リンクウィズ、「製造業DX」実現のための共同研究契約、及び資金調達を実施
[22/04/28]
提供元:PRTIMES
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〜主力製品の適応領域拡大と製造現場データの取得・解析による「製造業DX」を強化〜
三次元形状処理エンジンを活用した産業用ロボットの自律化を展開するリンクウィズ株式会社(本社:静岡県浜松市、代表取締役:吹野 豪、以下「リンクウィズ」)はその強みである三次元点群データ処理技術に係る競争優位をさらに高めるため、今般、東北大学 大学院情報科学研究科 橋本・鏡研究室(教授:橋本浩一※)(以下、「東北大学」)との共同研究契約、及び資金調達を実施いたしました。
本資金調達においてはBIPROGY株式会社(旧日本ユニシス株式会社)による100%出資法人Emellience Partners株式会社(東京都江東区、代表取締役CEO千葉 真介)、東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社(代表取締役社長 樋口 哲郎)、三菱UFJキャピタル株式会社(代表取締役社長 坂本信介)を引受先とする第三者割当増資により総額約6億円の資金調達を実施いたしました。
【資金調達の目的】
リンクウィズは、産業用ロボットのティーチングプログラム補正ソリューション「L-ROBOT」と、生産ラインにおける全数検査などで実績が多い産業用ロボット検査ソリューション「L-QUALIFY」を主力製品としており、既に自動車会社など大手企業に導入されています。リンクウィズのソフトウェアは、産業用ロボットのメーカーを問わず、多種多様なロボットやセンサーと組み合わせることができるため、既存の生産ラインに組み入れしやすいという特徴があります。
今回調達した資金により、産業用ロボットを用いた加工や検査における生産デジタルデータ(生産ライン、品質などのエッジデータ)の取得を容易にする戦略製品「LINKWIZ FACTORY CLOUD」の開発基盤をさらに強化する研究開発(知財・無形資産)投資、及び人的投資を実施致します。特に、東北大学との共同研究は当社事業のベースとなる高速点群処理、高速形状処理の技術的なベースアップを計ることによる「LINKWIZ FACTORY CLOUD」の機能強化とどまらず、当社の競争優位獲得を目的する継続的な知財・無形資産投資、及び人的投資を実現するための手段として位置付けています。
当社は機能強化された「LINKWIZ FACTORY CLOUD」を通じて生産現場のデジタルデータを活かした「作れば作るほど品質が上がる生産ライン」を実現することによる、所謂「製造業DX」を具体化し、これを事業の主軸としてまいります。
このたびの資金調達による研究開発(知財・無形資産)投資、人的投資は以下の項目を中心に実施いたします。
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/53606/table/11_1_7fbc2bdadd3fade30316f36dd647ea1c.jpg ]
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/53606/table/11_2_a3fdffc7acafab30dbf4461ae13366e5.jpg ]
【LINKWIZの目指す「製造業DX」】
[画像1: https://prtimes.jp/i/53606/11/resize/d53606-11-ca8a117931df0d49c802-0.png ]
IoT、自動運転など、現代は製造業の「デジタル化」が根付きつつあるステージと言えます。今後、周辺情報基盤が整うことにより「製造業DX」は一気に加速すると考えます。「LINKWIZ FACTORYCLOUD」は生産現場の「モノ」と「コト」、デジタル化した様々なデータを一元管理して統合、解析できるデータ連携ツールです。
【LINKWIZによる「製造業DX」提案】
[画像2: https://prtimes.jp/i/53606/11/resize/d53606-11-495f6a35ef076ba45d67-1.png ]
