ミガキイチゴのGRA、世界の食料・農業を支えるクミアイ化学工業とM&Aで合意
[23/10/01]
提供元:PRTIMES
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アグリテックを推進し、国内外の農業経営支援を加速
株式会社GRA(代表取締役CEO:岩佐 大輝、本社:宮城県亘理郡山元町、以下GRA)は、世界の食料・農業を支えるクミアイ化学工業株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役社長:高木 誠、東証プライム:4996、以下クミアイ化学工業)とのM&Aに合意し、クミアイ化学工業の子会社となったことをお知らせいたします。GRAの創業者である岩佐 大輝と役職員は株式の35%を保有し、岩佐 大輝は今後も代表取締役CEOとしてGRAの成長を牽引してまいります。
GRAはクミアイ化学工業が農業界で長年蓄積してきた信頼と技術基盤を活用し、国内外への農業経営支援を加速していきます。GRAは今後も「農業を強い産業とすることで世界中の地域社会に持続可能な繁栄をもたらすこと」をミッションに、アグリテックのリーディングカンパニーとして社会に貢献してまいります。
[画像1: https://prtimes.jp/i/9020/12/resize/d9020-12-ac99831923c1dec1c81b-2.jpg ]
GRAの経営実績
GRAは東日本大震災による被害の復興のため、2011年7月に宮城県亘理郡山元町を本拠地として創業したアグリテックのスタートアップです。震災前は129件あった山元町のイチゴ農家はその約95%が津波で流され、地域の特産品であったイチゴ栽培は壊滅的な被害を受けました。山元町出身の岩佐 大輝を中心に創業したGRAは、これまで12年の歳月をかけイチゴ栽培を復活させてまいりました。
GRAでは最新のIT技術でイチゴ農家の栽培技術及びノウハウを形式知化し、環境制御とエビデンスに職人の技を掛け合わせ、自社ブランドの「ミガキイチゴ」の生産を進めてきました。高い糖度で、一粒1,000円でも販売されることもある「ミガキイチゴ」は、大手百貨店にも流通する代表的ブランドへ成長しました。また、新規就農者支援「ミガキイチゴアカデミー」を卒業・独立した21社がイチゴ栽培を拡大し、地域の雇用機会創出に貢献しています。
2016年には「ミガキイチゴ」を活用したスイーツ・カフェ事業「いちびこ」を開始。通年販売できるジェラート、ケーキ等を商品開発し、北海道、東北、関東で12店舗を展開する他、コンビニエンスチェーンを通して流通を拡大しています。
このように、GRAは生産者の育成、開発、栽培、生食、加工品、観光農園、スイーツ及びリテールまでを手掛ける垂直統合モデルを実践し、農業の6次産業化を推進しています。シリーズAの資金調達をした2015年から7年間のCAGR(年平均売上高成長率)は30.5%、連結従業員数は219名まで増加。現在では日本を代表するアグリテックのリーディングカンパニーとして、さらなる成長を目指しています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/9020/12/resize/d9020-12-64f6b59765309448a729-0.jpg ]
M&Aによる経営強化
「ミガキイチゴ」「いちびこ」ブランドを軸に成長してきたGRAですが、イチゴ市場におけるシェアにはまだ課題があります。イチゴ市場は産出額ベースで1,834億円※1あり、海外における日本産イチゴへの旺盛な需要も期待できます。今後「ミガキイチゴ」の生産量、販売量を増加させるには、日本各地、世界でのイチゴ栽培を拡大させていく必要があります。この実現を加速させるため、農業界で長年蓄積してきた信頼と技術基盤を持つクミアイ化学工業とのM&Aを合意するに至りました。
GRAの創業者である岩佐 大輝と役職員は株式の35%を保有し、岩佐 大輝は今後も代表取締役CEOとしてGRAの成長を牽引してまいります。GRA、いいねの経営メンバーの体制に変更はありません。今後はクミアイ化学工業より役員を2名迎え、チーム一丸となってGRAの企業価値向上を目指してまいります。
※1 農林水産省「令和3年生産農業所得統計」
