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モービルアイが先進運転支援システム(ADAS)の後付製品として世界で唯一、欧州安全基準に適合

国内の貸切、高速バスにも導入されている衝突防止補助システムが、欧州安全統一規格の性能試験をクリア




ジャパン・トゥエンティワン株式会社(本社:東京都渋谷区/代表取締役社長:加藤充、略称J21)がマスターディストリビューターとして販売しているモービルアイ社(本社:イスラエル)の後付け衝突防止補助システム「モービルアイ」が、先進運転支援システム(ADAS)の後付製品としては世界で初めて、自動車の国際安全基準であるUN-ECE協定規則130号「車線逸脱警報装置」※1の認証試験をクリアしました※2。これにより自動車メーカーが製造ラインで搭載する同種の装置と同等の性能であることが証明されました。

さらに、モービルアイ社およびJ21では、「前方車両衝突警報装置」についても基準取得を計画しています。この基準についてはECE基準にもまだ制定がないため、前方車両衝突警報としての基準であるISO規格※3の取得を次なる目標としています。

J21では2011年の発売以来、モービルアイ社の単眼カメラを搭載した後付け衝突防止補助システムをバス、トラックなどの運輸・運送事業者、大口の社用車ユーザーを中心に約5万台を出荷してきました。貸切、高速バスにおいては、全体の10%にあたる約4,400台に導入されています※4。全ての商用車・社用車ユーザーの衝突事故を減らすことができるよう、これからも注力してまいります。
[画像: http://prtimes.jp/i/10261/13/resize/d10261-13-309422-0.jpg ]


※1 UN-ECE(協定規則)
1958年に締結された国連の多国間協定。自動車の装置ごとの安全や環境に関する統一基準を設定し国際的な相互承認を推進することにより、安全で環境性能の高い自動車を普及するとともに、自動車の国際流通の円滑化を図ることを目的としています。
 英文URL:http://www.unece.org/trans/main/wp29/wp29regs.html
 国土交通省URL:http://www.mlit.go.jp/common/001042410.pdf
近年車両の運行に伴う安全装置の一部としてADASが注目され、ECE基準でも130号(車線逸脱警報装置)、131号(大型車の衝突被害軽減ブレーキ)が制定されています。130号は、車両が道路上の白線などの車線ラインを方向指示器を出さない状態で逸脱した場合に、運転者に警報する基準です。試験では特定の車両に搭載して、世界各国の道路での車線認識と車線逸脱検知のテストを行います。これにより居眠り・運転者の不具合時に、車線逸脱を運転者に警報し、事故を未然に防止する機能です。
 URL: http://www.mlit.go.jp/jidosha/un/UN_R130.pdf
日本でも、国土交通省の自動車基準である「道路運送車両の保安基準(昭和26年運輸省令第67号)」で、平成27年8月1日からバスおよび大型トラックに備える車線逸脱警報装置について、車線からの逸脱の検知および警報に係る性能等に関し新たに基準を定めました。

※2 UN-ECE試験実施内容
今回のモービルアイでのECE基準130号の基準テストは以下の通りです。
1.試験機関:オランダ・TASS International (オランダ政府のTNO応用科学研究機構の自動車試験部門が独立)
2.テストナンバー:F156275 
3.受験車両:N1カテゴリー 
4.試験結果:適合
5.ECE基準130号での対象範囲:乗客定員10人以上のバス・車両総重量3.5トン以上のトラック
URL: https://www.tassinternational.com/

※3 ISO規格
ISO/DIS 15623,<日本工業規格JIS D 0802:自動車―前方車両衝突警報装置―性能要求事項及び試験手順>

※4 バス事業者での導入例(敬称略・順不同)
富士急行グループ・JRバス各社(中国・西日本・東海・関東・東北)・阪急阪神バスグループ・小田急バス・京成バス・西鉄バスグループ・名鉄バス・小田急シティバス・平成エンタープライズ・桜交通・いわさきコーポレーショングループ・富山地方鉄道・那覇バス・琉球バス交通・近鉄バス・南海バス・静鉄ジャストライン・大阪空港交通・北鉄奥能登バス・東海バス・神姫バス・九州産交バス・三重交通 他

■モービルアイ(Mobileye)社について
イスラエルのエルサレムに本社を置く、先進運転支援システム(ADAS)のリーディングカンパニー。独自のチップセットとアルゴリズムによる同社特有のビジョンベースを基盤にしたシステムで、世界で卓越した存在。自動車メーカー向けの衝突防止補助半導体(OEM)および一般市場向けシステム製品(AM)と自動運転向け半導体が主な製品分野。衝突防止では、累積1,000万台の出荷実績で、世界70%のシェアを誇る。2014年にNYSEへ上場し、イスラエル企業史上最大のIPOを達成した。
参考URL: http://www.mobileye.com/ (英語)、http://www.imobile.bz/ (日本語)

■ジャパン・トゥエンティワン株式会社について
ジャパン・トゥエンティワン株式会社は、1998年7月に創業し、”イノベーションを市場化する”を掲げ、イスラエルを中心に世界最先端のハイテク企業の技術や製品のビジネスを日本で展開。自動車の衝突防止補助システム「モービルアイ」の他、主な取り扱い製品としては、タブレット端末の盗難防止製品「コンピュロックス」、プログラミング学習ゲーム「コードモンキー」などがある。
参考URL:http://www.japan21.co.jp/

※ 製品名、サービス名などは一般に各社の商標または登録商標です。
※ 内容は発表日現在のものです。予告なしに変更されることがあります。

お問い合わせ先
ジャパン・トゥエンティワン株式会社
東京都渋谷区恵比寿西1-26-7
TEL:03-5456-8520 Email:info@imobile.bz Web:http://www.imobile.bz/
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