一級建築士の古川 泰司 氏による連続講座、「森と建築を一緒に考える」共同開催のお知らせ
[22/05/23]
提供元:PRTIMES
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木材プラットフォームeTREEを運営する株式会社森未来(本社:東京都港区、代表取締役:浅野 純平)は、一級建築士の古川 泰司 氏をお招きし、全10回の連続講座「森と建築を一緒に考える」を共同開催いたします。
【お申し込みはこちらから】
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdqfYWDGfCATG6fOqBVobO00J9XdhtPOy5l8NyWX2-4ac8irg/viewform
[画像1: https://prtimes.jp/i/20108/13/resize/d20108-13-a562611b76d19d1387ee-1.jpg ]
開催概要
昨今ではSDGsの認知の高まりもあり、建築業界においては、流通経路が透明化されたサステナブルな材やエシカルな材の需要が伸びています。政府においても、2021年6月に「森林・林業基本計画」を閣議決定し、「森林・林業・木材産業による『グリーン成長』」を打ち出したほか、2021年10月には「脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材利用の促進に関する法律」を施行し、国産材需要の拡大を目指しています。
一方で現状は、日本における国内材を使った建築実績は多いとはいえず、国産材需要の拡大のためには、建築業界関係者における、国内材の知識、木材調達方法、木材建築の各種規制、木材建築設計に関するノウハウなどの共有が必要不可欠です。
本講座は、「森と建築を一緒に考える」をメインテーマに、これまで数多くの住宅・非住宅の木造建築を手掛けられてきた古川氏と参加者が全10回にわたり、木材建築について多角的な視点でディスカッションしていく対話型のイベントとなります。
古川氏は、精力的に国産材普及の活動をされる、現在の国産材建築における第一人者のおひとりです。古川氏との対話を通じて、国内材建築に興味ある方々の一助になれば幸いです。
開催概要
・開催期間:2022年6月4日(土)〜10月22日(土)の全10回
・参加費:25,000円(税込、全10回分)
・定員:15名
・お申込み締切:2022年5月29日(日)
・開催形式:対面
・開催場所:森未来セミナースペース(東京都港区芝5-27-6 泉田町ビル 7F)
・主催:アトリエフルカワ 一級建築事務所
・共催/事務局:株式会社森未来
・申し込み方法:以下のフォームよりお申し込みください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdqfYWDGfCATG6fOqBVobO00J9XdhtPOy5l8NyWX2-4ac8irg/viewform
講師紹介
[画像2: https://prtimes.jp/i/20108/13/resize/d20108-13-0abf58f08c47b85d9236-0.png ]
古川 泰司 氏(一級建築士)
・経歴
武蔵野美術大学建築学科卒業後、'88年筑波大学院芸術学系デザイン専攻建築コース修了。建築事務所や工務店に勤務後、'98年アトリエフルカワ一級建築士事務所設立。林業、製材、職人をつないだ、地域の木を生かした建物の設計を行っています。最近では、住宅医の資格を活かしながら、空き家活用で地域の空間資源再生を通した地域再生やコミュニティづくりにも取り組む。2021年には「木の家に住もう。」を上梓。
・本講座へのコメント
森と建築の関係は近くて遠いものがあります。この距離感と断絶をなんとかできないか?
