独自の秘密分散技術製品PASERIを持つセキュリティベンチャーTCSI社にテクノスジャパン、資本参加
[16/04/12]
提供元:PRTIMES
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株式会社テクノスジャパン(代表取締役 城谷直彦、以下「テクノス」)は、独自の秘密分散技術を持つセキュリティベンチャー株式会社TCSI(代表取締役社長 田口善一)に対し、株式譲渡による資本参加を実施したことをお知らせします。
昨今、サイバーセキュリティの重要性が問われるなか、政府動向として2014年にサイバーセキュリティ基本法、2015年にマイナンバー法・改正個人情報保護法が施行されました。 情報保護に対する企業の責務は益々重くなり、顧客情報や機密情報の漏えいは企業イメージ・ブランド低下をもたらすとともに、顧客への対応コストやビジネス損失を招き、企業活動に重大な影響を及ぼします。最近では標的型サイバー攻撃により、ウィルス感染したPCから大量の情報が抜き取られる被害も増えています。暗号化対策では、暗号鍵管理が煩雑化し、暗号鍵が流出してしまう事態に陥り、利用可能な実データが漏洩する危険性が高く、昨今標的型サイバー攻撃も巧妙化しており、暗号鍵自体が盗まれる事件も発生しています。
一方でICTの技術革新にともない、モバイルデバイスやクラウドサービスが広く普及し、IoTで全てのものが繋がる世界へなっていくなか、サービスを安心・安全に活用するためには、盤石なセキュリティ対策が求められます。
テクノスでは、次世代IoT社会を推進していくための安全なセキュリティ対策につき調査を進めておりましたが、このたび独自の秘密分散技術を用いたデータ保護基盤「PASERI」を研究開発したセキュリティベンチャーTCSI社へ資本参加し、株式譲渡により1.2億円を出資しました。同じくして、先進的なベンチャー企業を支援する株式会社東京大学エッジキャピタル(代表取締役社長 郷治友孝)も、TCSIに対して第三者割当増資として約2億円を出資しています。
TCSIの持つデータ保護基盤「PASERI」は、秘密分散技術により、情報を複数の意味のないデータに変換・分割・分散保管でき、個別の分散片だけではデータ復元ができず、もし分散片を漏洩しても、機密情報・個人情報の扱いにならず、暗号化製品は不要となります。つまりユーザーのIT環境の安全性を、利便性を阻害することなく、完全に担保するサービスとなります。
今後テクノスでは、TCSIへ役員を派遣し、セキュリティ技術を活用したサービスの企画・開発を支援していきます。特にIoTプラットフォーム基盤を活用するサービスのセキュリティ強化策(PASERI for IoT)の研究開発を支援していくことで、将来テクノスへの顧客展開も含めた対応を進めていくことも予定しています。
テクノスでは、AI・IoTサービスで強みを持つテクノスデータサイエンス・エンジニアリング株式会社も含めたグループ体制として、今後も急成長するIoT市場においてビッグデータ利活用及び情報保護の両面から企業経営の根幹を支えていき、データドリブンイノベーターとなるようビジネスを推進してまいります。
【PASERIについて】
秘密分散のひとつであるAONT(All or Nothing Transform)手法を利用したソリューション。暗号化方式とは異なり鍵の保管、更新が不要で、かつ一片が欠けてもデータの復元が不可能であるというAONT方式の特性に加えて、分散ファイルのサイズの可変性など独自性を加えた製品。
[画像: http://prtimes.jp/i/11506/13/resize/d11506-13-408148-1.jpg ]
■TCSIの企業概要
名称:株式会社TSCI
設立:2014年3月4日
代表:代表取締役社長 田口善一
場所:東京都渋谷区恵比寿南2-8-13キョウデンビル7階
TEL:03-6826-3003/FAX:03-5724-5501
概要:セキュリティソリューションを提供するTCSIは国産ベンダーにおいて断片ファイルサイズの可変性などを実現する独自の秘密分断技術をもつ。同社の秘密分散技術を活用したデータ保護ソリューションは適用範囲も広く、モバイル・クラウド・IoTなど様々な環境でデータ保護対策を提供する。
■東京大学エッジキャピタルの企業概要
名称:株式会社東京大学エッジキャピタル(UTEC)
設立:2004年4月1日
代表:代表取締役社長 郷治友孝
場所:東京都文京区本郷7-3-1東京大学産学連携プラザ4F
TEL:03-5844-6681 / FAX:03-5844-6672
