アリオン、世界初の240W(EPR)ケーブル認証試験機関に認定
[21/12/23]
提供元:PRTIMES
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240W(EPR)ケーブル認証サービスを提供開始
第三者認証試験、品質検証、およびコンサルティングの総合的な第三者検証ソリューションを提供するアリオン株式会社(東京都 品川区、代表取締役社長:中山英明 以下「アリオン」)のグループ本社であるAllion Labs Inc.(本社台湾・台北市、CEO:Summer Chien)が、USB規格団体であるUSB Implementers Forum(以下USB-IF)より、2021年12月14日、世界初の240W(EPR)ケーブル認証試験機関としての認定を受けました。本認定により、240W(EPR)ケーブル関連認証プログラムおよびコンサルティングの提供を開始いたします。
2021年5月、USB-IFはUSB Power Delivery(USB PD)Revision 3.1仕様を公開し、電力供給に関するExtended Power Range(以下EPR)という新規格を追加しました。EPR規格では、USB PD3.0で最大20V/5A(100W)だった電圧部分をUSB PD3.1で最大48V/5A(240W)に拡張しました。
以下は240Wの給電をサポートする認定USB Type-Cケーブルの新しいロゴです。最新版のUSBロゴマーク一覧表はUSB-IF公式サイト(https://www.enablingusb.org/certification-japanese)よりご確認いただけます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/26573/12/resize/d26573-12-633c7f83b28443070e70-0.jpg ]
240W(EPR)ケーブル認証試験を取得する際の注意事項をUSB-IFからのガイドも踏まえ下記に示します。
1. 240W(EPR)ケーブル認証試験を実施する前にロゴの取得が必須
USB Type-Cテスト仕様の3.11.2により、240W(EPR)ケーブル認証プログラムでは、240W(EPR)ケーブルには240W対応を示すロゴをステッカーまたはオーバーモールドの形で表示することが新たに要求されています。さらに、240W(EPR)ケーブルは、認証試験を実施する前にロゴを表示することが必須となります。USB-IF認定の試験機関は、USB-IFに試験結果を提出する前に240W(EPR)ケーブルを検査し、ロゴが表示されているかどうかを確認することが必要です。240W(EPR)ロゴがなければ、そのケーブルはUSB認証試験テストで不合格と評価されます。
また、テスト中にケーブルがコンプライアンス要件を満たさない場合、USB-IF指定の試験機関はCMSシステムを通じて結果をUSB-IFに提出し、USB-IFにケーブルが不合格であることを連絡することになります。そして、USB-IFは240W(EPR)ロゴの使用を打ち切るよう、申請者にメールで連絡します。それ以降、対象製品はロゴの利用ができなくなります。
原文はこちらからご確認いただけます。
・リンク:https://compliance.usb.org/index.asp?UpdateFile=Cables%20and%20Connectors&Format=Standard#143
2. 240W(EPR)ロゴを取得するには、まずUSB-IF公式サイトにケーブルの登録が必要
240W(EPR)ロゴを取得するには、まずUSB-IF公式サイトにケーブルを登録する必要があります。ベンダーは登録を行う際、アリオンのようなUSB認定試験機関を選択し、画面が表示されたCMS IDを admin@usb.org へご連絡ください。USB-IFは登録情報や申請者が適切かつ最新の商標ライセンス契約(Trademark License Agreement、略TLA)を締結するかなどを確認する上で、240W(EPR)ロゴを提供します。
現在、登録サイトでは240W(EPR)ケーブルと60Wケーブルが区別されていますので、240W(EPR)の登録を希望する場合、ケーブルの最大VBus電圧の欄に50Voltsを選んでください。
[画像2: https://prtimes.jp/i/26573/12/resize/d26573-12-50cddb9c66eafcd82a95-1.jpg ]
3. 240W(EPR)ケーブルテスト仕様の注意点
240W(EPR)ケーブルのテスト仕様は、従来のケーブル試験とほぼ同様です。唯一の更新点はPower Delivery試験の項目です。ケーブルのE-markerにEPRを有効にするための設定が正しくなされているかを確認します。EPRに対応しない場合、そのケーブルは60Wケーブルとみなされます。また、240W(EPR)のケーブルは、50.9V以上の耐圧のコンデンサを使用することが必須となります。
アリオンは、USB-IF認定の第三者試験機関として、ホスト、デバイス/周辺機器、ケーブル/コネクタ、パワーデリバリなどを対象に、USB4 Gen3からUSB4 Gen2、USB3.2 Gen2、USB3.2 Gen1、 USB2.0、USB Type-C(R)などの試験サービスを行っています。認証試験に加え、接続互換性の確認や技術コンサルティングを通じて、お客様の製品開発を支援いたします。
USB関連認証試験サービスについてご興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。
アリオン株式会社 お問い合わせ窓口:service@allion.co.jp
※ 本 Web サイト上に記載されている団体名、会社名、製品またはサービスの名称などは、各社、各団体の登録商標または商標です。
※ USB4™、USB Type-C(R) and USB-C(R) are registered trademarks of USB Implementers Forum.
