保育士740名に緊急アンケート!保育士の95%が、給与2%増では「足りない」と回答
[16/04/28]
提供元:PRTIMES
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リアルな希望額は、あと“5万円“。使い道は「子供の養育費」 〜保育士の求人・転職サイト「保育士バンク!」調べ〜
保育士の求人・転職サイト「保育士バンク!」を運営する株式会社ネクストビート(所在地:東京都品川区、代表取締役:三原誠司)は、4月26日に安倍晋三首相が「1億総活躍社会」に基づき発表した、「2017年度より、保育士の給与を実質2%引き上げる」という表明を受け、運営する「保育士バンク!」に登録をしている保育士に対し、このニュースに関する意識調査を行いました。保育士の人材不足を解消するため、他産業との賃金差がなくなるよう処遇改善を行う必要があるとし、今回の決定により、月額で約6000円〜1万円が引き上がることになります。そこで、当社のサービスに登録する保育士を対象に、意識調査を行ったところ、740名の回答が得られましたので、その内容を発表いたします。
◆保育士の95.1%が、給与2%の増加では「足りない」と回答
[画像1: http://prtimes.jp/i/16431/12/resize/d16431-12-556693-0.jpg ]
保育士に、「今回の政府の方針発表についてどう感じるか。」と聞いたところ、95.1%が「足りない」と回答し、今回の改善案に対し、ほとんどの保育士たちは満足していないことがわかりました。
続いて3.8%が「どちらともいえない」と回答し、なんと「満足」と回答した人は1.1%という結果になりました。「少しでも上がれば嬉しい」という気持ちはあるものの、「現場の仕事の内容に対して、今回の増加分が加わってもなお、対価として見合っていない」「約1万円増えたところで、働く人は増えない」というシビアな意見が上がりました。子供たちの成長をサポートするという、精神的にも肉体的にもハードな仕事をしている保育士さんたちにとっては、もっと抜本的な待遇改善を打ち出す必要がありそうです。
◆ 保育士が満足する月額の希望額はあと「5万円」
[画像2: http://prtimes.jp/i/16431/12/resize/d16431-12-565078-1.jpg ]
続いて、今の改善額では「足りない」と答えた方に対し、「あといくらお給料が増えれば満足と感じるか?」という質問をしたところ、最も多かった回答は「月額5万円」(33.5%)ということがわかりました。
続いて多かったものが「3万円」(16.2%)、その次に「10万円」(12.9%)となり、この結果からも、保育士の給料は他産業平均から5〜10万円低いとされる中で、同じくらいの労働対価を望んでいることがわかります。
◆ 増加した給与の使い道1位は「子どもの養育費」
[画像3: http://prtimes.jp/i/16431/12/resize/d16431-12-537871-2.jpg ]
最後に「お給料が上がったら、何に使いたいですか?」と質問したところ、自由回答の中で最も多かった使い道は「養育費」。次に多かったものが「生活費」「貯金」となり、保育士さんたちが日々の生活で節約を迫られていることが伺えます。また、「資格などスキルアップのための勉強代」に使いたいという声も上がり、日々の娯楽や自己投資にまでは、現状のお給料では賄えないこともわかりました。
そんな保育士さんたちに、日々の生活でどう節約をしているか尋ねたところ、「食費」を削るという声が多く上がり、生活費をやりくりしていることがわかります。「食費を安く抑える。服などは極力買わない」(20代女性)。「外食を抑えてなるべく家で食べる。バスより自転車で動く。電気をまめに消す。」(20代女性)。「お風呂にお湯を張らない。食費、服は必要なものだけ買う。」(30代女性)。今回アンケートに回答してくれた保育士の半数が20代〜30代前半の若い女性という中、洋服や交際費を我慢しながら働いているという現状が垣間見え、「同い年で給与の高い職業についている友達が羨ましく思える」(20代女性)という意見がとても胸に刺さる結果となりました。
◆保育士をより良い環境へ
株式会社ネクストビートは、保育士専用転職サービス「保育士バンク!」の運用を通じ、現役保育士・潜在保育士ともに、より良い保育園への就職をご紹介できるよう、日々努力をしてまいります。
▼特設ページ「保育士給与2%増に関する、保育士の意識調査」
http://www.hoikushibank.com/column/2016/04/question.html