今後の展開
1)地域展開
GRAの本拠地である宮城県亘理郡山元町では、「ミガキイチゴ」の生産販売、雇用機会創出をさらに強化してまいります。これに加え、アグリテックを推進した農業経営の独自ノウハウを、宮城県亘理郡山元町から日本各地へと展開していきます。GRAから独立した営農家「ミガキファーマー」は既に埼玉、神奈川、愛知などでイチゴ栽培を展開し、そのイチゴはGRAが買取り、小売販売しています。今後さらに日本各地への展開を強化し、農業を軸にした地域活性を支援してまいります。
海外についてはこれまでインド、マレーシア、ヨルダン、カナダで実証実験をしてきました。今後は東南アジアを中心に実証実験を拡大し、大規模栽培へ繋がるよう支援してまいります。
2)イチゴ以外の農産物への展開
職人とテクノロジーの知見を融合し、太陽や水などその土地の風土を活用したGRAの農業経営は、イチゴ以外の農産物にも応用できると考えています。日本各地の農業従事者、アグリテックベンチャーとも連携を強化し、農業を軸にした地域活性に注力してまいります。
[画像3: https://prtimes.jp/i/9020/12/resize/d9020-12-3fefbe4c26f5c85b9330-3.jpg ]
[画像4: https://prtimes.jp/i/9020/12/resize/d9020-12-63b3f0541da173bf6730-5.jpg ]
岩佐 大輝 メッセージ
[画像5: https://prtimes.jp/i/9020/12/resize/d9020-12-953cb63cfc0ff2a8e505-0.jpg ]
私たちが大切にしているGRA WAYに「価値共創」というキーワードがあります。これは徹底的な非自前主義で、多くのパートナーと連携しながら、圧倒的なスピード感をもって「農業で世界中の地域社会を持続可能にする」というミッションを実現するためのものです。
地域社会の課題は日本だけの問題でなく、世界の農村社会には貧困が広がっています。もはや猶予は残されておらず、スピード×スケールで打ち手を実行し続ける必要があります。この私たちのミッション実現を大きく加速させるために、クミアイ化学工業とのM&Aを決断しました。
私はこれまで以上、GRAと宮城県亘理郡山元町の成長にフルコミットします。そして、クミアイ化学工業と共に新たな挑戦にも邁進していきます。GRAがより大きなフィールドで農業を軸に地域を明るく照らすことが、これまで支援してくれた方への恩返しであり、後から続く農業経営者への道標となります。これからも仲間とともに、未来へ向けてフルスピードで走っていきます。
クミアイ化学工業 高木 誠社長 メッセージ
GRAが掲げるミッションは、創造する科学を通じて「いのちと自然を守り育てる」をメインテーマとし安全・安心で豊かな社会の実現に貢献するというクミアイ化学工業の企業理念とも高い親和性があります。若く活力に溢れた企業が新たに加わることで、事業面で様々なシナジーを発揮するとともに、クミアイ化学グループが将来にわたって持続的に発展し、100年企業を目指すにあたって大きく貢献するものと期待しています。
私は、従業員一人ひとりが“夢”に向かって「努力」し、その「成果」によって達成感・充実感を得て「幸せ」になり、さらに大きな“夢”に向かっていくという“幸せの三角形”をグループ全体に浸透させ、更にこの活動を従業員個人から地球規模にまで拡大したいと考えています。GRAの役職員・ステークホルダーの方々と大きな“夢”を共有し、その実現に向けて共に頑張っていきましょう。
会社概要
株式会社GRA
会社名 :株式会社GRA
事業内容 :アグリテックによる農産物の生産および販売
農産物を原材料とする加工製品の製造販売
農業従事者及び新規就農者への支援事業
ミガキイチゴアカデミーの運営
産地ブランド開発、農業経営の国内外展開
代表取締役CEO:岩佐 大輝
本 社 :宮城県亘理郡山元町坂元字永作3番地
創 業 :2011年7月1日
設 立 :2012年1月17日
公式サイト :https://gra-inc.jp/index.html
「いちびこ」を運営するGRA100%子会社 株式会社いいね
会社名 :株式会社いいね
事業内容 :いちごを活用した商品開発、専門店の運営
