都道府県別・高速道路におけるスマートフォン接続状況調査 高速道路でのスマホのつながりやすさ、1位は埼玉県。キャリア別はauが大差で1位
[13/12/05]
提供元:PRTIMES
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- SA/PA での回線スピードに約5倍の地域間格差 -
仕事や旅行の際の通信および情報収集の手段として、スマートフォンの重要性はますます高まっています。また、全国の高速道路にあるサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)でのスマートフォンの接続も重要です。
そこで、株式会社ブランド総合研究所では、2013 年11 月15 日から11月18 日にかけて、全国の高速自動車国道(国土開発幹線自動車道のみ対象で、一般有料道路は対象外)のSAの上りと下りの計240 箇所、PAは上りまたは下りのいずれか1箇所(上りと下りの両方ある場合は上りのみ)の計285 箇所、計525 箇所を対象とし、スマートフォン(iPhone5c)での通信速度およびLTE 捕捉率を測定しました。
調査の結果、都道府県別に集計したところ、通信速度が最も速かったのは埼玉県(調査施設数11 箇所)で、下りがキャリア3社の平均で25.74Mbps でした。一方、最も遅かったのは鳥取県(同1箇所)で5.43Mbps と、4.73 倍もの開きがありました。
地域別では東海地方4県(同70 箇所)での平均は22.0Mbps であったのに対し、中国地方7県(同70 箇所)では12.0Mbps、東北地方6県(同70 箇所)では12.9Mbps とおよそ2倍の開きがありました。なお、関東7都県(同70 箇所)では18.4Mbps でした。
また、キャリア別ではauは525 施設でLTEに接続できたのが503 箇所(95.8%)だったのに対し、docomo は374 箇所(71.2%)、SoftBank は334 箇所(63.6%)でした。通信速度の525 箇所による平均はauが21.4Mbps だったのに対し、docomo は15.1Mbps、SoftBank は12.7Mbps となり、キャリア別によるつながりやすさでは、auが最も評価が高いという結果になりました。
■ 都道府県別・SA/PA での通信速度
全国47 都道府県別にキャリア3社平均での通信速度をまとめたのが下の表です。47 都道府県の中では埼玉県が25.74Mbps で1位となりました。2位は奈良県(25.41Mbps)、3位は大阪府(24.20Mbps)となりました。5 位の和歌山県や6 位の千葉県など、大都市およびその周辺の府県での通信速度が速い反面、岩手県、秋田県、山形県など、東北地方では通信速度が遅いという結果になりました。
※キャリア3社平均につき、キャリアにより速度の差があります(都道府県ごとのキャリア別の速度一覧はこちらをご参照ください)
http://tiiki.jp/news/wp-content/uploads/2013/12/a0227e5e1d5d768a423d879c92556409.jpg
■ キャリア別では31都道県でauが最速。LTE 捕捉率も95%超
都道府県別に、au、docomo、SoftBank のどの通信速度が早いかを比較してみると、47 都道府県中31 都道府県でauが最も早いという結果になりました。特に北海道、東北、関東、中国、四国、九州ではほとんどの都道県でauが最も早いキャリアとなっています。一方、SoftBank がキャリアの中で最も早かったのは近畿と神奈川の計8 府県、docomo は山形、千葉、静岡、愛知、島根、愛媛、大分、沖縄の8県でした。
また、調査した525 箇所の中ではLTE を捕捉できないケースも多く見受けられました。その比率(LTE 捕捉率)は、au では95.8%と極めて高くなったのに対し、docomo は71.2%、SoftBank では63.6%でした。
その結果が、通信速度における差として現れ、525 箇所の平均では、a uの下り速度が21.40Mbps と、docomo の15.10Mbps、SoftBank の12.68Mbps を大きく上回りました。docomo は下り速度は15.10Mbps と健闘しましたが、上り速度は2.75Mbps と極端に遅いという結果になりました。
■ 調査概要
調査名 高速道路におけるスマートフォン接続状況調査
調査日 2013年11月15日から18日までの4日間
調査時間 9時〜18時
調査地 全国の高速自動車国道(国土開発幹線自動車道のみ対象で、一般有料道路は対象外)のうち、SA施設は上りと下りの240箇所、PA施設は上りまたは下りのいずれか1箇所(上りと下りの両方あるばあいは上りのみ)の285箇所の計525箇所
調査場所 原則としてメインの建物の入口に近い屋外のパーキング
測定方法 「RBB Today Speed Test」アプリを使い、1機種1箇所につき3回計測し、その平均値を算出した。なお、接続できなかった場合には0Mbpsとした調査機種 調査使用スマートフォン端末はdocomo、au、SoftBankの各iPhone5c
調査主体 株式会社ブランド総合研究所
調査URL http://tiiki.jp/news/05_research/1722.html
※本調査結果のリリース内容は、当該調査時の条件下でのデータ及び所感であり、諸条件等によって異なる場合がございます。
■ ブランド総合研究所の会社概要
ブランド総合研究所は、企業ブランドおよび地域ブランドの調査とコンサルティングを行う専門企業。ブランド戦略の理解・普及活動、戦略立案などを担当するほか、ブランド力を高めるための調査、コンサルティング、テストマーケティングなどの専門業務を行っています。
