技術で、異なる項目名を管理用の項目名へそれぞれ自動で変換し、99.9%の精度でデータ化し、管理することができます。また交渉情報(交渉文章やタイミング)といった非構造化データまで履歴が残る形でデータ化されます。

[入札アプリ] 海上・航空・鉄道・自動車専用船輸送の定期入札は、荷主企業のフォーマットである一方で、レーン数および入札項目数が膨大であるため、比較や交渉業務が煩雑になり、データに基づいた交渉および選定が難しくなっています。PortXでは、データ分析に特化した入札フォーマットをクラウド上でノーコードで作成することで、比較および交渉業務の高度化を実現します。また、前回の入札データをインポートする、またはPortXで入札業務を行なっていることでレーンごとに入札項目レベルで昨対比を確認することが可能です。

[レート管理アプリ] BAFをはじめとした変動運賃の管理や社内の各事業部への運賃の展開業務は、データの編集、更新、管理と閲覧権限の細かな設定が必要となり、複数のエクセルファイルを切り出し、統合する必要があり、ミスの温床や最新の情報がどこにあるのかわからないといった課題を引き起こします。PortXでは、変動運賃の管理を効率化し、自動で履歴を残し、変動を確認することができます。また、レーンごとに権限を与えることができ、事業部や海外子会社への運賃の展開業務も効率化されます。

請求管理クラウド(PortX BILL)でできること
[請求処理アプリ]
物流企業ごとに異なるフォーマットの請求書(月間数千件〜数万件)を手作業でデータ化する請求処理業務は、膨大な業務工数がかかる一方で、ミスも多く1請求書ごとに確認を行い、請求処理を行うことが難しいという課題が存在しています。PortXでは、AIOCRとインポート技術により、電子データの個別請求書であれば99.9%、スキャンデータの個別請求書であれば96.0%、一括請求書であれば99.9%の精度で、請求費目の粒度までデータ化を行うことができます。物流コストの請求書に特化しているからこそ非常に高い精度を誇り、請求処理業務の効率化とリアルタイムな請求データの管理を実現します。

[支出管理アプリ]
物流部は会計情報の粒度でしか支出管理をできず(どの物流企業に合計いくら支払っているかという粒度)、支出データが使える形になっていないため、有意な打ち手を創出することができずにいました。PortXでは、AIを搭載したマスタ管理と読み取り機能により、読み取られたバラバラな請求項目名を管理用の項目名へそれぞれ自動で変換し、適切なデータ管理を行うことで、どの物流企業に何回輸送があり、それぞれの費目でいくら支払っているかといったドリルダウンが可能になります。また、入札段階と請求段階での海上・航空運賃の単価の乖離を物流企業ごとに確認することが可能になります。

また包括的なアプリケーションの利用により、物流支出の最適化・削減を実現する複数のKPIsを常にモニタリングしていただくことが可能です。(詳細は下記画像を参照)
[画像4: https://prtimes.jp/i/53511/11/resize/d53511-11-c4f1a67388ed9dc655eb-2.png ]


導入効果


PortXを活用することで、大手荷主企業は以下のようなベネフィットを獲得することが可能です。
・海上輸送の入札単価を平均して6%削減
・航空輸送の入札単価を平均して8%削減
・物流支出の予算超過を12%セーブ
・業務の均質化と効率化で業務工数を39%削減

今後の展開


今後は、出荷情報の管理を行う出荷管理クラウド(PortX WORKS)を年度内に追加開発することで、見積・入札、出荷、請求をワンストップで管理し、見積・入札金額と出荷実績から請求金額の費用検収を実現することを可能にします。
PortXは、グローバルで活躍する大手荷主の物流支出を、「意味ある投資」に変えるプラットフォームとして、PortXユーザー企業同士のコラボレーション(コミュニティ・インテリジェンス)の促進や生成AIの活用を積極的に行なっていきます。


リリース記念セミナー概要


日時:10/5(木)12:00~13:00,16:00~17:00(2部制となっておりますが、同じ内容となっております。ご都合の良いお時間を選択いただきご参加ください。)
タイトル:利益に貢献する物流支出管理DX 実践セミナー
URL:https://share.hsforms.com/1u0lF9HEJTNeMaLEpXf8Tdgctygg



会社概要


会社名 : 株式会社PortX
代表者:代表取締役CEO 石田 寛成
設立:2019年12月
所在地:〒105-6923 東京都港区虎ノ門4-1-1 神谷町トラストタワー 23F
URL:https://www.portx.jp/
事業内容:LSMプラットフォーム「PortX」の開発、運営
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