代表取締役CEO:竹本 顕路
本 社 :東京都渋谷区宇田川町12-3-905
設 立 :2017年4月17日
公式サイト :https://ichibiko.jp/
株式会社GRA(代表取締役CEO:岩佐 大輝、本社:宮城県亘理郡山元町、以下GRA)は、世界の食料・農業を支えるクミアイ化学工業株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役社長:高木 誠、東証プライム:4996、以下クミアイ化学工業)とのM&Aに合意し、クミアイ化学工業の子会社となったことをお知らせいたします。GRAの創業者である岩佐 大輝と役職員は株式の35%を保有し、岩佐 大輝は今後も代表取締役CEOとしてGRAの成長を牽引してまいります。
GRAはクミアイ化学工業が農業界で長年蓄積してきた信頼と技術基盤を活用し、国内外への農業経営支援を加速していきます。GRAは今後も「農業を強い産業とすることで世界中の地域社会に持続可能な繁栄をもたらすこと」をミッションに、アグリテックのリーディングカンパニーとして社会に貢献してまいります。
[画像1: https://prtimes.jp/i/9020/12/resize/d9020-12-ac99831923c1dec1c81b-2.jpg ]
GRAの経営実績
GRAは東日本大震災による被害の復興のため、2011年7月に宮城県亘理郡山元町を本拠地として創業したアグリテックのスタートアップです。震災前は129件あった山元町のイチゴ農家はその約95%が津波で流され、地域の特産品であったイチゴ栽培は壊滅的な被害を受けました。山元町出身の岩佐 大輝を中心に創業したGRAは、これまで12年の歳月をかけイチゴ栽培を復活させてまいりました。
GRAでは最新のIT技術でイチゴ農家の栽培技術及びノウハウを形式知化し、環境制御とエビデンスに職人の技を掛け合わせ、自社ブランドの「ミガキイチゴ」の生産を進めてきました。高い糖度で、一粒1,000円でも販売されることもある「ミガキイチゴ」は、大手百貨店にも流通する代表的ブランドへ成長しました。また、新規就農者支援「ミガキイチゴアカデミー」を卒業・独立した21社がイチゴ栽培を拡大し、地域の雇用機会創出に貢献しています。
2016年には「ミガキイチゴ」を活用したスイーツ・カフェ事業「いちびこ」を開始。通年販売できるジェラート、ケーキ等を商品開発し、北海道、東北、関東で12店舗を展開する他、コンビニエンスチェーンを通して流通を拡大しています。
このように、GRAは生産者の育成、開発、栽培、生食、加工品、観光農園、スイーツ及びリテールまでを手掛ける垂直統合モデルを実践し、農業の6次産業化を推進しています。シリーズAの資金調達をした2015年から7年間のCAGR(年平均売上高成長率)は30.5%、連結従業員数は219名まで増加。現在では日本を代表するアグリテックのリーディングカンパニーとして、さらなる成長を目指しています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/9020/12/resize/d9020-12-64f6b59765309448a729-0.jpg ]
M&Aによる経営強化
「ミガキイチゴ」「いちびこ」ブランドを軸に成長してきたGRAですが、イチゴ市場におけるシェアにはまだ課題があります。イチゴ市場は産出額ベースで1,834億円※1あり、海外における日本産イチゴへの旺盛な需要も期待できます。今後「ミガキイチゴ」の生産量、販売量を増加させるには、日本各地、世界でのイチゴ栽培を拡大させていく必要があります。この実現を加速させるため、農業界で長年蓄積してきた信頼と技術基盤を持つクミアイ化学工業とのM&Aを合意するに至りました。
GRAの創業者である岩佐 大輝と役職員は株式の35%を保有し、岩佐 大輝は今後も代表取締役CEOとしてGRAの成長を牽引してまいります。GRA、いいねの経営メンバーの体制に変更はありません。今後はクミアイ化学工業より役員を2名迎え、チーム一丸となってGRAの企業価値向上を目指してまいります。
※1 農林水産省「令和3年生産農業所得統計」
今後の展開
1)地域展開
