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Veeam、Cisco HyperFlex向けアベイラビリティ・ソリューションを発表

24時間365日止まらないビジネス環境(Availability for the Always-On Enterprise(TM))を実現するソフトウェアを提供するVeeam(R) Software,(本社:スイス)は、Cisco HyperFlexハイパー・コンバージド・インフラストラクチャ(HCI)プラットフォームとのスナップショット統合に着手することでCiscoとの連携をさらに拡大しました。Cisco HyperFlex HX Data Platformを使用したVeeam Availability SuiteとCisco UCSのSDN(Software Defined Networking)とコンピューティングパワーの統合は、今日のハイブリッド・クラウド時代 において求められる簡潔さを実現し、効率を上げることを目的としており、Veeamは企業がバックアップ/リカバリの時間を短縮し、全体的な操作性能を改善できるようにします。

ニュースリリース
*スイス・バール時間2017年3月2日に発表した報道発表資料の日本語抄訳版です。

報道関係者各位
2017年3月3日
Veeam Software

Veeam、Cisco HyperFlex向けアベイラビリティ・ソリューションを発表
〜 Cisco HyperFlexとの直接的なスナップショット統合により、VeeamとCiscoは、今日のマルチクラウド環境における企業がデジタル・トランスフォーメーション推進に必要なアベイラビリティを実現 〜

 24時間365日止まらないビジネス環境(Availability for the Always-On Enterprise™)を実現するソフトウェアを提供するVeeam(R) Software(https://www.veeam.com/jp/),(本社:スイス)は、Cisco HyperFlexハイパー・コンバージド・インフラストラクチャ(HCI)プラットフォームとのスナップショット統合に着手することでCiscoとの連携をさらに拡大しました。Cisco HyperFlex HX Data Platformを使用したVeeam Availability Suite(https://www.veeam.com/jp/data-center-availability-suite.html)とCisco UCSのSDN(Software Defined Networking)とコンピューティングパワーの統合は、今日のハイブリッド・クラウド時代 において求められる簡潔さを実現し、効率を上げることを目的としており、Veeamは企業がバックアップ/リカバリの時間を短縮し、全体的な操作性能を改善できるようにします。

ハイブリッド・クラウドによるデジタル・トランスフォーメーションを可能にする
 デジタル・トランスフォーメーションが、規模や業種を問わず、世界中の企業にとって必須であることは徐々に理解されてきています。新しいデジタル製品およびビジネスモデルから価値を生み出し、競争優位性を得ることができない企業は、不適格な長期ビジョンなどを含め重大な結果を招く危険性があります。この変革の中心にあるのはハイブリッド・クラウドです。

 IDCの予測では、2019年のパブリックITクラウドサービスの収益は、1,410億ドルを超え、19.4パーセントの複合年間成長率(CAGR)を記録しており、IT市場全体の成長率のほぼ6倍になります。2019年に、パブリックITクラウドサービスは、アプリケーション、開発および導入ツール、インフラストラクチャ・ソフトウェア、ストレージ、およびサーバーの必要性によって生み出された総収益7,160億ドルの5分の1を占めることになります。2018年までに、エンタープライズITインフラストラクチャおよびソフトウェア投資の半分以上がクラウドベース(プライベートおよびパブリック)になり、2020年までには、IT支出の60〜70パーセントに達する見込みです。

 企業は今、データセンターを再評価し、デジタル・トランスフォーメーションの課題に対応するためのハイブリッド・クラウド戦略を採用しています。しかし、ハイブリッド・クラウド環境全体でAvailabilityを維持することは容易に達成できることではありません。だからこそ、VeeamがCisco HyperFlexプラットフォームでより確実に動作することを実現する本日のニュースは、企業にとってCisco HyperFlexの効率性と順応性によるメリットとCisco UCSのコンピューティングパワーが拡大するだけでなく、Veeamとの統合によりマルチクラウド環境で24時間365日止まらないビジネス環境を実現するようになります。

