ESET、ファイルコーダー・ランサムウェアの激増を検知
[13/10/08]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
ESET社(ESET, spol. s r.o.)
※スロバキア、ブラティスラバでESET本社が2013年9月27日付で発行したプレスリリースの翻訳版です。
四半世紀にわたり、プロアクティブなマルウェア検出技術の世界的なパイオニアであるESET, spol. s r.o.(本社:スロバキア、ブラティスラバ、CEO:リチャード・マルコ、以下ESET)は、9月27日(米国時間)、同社のマルウェア・リサーチ・ラボを通じて、ユーザーのファイルを暗号化し、復号化ソフトウェアと引き替えにユーザーに身代金を要求するトロイの木馬タイプのファイルコーダー マルウェアが異常な増大を示しているとの警告を出しました。
クラウドベースのマルウェア情報収集システムであるESET LiveGrid(R) によると、同マルウェアの7月の週間検知数は、過去6ヶ月間における週間検知数の200%増にまで激増しました。このマルウェア(亜種を含む)の被害を最も受けている国はロシアで、その他、イタリア、スペイン、ドイツ、チェコ、ポーランド、ルーマニア、ウクライナ、アメリカでも攻撃が活発に行われています。
ESETのマルウェアリサーチャーであるロバート・リポースキーは、「Win32/Filecoderマルウェア・ファミリーは、他のいわゆるランサムウェアと比べても危険で、主に画像や文書、音楽、アーカイブを暗号化します。このタイプのランサムウェアは135ドルから300ドルを要求しますが、最大4,000ドルという例もあります。この高い要求額は、攻撃者が個人よりも多く支払える企業を狙っていることを示しています」と、述べています。
このマルウェアを使用するサイバー犯罪者は、ドライブバイダウンロードによってウェブサイトからマルウェアをダウンロードさせたり、メールの添付ファイルや他のトロイの木馬やバックドアを利用したり、さらには攻撃者が自分でインストールするなどのさまざまな方法を用いて被害者のコンピューターを感染させます。一度感染してしまうと、被害者のコンピューター上の画像や文書は、このファイルは暗号化されていて、犯人が持つソフトウェアで復号しなければ開くことはできないことと、そのソフトウェアの価格を表示するように上書きされます。場合によっては、復号に必要な暗号キーが永久に削除されてしまうまでの残り時間が表示され、被害者にプレッシャーをかけることもあります。
こういったタイプのマルウェアに対し、一般消費者はアンチウィルスソフトを最新に保つことで対抗できます。他にも、マルウェア対策ソフトウェアの設定をパスワードで保護することで攻撃者が設定を変更できないようにする、個人的なファイルのバックアップを頻繁に行うということも重要です。
このマルウェアに関する詳細な解析結果は、サイバー犯罪の脅威に対する最新情報と解析結果、便利なセキュリティ情報を公開しているESETのWeLiveSecurity.comをご覧下さい。
ESETについて
1992年に創設されたESETは、企業および個人向けのセキュリティソリューションを提供するグローバルプロバイダーであり、ISO9001:2000やISO27001など数多くの認証を取得しています。ESETは、プロアクティブなマルウェア検出技術のパイオニアであるとともに、この分野で業界をリードし続けています。ESET製品は、英国『Virus Bulletin』誌のVB100アワードで最多受賞回数を記録しており、日本国内では、2013年8月に角川アスキー総合研究所が実施したウイルス対策ソフト満足度調査(※1)では12項目中11項目でトップとなり、2年連続で総合満足度No.1を獲得したほか、ベクター主催のVectorプロレジ大賞(※2)で2期連続のグランプリを獲得しました。さらに企業向けでは、2013年8月に日経コンピュータで発表された顧客満足度調査(※3)の「セキュリティ製品」部門でESET製品を日本で販売するキヤノンITソリューションズが第1位を獲得しました。ESET NOD32アンチウイルス、ESET Smart Security、ESET Cyber Security for Macは1億ユーザー以上に利用されており、各方面から極めて高い評価を得ています。
ESETは、スロバキアのブラティスラバにグローバル本社を、米国のサンディエゴ、アルゼンチンのブエノスアイレス、シンガポールに地域流通拠点を構えています。また、ブラティスラバ、サンディエゴ、ブエノスアイレス、チェコ共和国のプラハ、ポーランドのクラクフ、カナダのモントリオール、ロシアのモスクワにマルウェア研究センターを置き、世界180か国にまたがる広範なパートナーネットワークを築いています。
(※1) 出典: http://www.lab-kadokawa.com/pdf/20130905_report.pdf
(※2) 出典: http://n.shop.vector.co.jp/service/special/award/
(※3) 出典: http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20130807/497104/
ESET社ホームページ 【 http://www.eset.com/ 】