GRAの本拠地である宮城県亘理郡山元町では、「ミガキイチゴ」の生産販売、雇用機会創出をさらに強化してまいります。これに加え、アグリテックを推進した農業経営の独自ノウハウを、宮城県亘理郡山元町から日本各地へと展開していきます。GRAから独立した営農家「ミガキファーマー」は既に埼玉、神奈川、愛知などでイチゴ栽培を展開し、そのイチゴはGRAが買取り、小売販売しています。今後さらに日本各地への展開を強化し、農業を軸にした地域活性を支援してまいります。
海外についてはこれまでインド、マレーシア、ヨルダン、カナダで実証実験をしてきました。今後は東南アジアを中心に実証実験を拡大し、大規模栽培へ繋がるよう支援してまいります。
2)イチゴ以外の農産物への展開
職人とテクノロジーの知見を融合し、太陽や水などその土地の風土を活用したGRAの農業経営は、イチゴ以外の農産物にも応用できると考えています。日本各地の農業従事者、アグリテックベンチャーとも連携を強化し、農業を軸にした地域活性に注力してまいります。
[画像3: https://prtimes.jp/i/9020/12/resize/d9020-12-3fefbe4c26f5c85b9330-3.jpg ]
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岩佐 大輝 メッセージ
[画像5: https://prtimes.jp/i/9020/12/resize/d9020-12-953cb63cfc0ff2a8e505-0.jpg ]
私たちが大切にしているGRA WAYに「価値共創」というキーワードがあります。これは徹底的な非自前主義で、多くのパートナーと連携しながら、圧倒的なスピード感をもって「農業で世界中の地域社会を持続可能にする」というミッションを実現するためのものです。
地域社会の課題は日本だけの問題でなく、世界の農村社会には貧困が広がっています。もはや猶予は残されておらず、スピード×スケールで打ち手を実行し続ける必要があります。この私たちのミッション実現を大きく加速させるために、クミアイ化学工業とのM&Aを決断しました。
私はこれまで以上、GRAと宮城県亘理郡山元町の成長にフルコミットします。そして、クミアイ化学工業と共に新たな挑戦にも邁進していきます。GRAがより大きなフィールドで農業を軸に地域を明るく照らすことが、これまで支援してくれた方への恩返しであり、後から続く農業経営者への道標となります。これからも仲間とともに、未来へ向けてフルスピードで走っていきます。
クミアイ化学工業 高木 誠社長 メッセージ
GRAが掲げるミッションは、創造する科学を通じて「いのちと自然を守り育てる」をメインテーマとし安全・安心で豊かな社会の実現に貢献するというクミアイ化学工業の企業理念とも高い親和性があります。若く活力に溢れた企業が新たに加わることで、事業面で様々なシナジーを発揮するとともに、クミアイ化学グループが将来にわたって持続的に発展し、100年企業を目指すにあたって大きく貢献するものと期待しています。
私は、従業員一人ひとりが“夢”に向かって「努力」し、その「成果」によって達成感・充実感を得て「幸せ」になり、さらに大きな“夢”に向かっていくという“幸せの三角形”をグループ全体に浸透させ、更にこの活動を従業員個人から地球規模にまで拡大したいと考えています。GRAの役職員・ステークホルダーの方々と大きな“夢”を共有し、その実現に向けて共に頑張っていきましょう。
会社概要
株式会社GRA
会社名 :株式会社GRA
事業内容 :アグリテックによる農産物の生産および販売
農産物を原材料とする加工製品の製造販売
農業従事者及び新規就農者への支援事業
ミガキイチゴアカデミーの運営
産地ブランド開発、農業経営の国内外展開
代表取締役CEO:岩佐 大輝
本 社 :宮城県亘理郡山元町坂元字永作3番地
創 業 :2011年7月1日
設 立 :2012年1月17日
公式サイト :https://gra-inc.jp/index.html
「いちびこ」を運営するGRA100%子会社 株式会社いいね
会社名 :株式会社いいね
事業内容 :いちごを活用した商品開発、専門店の運営
代表取締役CEO:竹本 顕路
本 社 :東京都渋谷区宇田川町12-3-905
設 立 :2017年4月17日
公式サイト :https://ichibiko.jp/