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「地域型インパクト投資」の社会実装に向けて(株)ゼブラアンドカンパニーと長野県塩尻市が起業家と投資家のマッチング及び支援の実証事業をスタート

〜自治体主導での社会起業家が事業成長しやすいモデル作りを検証〜

株式会社Zebras and Company(ヨミ:ゼブラ アンド カンパニー、本社:東京都港区麻布十番、代表取締役:阿座上陽平、陶山祐司、田淵良敬、以下Z&C)は、長野県塩尻市が令和4年度より実装する自治体主導の「地域型インパクト投資」の仕組み構築において、社会課題解決と事業成長を目指す"地域の社会起業家・ゼブラ経営者の支援”を行うため、「社会的インパクト投資の地域実装の共同実証」を2022年7月にスタートします。




[画像1: https://prtimes.jp/i/81881/12/resize/d81881-12-fd775a4a024eb6f18424-0.png ]



塩尻市との共同実証の背景


2018年8月から「市民起点のイノベーション = シビック・イノベーション」を加速度的に生み出すためのシビック・イノベーション拠点「スナバ」を運営する長野県塩尻市では、地域の課題やニーズに当事者意識をもって解決に取り組む地域の未来を創る担い手である"シビック・イノベーター”が集うコミュニティを運営し、事業成長を見越した伴走支援や環境整備を行ってきました。

これらの支援体制を更に強化させるため、2022年7月より、社会課題解決型の事業に特化した形でリスクマネーの提供を行う「社会的インパクト投資」の地域実装を、弊社Z&Cと共同で実施する事となりました。この実施により、塩尻市の地域課題を解決しながら事業成長を目指す"社会起業家”の事業成長スピードの加速や、新たな社会起業家の創出を目指します。



地域が掲げる事業資金についての課題とねらい


塩尻のような地域においては、起業や創業が盛んでない地方都市は、事業資金を調達する手段が限られているなど、起業家の資金調達の課題を抱えています。都心部のようにエンジェル投資家やVC等のファンドが豊富にあるわけではなく、多くの起業家は事業を進める際、自己資金による再投資、または銀行融資の選択肢が限られ、その結果、起業家は「自身が理想とする社会や地域」というバックキャストではなく「現状の事業の延長」というフォアキャストの目線が強い中で事業を創出するケースが多く、これでは起業家がどれだけ熱い想いを持って事業をスタートさせたとしても、生み出される社会や地域へのインパクトは最大化されない、といった構造的な課題が解決されません。
このような資本構造自体の課題の解決を目指し、「社会的インパクト投資の地域実装の共同実証」を実装することで、社会起業家が想い描く社会や地域の実現可能性を高め、地域の未来を創る人を増やしていきたいと考えます。



長野県塩尻市が自ら運営する社会起業家の伴走支援施設「スナバ」とは


「スナバ」は、長野県塩尻市に2018年に設立され、塩尻市及び一般財団法人塩尻市振興公社が連携して運営を行うシビック・イノベーションを創出するための拠点です。「生きたいまちを、ともに創る」をヴィジョンに、「人を創る」「事業を創る」「場を創る」ことをミッションに掲げ、未来の地域を創る人や事業の育成を実現すべく、伴走支援や環境整備を行ってきました。

2018年8月のオープンから約4年が経ち、現在約100名(延べ約180名)の会員制のコミュニティを形成し、日々のコワーキングスペースの運営のほか、起業家育成や起業家教育のためのアクセラレータの開催や、企業との新規事業開発プログラムのリビングラボの実施、など3つの機能を持っています。
近年スナバでは社会的意義と経済的な持続可能性の両立を目指す事業が生まれており、0→1を立ち上げ仮説検証を繰り返しながら、更なる事業拡大を目指すべく法人化する事業も出てきております。

今回の「社会的インパクト投資」につきましても、塩尻市が持つシビック・イノベーション拠点「スナバ」が培ってきた関係資本等を活用しながら、推進していきます。

■シビックイノベーション拠点「スナバ」
・facebook: https://www.facebook.com/sunaba.shiojiri
・ホームページ: https://www.sunaba.org/
[画像2: https://prtimes.jp/i/81881/12/resize/d81881-12-1c59b5e3ff064e1c9414-1.jpg ]

※シビックイノベーション拠点「スナバ」の様子



塩尻市担当者コメント


一般財団法人塩尻市振興公社 マネージャー/スナバ運営チーム 三枝大祐
この度は、塩尻市における社会的インパクト投資の仕組みづくりにご協力をいただき、大変嬉しく思っております。
人口減少、少子高齢化という社会現象の中で、私たち塩尻市のような地域が存続していくためには、地域の未来を自らの手で創造していく「人を育てる」ことのできる地域になっていく必要があると考えます。

現在スナバには、地域にインパクトを生み出す事業をつくる起業家が徐々に増えてきています。そしてこれからスタートする社会的インパクト投資の仕組みこそが、そのような起業家や、また起業家が手がける事業が育っていくのに必要なものになると信じています。

地域の未来を作り、人と事業を育てることに関心がある起業家、支援者、投資家の皆様のご連絡をお待ちしております。



Zebras and Company担当者コメント


Zebras and Company 共同創業者 / 代表取締役 陶山祐司
この度、塩尻市・スナバさんと一緒に、地域におけるゼブラ企業向けの支援・投資を開発していく機会をいただけましたこと、嬉しく思っています。

短期間で急成長を求めるベンチャーキャピタルの対象となりにくくても、優秀な社会起業家が地域には多く、地域におけるゼブラ企業は非常にポテンシャルがあると思っています。そうした起業家への新しい投資の形を切り開いていくことは、日本の全ての地域の参考になると感じています。

様々な地域の起業家・支援者・投資家の方々とも連携していければと思っています。まずは勉強したい、もっと情報を知りたいという方でも構いませんので、ご連絡をお待ちしています。


以上

▼株式会社Zebras and Company(ゼブラ アンド カンパニー)とは
「Different scale , Different future」をテーマに、誰もが社会課題解決と持続的で健康的な企業経営に挑戦できる「優しく健やかで楽しい社会」を目指し、投資と経営支援を行う会社です。投資・経営支援、行政や金融企業との連携、「ゼブラ企業」に関するリサーチと情報発信を通してゼブラ的経営を体系化し、「ゼブラ企業」という概念が全ての企業にインストールされる世界を目指しています。
※「Zebra」という概念はZebras Uniteが提唱している概念です。Z&Cは本概念に賛同しパートナーとして「Zebra」の日本社会への実装を行っていきます。
https://www.zebrasand.co.jp


▼株式会社Zebras and Company 会社概要
社 名:株式会社Zebras and Company
設 立:令和3年3月12日
事 業:「ゼブラ企業」という概念の認知拡大のためのムーブメント・コミュニティづくり、及び、社会実装のための投資や経営支援の実行
代表取締役:阿座上陽平、陶山祐司、田淵良敬
監査役:三尾徹


公式サイト:https://www.zebrasand.co.jp
公式Facebookページ:https://www.facebook.com/zebrasandco/
公式instagram:https://www.instagram.com/zebrasandco/
公式Twitter:https://twitter.com/zebrasandco
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