※ New Certified USB Logo Program unifies consumer branding for solutions based upon the USB4™, USB Type-C(R), and USB Power Delivery Specifications
■ アリオン株式会社 概要
アリオンは創業以来、IT/家電製品を始めとした認証・検証を事業の柱としています。USB-IFから公式ラボとしての認定を受けており、USB PDのほかType-C(R)、USB 2.0/3.2など、USBに関する豊富な認証実績を持っています。また、Wi-FiやBluetoothをはじめとした様々な認証試験も提供しており、必要なロゴ認証をアリオン一社で実施可能です。最新の技術動向に追随しながら、業界最高レベルの品質向上・開発支援サービスを提供しています。
会社名:アリオン株式会社
住所:本社:〒141-0022 東京都品川区東五反田 3-20-14 住友不動産高輪パークタワー 1F
テストセンター:〒140-0012 東京都品川区勝島1-1-1 東京SRC B館4階
代表者:中山 英明(なかやま ひであき)
設立:2002年4月
URL:https://www.allion.co.jp/
事業内容:
● 総合的な第三者検証ソリューションの提供
● 企業や標準団体等の各種ロゴ認証試験(USB, HDMI, HDR10+, Wi-Fi, Bluetooth, ZETA)
● ハードウェア・ソフトウェア製品全般に関する品質保証テストおよび関連情報サービス
● 製品開発・品質保証に関する検証ツールの開発および販売
第三者認証試験、品質検証、およびコンサルティングの総合的な第三者検証ソリューションを提供するアリオン株式会社(東京都 品川区、代表取締役社長:中山英明 以下「アリオン」)のグループ本社であるAllion Labs Inc.(本社台湾・台北市、CEO:Summer Chien)が、USB規格団体であるUSB Implementers Forum(以下USB-IF)より、2021年12月14日、世界初の240W(EPR)ケーブル認証試験機関としての認定を受けました。本認定により、240W(EPR)ケーブル関連認証プログラムおよびコンサルティングの提供を開始いたします。
2021年5月、USB-IFはUSB Power Delivery(USB PD)Revision 3.1仕様を公開し、電力供給に関するExtended Power Range(以下EPR)という新規格を追加しました。EPR規格では、USB PD3.0で最大20V/5A(100W)だった電圧部分をUSB PD3.1で最大48V/5A(240W)に拡張しました。
以下は240Wの給電をサポートする認定USB Type-Cケーブルの新しいロゴです。最新版のUSBロゴマーク一覧表はUSB-IF公式サイト(https://www.enablingusb.org/certification-japanese)よりご確認いただけます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/26573/12/resize/d26573-12-633c7f83b28443070e70-0.jpg ]
240W(EPR)ケーブル認証試験を取得する際の注意事項をUSB-IFからのガイドも踏まえ下記に示します。
1. 240W(EPR)ケーブル認証試験を実施する前にロゴの取得が必須
USB Type-Cテスト仕様の3.11.2により、240W(EPR)ケーブル認証プログラムでは、240W(EPR)ケーブルには240W対応を示すロゴをステッカーまたはオーバーモールドの形で表示することが新たに要求されています。さらに、240W(EPR)ケーブルは、認証試験を実施する前にロゴを表示することが必須となります。USB-IF認定の試験機関は、USB-IFに試験結果を提出する前に240W(EPR)ケーブルを検査し、ロゴが表示されているかどうかを確認することが必要です。240W(EPR)ロゴがなければ、そのケーブルはUSB認証試験テストで不合格と評価されます。
また、テスト中にケーブルがコンプライアンス要件を満たさない場合、USB-IF指定の試験機関はCMSシステムを通じて結果をUSB-IFに提出し、USB-IFにケーブルが不合格であることを連絡することになります。そして、USB-IFは240W(EPR)ロゴの使用を打ち切るよう、申請者にメールで連絡します。それ以降、対象製品はロゴの利用ができなくなります。
