テュフ ラインランド ジャパン、LEEN社、在日ドイツ商工会議所、日本初、企業ネットワークでエネルギー効率を図るシステム展開を開始
[13/10/24]
提供元:PRTIMES
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LEEN社(独)、在日ドイツ商工会議所、テュフ ラインランド ジャパン株式会社は、このたび新サービス「LEENネットワーク*」の開始にあたり、三者協力することで合意しました。この目的は、日本の産業界においてエネルギー効率を改善するための企業ネットワークを構築することです。このような企業間のエネルギー効率ネットワークサービスが日本で提供されるのは、初めてのことです。
* Learning Energy Efficiency Networks:相互学習型エネルギー効率ネットワーク
今日、エネルギーコストの削減は企業にとって重要な課題のひとつです。日本では、過去10年間にエネルギー価格が徐々に上昇しています。さらに、2011年の東日本大震災以降、企業を取り巻く環境はますます厳しくなっています。
三者が提供する新サービス「LEENネットワーク」は、ドイツで展開しているビジネスモデルです。基本となるマネージングシステムでは、企業の地域ネットワークを構築し、省エネのノウハウをお互いに学ぶと共に、産業活動におけるエネルギー削減のアイデアや、概念、技術を共有することを目指します。複数の企業がネットワーク活動に参加することで、より効率的にエネルギーの無駄な消費を減らすことができます。
ネットワークは、10〜15社程度の企業で構成します。日本での展開にあたり、最初のネットワーク構築は、首都圏の企業をターゲットとしています。LEEN社のミルコ・クリュック社長は、「ドイツでネットワークに参加している企業は、平均的なドイツ企業に比べ、目標のエネルギー効率改善を半分の期間で達成しています。エネルギー効率への投資は、あらゆる企業の収益に直接影響を与えます」と述べています。LEEN社はドイツで既に実績があり、現在そのシステム下で30を超えるネットワークが運営されています。そのネットワークに参加している約300社は、エネルギー効率改善の投資に対し、3年以内で平均30%のIRR(内部収益率)を達成しています。
エネルギーコストを削減するための最も有効的な方法は、エネルギー効率改善に投資をすることです。テュフ ラインランド ジャパンのトビアス・シュヴァインフルター代表取締役は、「どのような企業でも、年間2〜3%の効率を改善し、コストを抑える可能性を秘めています。日本の産業界は、高い効率性で知られていますが、まだまだ改善と相互協力の余地が残されています」と語っています。
在日ドイツ商工会議所は、過去数年にわたり、再生可能エネルギー、グリーンテクノロジー、エネルギー効率の分野で独日間の協力を促進し、深い知識と広範なネットワークを蓄積してきました。マークゥス・シュールマン在日ドイツ商工会議所副専務理事は、「日本はドイツの知識を導入する理想的なパートナーです」と述べています。
ネットワークにおける基本的な役割は、ホスト(運営)、モデレータ(定期会合の運営と司会)、エネルギー技術コンサルタント(初期省エネ診断、モニタリング)が担っています。在日ドイツ商工会議所は、企業ネットワークのホストとして活動し、またモデレータとして企業ネットワークの会合を企画、運営します。テュフ ラインランド ジャパンは、エネルギー技術コンサルタントとして、このパートナーシップに必要な技術ノウハウを提供し、技術専門家が施設の現地調査、モニタリングを行います。また、参加企業に技術的なアドバイスも行います。LEEN社は、基本コンセプトとなる「LEENマネージメントシステム」を提供し、在日ドイツ商工会議所のモデレータおよびテュフ ラインランド ジャパンの技術専門家にトレーニングとツールの提供を行います。このLEENマネージメントシステムは、DIN EN ISO 50001に適合しています。
■LEEN社について■
LEEN社は、IREES社、フラウンホーファー研究所、エネルギー・バーデン・ヴュルテンベルク販売会社が共同で設立しました。拠点は、ドイツ・カールスルーエ。私たちはLEENマネージメントシステムを開発・普及をし、エネルギー効率ネットワークのためのツールを世界中に供給しています。
ウェブサイト: www.leen.de
■在日ドイツ商工会議所について■
在日ドイツ商工会議所(GCCIJ)は、日本におけるドイツの対外貿易を促進する中心的機関です。日本市場において、ドイツ産業の代理業務や在日ドイツ企業のサポート業務を行うと同時に、幅広い情報・広報活動、ネットワーク構築や維持管理という役割を担っています。さらに、DEinternationalのブランドの下、世界中にネットワークを持つプロフェッショナルなサービスを提供しています。経験豊富な二カ国語を話すコンサルタントチームにより、市場参入、見本市マネージメントやイベント運営において多角的なサポートを行っています。また、多くの視察団や市場調査、イベントを通じて、GCCIJ は、再生可能エネルギー分野において、多くの経験やノウハウ、ネットワークを獲得しました。
ウェブサイト: www.japan.ahk.de/jp
■テュフ ラインランドについて■
テュフ ラインランドは、140年の歴史を持つ世界でもトップクラスの第三者検査機関です。65ヵ国に拠点があり、従業員数は17,200人、年間売上高は15億ユーロにのぼります。第三者検査のエキスパートとして、人々の暮らしのあらゆる面で、品質、安全、環境、テクノロジーを支えています。産業用装置や製品、サービスの検査だけではなく、プロジェクト管理や企業のプロセス構築もサポートしています。また幅広い業種、職種について、専門的なトレーニングも実施しています。こうしたサービスは、テュフ ラインランドの認定ラボや試験設備、教育センターのグローバルネットワークによって支えられています。テュフ ラインランドは、2006年より国連グローバル・コンパクトのメンバーとして活動しています。ウェブサイト: www.tuv.com/jp
