シンガポールMBAを検討している人が知っておきたい基礎知識
[20/07/13]
提供元:PRTIMES
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シンガポールMBA個別相談会
シンガポールでMBA取得を目指す方々向けに、MBA LoungeではシンガポールMBA個別相談会を開催しています。オンライン・対面、平日・週末など柔軟に対応していますので、興味のある方は是非お申し込みください。
[画像1: https://prtimes.jp/i/52631/12/resize/d52631-12-202129-0.jpg ]
MBA Loungeが定期的に開催している個別相談会の中でも一番多い相談は、シンガポールMBAに関するものです。
相談者の方々の関心が高い理由として、「もともと仕事で関わっている。」「就学期間や学費が魅力的。」「住みやすい。」「将来はシンガポールで就職先としたい。」と人によって様々ですが、やはり多くの人がアジア、中でもシンガポールに留学して今後のキャリアを形成していこうと考えている人が多いことが分かります。
今回はそんなシンガポールMBAを検討している人が知っておきたい基礎知識についてお話します。
■アジアの広範囲をカバーするシンガポールMBA
シンガポールMBAの魅力はアジア地域の広範囲をカバーするその守備範囲の広さでしょう。シンガポールは地理的にアジアの中央に位置し、プログラム内容も日本、中国、韓国などの東アジアからマレーシア、インドネシア、タイ、ベトナムなどの東南アジアまでをカバーし、ビジネスパーソンとしてアジア諸国で展開していくための感覚を養うことができます。また、それらの地域からの学生も多く、アジアでの強力なネットワークを形成することができます。
また、そのビジネス環境の魅力から多くの外国企業がシンガポールに進出しているため、シンガポールでの就学経験が就職活動における大きな強みとなります。世界銀行(The World Bank)が行った調査では、「ビジネス環境ランキング2020」でシンガポールはニュージーランドに続いて世界2位となりました(※1)(日本は29位)。また、在シンガポールの米国商工会議所(American Chamber of Commerce)によると、シンガポールの最大の強みは安定した政治と法整備であり、それぞれ90%、84%の満足度があるとの調査結果を発表しています(※2)。それゆえに日本やアメリカを含め世界中から本社や支店をシンガポールに誘致する企業も急増しています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/52631/12/resize/d52631-12-440690-2.jpg ]
■優秀な学生とのネットワークが充実
シンガポールをMBA留学先に選ぶ方々の理由として多いのはランキングの高い有名大学である、ということです。シンガポール国立大学(NUS)、ナンヤン理工大学(NTU)、シンガポール経営大学(SMU)の3校における主要なMBAランキングは以下の通りです。
●Financial Times: Global MBA Ranking(2020)
15位:シンガポール国立大学(NUS)
35位:ナンヤン理工大学(NTU)
63位:シンガポール経営大学(SMU)
●The Economist: Which MBA? Full Time MBA Ranking (2019)
60位:ナンヤン理工大学(NTU)
73位:シンガポール国立大学(NUS)
●QS: Global MBA Ranking(2020)
32位:シンガポール国立大学(NUS)
43位:ナンヤン理工大学(NTU)
■住環境
イギリスの人材調査会社ECAインターナショナルが発表した「アジアの駐在員が最も住みやすい都市ランキング2019」で、シンガポールは5年連続1位で、特に犯罪率の低さ、医療の質、そして教育の質などが大きく評価されています(※3)。
ビジネスパーソン、主婦(主夫)、学生まで多くの日本人が在住しており、もちろん差別などもなく、生活面での不安などが最小限に抑えることができそうです。
留学する本人はもちろんのこと、家族で留学先へ引っ越す場合であっても安心して現地で生活をすることができると言えるでしょう。
■期間と学費(フルタイム)
欧米のビジネススクールと比べて短い就学期間と低い学費は、特に私費留学の方々にとっては大きな魅力です。各大学のフルタイムMBAプログラムの期間と学費は以下の通りです。(2020年7月現在)
シンガポール国立大学(NUS):17カ月、SGD65,000(約500万円)
ナンヤン理工大学(NTU):12カ月、SGD62,000(約480万円)
シンガポール経営大学(SMU):12カ月、SGD63,000(約480万円)
※税抜き金額
相談会でよく聞かれる質問
[画像3: https://prtimes.jp/i/52631/12/resize/d52631-12-505433-1.jpg ]
MBA Loungeが開催している相談会でよく聞かれる質問とその回答を記載します。更に詳しく相談したい方は是非相談会にも参加してくださいね。
【Q:実務経験によってはGMATが免除になるケースがあると聞きましたが、シンガポールの場合は、GMAT免除の可能性はありますか?】
A:私が各スクールに確認した情報によると、シンガポール国立大学(NUS)、ナンヤン理工大学(NTU)、シンガポール経営大学(SMU)ともにGMAT免除になるケースは決して多くはありません。とは言うものの「GMAT=MBA入学試験」ではありませんので、エッセイ、インタビュー、CVなどが優れていれば低いスコアでも合格することもあり、その逆もしかりです。
