池尻大橋「大橋会館」リノベーションプロジェクトが始動
[23/01/26]
提供元:PRTIMES
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池尻エリアの文脈を反映した、クリエイターの関係性によって成立する街づくりの「起点」を目指して
文化とビジネスの交差点における探究と実践を行う301 Inc.(東京都渋谷区・代表取締役 大谷省悟)が全体ブランディングとコミュニティ形成に関わる池尻大橋「大橋会館」は、2023年初夏に開業することを決定し、プロジェクトを正式にローンチしました。
同プロジェクトは、東急株式会社を事業主として301がパートナーに加わり進める、築48年になる施設のリノベーションプロジェクト。元の建物名である「大橋会館」という名称はそのまま引き継ぎながら、街に開き、街と外をつなぐ複合施設として生まれ変わります。池尻大橋のローカリティを重視しつつ、エリアの潜在的な魅力を可視化する新しい場所が誕生します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/53817/12/resize/d53817-12-cc2f667effe3ae07c01c-0.jpg ]
日本橋小舟町のカフェベーカリー Parklet を手がけた「Terrain」、日本とアメリカに拠点を構えるクリエイティブアソシエーション「CEKAI」、ヨヨギノイエや mysa hakone をデザインした「swarm」、池尻大橋近郊にあるバー LOBBY や Hone の運営も行うクリエイティブスタジオ「&Supply」、日本橋兜町 K5 のクリエイティブを手がけたグラフィックデザイナー「大西真平」、1階のレストランやギャラリー、共有スペースのデザインには元木大輔率いる「DDAA」のほか、ホテルレジデンス部分にはリレントの仕組みを推進する「unito」が参画するなど、各分野において通常とは異なるアプローチで探究するチームが集結します。
301は大橋会館プロジェクトのプロデューサーとして、小規模で文化的な集合体がユニークな場/コミュニティを生み出し、それが”起点”となって池尻大橋という街とそこで生活する人との関係性を深めていくことを目指しています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/53817/12/resize/d53817-12-7ade3214380a1c2b6aae-6.jpg ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/53817/12/resize/d53817-12-a0bc1a52bd854c47af1c-2.jpg ]
大橋会館に集うクリエイターと、その交錯が創り出す新しさ。
・Terrain | Max Houtzager(クリエイティブ・ディレクター)
Terasu という媒体を立ち上げた後、Staple Inc. の岡雄大と共同経営でTerrainを立ち上げた。本プロジェクトでは、1階のカフェ・バー・レストラン「Massif」を運営することが決定。Terrain は、日本橋「Parklet」や尾道市瀬戸田の「Minatoya」やポートランド発の環境と生態系に配慮したコーヒーブランド 「Overview Coffee」の国内展開を手がける。
・CEKAI(キュレーター)
『いいものをつくる』という哲学のもと、様々なクリエイターが集うクリエイティブアソシエーション「CEKAI」がキュレーターとなり、代々木上原にある本拠地「村世界」とは一線を画した新たな多目的スペースを創設。作品展示やイベント、オリジナルプロダクトの販売など、さまざまなコンテンツを発信する。
・Swarm | 日高海渡(建築デザイナー)
築50年の物件を日高氏自らフルリノベーションした自宅兼仕事場「ヨヨギノイエ」を通じて、301と近い距離にいたことから本プロジェクトにジョイン。プロジェクトごとに様々なチームとのコラボレーションによってデザインの最適解を導き出す建築設計事務所「swarm」主宰。大橋会館では全館のインテリアデザインを監修する。
・& Supply | 土堤内祐介(空間デザイナー)
池尻大橋のLOBBY、神泉のHone など人気飲食店を展開し、ローカルでの強いコミュニティを持つデザインスタジオの空間デザイナー。& Supply はグラフィックデザインや壁画制作など空間に関するあらゆるビジュアルを幅広く手がける集団。本プロジェクトでは、2階のシェアオフィス内共有ラウンジと4階のシェアラウンジのインテリアデザインを担当する。
・大西真平(グラフィックデザイナー)
アートディレクター/グラフィックデザイナーとして、PARCOやLOFTなどの企業とのプロジェクト、書籍、広告、ホテルのブランディングなど、ジャンルを横断してディレクションを手がけ、自らのアート作品も発表しているデザイナー。本プロジェクトでは、ロゴやサイン、ウェブサイトのデザインを担当。近くのシェアオフィスMidori .so を拠点とし、池尻大橋のコーヒースタンド「Good People & Good Coffee 」にはよく立ち寄っている。
