三田国際学園が目指す“発想の自由人”とは?21世紀型スキルを身に付けるための相互通行型授業の取組みと学校が描くべき“教育デザイン”〜アイエスエイ「グローバル時代の次世代教育セミナー」特別講演〜
[16/06/07]
提供元:PRTIMES
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三田国際学園中学校・高等学校 大橋清貴学園長講演レポート
生徒や学生の留学や語学留学、グローバル人材育成を行う株式会社アイ エス エイ(東京都港区、代表取締役 倉橋勝)は、2016年5月14日(土)フクラシア品川クリスタルスクエアにて、「グローバル時代の次世代教育セミナー」を実施。当日は全国各地から教員・学校経営関係者の方にご出席いただき、満席の78名にて開催されました。
[画像: http://prtimes.jp/i/16315/12/resize/d16315-12-274892-1.jpg ]
第1部の三田国際学園中学校・高等学校 学園長大橋清貫氏による特別講演では、少子化により定員割れする学校が出る中、大学合格実績で劇的な成果を収めることで人気校になる従来型の傾向モデルを以てしても生徒が集まりにくい現状について、マーケティング的要素を例に取り解説。大橋氏は、学校説明会時に大学合格実績の話は全くしないといい「これから子供たちは、今は存在しない仕事に将来就くということを前提にして、そのためのスキルや能力を磨いていかないといけない。そうすると18歳の瞬間最大学力に然として焦点を当てた学校教育以外もあって良いと考える。」と述べました。
三田国際学園が考える21世紀型スキル(英語力、コミュニケーション力、サイエンスリテラシー、ICTリテラシー、これらを使った“考える”力)と、このスキルを身に付けるための相互通行型授業についても映像を交えながら説明。「そもそも私たちが日常に直面する多くの問題は唯一の正解がない。解なき問いに対して適正解を求められる時代に、問題解決を学ぶためには、アクティブ・ラーニングも有効な手段の一つだ」と言いました。
アクティブ・ラーニングやPBL(Project Based Learning)型授業など取り組んだ一番の成果は、生徒の内発的モチベーションが大変刺激されたことだといい、今後教師は、知識を取得し教授することだけでなく、生徒の内発的なモチベーションを刺激して思考が高まっていくようにファシリテーションすることが仕事になるだろうと話しました。
最後に、学校改革はトップがすべての責任を取ると決断し教員を動かすこと、そして必ず実行すると約束し、戦略立案とそれに従って実行プログラムを組み立てることが肝要だと述べました。「私は、“教育デザイン”という言葉が好きでして、『この学校を出たら生徒がどういう姿になって高等教育に進んでいくか』を描くことです。それを夢見て、教員人生を過ごされている方が多いと思う。その“教育デザイン”を教員が共有すること。そのために必須の研修を行う。研修がないと学校が変わらない。ロールプレイングの授業を深め、高いレベルに引き上げる。その実践の先に生徒が見違えるような体験をしたら、先生にはたまらない瞬間になると思います。」と結びました。受講者からは、「学校改革における大切なポイントが分かった」「アクティブ・ラーニングの導入には、学校全体で取り組むことが必要なのだと気がついた」と声をいただき、セミナーアンケートでは「大変満足・満足」の回答率が100%となりました。
第2部ではアイエスエイのプログラム紹介と成果レポートのご紹介を実施。具体的な事例をご紹介することで、「生徒をアクティブ・ラーナーにするためのポイントやプログラムを知ることができた。」「次世代教育プログラムの詳細が分かり、今後の検討材料となった。」「豊富な教員研修のプログラムに興味を持った。」などのお声をいただきました。
講演者プロフィール
◇大橋清貴氏(三田国際学園中学校・高等学校 学園長)
2005年4月 学校法人順心女子学園理事長に就任
2005年9月 同校学園長に就任。
2007年4月 学校法人順心広尾学園(広尾学園中学校高等学校)に改称して理事長、学園長に就任。
『自律と共生』を教育理念に掲げ、学校改革に着手。
高い「通学満足」を得る学校づくりを進め、2009年度入試では出願者数5554人を数えるなど同校を都内有数の人気校に育て上げる。
