人を見つけてざわめくインスタレーション《lost in the wind rose》がKYOTO STEAM 2022にて展示
[22/01/31]
提供元:PRTIMES
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山崎阿弥+マイケル・スミス‐ウェルチュとKonelが《TOU-ゆらぎかべ》のテクノロジーを引き継ぎ作品化
山崎阿弥+マイケル・スミス‐ウェルチュとKonelは、KYOTO STEAM 2022国際アートコンペティションにおいてコラボレーションし、人を見つけてざわめくインスタレーション《lost in the wind rose》を発表しました。同作品は2022年1月29日から2月13日まで、京都市立京セラ美術館 新館 東山キューブにて展示されます。
《lost in the wind rose》
[画像1: https://prtimes.jp/i/57032/11/resize/d57032-11-b046b503495db8d6eb86-4.jpg ]
未知の形、その身体を覆う羽根が、人を見つけてざわめく疇この形はツパメや飛行機など風を使うことに最適化した形と、センサーが描く触手のような感知範囲を混合して生まれた。
むき出しになったシステムは未知の生き物が横たわるようでもあり、大地が呼吸するようでもある。
有機的な感覚のメカニズム 一且分解され、科学的なアプローチと芸術的な解釈で再構築される感性は穂波に包まれて風を追ううちに、麦畑と自分が溶けあうような体験を想起させる。
wind rose (風の菩薇)は風配図の別名。
風配図とは特定の場所のある一定期間の風向と風速を図示するもの。
(※展示会場公式キャプションより引用)
コラボレーションについて
[画像2: https://prtimes.jp/i/57032/11/resize/d57032-11-f490b3f5bf0e8d05918a-1.jpg ]
山崎阿弥は声のアーティストとして、これまでもエコロケーション(反響定位)を用いたサウンドインスタレーションやパフォーマンスを発表してきた。
マイケル・スミス-ウェルチュは機械や電気を用いたテクノロジーを駆使し、クリエイティブなデパイスの開発などをおこなってきた。
一方Konelは、アーティスト やデザイナー、エンジニア等からなる専門的なクリエイター集団であり、未来の可能性を示唆する未知の体験を提供する作品や製品を発表している。
企業と協働したイノベーティブな創作活動に加え、クリエイターの欲望を形にする作品制作や製品開発などを積極的に行なっているところが特徴的だ。
今回Konelはアーティストの作品コンセプトに共感し、世界観をつくり出すための技術支援を行なっている。
Konelがパナソニックと共同開発した部屋の外の風に反応し、壁自体がゆらめき、室内に自然のゆらぎをもたらす「TOU-ゆらぎかべ」という作品の精神を引き継ぎ、制作されたのが今回の作品。
「TOU-ゆらぎかべ」に用いられていたプログラミングや技術的なノウハウを引き継ぎつつ、本作のために、Image ClubのクリエイターでありKonelのエンジニアでもある鉄塔(高田徹)と共に新しくシステム開発が行われた。
光を用いたセンシング技術であるLiDAR(ライダー)によって、鑑賞者の位置や動きを捉え、電磁石224個が作り出す磁力のフィールドと紙で作られた羽根のような表面が呼応して動く。
作品を通して、人間とコンピューターの意思疎通をよりスムーズにするフィジカル・コンピューティングの新しい形と、人間のもつ有機性をその身体の外に見出していく可能性を提示する。
(※展示会場公式キャプションより引用)
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=c3XQwB3jBBg ]
▼オフィシャルインタビュー
https://youtu.be/c3XQwB3jBBg
《TOU - ゆらぎかべ》
[画像3: https://prtimes.jp/i/57032/11/resize/d57032-11-d276b3e6fae12c20d040-3.jpg ]
《TOU-ゆらぎかべ》は部屋の外を流れる風に反応し、空間に自然のゆらぎをもたらす作品です。
Konelとパナソニックが共同開発した同作品は、KYOTO STEAM 2020 国際アートコンペティション スタートアップ展にて展示され、今回の《lost in the wind rose》の制作のきっかけとなりました。
▼TOU-ゆらぎかべ オフィシャルサイト
https://tou.tokyo/
山崎阿弥 + マイケル・スミス‐ウェルチュ