VeeamとCisco HyperFlexにより高度なアベイラビリティを実現
 Veeamの社長兼最高執行責任者(COO)であるピーター・マッケイ(Peter McKay)は次のように述べています。「データとアプリケーションのリカバリ時間を短縮することがビジネスの最優先事項であるため、本日の発表は市場にとって極めて重要と言えます。実績のあるVeeamのアベイラビリティ・ソリューションとCiscoの次世代のHyperFlexプラットフォームを組み合わせることで、お客様に比類のないデータとアプリケーションのアベイラビリティを提供します。これによって、企業はITへ投資することでお客様に対する革新的な製品とサービスの提供し、止まらないビジネス環境も実現します。」

 本日の発表は順調なVeeamとCiscoの連携が基盤となっており、この連携は、2013年にCisco UCSサーバーテクノロジーとVeeam Availability Suiteに基づいた共同ソリューションから始まりました。企業がデジタル・トランスフォーメーションの恩恵を受け、より多くの情報に基づいたより良いビジネス決定のためにデータを利用できるように、より多くの重要データとシステムを常時稼動し続ける今こそ、そのデータの管理が益々重要になっています。

 Ciscoの製品管理、ストレージ担当副社長であるKaustubh Das氏は次のように述べています。「デジタル・トランスフォーメーションは、Cisco HyperFlexの急激な成長に結びついています。Veeamは今やCisco HyperFlexと深く統合されたデータ保護ソリューションであり、この統合によってリスクの最小化やダウンタイムを削減し、今日の24時間365日の稼働に必要なビジネスの変革に簡単に対応できるようにすることで、次世代ハイパーコンバージド・インフラストラクチャ最大の可能性をお客様が認識できるようになりました。」

VeeamとCisco HyperFlexとの直接統合の主なメリットは、次の通りです。


RPO(目標復旧時点)の改善 – ストレージ・スナップショットからのバックアップを使用することで、いつでも、何回でもバックアップを実行できるため、データ消失の危険性が低減されます。
本番環境への影響を最小化 – VMware VMスナップショットを使用しないことで、スナップショットの作成および削除操作の強い影響が削減されます。これによって、コピー処理中の本番VMのパフォーマンスへの影響が劇的に低減されます。
バックアップの高速化 – Veeam Availability Suite 9.5を使用すると、非同期読み取りでファイルシステムから直接データをバックアップする独自の機能により、最高コピー速度を標準のVMware vSphere APIの事実上2倍にします。
エージェント・レスでのアプリケーション認識バックアップ – Microsoft Active Directory、Exchange、SharePoint、SQL Serverなど、複数のアプリケーションに及びます。
ストレージのレプリケーション – VeeamのVMレプリケーション機能を使用することで、Cisco HyperFlexのワークロードを別のCisco HyperFlexシステムまたはVeeam Cloud & Service Providersなどを含む他のVMware vSphere環境にレプリケートできるようになります。


VeeamのCisco HyperFlexとの機能統合は、2017年第2四半期に提供可能になります。

引用:
 451 Research社のシニアアナリストのDan Thompson氏は次のように述べています。「Cisco HyperFlexを利用している企業は、Veeamがインフラストラクチャのスナップショット連携を可能にしたという本日の発表で幸運を手に入れました。この新しく、より密接な統合により、バックアップはより少ないスタックで実行されるため、リソースが解放され、限られた貴重な実行時間をさらに節約できます。この改善により、RPO(目標復旧時点)を短縮を能にし、それによってバックアップおよび災害復旧計画に選択肢が加わります。」

 Veeamの提携担当副社長のAndy Vandeveldは次のように述べています。「Veeamは長年にわたりCiscoと友好な関係にあり、Cisco HyperFlexのネイティブ・スナップショットとの統合により、この関係がさらに深まることをうれしく思います。これは、より優れたパフォーマンスを提供し、データ・アベイラビリティを保証するために、優れたストレージおよびサーバーベンダーとVeeamが親密に連携しているもう1つの例です。お客様が、益々大きくなるアベイラビリティに対する要求に対応する柔軟なソリューションを提供する大手のストレージおよびサーバーベンダーとの連携を望んでいることは明らかでしたが、今回、それを実現しました。Cisco HyperFlexは、ストレージおよびコンピュータ容量を拡大することを期待しているお客様に明確な違いを示します。そのお客様は、同時に、市場をリードするアベイラビリティを提供する新しい統合からもメリットが得られます。