【Q:MBA取得後にシンガポールで就職したいのですが可能ですか?】
A:シンガポールには日本企業をはじめ、多国籍企業が多く進出していますので、MBAホルダーや日本人に対する求人は他の国に比べて比較的多いと思います。しかしながら、シンガポールでMBAを取得した卒業生の方々に就職事情を聞いてみると、現実はそう甘くはないようです。多くの求人があるということは、他国でMBAを学んだ多くの優秀な学生もシンガポールで職を求めてやってくるということです。
シンガポール現地での就職を希望するのであれば、英語力はもちろんのこと他のMBAホルダーよりも秀でたスキルを身に付け、それをアピールしていくことが重要となります。
【Q:シンガポールMBAは日本でしっかりと評価されますか?】
A:シンガポールに限らずアジアMBAホルダーの存在感は年々増してきているというのが私の印象です。社費留学でも留学先はアジアのビジネススクールに限定している企業も出てきています。アジアでMBAを取得する学生の数も上昇傾向にあり、これまで以上にアジアMBAは日本でも評価されていくことになるでしょう。とはいうものの、MBAには弁護士や会計士のような独占業務はありませんので、自分の強みを企業側にしっかりとアピールして自分の市場価値を上げていくことが重要です。
※データ・情報はすべて2020年7月現在のものです。
シンガポール主要大学MBA入学審査官との面談会開催
シンガポールでMBA取得を目指す方々向けに、7月と8月にそれぞれシンガポール国立大学とシンガポール経営大学の入学審査官との面談会をMBA Loungeと共同開催します。
■7/18(土)シンガポール国立大学(NUS) MBAアドミニとのZoom個別面談
お申込みはこちらから↓↓
https://mbalounge.net/nus0718/
■8/1(土)シンガポール経営大学(SMU) MBAアドミニとのZoom個別面談
お申込みはこちらから↓↓
https://mbalounge.net/smu0801/
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=rIlFfsK54z0&feature=emb_title ]
出典:
※1:http://www.doingbusiness.org/en/reports/global-reports/doing-business-2020
※2:https://sbr.com.sg/economy/commentary/why-singapore-still-aseans-best-business-hub
※3:https://www.eca-international.com/news/january-2019/singapore-remains-the-most-liveable-location-for-a
シンガポールでMBA取得を目指す方々向けに、MBA LoungeではシンガポールMBA個別相談会を開催しています。オンライン・対面、平日・週末など柔軟に対応していますので、興味のある方は是非お申し込みください。
[画像1: https://prtimes.jp/i/52631/12/resize/d52631-12-202129-0.jpg ]
MBA Loungeが定期的に開催している個別相談会の中でも一番多い相談は、シンガポールMBAに関するものです。
相談者の方々の関心が高い理由として、「もともと仕事で関わっている。」「就学期間や学費が魅力的。」「住みやすい。」「将来はシンガポールで就職先としたい。」と人によって様々ですが、やはり多くの人がアジア、中でもシンガポールに留学して今後のキャリアを形成していこうと考えている人が多いことが分かります。
今回はそんなシンガポールMBAを検討している人が知っておきたい基礎知識についてお話します。
■アジアの広範囲をカバーするシンガポールMBA
シンガポールMBAの魅力はアジア地域の広範囲をカバーするその守備範囲の広さでしょう。シンガポールは地理的にアジアの中央に位置し、プログラム内容も日本、中国、韓国などの東アジアからマレーシア、インドネシア、タイ、ベトナムなどの東南アジアまでをカバーし、ビジネスパーソンとしてアジア諸国で展開していくための感覚を養うことができます。また、それらの地域からの学生も多く、アジアでの強力なネットワークを形成することができます。
また、そのビジネス環境の魅力から多くの外国企業がシンガポールに進出しているため、シンガポールでの就学経験が就職活動における大きな強みとなります。世界銀行(The World Bank)が行った調査では、「ビジネス環境ランキング2020」でシンガポールはニュージーランドに続いて世界2位となりました(※1)(日本は29位)。また、在シンガポールの米国商工会議所(American Chamber of Commerce)によると、シンガポールの最大の強みは安定した政治と法整備であり、それぞれ90%、84%の満足度があるとの調査結果を発表しています(※2)。それゆえに日本やアメリカを含め世界中から本社や支店をシンガポールに誘致する企業も急増しています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/52631/12/resize/d52631-12-440690-2.jpg ]
■優秀な学生とのネットワークが充実