サウンド/ビジュアル・アーティスト。東京/NY拠点。声・聴覚で空間の音響特性を把握する山崎と、機械・電機系の技術を用いるスミス‐ウェルチュによるユニット。主な展示に「SURFACE」(2018年、Westbeth/米国)、「VIVA EXCON」 (2018年、Circulo Center/フィリピン)、「瀬戸内国際芸術祭」(2019年、男木島・伊吹島/香川)。山崎は、2016年度ACCフェロー、2018年国際交流基金フェロー。スミス‐ウェルチュは、2002〜2011年、2013・14年MITメディアラボ、2015〜2018年Hirshhorn Museum ARTLAB+に所属。Rhizome DC(米国)共同設立者。
▼オフィシャルサイト
https://amingerz.wixsite.com/ami-yamasaki
Konel
日本・ベルリン・ベトナムを拠点に活動するアーティスト・コレクティブ。可能性の創造をコンセプトに、様々なテーマとメディアを横断した制作を展開。作品は一貫して、各テーマにに潜む違和感や構造を紐解き、そこに潜む未知なるイメージを創作することに焦点を置いている。主な作品に、パナソニックの共同研究開発組織「Aug Lab」にて共作した《ゆらぎかべ - TOU》(KYOTO STEAM 2020 国際アートコンペティション スタートアップ展)や、フードテック・プロジェクト OPEN MEALS(オープンミールズ)と共作した《サイバー和菓子》(Media Ambition Tokyo 2020)などがある。
▼オフィシャルサイト
https://konel.jp/
KYOTO STEAM 2022 国際アートコンペティション
[画像4: https://prtimes.jp/i/57032/11/resize/d57032-11-2cfe5adacc6e43fe8318-2.jpg ]
アーティストと企業・研究機関が、対話を重ね制作した作品を展覧し、表彰する、日本で類を見ない形式の国際コンペティションです。
2020年度中に実施した公募にエントリーした41件の企業・研究機関と111件の作品プランの中から、審査会によって11組のアーティストと企業等の組合せを選抜しました。この11組が「アート×サイエンス・テクノロジー」の可能性を体現することを目指し、コラボレーションを行いました。
▼本展示オフィシャル情報
https://kyoto-steam.com/program/event01/
お問い合わせ
Konelは、未来の可能性を探るプロジェクトへ積極的に参加をしてまいります。
コラボレーション・取材に関するお問い合わせは、こちらのアドレスまで。
info@konel.jp
担当:佐藤
山崎阿弥+マイケル・スミス‐ウェルチュとKonelは、KYOTO STEAM 2022国際アートコンペティションにおいてコラボレーションし、人を見つけてざわめくインスタレーション《lost in the wind rose》を発表しました。同作品は2022年1月29日から2月13日まで、京都市立京セラ美術館 新館 東山キューブにて展示されます。
《lost in the wind rose》
[画像1: https://prtimes.jp/i/57032/11/resize/d57032-11-b046b503495db8d6eb86-4.jpg ]
未知の形、その身体を覆う羽根が、人を見つけてざわめく疇この形はツパメや飛行機など風を使うことに最適化した形と、センサーが描く触手のような感知範囲を混合して生まれた。
むき出しになったシステムは未知の生き物が横たわるようでもあり、大地が呼吸するようでもある。
有機的な感覚のメカニズム 一且分解され、科学的なアプローチと芸術的な解釈で再構築される感性は穂波に包まれて風を追ううちに、麦畑と自分が溶けあうような体験を想起させる。
wind rose (風の菩薇)は風配図の別名。
風配図とは特定の場所のある一定期間の風向と風速を図示するもの。
(※展示会場公式キャプションより引用)
コラボレーションについて
[画像2: https://prtimes.jp/i/57032/11/resize/d57032-11-f490b3f5bf0e8d05918a-1.jpg ]
山崎阿弥は声のアーティストとして、これまでもエコロケーション(反響定位)を用いたサウンドインスタレーションやパフォーマンスを発表してきた。
マイケル・スミス-ウェルチュは機械や電気を用いたテクノロジーを駆使し、クリエイティブなデパイスの開発などをおこなってきた。
一方Konelは、アーティスト やデザイナー、エンジニア等からなる専門的なクリエイター集団であり、未来の可能性を示唆する未知の体験を提供する作品や製品を発表している。
企業と協働したイノベーティブな創作活動に加え、クリエイターの欲望を形にする作品制作や製品開発などを積極的に行なっているところが特徴的だ。