・DDAA | 元木大輔(建築家)
建築、都市計画、ランドスケープ、インテリア、プロダクト、コンセプトメイキングなど様々な分野で活動している建築・デザイン事務所「DDAA」代表。TerrainのMax氏の声がけにより本プロジェクトに参加した。社会性のある実験的なデザインとリサーチを行う組織「DDAA LAB」も運営する。当館1階に入るレストラン「Massif」やCEKAI がキュレーションするギャラリーのほか、共用スペース「コモン」のデザインを担当。池尻大橋近くでは、コーヒースタンドBubbles Chill Coffee やラーメン専門店「八雲」によく立ち寄る。
・unito | 近藤佑太朗(スタートアップ起業家)
unitoが開発し、これまで提供してきた、帰らない日は家賃がかからない料金システム「リレント」をこの大橋会館にも持ち込むべくプロジェクトにジョイン。unitoは、暮らしの最適化の追求をパーパスに、数々のホテルやアパートメントに「リレント」を導入し、新しい暮らしを広げており、これまでも東急株式会社と協業を行ってきた。大橋会館では、4F〜5Fに入るホテルレジデンスの企画運営を担う。
・斉藤芳樹(フォトグラファー)
2022年、大橋会館からも近いシェアオフィスMIDORI.soにて、写真展を開催。その作品集をグラフィックデザイナー大西氏がデザインしたことがきっかけで、大橋会館リノベーション前の姿を撮影する。池尻は、元々事務所を構えていた所縁あるエリア。当時より日々更新されゆく都市風景を写真に収めている。
・Kankyō Records | ひろき たかはし
301のプロジェクトメンバーが通っている三軒茶屋のレコード屋さんの店主。H.Takahashi名義でソロ活動を行うほか、ユニットでも作品を発表するミュージシャン。並行して建築家としても活動する。2021年11月に、アンビエントミュージックを扱う「Kankyo Records」をオープンさせ、本プロジェクトでは5階のサウナ空間の音楽を担当する。
[画像4: https://prtimes.jp/i/53817/12/resize/d53817-12-57bea16775c3ef5d210e-1.jpg ]
[画像5: https://prtimes.jp/i/53817/12/resize/d53817-12-770aea83fbdd9d75be0c-3.jpg ]
301 Inc. 代表 大谷省悟よりコメント
このプロジェクトは「どうしたらより都市を面白くできるのか」について東急の小池氏と議論していた場から始まりました。そんな命題がすべての起点にあったので、必然の流れとして、通常の建物開発とは異なる手法やプロセスを組み込みながら進めてきました。
これまで301では「文化とビジネスの交点をいかにして生み出すか」をテーマに、人々の生活や営みの中にあるリアルを徹底的に見つめながら、様々な領域のデザインやブランディングを手掛けてきました。その中で気付いた重要なポイントは、「人間」という複雑な変数をプロジェクトの中に適切に取り込むことで、そこに現在および未来に関わる人々の熱量をいかに最大化できるか、という点でした。
今回は、その手法やプロセスを「複合施設」に対して(ひいては「街」や「都市」というスケールに対して)実装していくというチャレンジですが、そのことの意味と価値を、東急や各事業者、そしてチームメンバーにも理解してもらいながら、できる限り人と人の関係性を丁寧に紡ぎながらプロジェクトを前進させてきました。
池尻大橋は、友人たちが店を出していたり住んでいたりするので、そうしたメンバーもプロジェクトチームに巻き込み、ローカルの視点をふんだんに折り込みながら、可能な限り「リアル」と向き合ってきたつもりです。結果的に、個性的なプロジェクトメンバーたちの思想や哲学が、様々な側面でにじみ出ている建物に仕上がっていくのではないでしょうか。ユニークでインディペンデントでクリエイティブな池尻ローカルの方々に、日々出入りしてもらえるような拠点として育てていけたらと思っています。
東急株式会社 都市開発事業部 小池和希よりコメント
本プロジェクトは、都市計画やコンセプト等の大きな方針を作りこむだけではなく、実際に池尻大橋で過ごす人々のリアルな日常を感じられる場所をつくりたいと考え、301の大谷氏とプロジェクトを進めることになりました。
プロジェクトを進めるにあたり、「クリエイター達と対話を繰り返す中で、建物のあるべき姿・価値観をすり合わせることや」、「建物オーナーとしてテナントから賃料を受領する立場だけで関わるのではなく、運営にも必然的にコミットするスキームをつくる等」、プロジェクトメンバー達との信頼関係を築く行為を地道に実行したため、大橋会館は多くの個性的なクリエイターと一体感を持って複合施設づくりができたと思います。