2013年5月 一般財団法人新時代教育研究所を設立。
学校法人戸板学園教育監修理事に就任。
2014年 戸板中学・女子高校の校名改称・共学化を決定。
三田国際学園学園長に就任。
著書に「『本当の学校価値』とは何だろう?」(プレジデント社)「新時代に生きるための本物の教育」(プレジデント社)など。
【参考】
◆エンパワーメントプログラムとは
英語での参加型ワークショップ、目指す“アクティブ・ラーニング”の典型
「Empowerment Program(R)(エンパワーメントプログラム)」は、海外の一流大学(院)で学ぶ学生と1対5〜6人の少人数でのグループディスカッション(英語)を通して、自分の無限の可能性を信じ、大きな夢をもってグローバル社会で人生を切り開く力をつけるための、リベラルアーツ教育に範をとったプログラムです。
主として高校生のグローバル教育を促進する大変ユニークなプログラムで、カリフォルニア大学デービス校の藤田斉之先生にカリキュラム作成を依頼し、アイエスエイが独自に開発いたしました。現在、国内外で展開しています。
アメリカ等のトップクラスの大学生と日本の高校生が、少人数でのディスカッション、プロジェクトワークを、ファシリテーターの指導のもと協働してすべて英語で行います。本プログラムを通して日本の若者たちは、グローバル社会で活躍する上で不可欠な、クリティカルシンキング力、ロジカルシンキング力、コミュニケーション力、広い視野、 リーダーシップ等を身に付け、人生を前向きにとらえ、大きな夢に向かって努力する姿勢を身に付けていきます。
【株式会社 アイ エス エイ 会社概要】
社 名: 株式会社 アイ エス エイ
設 立: 1970年9月26日
資本金: 4億3,420万円
売上高: 73億円(2014年12月期)
従業員数: 全支店合計 105名(2014年12月末現在)
代表者: 代表取締役 倉橋 勝
事業所: 札幌、仙台、高崎、新潟、東京、名古屋、金沢、大阪、広島、福岡
事業内容: 海外及び国内教育研修・留学、e-ラーニング、学校経営コンサルティング
本社所在地: 〒108-0075 東京都港区港南1-6-41 品川クリスタルスクエア10F
TEL: 050-5515-1811(IP) / 03-5463-7541(NTT)
FAX: 050-5515-1805(IP) / 03-5463-7540(NTT)
HPアドレス: http://www.isa.co.jp
生徒や学生の留学や語学留学、グローバル人材育成を行う株式会社アイ エス エイ(東京都港区、代表取締役 倉橋勝)は、2016年5月14日(土)フクラシア品川クリスタルスクエアにて、「グローバル時代の次世代教育セミナー」を実施。当日は全国各地から教員・学校経営関係者の方にご出席いただき、満席の78名にて開催されました。
[画像: http://prtimes.jp/i/16315/12/resize/d16315-12-274892-1.jpg ]
第1部の三田国際学園中学校・高等学校 学園長大橋清貫氏による特別講演では、少子化により定員割れする学校が出る中、大学合格実績で劇的な成果を収めることで人気校になる従来型の傾向モデルを以てしても生徒が集まりにくい現状について、マーケティング的要素を例に取り解説。大橋氏は、学校説明会時に大学合格実績の話は全くしないといい「これから子供たちは、今は存在しない仕事に将来就くということを前提にして、そのためのスキルや能力を磨いていかないといけない。そうすると18歳の瞬間最大学力に然として焦点を当てた学校教育以外もあって良いと考える。」と述べました。
三田国際学園が考える21世紀型スキル(英語力、コミュニケーション力、サイエンスリテラシー、ICTリテラシー、これらを使った“考える”力)と、このスキルを身に付けるための相互通行型授業についても映像を交えながら説明。「そもそも私たちが日常に直面する多くの問題は唯一の正解がない。解なき問いに対して適正解を求められる時代に、問題解決を学ぶためには、アクティブ・ラーニングも有効な手段の一つだ」と言いました。
アクティブ・ラーニングやPBL(Project Based Learning)型授業など取り組んだ一番の成果は、生徒の内発的モチベーションが大変刺激されたことだといい、今後教師は、知識を取得し教授することだけでなく、生徒の内発的なモチベーションを刺激して思考が高まっていくようにファシリテーションすることが仕事になるだろうと話しました。