上図は自動化推進・生産性向上をさらに進めた、溶接工程を例としたリンクウィズが目指す「製造業DX」の一例です。
L-ROBOTで取得した加工前形状の傾向データを基に設計部門へのフィードバックをすることで製品の品質向上のための活動が最速化したり、L-QUALIFYが検査工程で取得した品質データを基に、組付け工程での最適な組み合わせを提案することで製造現場にて発生する品質のブレゼロ実現します。
熟練工による「カン・コツ」から脱却し、各製造現場がデジタルデータで言語統一され、フィードバックの精度向上と品質改善が実現できる。これがリンクウィズの製品を導入することによって実現する「製造業DX」の一例です。
【LINKWIZ FACTORYCLOUDの機能強化について】
[画像3: https://prtimes.jp/i/53606/11/resize/d53606-11-8bbe0f263a2bee322a82-2.png ]
※LINKWIZ FACTORY CLOUD ダッシュボード画面サンプル
※画像は開発中のものです
●当社製品の検査データを収集、設備データの取得まで拡張可能
当社の「L-QUALIFY」「L-ROBOT」から出力される検査結果を中心にクラウドにデータを保存、蓄積することが出来ます。さらに製造時の設備の稼働状況や、当日の作業者などを関連付けて保存することが可能です。
●高いセキュリティでクラウドにデータ保存
●多彩なデータ閲覧ダッシュボード
●リアルタイムにデータを共有、分析
[画像4: https://prtimes.jp/i/53606/11/resize/d53606-11-5987791068f3fd9c4cc1-3.png ]
「LINKWIZ FACTORY CLOUD」に統合したデータはダッシュボード上で連携させ、集計(見える化)・分析に活用できます。トラブルの原因や予兆など、業務の改善点を捉えることができるようになるため、生産ライン全体の自動化推進・生産性向上に貢献するソリューションとなります。
今後、東北大学との共同研究により「工程品質データ」、工程作業データが示す複合品質の「寄与度」解析を可能にすることで製造業の中で人依存になっている品質管理、及び作業項目の洗い出しを可能にするとともに製造業の利益向上をサポートするファクトリーサポートツールとしての「LINKWIZ FACTRY CLOUD」の機能強化を目指します。
【LINKWIZについて】
[画像5: https://prtimes.jp/i/53606/11/resize/d53606-11-117233d306a4b1fb8b05-4.jpg ]
ロボットと人をつなぐ魔法のような技術を提供する。
ものづくりの現場で産業用ロボット導入後に感じる“使いにくさ“。
ロボットはプログラムされた単純作業は得意ですが、臨機応変な対応は苦手。
対象ワークの位置ずれや形状が異なるワーク。
ロボットはその変化に対応できないことが多く、結局ロボットの不得手を人間が補っているのが現場です。
リンクウィズは、ソフトウェアによってロボット自体が考え、動きを補正する新しい価値を提供します。
今、人が行っている単純作業をロボットに置き換えることができれば、高齢化や人口減少で熟練工が減少してもロボットでカバーできる。その時、人はより創造的な仕事をするチャンスを得られるのでは?
『人の業を受け継ぐロボティクスで働き方を革新する』それが私たちのコーポレートミッションです。
【会社概要】
社名:リンクウィズ株式会社
URL:https://linkwiz.co.jp/
代表者:代表取締役 吹野 豪
所在地: 静岡県浜松市東区篠ケ瀬町1044-2
創立:2015年3月
資本金:1億円(2021年7月末時点)
事業内容:
産業用ロボット向け制御ソフトウェアソリューション(品質管理、トレーサビリティ、DX化)の開発・提供
※【東北大学大学院 橋本浩一教授について】
橋本浩一 東北大学大学院情報科学研究科教授 日本ロボット学会副会長
1990年大阪大学大学院工学研究科博士課程修了.同年大阪大学工学部講師.97年岡山大学工学部助教授.2000年東京大学大学院工学研究科助教授.2004年東北大学大学院情報科学研究科教授.ビジュアルサーボ,三次元形状計測,三次元点群処理などの研究に従事.工学博士.日本ロボット学会フェロー,計測自動制御学会フェロー,IEEEシニアメンバー.