池尻大橋は目黒川といった自然環境や、銭湯の文化浴泉、ユニークな個人店・ギャラリーなど魅力的なスポットが点在するものの、もっと店の数が増えて、もっと街歩きをしたいエリアに変貌していくポテンシャルがある街だと考えます。
多くの魅力的な個人が集う池尻大橋エリアだからこそ、デベロッパー単体で行う開発ではなく、感性を共にした様々なジャンルのチームと共同して場所づくりをする価値があると考えており、大橋会館は池尻大橋の空気感を残しながらも街としての更なる発展のきっかけとなる場所になって欲しいと思います。
※ 大橋会館のフロア構成については、東急株式会社プレスリリースをご参照ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000799.000010686.html
2月14日(火)に「大橋会館プロジェクト キックオフイベント」を開催
本プロジェクトの発表を記念し、301では、自社が運営する代々木上原の「No.」にてローンチイベントを開催します。プロジェクトの背景や進捗状況、これから起こっていく事象を共有する場としながら、プロジェクトに参画する各事業社やクリエイターが集い、進行中のプロジェクトの空気感を感じていただける場を用意します。どうぞお気軽にご参加ください。
開催日時:2023年2月14日(火)18:00〜
開催場所:代々木上原「No.」
東京都渋谷区上原1-33-11 3F
No. インスタグラムアカウント:https://www.instagram.com/no.tokyo
参加費:無料(当日のご飲食代は各自でご負担いただきます。あらかじめご了承ください。)
大橋会館 施設概要
名称:大橋会館
開業時期:2023年初夏(予定)
住所:東京都目黒区東山3丁目7-11
構造:地上5階建て、地下1階 鉄骨鉄筋コンクリート造
延床面積:3735.71平米
Instagram:https://www.instagram.com/ohkk_ikejiri
Website : https://ohkk.jp
301 Inc. について
「人生と仕事をひとつにする」をミッションに、モノ・コト・場のデザインだけではなく、仕事のはじまり方やそこに関わる人々の関係性のデザインを追求する。施設開発やブランド開発、事業開発のパートナーとして、文化とビジネスを横断する様々なプロジェクトに参画。また、ミッションの発信拠点として、飲食業態とクリエイティブオフィスが融合したコンセプトスペース「No.(ナンバー)」を2019年より代々木上原にて展開している。
広報写真素材はこちらのリンクよりダウンロードしてご使用ください。
https://www.dropbox.com/sh/koza330luo834mi/AAD0cGpbmyt8DOSiWh9Ld5fka?dl=0
お問い合わせ先
広報担当:kohei@kiiiro.jp
文化とビジネスの交差点における探究と実践を行う301 Inc.(東京都渋谷区・代表取締役 大谷省悟)が全体ブランディングとコミュニティ形成に関わる池尻大橋「大橋会館」は、2023年初夏に開業することを決定し、プロジェクトを正式にローンチしました。
同プロジェクトは、東急株式会社を事業主として301がパートナーに加わり進める、築48年になる施設のリノベーションプロジェクト。元の建物名である「大橋会館」という名称はそのまま引き継ぎながら、街に開き、街と外をつなぐ複合施設として生まれ変わります。池尻大橋のローカリティを重視しつつ、エリアの潜在的な魅力を可視化する新しい場所が誕生します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/53817/12/resize/d53817-12-cc2f667effe3ae07c01c-0.jpg ]
日本橋小舟町のカフェベーカリー Parklet を手がけた「Terrain」、日本とアメリカに拠点を構えるクリエイティブアソシエーション「CEKAI」、ヨヨギノイエや mysa hakone をデザインした「swarm」、池尻大橋近郊にあるバー LOBBY や Hone の運営も行うクリエイティブスタジオ「&Supply」、日本橋兜町 K5 のクリエイティブを手がけたグラフィックデザイナー「大西真平」、1階のレストランやギャラリー、共有スペースのデザインには元木大輔率いる「DDAA」のほか、ホテルレジデンス部分にはリレントの仕組みを推進する「unito」が参画するなど、各分野において通常とは異なるアプローチで探究するチームが集結します。
301は大橋会館プロジェクトのプロデューサーとして、小規模で文化的な集合体がユニークな場/コミュニティを生み出し、それが”起点”となって池尻大橋という街とそこで生活する人との関係性を深めていくことを目指しています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/53817/12/resize/d53817-12-7ade3214380a1c2b6aae-6.jpg ]