* Learning Energy Efficiency Networks:相互学習型エネルギー効率ネットワーク
今日、エネルギーコストの削減は企業にとって重要な課題のひとつです。日本では、過去10年間にエネルギー価格が徐々に上昇しています。さらに、2011年の東日本大震災以降、企業を取り巻く環境はますます厳しくなっています。
三者が提供する新サービス「LEENネットワーク」は、ドイツで展開しているビジネスモデルです。基本となるマネージングシステムでは、企業の地域ネットワークを構築し、省エネのノウハウをお互いに学ぶと共に、産業活動におけるエネルギー削減のアイデアや、概念、技術を共有することを目指します。複数の企業がネットワーク活動に参加することで、より効率的にエネルギーの無駄な消費を減らすことができます。
ネットワークは、10〜15社程度の企業で構成します。日本での展開にあたり、最初のネットワーク構築は、首都圏の企業をターゲットとしています。LEEN社のミルコ・クリュック社長は、「ドイツでネットワークに参加している企業は、平均的なドイツ企業に比べ、目標のエネルギー効率改善を半分の期間で達成しています。エネルギー効率への投資は、あらゆる企業の収益に直接影響を与えます」と述べています。LEEN社はドイツで既に実績があり、現在そのシステム下で30を超えるネットワークが運営されています。そのネットワークに参加している約300社は、エネルギー効率改善の投資に対し、3年以内で平均30%のIRR(内部収益率)を達成しています。
エネルギーコストを削減するための最も有効的な方法は、エネルギー効率改善に投資をすることです。テュフ ラインランド ジャパンのトビアス・シュヴァインフルター代表取締役は、「どのような企業でも、年間2〜3%の効率を改善し、コストを抑える可能性を秘めています。日本の産業界は、高い効率性で知られていますが、まだまだ改善と相互協力の余地が残されています」と語っています。
在日ドイツ商工会議所は、過去数年にわたり、再生可能エネルギー、グリーンテクノロジー、エネルギー効率の分野で独日間の協力を促進し、深い知識と広範なネットワークを蓄積してきました。マークゥス・シュールマン在日ドイツ商工会議所副専務理事は、「日本はドイツの知識を導入する理想的なパートナーです」と述べています。
ネットワークにおける基本的な役割は、ホスト(運営)、モデレータ(定期会合の運営と司会)、エネルギー技術コンサルタント(初期省エネ診断、モニタリング)が担っています。在日ドイツ商工会議所は、企業ネットワークのホストとして活動し、またモデレータとして企業ネットワークの会合を企画、運営します。テュフ ラインランド ジャパンは、エネルギー技術コンサルタントとして、このパートナーシップに必要な技術ノウハウを提供し、技術専門家が施設の現地調査、モニタリングを行います。また、参加企業に技術的なアドバイスも行います。LEEN社は、基本コンセプトとなる「LEENマネージメントシステム」を提供し、在日ドイツ商工会議所のモデレータおよびテュフ ラインランド ジャパンの技術専門家にトレーニングとツールの提供を行います。このLEENマネージメントシステムは、DIN EN ISO 50001に適合しています。
■LEEN社について■
LEEN社は、IREES社、フラウンホーファー研究所、エネルギー・バーデン・ヴュルテンベルク販売会社が共同で設立しました。拠点は、ドイツ・カールスルーエ。私たちはLEENマネージメントシステムを開発・普及をし、エネルギー効率ネットワークのためのツールを世界中に供給しています。
ウェブサイト: www.leen.de
■在日ドイツ商工会議所について■
在日ドイツ商工会議所(GCCIJ)は、日本におけるドイツの対外貿易を促進する中心的機関です。日本市場において、ドイツ産業の代理業務や在日ドイツ企業のサポート業務を行うと同時に、幅広い情報・広報活動、ネットワーク構築や維持管理という役割を担っています。さらに、DEinternationalのブランドの下、世界中にネットワークを持つプロフェッショナルなサービスを提供しています。経験豊富な二カ国語を話すコンサルタントチームにより、市場参入、見本市マネージメントやイベント運営において多角的なサポートを行っています。また、多くの視察団や市場調査、イベントを通じて、GCCIJ は、再生可能エネルギー分野において、多くの経験やノウハウ、ネットワークを獲得しました。
ウェブサイト: www.japan.ahk.de/jp
■テュフ ラインランドについて■
テュフ ラインランドは、140年の歴史を持つ世界でもトップクラスの第三者検査機関です。65ヵ国に拠点があり、従業員数は17,200人、年間売上高は15億ユーロにのぼります。第三者検査のエキスパートとして、人々の暮らしのあらゆる面で、品質、安全、環境、テクノロジーを支えています。産業用装置や製品、サービスの検査だけではなく、プロジェクト管理や企業のプロセス構築もサポートしています。また幅広い業種、職種について、専門的なトレーニングも実施しています。こうしたサービスは、テュフ ラインランドの認定ラボや試験設備、教育センターのグローバルネットワークによって支えられています。テュフ ラインランドは、2006年より国連グローバル・コンパクトのメンバーとして活動しています。ウェブサイト: www.tuv.com/jp