最後に、学校改革はトップがすべての責任を取ると決断し教員を動かすこと、そして必ず実行すると約束し、戦略立案とそれに従って実行プログラムを組み立てることが肝要だと述べました。「私は、“教育デザイン”という言葉が好きでして、『この学校を出たら生徒がどういう姿になって高等教育に進んでいくか』を描くことです。それを夢見て、教員人生を過ごされている方が多いと思う。その“教育デザイン”を教員が共有すること。そのために必須の研修を行う。研修がないと学校が変わらない。ロールプレイングの授業を深め、高いレベルに引き上げる。その実践の先に生徒が見違えるような体験をしたら、先生にはたまらない瞬間になると思います。」と結びました。受講者からは、「学校改革における大切なポイントが分かった」「アクティブ・ラーニングの導入には、学校全体で取り組むことが必要なのだと気がついた」と声をいただき、セミナーアンケートでは「大変満足・満足」の回答率が100%となりました。
第2部ではアイエスエイのプログラム紹介と成果レポートのご紹介を実施。具体的な事例をご紹介することで、「生徒をアクティブ・ラーナーにするためのポイントやプログラムを知ることができた。」「次世代教育プログラムの詳細が分かり、今後の検討材料となった。」「豊富な教員研修のプログラムに興味を持った。」などのお声をいただきました。
講演者プロフィール
◇大橋清貴氏(三田国際学園中学校・高等学校 学園長)
2005年4月 学校法人順心女子学園理事長に就任
2005年9月 同校学園長に就任。
2007年4月 学校法人順心広尾学園(広尾学園中学校高等学校)に改称して理事長、学園長に就任。
『自律と共生』を教育理念に掲げ、学校改革に着手。
高い「通学満足」を得る学校づくりを進め、2009年度入試では出願者数5554人を数えるなど同校を都内有数の人気校に育て上げる。
2013年5月 一般財団法人新時代教育研究所を設立。
学校法人戸板学園教育監修理事に就任。
2014年 戸板中学・女子高校の校名改称・共学化を決定。
三田国際学園学園長に就任。
著書に「『本当の学校価値』とは何だろう?」(プレジデント社)「新時代に生きるための本物の教育」(プレジデント社)など。
【参考】
◆エンパワーメントプログラムとは
英語での参加型ワークショップ、目指す“アクティブ・ラーニング”の典型
「Empowerment Program(R)(エンパワーメントプログラム)」は、海外の一流大学(院)で学ぶ学生と1対5〜6人の少人数でのグループディスカッション(英語)を通して、自分の無限の可能性を信じ、大きな夢をもってグローバル社会で人生を切り開く力をつけるための、リベラルアーツ教育に範をとったプログラムです。
主として高校生のグローバル教育を促進する大変ユニークなプログラムで、カリフォルニア大学デービス校の藤田斉之先生にカリキュラム作成を依頼し、アイエスエイが独自に開発いたしました。現在、国内外で展開しています。
アメリカ等のトップクラスの大学生と日本の高校生が、少人数でのディスカッション、プロジェクトワークを、ファシリテーターの指導のもと協働してすべて英語で行います。本プログラムを通して日本の若者たちは、グローバル社会で活躍する上で不可欠な、クリティカルシンキング力、ロジカルシンキング力、コミュニケーション力、広い視野、 リーダーシップ等を身に付け、人生を前向きにとらえ、大きな夢に向かって努力する姿勢を身に付けていきます。
【株式会社 アイ エス エイ 会社概要】
社 名: 株式会社 アイ エス エイ
設 立: 1970年9月26日
資本金: 4億3,420万円
売上高: 73億円(2014年12月期)
従業員数: 全支店合計 105名(2014年12月末現在)
代表者: 代表取締役 倉橋 勝
事業所: 札幌、仙台、高崎、新潟、東京、名古屋、金沢、大阪、広島、福岡
事業内容: 海外及び国内教育研修・留学、e-ラーニング、学校経営コンサルティング
本社所在地: 〒108-0075 東京都港区港南1-6-41 品川クリスタルスクエア10F
TEL: 050-5515-1811(IP) / 03-5463-7541(NTT)
FAX: 050-5515-1805(IP) / 03-5463-7540(NTT)
HPアドレス: http://www.isa.co.jp