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大橋会館に集うクリエイターと、その交錯が創り出す新しさ。
・Terrain | Max Houtzager(クリエイティブ・ディレクター)
Terasu という媒体を立ち上げた後、Staple Inc. の岡雄大と共同経営でTerrainを立ち上げた。本プロジェクトでは、1階のカフェ・バー・レストラン「Massif」を運営することが決定。Terrain は、日本橋「Parklet」や尾道市瀬戸田の「Minatoya」やポートランド発の環境と生態系に配慮したコーヒーブランド 「Overview Coffee」の国内展開を手がける。
・CEKAI(キュレーター)
『いいものをつくる』という哲学のもと、様々なクリエイターが集うクリエイティブアソシエーション「CEKAI」がキュレーターとなり、代々木上原にある本拠地「村世界」とは一線を画した新たな多目的スペースを創設。作品展示やイベント、オリジナルプロダクトの販売など、さまざまなコンテンツを発信する。
・Swarm | 日高海渡(建築デザイナー)
築50年の物件を日高氏自らフルリノベーションした自宅兼仕事場「ヨヨギノイエ」を通じて、301と近い距離にいたことから本プロジェクトにジョイン。プロジェクトごとに様々なチームとのコラボレーションによってデザインの最適解を導き出す建築設計事務所「swarm」主宰。大橋会館では全館のインテリアデザインを監修する。
・& Supply | 土堤内祐介(空間デザイナー)
池尻大橋のLOBBY、神泉のHone など人気飲食店を展開し、ローカルでの強いコミュニティを持つデザインスタジオの空間デザイナー。& Supply はグラフィックデザインや壁画制作など空間に関するあらゆるビジュアルを幅広く手がける集団。本プロジェクトでは、2階のシェアオフィス内共有ラウンジと4階のシェアラウンジのインテリアデザインを担当する。
・大西真平(グラフィックデザイナー)
アートディレクター/グラフィックデザイナーとして、PARCOやLOFTなどの企業とのプロジェクト、書籍、広告、ホテルのブランディングなど、ジャンルを横断してディレクションを手がけ、自らのアート作品も発表しているデザイナー。本プロジェクトでは、ロゴやサイン、ウェブサイトのデザインを担当。近くのシェアオフィスMidori .so を拠点とし、池尻大橋のコーヒースタンド「Good People & Good Coffee 」にはよく立ち寄っている。
・DDAA | 元木大輔(建築家)
建築、都市計画、ランドスケープ、インテリア、プロダクト、コンセプトメイキングなど様々な分野で活動している建築・デザイン事務所「DDAA」代表。TerrainのMax氏の声がけにより本プロジェクトに参加した。社会性のある実験的なデザインとリサーチを行う組織「DDAA LAB」も運営する。当館1階に入るレストラン「Massif」やCEKAI がキュレーションするギャラリーのほか、共用スペース「コモン」のデザインを担当。池尻大橋近くでは、コーヒースタンドBubbles Chill Coffee やラーメン専門店「八雲」によく立ち寄る。
・unito | 近藤佑太朗(スタートアップ起業家)
unitoが開発し、これまで提供してきた、帰らない日は家賃がかからない料金システム「リレント」をこの大橋会館にも持ち込むべくプロジェクトにジョイン。unitoは、暮らしの最適化の追求をパーパスに、数々のホテルやアパートメントに「リレント」を導入し、新しい暮らしを広げており、これまでも東急株式会社と協業を行ってきた。大橋会館では、4F〜5Fに入るホテルレジデンスの企画運営を担う。
・斉藤芳樹(フォトグラファー)
2022年、大橋会館からも近いシェアオフィスMIDORI.soにて、写真展を開催。その作品集をグラフィックデザイナー大西氏がデザインしたことがきっかけで、大橋会館リノベーション前の姿を撮影する。池尻は、元々事務所を構えていた所縁あるエリア。当時より日々更新されゆく都市風景を写真に収めている。
・Kankyō Records | ひろき たかはし
301のプロジェクトメンバーが通っている三軒茶屋のレコード屋さんの店主。H.Takahashi名義でソロ活動を行うほか、ユニットでも作品を発表するミュージシャン。並行して建築家としても活動する。2021年11月に、アンビエントミュージックを扱う「Kankyo Records」をオープンさせ、本プロジェクトでは5階のサウナ空間の音楽を担当する。
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301 Inc. 代表 大谷省悟よりコメント
このプロジェクトは「どうしたらより都市を面白くできるのか」について東急の小池氏と議論していた場から始まりました。そんな命題がすべての起点にあったので、必然の流れとして、通常の建物開発とは異なる手法やプロセスを組み込みながら進めてきました。