原文はこちらからご確認いただけます。
・リンク:https://compliance.usb.org/index.asp?UpdateFile=Cables%20and%20Connectors&Format=Standard#143
2. 240W(EPR)ロゴを取得するには、まずUSB-IF公式サイトにケーブルの登録が必要
240W(EPR)ロゴを取得するには、まずUSB-IF公式サイトにケーブルを登録する必要があります。ベンダーは登録を行う際、アリオンのようなUSB認定試験機関を選択し、画面が表示されたCMS IDを admin@usb.org へご連絡ください。USB-IFは登録情報や申請者が適切かつ最新の商標ライセンス契約(Trademark License Agreement、略TLA)を締結するかなどを確認する上で、240W(EPR)ロゴを提供します。
現在、登録サイトでは240W(EPR)ケーブルと60Wケーブルが区別されていますので、240W(EPR)の登録を希望する場合、ケーブルの最大VBus電圧の欄に50Voltsを選んでください。
[画像2: https://prtimes.jp/i/26573/12/resize/d26573-12-50cddb9c66eafcd82a95-1.jpg ]
3. 240W(EPR)ケーブルテスト仕様の注意点
240W(EPR)ケーブルのテスト仕様は、従来のケーブル試験とほぼ同様です。唯一の更新点はPower Delivery試験の項目です。ケーブルのE-markerにEPRを有効にするための設定が正しくなされているかを確認します。EPRに対応しない場合、そのケーブルは60Wケーブルとみなされます。また、240W(EPR)のケーブルは、50.9V以上の耐圧のコンデンサを使用することが必須となります。
アリオンは、USB-IF認定の第三者試験機関として、ホスト、デバイス/周辺機器、ケーブル/コネクタ、パワーデリバリなどを対象に、USB4 Gen3からUSB4 Gen2、USB3.2 Gen2、USB3.2 Gen1、 USB2.0、USB Type-C(R)などの試験サービスを行っています。認証試験に加え、接続互換性の確認や技術コンサルティングを通じて、お客様の製品開発を支援いたします。
USB関連認証試験サービスについてご興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。
アリオン株式会社 お問い合わせ窓口:service@allion.co.jp
※ 本 Web サイト上に記載されている団体名、会社名、製品またはサービスの名称などは、各社、各団体の登録商標または商標です。
※ USB4™、USB Type-C(R) and USB-C(R) are registered trademarks of USB Implementers Forum.
※ New Certified USB Logo Program unifies consumer branding for solutions based upon the USB4™, USB Type-C(R), and USB Power Delivery Specifications
■ アリオン株式会社 概要
アリオンは創業以来、IT/家電製品を始めとした認証・検証を事業の柱としています。USB-IFから公式ラボとしての認定を受けており、USB PDのほかType-C(R)、USB 2.0/3.2など、USBに関する豊富な認証実績を持っています。また、Wi-FiやBluetoothをはじめとした様々な認証試験も提供しており、必要なロゴ認証をアリオン一社で実施可能です。最新の技術動向に追随しながら、業界最高レベルの品質向上・開発支援サービスを提供しています。
会社名:アリオン株式会社
住所:本社:〒141-0022 東京都品川区東五反田 3-20-14 住友不動産高輪パークタワー 1F
テストセンター:〒140-0012 東京都品川区勝島1-1-1 東京SRC B館4階
代表者:中山 英明(なかやま ひであき)
設立:2002年4月
URL:https://www.allion.co.jp/
事業内容:
● 総合的な第三者検証ソリューションの提供
● 企業や標準団体等の各種ロゴ認証試験(USB, HDMI, HDR10+, Wi-Fi, Bluetooth, ZETA)
● ハードウェア・ソフトウェア製品全般に関する品質保証テストおよび関連情報サービス
● 製品開発・品質保証に関する検証ツールの開発および販売