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継続した映画作りを目指し、森岡龍プロデュース・下社敦郎監督で作られた探偵映画第一弾『LONESOME VACATION』ムービー・アクト・プロジェクト配給で2023年公開決定!

藤江琢磨、水上京香、さかたりさ、櫻井音乃、斉藤陽一郎ら出演『LONESOME VACATION』が2023 年公開、海外映画祭出品に向けてサポーターを募集。5月31日までクラウドファンディング実施中!

是枝裕和監督の最新作『怪物』にも出演している俳優の森岡龍と、『東京の恋人』(20)の下社敦郎監督が、『LONESOME VACATION』で再び手を組んだ。俳優業と並行して、自ら代表をつとめるマイターン・エンターテイメントで映画制作にも取り組む森岡は、今回プロデューサーとして参加(ワンシーンのみ出演)。『東京の恋人』の主演俳優×監督コンビが、プロデューサー×監督として帰ってくる。

現在、5月31日まで、クラウドファンディングでサポーターを募集している。
集まった支援金によって、ポストプロダクション、宣伝・配給、海外映画祭への出品を強化していく予定だ。
https://motion-gallery.net/projects/myturn_film001




[画像1: https://prtimes.jp/i/62341/11/resize/d62341-11-063f5fdc3a9535f31fbf-0.jpg ]



【制作の背景】


コロナ禍で撮影現場が減ったことに危機感を覚えたプロデューサーの森岡龍は、どうにかして映画作りを続けていくために、オファーを待つだけでなく自分たちの手で発信していこうと思いを強める。その際に構想したのはシリーズもの。特定の主人公や設定をベースに、色々な物語を展開していくシリーズの形態で、継続した映画作りを目指したいと考えた。企画を開発していく中で、白羽の矢を立てたのは、『東京の恋人』に続く二本目を撮る機会をうかがっていた下社敦郎監督だった。「映画を作りたくても作れていない人、映画作りに飢えている人にこそ、このチャンスを委ねてみたかったんです」(森岡)。「僕はいまおかしんじ監督にお世話になっていて、いかなる状況でも打席に立つといういまおかイズムを受け継いでいるので、どんな球(依頼)が来ても打ち返してやろうと思っていました」(下社)。
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「シリーズもの」という発想からたどり着いたのは探偵映画。下社監督にとっては初めて挑戦するジャンルだったが、ロバート・アルトマンの『ロング・グッドバイ』(73)や「私立探偵 濱マイク』シリーズなどを参考に脚本づくりを進め、ロックを愛する気ままな私立探偵が旅をしながら様々な女性たちに翻弄されていく物語を書き上げた。なお、共同脚本には、森岡が主演し下社監督が音楽を担当した『ろんぐ・ぐっどばい 探偵 古井栗之助』(17/監督:いまおかしんじ)の中野太が名を連ねている。

【キャスティング】


高円寺を拠点に活動する私立探偵・古谷栄一を演じたのは、主演作『PLASTIC』(7月14日公開/監督:宮崎大祐)も控える藤江琢磨。個性的なリーゼントのヘアスタイルをものにし、劇中ではギターも弾きこなす。下社監督が「古谷栄一は俺だと思いました」と認めるほど監督自身の癖や人柄が投影され、どこか浮世離れした空気をまとうキャラクターを、等身大かつチャーミングに演じ上げた。
[画像3: https://prtimes.jp/i/62341/11/resize/d62341-11-a1ded94e7f21fdbdeeb8-0.jpg ]


栄一の元カノで依頼者の工藤今日子には、「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」(Amazon prime)などの水上京香。豊富な経験に裏打ちされた演技力をもとに、オフビートな存在感を放つ藤江との対比で、アグレッシブな女性像をキュートに魅せた。
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探偵調査のキーパーソンとなる遠山美優を演じたさかたりさは、「儚さ」を下社監督に見出され、美しいがどこか牙のある女性を体現している。その妹であるかおり役の櫻井音乃は、厚底ブーツでオーディション会場に現れたギャルスタイルと緊張で震える姿のギャップが制作陣の心を掴み、かおりのキャラクターにも反映された。
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栄一が探偵事務所を構える高円寺でのロケーションは下社監督のこだわりの一つ。撮影前には主演の藤江と下社監督が路上でギターの練習をしたことも。栄一のリーゼントスタイルが浮くこともなく、町中でスケボーを走らせていても咎められないような雰囲気が、本作の世界観のリアリティを支えている。劇中に登場する立ち飲み屋の「きど藤」は高円寺に実在する店舗であり、下社監督の短編『kidofuji』(22)の舞台にも使われている。栄一の探偵事務所はここのバックヤードだ。
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[画像8: https://prtimes.jp/i/62341/11/resize/d62341-11-7157ecba44488ced3788-0.jpg ]

