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カディンチェ株式会社、非電化・非WiFi地域を想定した省エネ型クラウド対応カメラの研究開発結果の発表

2024年7月18日(木) - 2024年7月19日(金)に、はこだて未来大学で開催される「計測自動制御学会 計測部門スマートセンシングシステム部会研究発表会2024」にて発表




[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/60963/12/60963-12-0d4e5c18a9a1f49a8a4b365e63c76168-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
左上から反時計回りに)5面ソーラーパネル、電源やSIMカードスロットなどRaspberry Piで構築されている筐体、カメラ本体

 カディンチェ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:青木崇行)は、非電化・非WiFi地域を想定した省エネ型クラウド対応カメラの開発を実施し、その研究結果を2024年7月18日(木) - 2024年7月19日(金)に、はこだて未来大学で開催される「計測自動制御学会 計測部門スマートセンシングシステム部会研究発表会2024」にて発表しました。
【研究開発の背景】
 近年、世界各地の非電化・非WiFi地域において、監視カメラシステムの需要が高まっていますが、それらの地域には下記のような課題があります。
- 非電化地域:電線は近くまで来ているものの、電気工事が実施できない
- 非WiFi地域:インターネット回線は近くまで整備されているが、アクセスポイントの設置が困難、または電力供給がない

具体的な例として、ネパールの山村における農場監視や、ケニアの河川増水監視などあり、これらの地域では、従来の監視カメラシステムの導入が困難で新たなソリューションが求められていました。

本製品は、これらの課題を解決するために下記の構成を検討しました。
- 電源供給:ソーラーパネルからの給電
- ネットワーク接続:SIMカードによる通信

これにより、非電化・非WiFi地域でも効果的に監視カメラシステムを導入することが可能となりました。また、先行研究で同様のものはいくつかありますが、?電化・?WiFiを対象とすると、電源管理が重要になるがそれらへの言及のある先行研究が少ないことに注目し研究開発を進めております。
有線電源・インフラ型WiFiに依存しないカメラシステムの開発
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/60963/12/60963-12-5fa06c423dfbcc37c6eac169687bed53-1870x1062.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Raspberry Piを軸にカメラ、レンズ、ソーラーパネル、バッテリー、通信モジュール等を組み合わせたカメラ
 Raspberry Piを軸にカメラ、レンズ、ソーラーパネル、バッテリー、通信モジュール等を組み合わせたネットワークカメラの開発を行いました。
カメラ筐体、Raspberry Piの筐体は防水対応の製品のため、屋外で使用可能です。カメラの画角に関してもいくつか種類を設けており、55度、98度、220度の3種類を用意しております。




[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/60963/12/60963-12-57e1a462cdcf4f791da3a084d12f311e-1846x1104.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
クラウド側ビデオマネージメントシステム(VMS)の画面イメージ
 また、カメラで撮影した画像や動画はクラウド側のビデオマネージメントシステム(VMS)にてネットワーク越しに確認が可能です。



[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/60963/12/60963-12-ef65f72aab69aa62d5c22c55c8e0db4b-1010x966.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
AWSの構成図、AWS IoTとRaspberry Piで構築されてる
 クラウドサーバーはAWSで構築されており、AWS IoTとRaspberry Piを中心にしたアーキテクチャで構成されています。
また、使用できるロールも3種類用意しており、柔軟な権限管理が可能です。

Admin:エリア管理、ユーザー管理
Manager:カメラ管理、カメラ設定、フロア設定、リモート操作、カメラビューア
Viewer:カメラビューア



<まとめ>
・非電化地域を想定したソーラー充電対応の省エネ方クラウド対応カメラの開発
・インフラ型WiFiに依存しないセルラー通信を想定したカメラシステムの開発

 カディンチェ株式会社は、非電化・非WiFi地域を想定した省エネ型クラウド対応カメラを想定し、本カメラシステムの開発を進めてきましたが、引き続き研究開発を進めてまいります。今回の省エネ型クラウド対応カメラシステムを通じて、これまで監視が困難だった地域の安全管理や環境モニタリングに新たな可能性を検討しております。非電化・非WiFi地域における課題解決に興味をお持ちの方、また本システムの導入をご検討の方はcontact@kadinche.comまでお気軽にお問い合わせください。お客様のニーズに合わせた最適なソリューションをご提案いたします。

本研究成果は、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT(エヌアイシーティー))の委託(JPJ012368C08201)とJST、CREST、JPMJCR22M4 により得られたものです。

カディンチェ株式会社について
 Kadinche(読み:カディンチェ)は、「XR & AI Engineering Firm」をビジョンに掲げ、XR(eXtended Reality)技術を軸に新たな価値創造と産業革新を推進しています。私たちは、XR技術の可能性を最大限に引き出し、様々な産業分野における課題解決と新たな体験の創出を目指しています。
 人類の進化は、常に技術の進化と共にありました。火の使用、農耕の開始、車での長距離移動など、新しい技術が新しい道具を生み出し、人類に新たな可能性をもたらしてきました。Kadincheは、最先端の情報技術と映像技術を駆使して、次世代の革新的なツールを開発し、人類の更なる進化に貢献します。特に2020年代において、私たちはバーチャルリアリティ(VR)やミックスドリアリティ(MR)を中心とした時空間・人間拡張技術の研究開発に注力し、その社会実装を積極的に推進しています。これらの技術は、私たちの生活や仕事のあり方を根本から変革する可能性を秘めており、Kadincheはその最前線に立って挑戦を続けています。
 社名の「カディンチェ」とは、ゾンカ語(ブータン王国の言語)で「ありがとう」という意味です。ロゴマークに採用している鳥は「ワタリガラス」であり、北米大陸先住民族においては「創造主」や「トリックスター:Trickster」として神話に登場します。生かされていることに感謝しながら、他とは違う少し変わったこと、いたずらっぽいけど結局は良い方向に導けるようなことに取り組んで行きたいという想いを込めて、社名とロゴを決定しました。

[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/60963/12/60963-12-d588c0e113ae04d5dcd821a129ea636a-3100x592.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


カディンチェ株式会社会社概要
会社名  :カディンチェ株式会社
所在地  :東京都渋谷区代官山町14-23 セントラル代官山5階
設立   :2008年8月8日
代表取締役:青木崇行
事業内容 :空間表現技術の研究開発及び製造・販売、ソフトウェア受託開発、ウェブサイト制作
URL   :https://www.kadinche.com/


本件に関して、問い合わせはcontact@kadinche.comへご連絡ください。
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