概要:研究成果の企業化のため、シード(種)・アーリー(早期)段階から投資し、東京大学をはじめ、日本の各機関の科学技術力を基盤として、国内外で研究成果や人材を社会に還元し、イノベーションと収益を社会に還元するベンチャーキャピタル投資に取り組んでいる。
実績:ペプチドリーム株式会社、テラ株式会社、株式会社モルフォ
昨今、サイバーセキュリティの重要性が問われるなか、政府動向として2014年にサイバーセキュリティ基本法、2015年にマイナンバー法・改正個人情報保護法が施行されました。 情報保護に対する企業の責務は益々重くなり、顧客情報や機密情報の漏えいは企業イメージ・ブランド低下をもたらすとともに、顧客への対応コストやビジネス損失を招き、企業活動に重大な影響を及ぼします。最近では標的型サイバー攻撃により、ウィルス感染したPCから大量の情報が抜き取られる被害も増えています。暗号化対策では、暗号鍵管理が煩雑化し、暗号鍵が流出してしまう事態に陥り、利用可能な実データが漏洩する危険性が高く、昨今標的型サイバー攻撃も巧妙化しており、暗号鍵自体が盗まれる事件も発生しています。
一方でICTの技術革新にともない、モバイルデバイスやクラウドサービスが広く普及し、IoTで全てのものが繋がる世界へなっていくなか、サービスを安心・安全に活用するためには、盤石なセキュリティ対策が求められます。
テクノスでは、次世代IoT社会を推進していくための安全なセキュリティ対策につき調査を進めておりましたが、このたび独自の秘密分散技術を用いたデータ保護基盤「PASERI」を研究開発したセキュリティベンチャーTCSI社へ資本参加し、株式譲渡により1.2億円を出資しました。同じくして、先進的なベンチャー企業を支援する株式会社東京大学エッジキャピタル(代表取締役社長 郷治友孝)も、TCSIに対して第三者割当増資として約2億円を出資しています。
TCSIの持つデータ保護基盤「PASERI」は、秘密分散技術により、情報を複数の意味のないデータに変換・分割・分散保管でき、個別の分散片だけではデータ復元ができず、もし分散片を漏洩しても、機密情報・個人情報の扱いにならず、暗号化製品は不要となります。つまりユーザーのIT環境の安全性を、利便性を阻害することなく、完全に担保するサービスとなります。
今後テクノスでは、TCSIへ役員を派遣し、セキュリティ技術を活用したサービスの企画・開発を支援していきます。特にIoTプラットフォーム基盤を活用するサービスのセキュリティ強化策(PASERI for IoT)の研究開発を支援していくことで、将来テクノスへの顧客展開も含めた対応を進めていくことも予定しています。
テクノスでは、AI・IoTサービスで強みを持つテクノスデータサイエンス・エンジニアリング株式会社も含めたグループ体制として、今後も急成長するIoT市場においてビッグデータ利活用及び情報保護の両面から企業経営の根幹を支えていき、データドリブンイノベーターとなるようビジネスを推進してまいります。
【PASERIについて】
秘密分散のひとつであるAONT(All or Nothing Transform)手法を利用したソリューション。暗号化方式とは異なり鍵の保管、更新が不要で、かつ一片が欠けてもデータの復元が不可能であるというAONT方式の特性に加えて、分散ファイルのサイズの可変性など独自性を加えた製品。
[画像: http://prtimes.jp/i/11506/13/resize/d11506-13-408148-1.jpg ]
■TCSIの企業概要
名称:株式会社TSCI
設立:2014年3月4日
代表:代表取締役社長 田口善一
場所:東京都渋谷区恵比寿南2-8-13キョウデンビル7階
TEL:03-6826-3003/FAX:03-5724-5501
概要:セキュリティソリューションを提供するTCSIは国産ベンダーにおいて断片ファイルサイズの可変性などを実現する独自の秘密分断技術をもつ。同社の秘密分散技術を活用したデータ保護ソリューションは適用範囲も広く、モバイル・クラウド・IoTなど様々な環境でデータ保護対策を提供する。
■東京大学エッジキャピタルの企業概要
名称:株式会社東京大学エッジキャピタル(UTEC)
設立:2004年4月1日
代表:代表取締役社長 郷治友孝
場所:東京都文京区本郷7-3-1東京大学産学連携プラザ4F
TEL:03-5844-6681 / FAX:03-5844-6672
概要:研究成果の企業化のため、シード(種)・アーリー(早期)段階から投資し、東京大学をはじめ、日本の各機関の科学技術力を基盤として、国内外で研究成果や人材を社会に還元し、イノベーションと収益を社会に還元するベンチャーキャピタル投資に取り組んでいる。
実績:ペプチドリーム株式会社、テラ株式会社、株式会社モルフォ