BSAメンバー企業3社が関東所在のコンピュータソフト企画制作会社と世界最高額の約4億4千万円で和解
[11/09/06]
提供元:PRTIMES
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2011年9月6日
ビジネス ソフトウェア アライアンス(BSA)
BSAメンバー企業3社が関東所在のコンピュータソフト企画制作会社と
世界最高額の約4億4千万円で和解
〜 BSAへの通報を端緒とする和解としても過去最高額 〜
安全で信頼できるデジタル社会の実現を推進するビジネス ソフトウェア アラ
イアンス(本部:米国ワシントンDC、会長兼CEO:ロバート・ハリマン、以下B
SA)は、BSAメンバー企業であるアドビ システムズ インコーポレーテッド
(以下アドビ)、オートデスク インク(以下オートデスク)およびマイクロソ
フト コーポレーション(以下マイクロソフト)の3社は本日、関東所在のコン
ピュータソフト企画制作会社(以下A社)によるビジネスソフトウェアの著作
権侵害に関し、総額4億3,774万1,088円で和解が成立したと発表しました。本
件は、BSAへ寄せられた情報提供を端緒とする事案の和解総額として、世界最
高額となるものです。
本件に関する情報提供は、BSAが組織内違法コピーの問題解決のために設置し
ている情報提供窓口への通報が端緒となり発覚したものです。A社の著作権侵
害発覚後、BSAメンバー企業の依頼により行われたA社への社内調査の過程にお
いて、アドビが著作権を所有する製品「Adobe(R) Photoshop(R)」等、オート
デスクの「Autodesk(R) MAYA(R)」等およびマイクロソフトの「Microsoft
Office(R)」等の違法コピーが、合計約1,300本発見されました。A社による著
作権侵害の解決に向け、権利者であるアドビ、オートデスクおよびマイクロソ
フトの代理人が、A社の代理人との間で協議を重ねていました。
組織内違法コピーに関する「情報提供窓口」:
http://www.bsa.or.jp/enforcement/provide.html
BSA会長兼CEOのロバート・ハリマンは、「本件は、BSAメンバー企業へのビジ
ネスソフトウェアの著作権侵害事案で、過去最高額の和解となりました。違法
コピー率が20%と世界で最低水準である日本においても、まだ組織内違法コピ
ーは後を絶たないのが現状です。BSAでは、各国のBSA事務局と連携して、これ
まで以上にソフトウェアの不正利用防止に向けた啓発活動を展開していきま
す」と述べています。
BSA日本担当事務局長の松尾早苗は、「昨年に引き続き、BSAホットラインへの
情報提供を端緒とする世界最高額の和解が日本で成立しました。コンプライア
ンスマインドが浸透しつつあり、知的財産保護に関する意識も高まっている日
本国内において、依然としてこれほど大型の組織内違法コピーが行われていた
ことは大変遺憾です。今回のような大型の組織内違法コピーの発覚により、企
業や組織において、ソフトウェアの違法コピーを放置することが経営上の大き
なリスクとなるという認識が、より一層広まることを期待します」と述べてい
ます。
ビジネスソフトウェアの不正利用によるソフトウェアメーカーへの経済的損失
は多大であり、ソフトウェア産業の成長を鈍化させる要因となっています。強
いては、新製品開発をも妨げるだけでなく、国内さらには世界経済全体の成長
にも悪影響を及ぼします。BSAでは、権利保護支援のために「違法告発.com
(www.145982.com)」および「情報提供窓口(電話、Webフォーム、Eメール)」
を開設し、日々不正利用防止のために尽力しています。また、不正利用の
予防・防止のために必要不可欠なソフトウェア資産管理(SAM)の普及啓発活
動を目的として、企業向けに「C-SAMポータル (www.bsa.or.jp/csamportal)」
、自治体向けに 「P-SAMポータル (www.bsa.or.jp/psamporta)」といったコン
テンツを用意し、引き続き正規ユーザーの保護ならびに違法コピーの利用を強
いられている方々の環境改善を支援してまいります。
以上
組織内違法コピーについて
企業や学校、病院など複数のコンピュータでソフトウェアを使う組織内におけ
る違法コピーが「組織内違法コピー」であり、現在日本でもっとも多く見られ
る違法コピー形態でもあります。例えば、1台のコンピュータでのみ使用する
ことが許諾されたソフトウェアのパッケージを入手して複数のコンピュータに
インストールするような場合がこれに該当します。