社名:株式会社ブランド総合研究所
本社:東京都港区虎ノ門1-8-5
代表:田中章雄(代表取締役社長)
設立:2005年
資本金:2,500万円
仕事や旅行の際の通信および情報収集の手段として、スマートフォンの重要性はますます高まっています。また、全国の高速道路にあるサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)でのスマートフォンの接続も重要です。
そこで、株式会社ブランド総合研究所では、2013 年11 月15 日から11月18 日にかけて、全国の高速自動車国道(国土開発幹線自動車道のみ対象で、一般有料道路は対象外)のSAの上りと下りの計240 箇所、PAは上りまたは下りのいずれか1箇所(上りと下りの両方ある場合は上りのみ)の計285 箇所、計525 箇所を対象とし、スマートフォン(iPhone5c)での通信速度およびLTE 捕捉率を測定しました。
調査の結果、都道府県別に集計したところ、通信速度が最も速かったのは埼玉県(調査施設数11 箇所)で、下りがキャリア3社の平均で25.74Mbps でした。一方、最も遅かったのは鳥取県(同1箇所)で5.43Mbps と、4.73 倍もの開きがありました。
地域別では東海地方4県(同70 箇所)での平均は22.0Mbps であったのに対し、中国地方7県(同70 箇所)では12.0Mbps、東北地方6県(同70 箇所)では12.9Mbps とおよそ2倍の開きがありました。なお、関東7都県(同70 箇所)では18.4Mbps でした。
また、キャリア別ではauは525 施設でLTEに接続できたのが503 箇所(95.8%)だったのに対し、docomo は374 箇所(71.2%)、SoftBank は334 箇所(63.6%)でした。通信速度の525 箇所による平均はauが21.4Mbps だったのに対し、docomo は15.1Mbps、SoftBank は12.7Mbps となり、キャリア別によるつながりやすさでは、auが最も評価が高いという結果になりました。
■ 都道府県別・SA/PA での通信速度
全国47 都道府県別にキャリア3社平均での通信速度をまとめたのが下の表です。47 都道府県の中では埼玉県が25.74Mbps で1位となりました。2位は奈良県(25.41Mbps)、3位は大阪府(24.20Mbps)となりました。5 位の和歌山県や6 位の千葉県など、大都市およびその周辺の府県での通信速度が速い反面、岩手県、秋田県、山形県など、東北地方では通信速度が遅いという結果になりました。
※キャリア3社平均につき、キャリアにより速度の差があります(都道府県ごとのキャリア別の速度一覧はこちらをご参照ください)
http://tiiki.jp/news/wp-content/uploads/2013/12/a0227e5e1d5d768a423d879c92556409.jpg
■ キャリア別では31都道県でauが最速。LTE 捕捉率も95%超
都道府県別に、au、docomo、SoftBank のどの通信速度が早いかを比較してみると、47 都道府県中31 都道府県でauが最も早いという結果になりました。特に北海道、東北、関東、中国、四国、九州ではほとんどの都道県でauが最も早いキャリアとなっています。一方、SoftBank がキャリアの中で最も早かったのは近畿と神奈川の計8 府県、docomo は山形、千葉、静岡、愛知、島根、愛媛、大分、沖縄の8県でした。
また、調査した525 箇所の中ではLTE を捕捉できないケースも多く見受けられました。その比率(LTE 捕捉率)は、au では95.8%と極めて高くなったのに対し、docomo は71.2%、SoftBank では63.6%でした。
その結果が、通信速度における差として現れ、525 箇所の平均では、a uの下り速度が21.40Mbps と、docomo の15.10Mbps、SoftBank の12.68Mbps を大きく上回りました。docomo は下り速度は15.10Mbps と健闘しましたが、上り速度は2.75Mbps と極端に遅いという結果になりました。
■ 調査概要
調査名 高速道路におけるスマートフォン接続状況調査
調査日 2013年11月15日から18日までの4日間
調査時間 9時〜18時
調査地 全国の高速自動車国道(国土開発幹線自動車道のみ対象で、一般有料道路は対象外)のうち、SA施設は上りと下りの240箇所、PA施設は上りまたは下りのいずれか1箇所(上りと下りの両方あるばあいは上りのみ)の285箇所の計525箇所
調査場所 原則としてメインの建物の入口に近い屋外のパーキング
測定方法 「RBB Today Speed Test」アプリを使い、1機種1箇所につき3回計測し、その平均値を算出した。なお、接続できなかった場合には0Mbpsとした調査機種 調査使用スマートフォン端末はdocomo、au、SoftBankの各iPhone5c
調査主体 株式会社ブランド総合研究所
調査URL http://tiiki.jp/news/05_research/1722.html
※本調査結果のリリース内容は、当該調査時の条件下でのデータ及び所感であり、諸条件等によって異なる場合がございます。
■ ブランド総合研究所の会社概要
ブランド総合研究所は、企業ブランドおよび地域ブランドの調査とコンサルティングを行う専門企業。ブランド戦略の理解・普及活動、戦略立案などを担当するほか、ブランド力を高めるための調査、コンサルティング、テストマーケティングなどの専門業務を行っています。
社名:株式会社ブランド総合研究所
本社:東京都港区虎ノ門1-8-5
代表:田中章雄(代表取締役社長)
設立:2005年
資本金:2,500万円