これまで301では「文化とビジネスの交点をいかにして生み出すか」をテーマに、人々の生活や営みの中にあるリアルを徹底的に見つめながら、様々な領域のデザインやブランディングを手掛けてきました。その中で気付いた重要なポイントは、「人間」という複雑な変数をプロジェクトの中に適切に取り込むことで、そこに現在および未来に関わる人々の熱量をいかに最大化できるか、という点でした。
今回は、その手法やプロセスを「複合施設」に対して(ひいては「街」や「都市」というスケールに対して)実装していくというチャレンジですが、そのことの意味と価値を、東急や各事業者、そしてチームメンバーにも理解してもらいながら、できる限り人と人の関係性を丁寧に紡ぎながらプロジェクトを前進させてきました。
池尻大橋は、友人たちが店を出していたり住んでいたりするので、そうしたメンバーもプロジェクトチームに巻き込み、ローカルの視点をふんだんに折り込みながら、可能な限り「リアル」と向き合ってきたつもりです。結果的に、個性的なプロジェクトメンバーたちの思想や哲学が、様々な側面でにじみ出ている建物に仕上がっていくのではないでしょうか。ユニークでインディペンデントでクリエイティブな池尻ローカルの方々に、日々出入りしてもらえるような拠点として育てていけたらと思っています。
東急株式会社 都市開発事業部 小池和希よりコメント
本プロジェクトは、都市計画やコンセプト等の大きな方針を作りこむだけではなく、実際に池尻大橋で過ごす人々のリアルな日常を感じられる場所をつくりたいと考え、301の大谷氏とプロジェクトを進めることになりました。
プロジェクトを進めるにあたり、「クリエイター達と対話を繰り返す中で、建物のあるべき姿・価値観をすり合わせることや」、「建物オーナーとしてテナントから賃料を受領する立場だけで関わるのではなく、運営にも必然的にコミットするスキームをつくる等」、プロジェクトメンバー達との信頼関係を築く行為を地道に実行したため、大橋会館は多くの個性的なクリエイターと一体感を持って複合施設づくりができたと思います。
池尻大橋は目黒川といった自然環境や、銭湯の文化浴泉、ユニークな個人店・ギャラリーなど魅力的なスポットが点在するものの、もっと店の数が増えて、もっと街歩きをしたいエリアに変貌していくポテンシャルがある街だと考えます。
多くの魅力的な個人が集う池尻大橋エリアだからこそ、デベロッパー単体で行う開発ではなく、感性を共にした様々なジャンルのチームと共同して場所づくりをする価値があると考えており、大橋会館は池尻大橋の空気感を残しながらも街としての更なる発展のきっかけとなる場所になって欲しいと思います。
※ 大橋会館のフロア構成については、東急株式会社プレスリリースをご参照ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000799.000010686.html
2月14日(火)に「大橋会館プロジェクト キックオフイベント」を開催
本プロジェクトの発表を記念し、301では、自社が運営する代々木上原の「No.」にてローンチイベントを開催します。プロジェクトの背景や進捗状況、これから起こっていく事象を共有する場としながら、プロジェクトに参画する各事業社やクリエイターが集い、進行中のプロジェクトの空気感を感じていただける場を用意します。どうぞお気軽にご参加ください。
開催日時:2023年2月14日(火)18:00〜
開催場所:代々木上原「No.」
東京都渋谷区上原1-33-11 3F
No. インスタグラムアカウント:https://www.instagram.com/no.tokyo
参加費:無料(当日のご飲食代は各自でご負担いただきます。あらかじめご了承ください。)
大橋会館 施設概要
名称:大橋会館
開業時期:2023年初夏(予定)
住所:東京都目黒区東山3丁目7-11
構造:地上5階建て、地下1階 鉄骨鉄筋コンクリート造
延床面積:3735.71平米
Instagram:https://www.instagram.com/ohkk_ikejiri
Website : https://ohkk.jp
301 Inc. について
「人生と仕事をひとつにする」をミッションに、モノ・コト・場のデザインだけではなく、仕事のはじまり方やそこに関わる人々の関係性のデザインを追求する。施設開発やブランド開発、事業開発のパートナーとして、文化とビジネスを横断する様々なプロジェクトに参画。また、ミッションの発信拠点として、飲食業態とクリエイティブオフィスが融合したコンセプトスペース「No.(ナンバー)」を2019年より代々木上原にて展開している。
広報写真素材はこちらのリンクよりダウンロードしてご使用ください。
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お問い合わせ先
広報担当:kohei@kiiiro.jp