 スイスに拠点を置く大手服飾小売企業であるAkris社のCIOのThomas Kaeser氏は次のように述べています。「Akrisは世界中に店舗を持つ国際的なファッションブランドです。当社の運用をサポートする柔軟性や拡張性、安全性に優れた基盤を必要としていたとき、当社のパートナーであるCeruno AG社のCisco HyperFlexとVeeam Availability Suiteの組み合わせを選択しました。今回、Cisco HyperFlexとのスナップショット統合により、バックアップ/リカバリがさらに高速になり、24時間365日の運用が可能になりそうです。」

 中国のハイテク製薬会社Betta Pharmaceuticals社のITマネージャーであるChao WANG氏は次のように述べています。「Betta Pharmaceuticals社は、著しい成長を遂げており、様々なアプリケーションが急速に増加しています。従来のバックアップ・ソリューションは拡張性が低く、増加するビジネス・ニーズに対応できません。VeeamとCisco HyperFlexソリューションとの統合は、柔軟性や拡張性に優れ、簡単に導入できます。Veeamスナップショット統合は、バックアップを大幅に高速化するため、バックアップを作成する際も、本番環境のワークロード(VMs)にはほとんど影響しません。ノードを追加するだけで、パフォーマンスと容量を増やし、TCO(総所有コスト)を削減して成長するビジネスの要求を満たし、業界の開発動向をはっきり示すことができます。」

 オーストラリアのパースを拠点としたビジネスパートナー、Uplinx Advanced Services社のCosta Diamandis氏は次のように述べています。「当社の目標はお客様がテクノロジーを最大限に活用できるようにすることで、お客様はデジタル・トランスフォーメーションを進める際の指導を求めています。UCSサーバーに基づいたCisco HyperFlexとVeeamを組み合わせることで、クラス最高のハイパーコンバージドおよびアベイラビリティ・ソリューションを提供し、お客様との約束を果たす助けになっています。」

Veeam Softwareについて
 世界中の企業が、Always-On Enterprise™ すなわち24時間365日止まらないビジネス環境を実現しようとした場合に、多くの課題に直面します。Veeam(R)(https://www.veeam.com/jp/)ではこの課題を解決するために、Availability for the Always-On Enterprise™という新たな市場を開拓し、「迅速な復元」、「データ損失の予防」、「検証済みの高い復元率」、「データの活用」、「詳細な可視性」という機能を備えたまったく新しいタイプのソリューション、Veeam Availability Suite™(https://www.veeam.com/jp/data-center-availability-suite.html)により、すべてのアプリケーションおよびデータについて15分未満のRTPO™(目標復旧時間および目標復旧時点)の達成を可能にしました。Veeam Backup & Replication™(https://www.veeam.com/jp/vm-backup-recovery-replication-software.html)が含まれるこのソリューションは、仮想化、ストレージ、およびクラウドといった技術を活用して最先端のデータセンター構築を可能にすると共に、時間の節約、リスクの軽減、および投資コストや運用コストの大幅な削減を両立し実現することで、Veeamのお客様の現在と将来にわたるビジネス目標達成を常にサポートします。
 Veeamは2006年に設立され、現在は世界中に45,000社のProPartnerと230,000社を超える顧客数を擁しています。スイスのバールにグローバル本社を置き、世界各地に支社を開設しています。
詳細については、http://www.veeam.com/jp をご参照してください。

CiscoおよびCiscoのロゴは、Ciscoまたはその関連会社の米国およびその他の一定の国における登録商標または商標です。Ciscoの登録商標リストについてはこちらをご覧ください。
www.cisco.com/go/trademarks
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