※ESET、NOD32、ESET Smart Security、ESET Cyber Security、ESET ファミリー セキュリティ、ESET パーソナル セキュリティは、ESET, spol. s r.o. の商標です。
※スロバキア、ブラティスラバでESET本社が2013年9月27日付で発行したプレスリリースの翻訳版です。
四半世紀にわたり、プロアクティブなマルウェア検出技術の世界的なパイオニアであるESET, spol. s r.o.(本社:スロバキア、ブラティスラバ、CEO:リチャード・マルコ、以下ESET)は、9月27日(米国時間)、同社のマルウェア・リサーチ・ラボを通じて、ユーザーのファイルを暗号化し、復号化ソフトウェアと引き替えにユーザーに身代金を要求するトロイの木馬タイプのファイルコーダー マルウェアが異常な増大を示しているとの警告を出しました。
クラウドベースのマルウェア情報収集システムであるESET LiveGrid(R) によると、同マルウェアの7月の週間検知数は、過去6ヶ月間における週間検知数の200%増にまで激増しました。このマルウェア(亜種を含む)の被害を最も受けている国はロシアで、その他、イタリア、スペイン、ドイツ、チェコ、ポーランド、ルーマニア、ウクライナ、アメリカでも攻撃が活発に行われています。
ESETのマルウェアリサーチャーであるロバート・リポースキーは、「Win32/Filecoderマルウェア・ファミリーは、他のいわゆるランサムウェアと比べても危険で、主に画像や文書、音楽、アーカイブを暗号化します。このタイプのランサムウェアは135ドルから300ドルを要求しますが、最大4,000ドルという例もあります。この高い要求額は、攻撃者が個人よりも多く支払える企業を狙っていることを示しています」と、述べています。
このマルウェアを使用するサイバー犯罪者は、ドライブバイダウンロードによってウェブサイトからマルウェアをダウンロードさせたり、メールの添付ファイルや他のトロイの木馬やバックドアを利用したり、さらには攻撃者が自分でインストールするなどのさまざまな方法を用いて被害者のコンピューターを感染させます。一度感染してしまうと、被害者のコンピューター上の画像や文書は、このファイルは暗号化されていて、犯人が持つソフトウェアで復号しなければ開くことはできないことと、そのソフトウェアの価格を表示するように上書きされます。場合によっては、復号に必要な暗号キーが永久に削除されてしまうまでの残り時間が表示され、被害者にプレッシャーをかけることもあります。
こういったタイプのマルウェアに対し、一般消費者はアンチウィルスソフトを最新に保つことで対抗できます。他にも、マルウェア対策ソフトウェアの設定をパスワードで保護することで攻撃者が設定を変更できないようにする、個人的なファイルのバックアップを頻繁に行うということも重要です。
このマルウェアに関する詳細な解析結果は、サイバー犯罪の脅威に対する最新情報と解析結果、便利なセキュリティ情報を公開しているESETのWeLiveSecurity.comをご覧下さい。
ESETについて
1992年に創設されたESETは、企業および個人向けのセキュリティソリューションを提供するグローバルプロバイダーであり、ISO9001:2000やISO27001など数多くの認証を取得しています。ESETは、プロアクティブなマルウェア検出技術のパイオニアであるとともに、この分野で業界をリードし続けています。ESET製品は、英国『Virus Bulletin』誌のVB100アワードで最多受賞回数を記録しており、日本国内では、2013年8月に角川アスキー総合研究所が実施したウイルス対策ソフト満足度調査(※1)では12項目中11項目でトップとなり、2年連続で総合満足度No.1を獲得したほか、ベクター主催のVectorプロレジ大賞(※2)で2期連続のグランプリを獲得しました。さらに企業向けでは、2013年8月に日経コンピュータで発表された顧客満足度調査(※3)の「セキュリティ製品」部門でESET製品を日本で販売するキヤノンITソリューションズが第1位を獲得しました。ESET NOD32アンチウイルス、ESET Smart Security、ESET Cyber Security for Macは1億ユーザー以上に利用されており、各方面から極めて高い評価を得ています。
ESETは、スロバキアのブラティスラバにグローバル本社を、米国のサンディエゴ、アルゼンチンのブエノスアイレス、シンガポールに地域流通拠点を構えています。また、ブラティスラバ、サンディエゴ、ブエノスアイレス、チェコ共和国のプラハ、ポーランドのクラクフ、カナダのモントリオール、ロシアのモスクワにマルウェア研究センターを置き、世界180か国にまたがる広範なパートナーネットワークを築いています。
(※1) 出典: http://www.lab-kadokawa.com/pdf/20130905_report.pdf
(※2) 出典: http://n.shop.vector.co.jp/service/special/award/
(※3) 出典: http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20130807/497104/
ESET社ホームページ 【 http://www.eset.com/ 】
※ESET、NOD32、ESET Smart Security、ESET Cyber Security、ESET ファミリー セキュリティ、ESET パーソナル セキュリティは、ESET, spol. s r.o. の商標です。