「違法告発.com」について
「違法告発.com」(www.145982(イホウコクハツ).com)は、組織内違法コピー
の実態と情報提供の安全性等を広く訴求することを目的としたマイクロサイト
です。過去の通報案件をヒントに組織内違法コピーの手口を読み切り漫画で紹
介する「違法コピーのある風景」、BSA日本担当顧問が、情報提供の安全性や
ポイントについて解説する「BSAへの情報提供が安心な4つの理由」、違法コピ
ーの通報者へのアンケートをもとに、通報から違法コピー状態の改善までの体
験談をまとめた「私が決断した理由」の3つのコンテンツで構成されていま
す。
■BSAについて
ビジネス ソフトウェア アライアンス (BSA) は、ソフトウェア市場の成長と
イノベーションのための環境整備を目的に、世界80ヶ国で活動している世界最
大のソフトウェア業界団体です。今日、ソフトウェアは、世界中の国の経済お
よび社会的発展を推進する上で必要不可欠であり、各国政府およびパートナー
企業は、ソフトウェアに関する重要な政策・法的問題についてBSAの専門的な
意見に関心を寄せています。BSAメンバー企業は、地域経済、より良い雇用の
創出、さらに世界中の人々の生産性向上、つながり、安全に役立つ次世代型ソ
リューション実現に向け、毎年数十億ドルの投資を行っています。BSAのメン
バーには、アドビシステムズ、アジレント・テクノロジー、アンシス、アップ
ル、Aquafold、ARM、Arphic Technology、オートデスク、ベントレー・システ
ムズ、CNC/Mastercam、コーレル、Dassault Syst?mes SolidWorks Corporatio
n、メンター・グラフィックス、マイクロソフト、Minitab、NedGraphics、オ
ルボテック、Parametric Technology Corporation、Progress、Quest Softwar
e、ロゼッタストーン、シーメンス、サイベース、シマンテック、テクラおよ
び The MathWorksが加盟し、活動を行っています。詳しくは、BSA日本ウェブ
サイトwww.bsa.or.jp、または、BSA米国本部ウェブサイトwww.bsa.org/usa(
英語)をご覧ください。
【媒体掲載時の読者の方のお問い合わせ先】
BSA: http://www.bsa.or.jp
違法告発.com: http://145982.com
ビジネス ソフトウェア アライアンス(BSA)
BSAメンバー企業3社が関東所在のコンピュータソフト企画制作会社と
世界最高額の約4億4千万円で和解
〜 BSAへの通報を端緒とする和解としても過去最高額 〜
安全で信頼できるデジタル社会の実現を推進するビジネス ソフトウェア アラ
イアンス(本部:米国ワシントンDC、会長兼CEO:ロバート・ハリマン、以下B
SA)は、BSAメンバー企業であるアドビ システムズ インコーポレーテッド
(以下アドビ)、オートデスク インク(以下オートデスク)およびマイクロソ
フト コーポレーション(以下マイクロソフト)の3社は本日、関東所在のコン
ピュータソフト企画制作会社(以下A社)によるビジネスソフトウェアの著作
権侵害に関し、総額4億3,774万1,088円で和解が成立したと発表しました。本
件は、BSAへ寄せられた情報提供を端緒とする事案の和解総額として、世界最
高額となるものです。
本件に関する情報提供は、BSAが組織内違法コピーの問題解決のために設置し
ている情報提供窓口への通報が端緒となり発覚したものです。A社の著作権侵
害発覚後、BSAメンバー企業の依頼により行われたA社への社内調査の過程にお
いて、アドビが著作権を所有する製品「Adobe(R) Photoshop(R)」等、オート
デスクの「Autodesk(R) MAYA(R)」等およびマイクロソフトの「Microsoft
Office(R)」等の違法コピーが、合計約1,300本発見されました。A社による著
作権侵害の解決に向け、権利者であるアドビ、オートデスクおよびマイクロソ
フトの代理人が、A社の代理人との間で協議を重ねていました。
組織内違法コピーに関する「情報提供窓口」:
http://www.bsa.or.jp/enforcement/provide.html
BSA会長兼CEOのロバート・ハリマンは、「本件は、BSAメンバー企業へのビジ
ネスソフトウェアの著作権侵害事案で、過去最高額の和解となりました。違法
コピー率が20%と世界で最低水準である日本においても、まだ組織内違法コピ