(最近の受賞歴)
2021年度計測自動制御学会論文賞受賞 テーマ:LT行列行分解推定による三次元計測
令和3年度文部科学大臣表彰 科学技術賞(研究)受賞 テーマ:ビジュアルサーボに関する研究
【本件に対するお問合せ】
リンクウィズ株式会社
広報・マーケティング担当:藤木
TEL:053-401-3450
Mail:contact@linkwiz.co.jp
三次元形状処理エンジンを活用した産業用ロボットの自律化を展開するリンクウィズ株式会社(本社:静岡県浜松市、代表取締役:吹野 豪、以下「リンクウィズ」)はその強みである三次元点群データ処理技術に係る競争優位をさらに高めるため、今般、東北大学 大学院情報科学研究科 橋本・鏡研究室(教授:橋本浩一※)(以下、「東北大学」)との共同研究契約、及び資金調達を実施いたしました。
本資金調達においてはBIPROGY株式会社(旧日本ユニシス株式会社)による100%出資法人Emellience Partners株式会社(東京都江東区、代表取締役CEO千葉 真介)、東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社(代表取締役社長 樋口 哲郎)、三菱UFJキャピタル株式会社(代表取締役社長 坂本信介)を引受先とする第三者割当増資により総額約6億円の資金調達を実施いたしました。
【資金調達の目的】
リンクウィズは、産業用ロボットのティーチングプログラム補正ソリューション「L-ROBOT」と、生産ラインにおける全数検査などで実績が多い産業用ロボット検査ソリューション「L-QUALIFY」を主力製品としており、既に自動車会社など大手企業に導入されています。リンクウィズのソフトウェアは、産業用ロボットのメーカーを問わず、多種多様なロボットやセンサーと組み合わせることができるため、既存の生産ラインに組み入れしやすいという特徴があります。
今回調達した資金により、産業用ロボットを用いた加工や検査における生産デジタルデータ(生産ライン、品質などのエッジデータ)の取得を容易にする戦略製品「LINKWIZ FACTORY CLOUD」の開発基盤をさらに強化する研究開発(知財・無形資産)投資、及び人的投資を実施致します。特に、東北大学との共同研究は当社事業のベースとなる高速点群処理、高速形状処理の技術的なベースアップを計ることによる「LINKWIZ FACTORY CLOUD」の機能強化とどまらず、当社の競争優位獲得を目的する継続的な知財・無形資産投資、及び人的投資を実現するための手段として位置付けています。
当社は機能強化された「LINKWIZ FACTORY CLOUD」を通じて生産現場のデジタルデータを活かした「作れば作るほど品質が上がる生産ライン」を実現することによる、所謂「製造業DX」を具体化し、これを事業の主軸としてまいります。
このたびの資金調達による研究開発(知財・無形資産)投資、人的投資は以下の項目を中心に実施いたします。
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/53606/table/11_1_7fbc2bdadd3fade30316f36dd647ea1c.jpg ]
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/53606/table/11_2_a3fdffc7acafab30dbf4461ae13366e5.jpg ]
【LINKWIZの目指す「製造業DX」】
[画像1: https://prtimes.jp/i/53606/11/resize/d53606-11-ca8a117931df0d49c802-0.png ]
IoT、自動運転など、現代は製造業の「デジタル化」が根付きつつあるステージと言えます。今後、周辺情報基盤が整うことにより「製造業DX」は一気に加速すると考えます。「LINKWIZ FACTORYCLOUD」は生産現場の「モノ」と「コト」、デジタル化した様々なデータを一元管理して統合、解析できるデータ連携ツールです。
【LINKWIZによる「製造業DX」提案】
[画像2: https://prtimes.jp/i/53606/11/resize/d53606-11-495f6a35ef076ba45d67-1.png ]
上図は自動化推進・生産性向上をさらに進めた、溶接工程を例としたリンクウィズが目指す「製造業DX」の一例です。