シンガポールをMBA留学先に選ぶ方々の理由として多いのはランキングの高い有名大学である、ということです。シンガポール国立大学(NUS)、ナンヤン理工大学(NTU)、シンガポール経営大学(SMU)の3校における主要なMBAランキングは以下の通りです。
●Financial Times: Global MBA Ranking(2020)
15位:シンガポール国立大学(NUS)
35位:ナンヤン理工大学(NTU)
63位:シンガポール経営大学(SMU)
●The Economist: Which MBA? Full Time MBA Ranking (2019)
60位:ナンヤン理工大学(NTU)
73位:シンガポール国立大学(NUS)
●QS: Global MBA Ranking(2020)
32位:シンガポール国立大学(NUS)
43位:ナンヤン理工大学(NTU)
■住環境
イギリスの人材調査会社ECAインターナショナルが発表した「アジアの駐在員が最も住みやすい都市ランキング2019」で、シンガポールは5年連続1位で、特に犯罪率の低さ、医療の質、そして教育の質などが大きく評価されています(※3)。
ビジネスパーソン、主婦(主夫)、学生まで多くの日本人が在住しており、もちろん差別などもなく、生活面での不安などが最小限に抑えることができそうです。
留学する本人はもちろんのこと、家族で留学先へ引っ越す場合であっても安心して現地で生活をすることができると言えるでしょう。
■期間と学費(フルタイム)
欧米のビジネススクールと比べて短い就学期間と低い学費は、特に私費留学の方々にとっては大きな魅力です。各大学のフルタイムMBAプログラムの期間と学費は以下の通りです。(2020年7月現在)
シンガポール国立大学(NUS):17カ月、SGD65,000(約500万円)
ナンヤン理工大学(NTU):12カ月、SGD62,000(約480万円)
シンガポール経営大学(SMU):12カ月、SGD63,000(約480万円)
※税抜き金額
相談会でよく聞かれる質問
[画像3: https://prtimes.jp/i/52631/12/resize/d52631-12-505433-1.jpg ]
MBA Loungeが開催している相談会でよく聞かれる質問とその回答を記載します。更に詳しく相談したい方は是非相談会にも参加してくださいね。
【Q:実務経験によってはGMATが免除になるケースがあると聞きましたが、シンガポールの場合は、GMAT免除の可能性はありますか?】
A:私が各スクールに確認した情報によると、シンガポール国立大学(NUS)、ナンヤン理工大学(NTU)、シンガポール経営大学(SMU)ともにGMAT免除になるケースは決して多くはありません。とは言うものの「GMAT=MBA入学試験」ではありませんので、エッセイ、インタビュー、CVなどが優れていれば低いスコアでも合格することもあり、その逆もしかりです。
【Q:MBA取得後にシンガポールで就職したいのですが可能ですか?】
A:シンガポールには日本企業をはじめ、多国籍企業が多く進出していますので、MBAホルダーや日本人に対する求人は他の国に比べて比較的多いと思います。しかしながら、シンガポールでMBAを取得した卒業生の方々に就職事情を聞いてみると、現実はそう甘くはないようです。多くの求人があるということは、他国でMBAを学んだ多くの優秀な学生もシンガポールで職を求めてやってくるということです。
シンガポール現地での就職を希望するのであれば、英語力はもちろんのこと他のMBAホルダーよりも秀でたスキルを身に付け、それをアピールしていくことが重要となります。
【Q:シンガポールMBAは日本でしっかりと評価されますか?】
A:シンガポールに限らずアジアMBAホルダーの存在感は年々増してきているというのが私の印象です。社費留学でも留学先はアジアのビジネススクールに限定している企業も出てきています。アジアでMBAを取得する学生の数も上昇傾向にあり、これまで以上にアジアMBAは日本でも評価されていくことになるでしょう。とはいうものの、MBAには弁護士や会計士のような独占業務はありませんので、自分の強みを企業側にしっかりとアピールして自分の市場価値を上げていくことが重要です。
※データ・情報はすべて2020年7月現在のものです。
シンガポール主要大学MBA入学審査官との面談会開催
シンガポールでMBA取得を目指す方々向けに、7月と8月にそれぞれシンガポール国立大学とシンガポール経営大学の入学審査官との面談会をMBA Loungeと共同開催します。
■7/18(土)シンガポール国立大学(NUS) MBAアドミニとのZoom個別面談
お申込みはこちらから↓↓
https://mbalounge.net/nus0718/
■8/1(土)シンガポール経営大学(SMU) MBAアドミニとのZoom個別面談
お申込みはこちらから↓↓
https://mbalounge.net/smu0801/
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=rIlFfsK54z0&feature=emb_title ]
出典:
※1:http://www.doingbusiness.org/en/reports/global-reports/doing-business-2020
※2:https://sbr.com.sg/economy/commentary/why-singapore-still-aseans-best-business-hub
※3:https://www.eca-international.com/news/january-2019/singapore-remains-the-most-liveable-location-for-a