 「探偵もの」に加えて「バカンスもの」でもある本作では、事件が起きる旅先として三浦・城ヶ島が選ばれている。城ヶ島は森岡が学生時代に作った映画で撮影した思い出の場所でもあり、「明るさだけでなく、その土地に渦巻く黒さみたいなものも表現できる島で、エリアによって色々な表情が撮れるんです」と語る。「コロナが明けてリアルな旅もできるようになったタイミングではありますが、コロナ禍を経たからこそ、『男はつらいよ』シリーズや『釣りバカ日誌』シリーズみたいに、映画の中で旅をする、映画であちこち土地を回って届けるということができたらいいなと思ったんです」(森岡)
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【主題歌】


 主題歌を担当したのは4人組ロックバンドの「すばらしか」。「何が何でも」という下社監督の強い希望で、ニューアルバムの中からも数曲が劇伴に採用される。「今の時代に、古き良きロックンロールを、若い人たちがやっているというのはすごくいいなと。僕自身も古い音楽が好きなので、そういう若い人がいる驚きと喜びで、やってもらえたら最高だなと思いました」(下社)「自分たちが観てきた昔の探偵映画みたいなものを、再考察しようとしているこの企画で、シンパシーみたいなものを感じました」(森岡)。
[画像10: https://prtimes.jp/i/62341/11/resize/d62341-11-edaeba7940f321cd75ef-8.jpg ]

【クラウドファンディング】


本作は5月31日まで、クラウドファンディングでサポーターを募集している。
https://motion-gallery.net/projects/myturn_film001
集まった支援金によって、ポストプロダクション、宣伝・配給、海外映画祭への出品を強化していく予定だ。

[画像11: https://prtimes.jp/i/62341/11/resize/d62341-11-6f2e2d12b74ad14c1ac9-9.jpg ]

下社監督いわく「自分たちでも何の映画を作っているのか探している最中」と言うが、日常やジャンルから脱線して描かれる時間は、ギヨーム・ブラックやエリック・ロメールのように心地よくも不穏なバケーションの味わいがある。
【現代に通じる生き方を描く第一弾】


「主人公の古谷栄一は、探偵業だけでは食えなくて、絵を描いたり歌を歌ったり、色んなことをしながら生きています。今は会社員でも副業を持つような時代ですし、栄一の多趣味で散文的な生き方は、現代に通じるものがあるのではないかと。だからこそ、シリーズとして継続的に彼の生き様を追っていきたい。自由に変化し続けるものの第一弾として、これからの未来をサポートしていただけたら嬉しいです」(森岡)。
[画像12: https://prtimes.jp/i/62341/11/resize/d62341-11-aa79fcb5910b93ed89b0-11.png ]


CAST
藤江琢磨 水上京香 さかたりさ 櫻井音乃
宮部純子 飯田芳 高木健 都志見久美子 松?翔平 森岡龍
諏訪太朗 ?藤陽一郎

STAFF
企画・製作:マイターン・エンターテイメント 制作:マイターン・エンターテイメント/SONHOUSE
監督・脚本:下社敦郎 共同脚本:中野太
プロデューサー:森岡龍 アソシエイト・プロデューサー:市川夕太郎
ラインプロデューサー・録音:磯龍介
撮影:古屋幸一 照明:市川高穂 美術・スチール:上山まい スタイリスト:矢野瞳子
ヘアメイク:征矢杏子 助監督:松?翔平 制作:佐久間作蔵
撮影助手:竹下亘輝 照明助手:小野塚?矢 制作助手:寺村海晴 車両応援:高木健・酒川流星
8 ミリパート撮影:金碩柱 ロケ地協力:みうら映画舎
主題歌:すばらしか
配給宣伝:ムービー・アクト・プロジェクト
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