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「洗練の丸の内」と「喧騒の八重洲」・街イメージ比較(SOTO)調査結果より




10月14日は「鉄道の日」です。これは、明治5年(1872年)10月14日、新橋と横浜間に日本で初めて鉄道が開通したことに由来します。この「鉄道の日」にちなんで、鉄道ターミナルにまつわるデータを、東京駅を例にご紹介します。それでは、出発進行!

東京駅はプラットホームの数や旅客収入額が日本で一番多い駅であり、東海道新幹線や東北・上越・長野新幹線などの始発駅であるなど、日本の鉄道の中心駅です。先の10月1日には、5年以上にわたって復原工事が行われていた東京駅丸の内側駅舎が開業し、話題となっています。一方の八重洲側でも10月5日に大丸東京店が移転増築開業しました。

そこで、当社のSOTO(屋外メディア総合調査)データを使って東京駅丸の内側と八重洲側のイメージを比べてみました。

【街のイメージ〜丸の内vs.八重洲〜】
高級感のある  丸の内17%、 八重洲3%
上品な     丸の内15%  八重洲3%
買い物に便利な 丸の内8%   八重洲10%
にぎやかな   丸の内8%   八重洲16%

◆丸の内側は「高級感、上品さ」で八重洲側を大きくリード
2002年の丸ビル全面改装オープンから早10年。その後も丸の内OAZO開業や丸の内仲通りの整備、新丸ビルの再開発などが続いたことで、洗練されたイメージが確立されているようです。 

◆「利便性、にぎやかさ」では八重洲が丸の内を上回る
広大な面積に多数の店舗が連なる八重洲地下街や、八重洲口の顔とも言える大丸東京店のイメージが定着していると思われます。また新幹線の改札が集中しているため、行き交う人々が生み出す喧騒が感じられているのではないでしょうか。
 
競うように再開発が行われてきた丸の内と八重洲ですが、そのイメージは大きく異なっているようです。 

※SOTOとは?
SOTOは、ビデオリサーチが行っている屋外メディア総合調査です。鉄道(路線・駅)系データ、街(来街)系、道路利用状況、メディア接触時間帯、商品購買・店舗利用など「屋外メディア」と購買の関係を総合的に調査しています。
主要な駅構内、街の中の通過状況など、広告掲出ポイント別データ、各媒体の利用・接触量やプロフィール、さらに複数ビークルにおける到達状況を集計・分析するソフトのご提供もしています。
《調査概要》
調査方法:質問紙郵送留置調査
調査地域:東京30km圏       
調査期間:2011/5/30-6/5    
調査対象者:男女15〜69才       
回収数:4,003人 

詳細は下記URLをご参照下さい。                http://www.videor.co.jp/service/oohmedia/soto.htm
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