ーは後を絶たないのが現状です。BSAでは、各国のBSA事務局と連携して、これ
まで以上にソフトウェアの不正利用防止に向けた啓発活動を展開していきま
す」と述べています。
BSA日本担当事務局長の松尾早苗は、「昨年に引き続き、BSAホットラインへの
情報提供を端緒とする世界最高額の和解が日本で成立しました。コンプライア
ンスマインドが浸透しつつあり、知的財産保護に関する意識も高まっている日
本国内において、依然としてこれほど大型の組織内違法コピーが行われていた
ことは大変遺憾です。今回のような大型の組織内違法コピーの発覚により、企
業や組織において、ソフトウェアの違法コピーを放置することが経営上の大き
なリスクとなるという認識が、より一層広まることを期待します」と述べてい
ます。
ビジネスソフトウェアの不正利用によるソフトウェアメーカーへの経済的損失
は多大であり、ソフトウェア産業の成長を鈍化させる要因となっています。強
いては、新製品開発をも妨げるだけでなく、国内さらには世界経済全体の成長
にも悪影響を及ぼします。BSAでは、権利保護支援のために「違法告発.com
(www.145982.com)」および「情報提供窓口(電話、Webフォーム、Eメール)」
を開設し、日々不正利用防止のために尽力しています。また、不正利用の
予防・防止のために必要不可欠なソフトウェア資産管理(SAM)の普及啓発活
動を目的として、企業向けに「C-SAMポータル (www.bsa.or.jp/csamportal)」
、自治体向けに 「P-SAMポータル (www.bsa.or.jp/psamporta)」といったコン
テンツを用意し、引き続き正規ユーザーの保護ならびに違法コピーの利用を強
いられている方々の環境改善を支援してまいります。
以上
組織内違法コピーについて
企業や学校、病院など複数のコンピュータでソフトウェアを使う組織内におけ
る違法コピーが「組織内違法コピー」であり、現在日本でもっとも多く見られ
る違法コピー形態でもあります。例えば、1台のコンピュータでのみ使用する
ことが許諾されたソフトウェアのパッケージを入手して複数のコンピュータに
インストールするような場合がこれに該当します。
「違法告発.com」について
「違法告発.com」(www.145982(イホウコクハツ).com)は、組織内違法コピー
の実態と情報提供の安全性等を広く訴求することを目的としたマイクロサイト
です。過去の通報案件をヒントに組織内違法コピーの手口を読み切り漫画で紹
介する「違法コピーのある風景」、BSA日本担当顧問が、情報提供の安全性や
ポイントについて解説する「BSAへの情報提供が安心な4つの理由」、違法コピ
ーの通報者へのアンケートをもとに、通報から違法コピー状態の改善までの体
験談をまとめた「私が決断した理由」の3つのコンテンツで構成されていま
す。
■BSAについて
ビジネス ソフトウェア アライアンス (BSA) は、ソフトウェア市場の成長と
イノベーションのための環境整備を目的に、世界80ヶ国で活動している世界最
大のソフトウェア業界団体です。今日、ソフトウェアは、世界中の国の経済お
よび社会的発展を推進する上で必要不可欠であり、各国政府およびパートナー
企業は、ソフトウェアに関する重要な政策・法的問題についてBSAの専門的な
意見に関心を寄せています。BSAメンバー企業は、地域経済、より良い雇用の
創出、さらに世界中の人々の生産性向上、つながり、安全に役立つ次世代型ソ
リューション実現に向け、毎年数十億ドルの投資を行っています。BSAのメン
バーには、アドビシステムズ、アジレント・テクノロジー、アンシス、アップ
ル、Aquafold、ARM、Arphic Technology、オートデスク、ベントレー・システ
ムズ、CNC/Mastercam、コーレル、Dassault Syst?mes SolidWorks Corporatio
n、メンター・グラフィックス、マイクロソフト、Minitab、NedGraphics、オ
ルボテック、Parametric Technology Corporation、Progress、Quest Softwar
e、ロゼッタストーン、シーメンス、サイベース、シマンテック、テクラおよ
び The MathWorksが加盟し、活動を行っています。詳しくは、BSA日本ウェブ
サイトwww.bsa.or.jp、または、BSA米国本部ウェブサイトwww.bsa.org/usa(
英語)をご覧ください。
【媒体掲載時の読者の方のお問い合わせ先】
BSA: http://www.bsa.or.jp
違法告発.com: http://145982.com