▼「保育士バンク!」保育士・幼稚園教諭の求人、転職、採用サイト。 厚生労働大臣認可のサービスです。
http://www.hoikushibank.com/
保育士の求人・転職サイト「保育士バンク!」を運営する株式会社ネクストビート(所在地:東京都品川区、代表取締役:三原誠司)は、4月26日に安倍晋三首相が「1億総活躍社会」に基づき発表した、「2017年度より、保育士の給与を実質2%引き上げる」という表明を受け、運営する「保育士バンク!」に登録をしている保育士に対し、このニュースに関する意識調査を行いました。保育士の人材不足を解消するため、他産業との賃金差がなくなるよう処遇改善を行う必要があるとし、今回の決定により、月額で約6000円〜1万円が引き上がることになります。そこで、当社のサービスに登録する保育士を対象に、意識調査を行ったところ、740名の回答が得られましたので、その内容を発表いたします。
◆保育士の95.1%が、給与2%の増加では「足りない」と回答
[画像1: http://prtimes.jp/i/16431/12/resize/d16431-12-556693-0.jpg ]
保育士に、「今回の政府の方針発表についてどう感じるか。」と聞いたところ、95.1%が「足りない」と回答し、今回の改善案に対し、ほとんどの保育士たちは満足していないことがわかりました。
続いて3.8%が「どちらともいえない」と回答し、なんと「満足」と回答した人は1.1%という結果になりました。「少しでも上がれば嬉しい」という気持ちはあるものの、「現場の仕事の内容に対して、今回の増加分が加わってもなお、対価として見合っていない」「約1万円増えたところで、働く人は増えない」というシビアな意見が上がりました。子供たちの成長をサポートするという、精神的にも肉体的にもハードな仕事をしている保育士さんたちにとっては、もっと抜本的な待遇改善を打ち出す必要がありそうです。
◆ 保育士が満足する月額の希望額はあと「5万円」
[画像2: http://prtimes.jp/i/16431/12/resize/d16431-12-565078-1.jpg ]
続いて、今の改善額では「足りない」と答えた方に対し、「あといくらお給料が増えれば満足と感じるか?」という質問をしたところ、最も多かった回答は「月額5万円」(33.5%)ということがわかりました。
続いて多かったものが「3万円」(16.2%)、その次に「10万円」(12.9%)となり、この結果からも、保育士の給料は他産業平均から5〜10万円低いとされる中で、同じくらいの労働対価を望んでいることがわかります。
◆ 増加した給与の使い道1位は「子どもの養育費」
[画像3: http://prtimes.jp/i/16431/12/resize/d16431-12-537871-2.jpg ]
最後に「お給料が上がったら、何に使いたいですか?」と質問したところ、自由回答の中で最も多かった使い道は「養育費」。次に多かったものが「生活費」「貯金」となり、保育士さんたちが日々の生活で節約を迫られていることが伺えます。また、「資格などスキルアップのための勉強代」に使いたいという声も上がり、日々の娯楽や自己投資にまでは、現状のお給料では賄えないこともわかりました。
そんな保育士さんたちに、日々の生活でどう節約をしているか尋ねたところ、「食費」を削るという声が多く上がり、生活費をやりくりしていることがわかります。「食費を安く抑える。服などは極力買わない」(20代女性)。「外食を抑えてなるべく家で食べる。バスより自転車で動く。電気をまめに消す。」(20代女性)。「お風呂にお湯を張らない。食費、服は必要なものだけ買う。」(30代女性)。今回アンケートに回答してくれた保育士の半数が20代〜30代前半の若い女性という中、洋服や交際費を我慢しながら働いているという現状が垣間見え、「同い年で給与の高い職業についている友達が羨ましく思える」(20代女性)という意見がとても胸に刺さる結果となりました。
◆保育士をより良い環境へ
株式会社ネクストビートは、保育士専用転職サービス「保育士バンク!」の運用を通じ、現役保育士・潜在保育士ともに、より良い保育園への就職をご紹介できるよう、日々努力をしてまいります。
▼特設ページ「保育士給与2%増に関する、保育士の意識調査」
http://www.hoikushibank.com/column/2016/04/question.html
▼「保育士バンク!」保育士・幼稚園教諭の求人、転職、採用サイト。 厚生労働大臣認可のサービスです。
http://www.hoikushibank.com/