L-ROBOTで取得した加工前形状の傾向データを基に設計部門へのフィードバックをすることで製品の品質向上のための活動が最速化したり、L-QUALIFYが検査工程で取得した品質データを基に、組付け工程での最適な組み合わせを提案することで製造現場にて発生する品質のブレゼロ実現します。
熟練工による「カン・コツ」から脱却し、各製造現場がデジタルデータで言語統一され、フィードバックの精度向上と品質改善が実現できる。これがリンクウィズの製品を導入することによって実現する「製造業DX」の一例です。
【LINKWIZ FACTORYCLOUDの機能強化について】
[画像3: https://prtimes.jp/i/53606/11/resize/d53606-11-8bbe0f263a2bee322a82-2.png ]
※LINKWIZ FACTORY CLOUD ダッシュボード画面サンプル
※画像は開発中のものです
●当社製品の検査データを収集、設備データの取得まで拡張可能
当社の「L-QUALIFY」「L-ROBOT」から出力される検査結果を中心にクラウドにデータを保存、蓄積することが出来ます。さらに製造時の設備の稼働状況や、当日の作業者などを関連付けて保存することが可能です。
●高いセキュリティでクラウドにデータ保存
●多彩なデータ閲覧ダッシュボード
●リアルタイムにデータを共有、分析
[画像4: https://prtimes.jp/i/53606/11/resize/d53606-11-5987791068f3fd9c4cc1-3.png ]
「LINKWIZ FACTORY CLOUD」に統合したデータはダッシュボード上で連携させ、集計(見える化)・分析に活用できます。トラブルの原因や予兆など、業務の改善点を捉えることができるようになるため、生産ライン全体の自動化推進・生産性向上に貢献するソリューションとなります。
今後、東北大学との共同研究により「工程品質データ」、工程作業データが示す複合品質の「寄与度」解析を可能にすることで製造業の中で人依存になっている品質管理、及び作業項目の洗い出しを可能にするとともに製造業の利益向上をサポートするファクトリーサポートツールとしての「LINKWIZ FACTRY CLOUD」の機能強化を目指します。
【LINKWIZについて】
[画像5: https://prtimes.jp/i/53606/11/resize/d53606-11-117233d306a4b1fb8b05-4.jpg ]
ロボットと人をつなぐ魔法のような技術を提供する。
ものづくりの現場で産業用ロボット導入後に感じる“使いにくさ“。
ロボットはプログラムされた単純作業は得意ですが、臨機応変な対応は苦手。
対象ワークの位置ずれや形状が異なるワーク。
ロボットはその変化に対応できないことが多く、結局ロボットの不得手を人間が補っているのが現場です。
リンクウィズは、ソフトウェアによってロボット自体が考え、動きを補正する新しい価値を提供します。
今、人が行っている単純作業をロボットに置き換えることができれば、高齢化や人口減少で熟練工が減少してもロボットでカバーできる。その時、人はより創造的な仕事をするチャンスを得られるのでは?
『人の業を受け継ぐロボティクスで働き方を革新する』それが私たちのコーポレートミッションです。
【会社概要】
社名:リンクウィズ株式会社
URL:https://linkwiz.co.jp/
代表者:代表取締役 吹野 豪
所在地: 静岡県浜松市東区篠ケ瀬町1044-2
創立:2015年3月
資本金:1億円(2021年7月末時点)
事業内容:
産業用ロボット向け制御ソフトウェアソリューション(品質管理、トレーサビリティ、DX化)の開発・提供
※【東北大学大学院 橋本浩一教授について】
橋本浩一 東北大学大学院情報科学研究科教授 日本ロボット学会副会長
1990年大阪大学大学院工学研究科博士課程修了.同年大阪大学工学部講師.97年岡山大学工学部助教授.2000年東京大学大学院工学研究科助教授.2004年東北大学大学院情報科学研究科教授.ビジュアルサーボ,三次元形状計測,三次元点群処理などの研究に従事.工学博士.日本ロボット学会フェロー,計測自動制御学会フェロー,IEEEシニアメンバー.
(最近の受賞歴)
2021年度計測自動制御学会論文賞受賞 テーマ:LT行列行分解推定による三次元計測
令和3年度文部科学大臣表彰 科学技術賞(研究)受賞 テーマ:ビジュアルサーボに関する研究
【本件に対するお問合せ】
リンクウィズ株式会社
広報・マーケティング担当:藤木
TEL:053-401-3450
Mail:contact@linkwiz.co.jp