今回Konelはアーティストの作品コンセプトに共感し、世界観をつくり出すための技術支援を行なっている。
Konelがパナソニックと共同開発した部屋の外の風に反応し、壁自体がゆらめき、室内に自然のゆらぎをもたらす「TOU-ゆらぎかべ」という作品の精神を引き継ぎ、制作されたのが今回の作品。
「TOU-ゆらぎかべ」に用いられていたプログラミングや技術的なノウハウを引き継ぎつつ、本作のために、Image ClubのクリエイターでありKonelのエンジニアでもある鉄塔(高田徹)と共に新しくシステム開発が行われた。
光を用いたセンシング技術であるLiDAR(ライダー)によって、鑑賞者の位置や動きを捉え、電磁石224個が作り出す磁力のフィールドと紙で作られた羽根のような表面が呼応して動く。
作品を通して、人間とコンピューターの意思疎通をよりスムーズにするフィジカル・コンピューティングの新しい形と、人間のもつ有機性をその身体の外に見出していく可能性を提示する。
(※展示会場公式キャプションより引用)
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=c3XQwB3jBBg ]
▼オフィシャルインタビュー
https://youtu.be/c3XQwB3jBBg
《TOU - ゆらぎかべ》
[画像3: https://prtimes.jp/i/57032/11/resize/d57032-11-d276b3e6fae12c20d040-3.jpg ]
《TOU-ゆらぎかべ》は部屋の外を流れる風に反応し、空間に自然のゆらぎをもたらす作品です。
Konelとパナソニックが共同開発した同作品は、KYOTO STEAM 2020 国際アートコンペティション スタートアップ展にて展示され、今回の《lost in the wind rose》の制作のきっかけとなりました。
▼TOU-ゆらぎかべ オフィシャルサイト
https://tou.tokyo/
山崎阿弥 + マイケル・スミス‐ウェルチュ
サウンド/ビジュアル・アーティスト。東京/NY拠点。声・聴覚で空間の音響特性を把握する山崎と、機械・電機系の技術を用いるスミス‐ウェルチュによるユニット。主な展示に「SURFACE」(2018年、Westbeth/米国)、「VIVA EXCON」 (2018年、Circulo Center/フィリピン)、「瀬戸内国際芸術祭」(2019年、男木島・伊吹島/香川)。山崎は、2016年度ACCフェロー、2018年国際交流基金フェロー。スミス‐ウェルチュは、2002〜2011年、2013・14年MITメディアラボ、2015〜2018年Hirshhorn Museum ARTLAB+に所属。Rhizome DC(米国)共同設立者。
▼オフィシャルサイト
https://amingerz.wixsite.com/ami-yamasaki
Konel
日本・ベルリン・ベトナムを拠点に活動するアーティスト・コレクティブ。可能性の創造をコンセプトに、様々なテーマとメディアを横断した制作を展開。作品は一貫して、各テーマにに潜む違和感や構造を紐解き、そこに潜む未知なるイメージを創作することに焦点を置いている。主な作品に、パナソニックの共同研究開発組織「Aug Lab」にて共作した《ゆらぎかべ - TOU》(KYOTO STEAM 2020 国際アートコンペティション スタートアップ展)や、フードテック・プロジェクト OPEN MEALS(オープンミールズ)と共作した《サイバー和菓子》(Media Ambition Tokyo 2020)などがある。
▼オフィシャルサイト
https://konel.jp/
KYOTO STEAM 2022 国際アートコンペティション
[画像4: https://prtimes.jp/i/57032/11/resize/d57032-11-2cfe5adacc6e43fe8318-2.jpg ]
アーティストと企業・研究機関が、対話を重ね制作した作品を展覧し、表彰する、日本で類を見ない形式の国際コンペティションです。
2020年度中に実施した公募にエントリーした41件の企業・研究機関と111件の作品プランの中から、審査会によって11組のアーティストと企業等の組合せを選抜しました。この11組が「アート×サイエンス・テクノロジー」の可能性を体現することを目指し、コラボレーションを行いました。
▼本展示オフィシャル情報
https://kyoto-steam.com/program/event01/
お問い合わせ
Konelは、未来の可能性を探るプロジェクトへ積極的に参加をしてまいります。
コラボレーション・取材に関するお問い合わせは、こちらのアドレスまで。
info@konel.jp
担当:佐藤