STEM(理系)女子奨学助成金が募集対象を【現中3〜高2】に拡大し文理選択時も対象に。7/7にエントリー開始。
[22/07/03]
提供元:PRTIMES
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一般財団法人山田進太郎D&I財団は、2022年7月7日より、STEM(科学・技術・工学・数学)分野への進学を目指す女子学生(性自認含む)に対する、返済不要の奨学助成金のエントリー受付を開始します。2期目となる今回の募集では、応募資格と募集人数を現中学3年生100人程度、現高校1~2年生500人程度に拡大いたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/83893/11/resize/d83893-11-e447709f2df81f901bf9-1.png ]
■背景と課題
国際的な学力調査において、日本の義務教育終了段階の子供たちの数学的リテラシーや科学的リテラシーは世界トップレベルであり、男女による大きな差は見られない一方で、令和3年度の理工学系の学部に入学する女性の割合は17.8%に留まり、OECD平均の27%と比べると女性が顕著に少ない結果となっています。一方、産業界ではダイバーシティ経営の浸透や少子高齢化の流れの中で「女性の技術者や研究者を採用したい」という声が高まっています。
教育未来創造会議「第一次提言」を受け、去る2022年5月24日に、末松文部科学大臣からも女子生徒や教職員、保護者に向けて下記のようなメッセージが発信されました。
理系は「男性の職場」といった固定観念はなくなってきており、女性が能力を発揮して活躍できる分野は限りなく広がっていくこと。
IT系の人材は2030年に最大79万人不足するという予測もあるなど、理工系学部を卒業した学生は、男性、女性を問わず産業界から強く求められていること。
また近年は、国立の女子大学でも工学部を新設するなどの動きが始まっています。
男女の違いに基づく先入観に因らず、学生本人の希望を尊重したよりよい進路選択ができる環境づくりを実現していくべく、当財団では中長期的な課題解決の目標として、大学における理工学部系の女性比率を2035年までに28%まで伸ばすことを目指しています。
■「STEM女子奨学助成金」応募資格と募集人数 拡大の背景
当財団では2021年より、中学3年生(2022年度新高校1年生)の学年の生徒を対象に奨学生の募集を行いました。エントリー総数は767件で、下記のような反響をいただきました。
こういった奨学金があることで社会から応援してもらえることを実感し、親や先生にも、理系に進みたいという自分の意思を伝えることができました。
今は数学が苦手だけど、STEM分野で活躍している女性はまだ少ないので、これから理系を目指す女の子たちのロールモデルになれるように頑張ります。
一方で多くの学生が「文系」・「理系」を意識するのは、高校1~2年の文理選択時なのではないか、という声も多数頂戴し、検討を進める中で、今年度は募集の対象学年を拡大することとなりました。人数についても、現中学3年生に対しては昨年と同じ100人、現高校1〜2年生に対しては新たに500名程度の給付を予定しています。
また、奨学金としてではなく奨学助成金として給付することで、サイエンスキャンプやプログラミングスクール等の理系進学に資する体験、PCや実験道具などの物品、学資に充てて頂くことを想定しています。より多くの方に興味をもっていただき、気軽に応募できるよう、エントリーにあたっては、成績証明や家庭の所得状況などの書類は求めず、面接も行いません。WEBで完結するエントリーフォームでご応募を頂き、財団事務局による簡単な予備選考の後、応募者多数の場合は抽選選考を行います。
■奨学金募集概要 ※ご取材を希望される場合は info@shinfdn.org までご連絡下さい
[画像2: https://prtimes.jp/i/83893/11/resize/d83893-11-1d4cc2bd5e66ce7083e7-3.png ]
応募方法:エントリーフォームよりオンライン応募 https://www.shinfdn.org/ ※成績等の書類の提出は不要です。エントリーフォームのみで完結します。応募後の面接等はありません。
支給金額:10万円
(2023年5月中旬以降にご本人名義の口座にお振込みします。)
選考方法:応募者多数の場合は抽選選考を行います。詳しくは募集要項をご確認ください。
[画像1: https://prtimes.jp/i/83893/11/resize/d83893-11-e447709f2df81f901bf9-1.png ]
■背景と課題
国際的な学力調査において、日本の義務教育終了段階の子供たちの数学的リテラシーや科学的リテラシーは世界トップレベルであり、男女による大きな差は見られない一方で、令和3年度の理工学系の学部に入学する女性の割合は17.8%に留まり、OECD平均の27%と比べると女性が顕著に少ない結果となっています。一方、産業界ではダイバーシティ経営の浸透や少子高齢化の流れの中で「女性の技術者や研究者を採用したい」という声が高まっています。
教育未来創造会議「第一次提言」を受け、去る2022年5月24日に、末松文部科学大臣からも女子生徒や教職員、保護者に向けて下記のようなメッセージが発信されました。
理系は「男性の職場」といった固定観念はなくなってきており、女性が能力を発揮して活躍できる分野は限りなく広がっていくこと。
IT系の人材は2030年に最大79万人不足するという予測もあるなど、理工系学部を卒業した学生は、男性、女性を問わず産業界から強く求められていること。
また近年は、国立の女子大学でも工学部を新設するなどの動きが始まっています。
男女の違いに基づく先入観に因らず、学生本人の希望を尊重したよりよい進路選択ができる環境づくりを実現していくべく、当財団では中長期的な課題解決の目標として、大学における理工学部系の女性比率を2035年までに28%まで伸ばすことを目指しています。
■「STEM女子奨学助成金」応募資格と募集人数 拡大の背景
当財団では2021年より、中学3年生(2022年度新高校1年生)の学年の生徒を対象に奨学生の募集を行いました。エントリー総数は767件で、下記のような反響をいただきました。
こういった奨学金があることで社会から応援してもらえることを実感し、親や先生にも、理系に進みたいという自分の意思を伝えることができました。
今は数学が苦手だけど、STEM分野で活躍している女性はまだ少ないので、これから理系を目指す女の子たちのロールモデルになれるように頑張ります。
一方で多くの学生が「文系」・「理系」を意識するのは、高校1~2年の文理選択時なのではないか、という声も多数頂戴し、検討を進める中で、今年度は募集の対象学年を拡大することとなりました。人数についても、現中学3年生に対しては昨年と同じ100人、現高校1〜2年生に対しては新たに500名程度の給付を予定しています。
また、奨学金としてではなく奨学助成金として給付することで、サイエンスキャンプやプログラミングスクール等の理系進学に資する体験、PCや実験道具などの物品、学資に充てて頂くことを想定しています。より多くの方に興味をもっていただき、気軽に応募できるよう、エントリーにあたっては、成績証明や家庭の所得状況などの書類は求めず、面接も行いません。WEBで完結するエントリーフォームでご応募を頂き、財団事務局による簡単な予備選考の後、応募者多数の場合は抽選選考を行います。
■奨学金募集概要 ※ご取材を希望される場合は info@shinfdn.org までご連絡下さい
[画像2: https://prtimes.jp/i/83893/11/resize/d83893-11-1d4cc2bd5e66ce7083e7-3.png ]
応募方法:エントリーフォームよりオンライン応募 https://www.shinfdn.org/ ※成績等の書類の提出は不要です。エントリーフォームのみで完結します。応募後の面接等はありません。
支給金額:10万円
(2023年5月中旬以降にご本人名義の口座にお振込みします。)
選考方法:応募者多数の場合は抽選選考を行います。詳しくは募集要項をご確認ください。