それを解決していくには問題の見える化が必要です。
今回の連続講座は、私が建築の設計という仕事の中で、今までやってきたこと、出会った人々との対話、その中で考えてきたことを踏まえ、みなさんとの対話の中で、問題点の見える化をはかる試みです。川上、川中、川下の参加者のみなさま各々が抱える問題点を解きほぐす補助線を引くことを心がけたいと思います。
参加者の皆さんとのより深い議論を楽しみにしております。
全10回の講座詳細
・1回目:6月4日(土)16:00-17:30
【テーマ】森林・林業・育林
日本の森林の特徴とそこで育まれてきた各地の林業がテーマです。戦後の拡大造林の話から、様々な林業のあり方について語り合いながら、林業と建築について改めて振り返ります。
・2回目:6月16日(木)19:00-20:30
【テーマ】素材生産
意外と知られていないのが素材生産の世界です。素材生産とは森林の木を伐採し丸太にするところまでの作業を言います。ここでは素材生産の問題点に触れ、そこにある様々な技術を通して、山主と素材生産者の関係にも触れていきたいと思います。
・3回目:7月2日(土)16:00-17:30
【テーマ】製材
丸太の価値を高めるのが製材です。合理的な生産でコストを下げることで丸太の価値を上げることもできますし、製材の木取りの仕方次第でも丸太の価値は変わってきます。製材という観点から木の価値のありかたについて考えます。
・4回目 7/22(金)19:00-20:30
【テーマ】木材の品質と性質
木材の性質に触れながら木材の品質とはなにか?について考えます。日本では JAS規格というものがありますが JAS規格についても掘り下げ、その問題点についても考えていきます。
・5回目 8/6(土)16:00-17:30
【テーマ】プレカットと生産・流通
いまや木造建築はプレカットなしでは考えられなくなっています。プレカットが木造建築に及ぼした影響、木材の流通経路がプレカットにより一変したことにもふれ、現在、川上、川中、川下をつなぐ流通に必要なことを一緒に考えてゆきます。
・6回目 8/20(土)16:00-17:30
【テーマ】木造とは-1 伝統と現代
木造を支えてきた伝統工法と呼ばれる伝統的な考え方を取り上げます。その特徴を概観し現代の木造の考え方との比較で伝統に学ぶべき点を考えます。また木造建築における大工の役割についても考えていきます。
・7回目 9/1(木)19:00-20:30
【テーマ】木造とは-2 軸組工法
戦後に定められた在来軸組工法の考え方についてふれることで、木造建築の生産について考えます。テーマ 6に引き続き、職人と木材の関係について考えていきたいと思います。
・8回目 9/17(土)16:00-17:30
【テーマ】木造とは-3 非住宅とこれからの木造
木造建築は防耐火の規制も整備され、大規模なものが実現可能になっています。住宅の枠を超えた木材活用としても期待されているこれからの木造建築について考えます。また「木育」についても触れます。
・9回目 10/6(木)19:00-20:30
【テーマ】架構と設計
木造建築の設計でいちばん重要なのは構造のモデル化です。架構とボリュームの考えから木造建築の設計について考えます。
・10回目 10/22(土)16:00-17:30
【テーマ】銘木と役物
ここまでは主に一般流通材としての木材を考えてきましたが、一枚板、化粧板などの銘木や役物について考えていきます。その生産や流通、活用方法などがテーマになります。
森未来(しんみらい)について
森未来(https://shin-mirai.co.jp/)は、Sustainable Forestをミッションに、森林・林業・木材のあらゆる情報をテクノロジーの力で集約し、未来を変革する木材流通の実現を目指しています。
現在は、森林・木材・林業のあらゆる情報を集約することで、従来の木材流通を透明化、需要者と供給者を直接マッチングし、いつでも簡単に適正価格の木材を購入できるプラットフォーム「eTREE(イーツリー)」
(https://www.etree.jp/)を運営しています。
・社名:株式会社森未来
・設立:2016年4月
・代表:代表取締役 浅野 純平
・住所:東京都港区芝5-27-6 泉田町ビル6F
以上。
【お申し込みはこちらから】
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdqfYWDGfCATG6fOqBVobO00J9XdhtPOy5l8NyWX2-4ac8irg/viewform
[画像1: https://prtimes.jp/i/20108/13/resize/d20108-13-a562611b76d19d1387ee-1.jpg ]
開催概要
昨今ではSDGsの認知の高まりもあり、建築業界においては、流通経路が透明化されたサステナブルな材やエシカルな材の需要が伸びています。政府においても、2021年6月に「森林・林業基本計画」を閣議決定し、「森林・林業・木材産業による『グリーン成長』」を打ち出したほか、2021年10月には「脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材利用の促進に関する法律」を施行し、国産材需要の拡大を目指しています。
一方で現状は、日本における国内材を使った建築実績は多いとはいえず、国産材需要の拡大のためには、建築業界関係者における、国内材の知識、木材調達方法、木材建築の各種規制、木材建築設計に関するノウハウなどの共有が必要不可欠です。
本講座は、「森と建築を一緒に考える」をメインテーマに、これまで数多くの住宅・非住宅の木造建築を手掛けられてきた古川氏と参加者が全10回にわたり、木材建築について多角的な視点でディスカッションしていく対話型のイベントとなります。
古川氏は、精力的に国産材普及の活動をされる、現在の国産材建築における第一人者のおひとりです。古川氏との対話を通じて、国内材建築に興味ある方々の一助になれば幸いです。
開催概要
・開催期間:2022年6月4日(土)〜10月22日(土)の全10回
・参加費:25,000円(税込、全10回分)
・定員:15名
・お申込み締切:2022年5月29日(日)
・開催形式:対面
・開催場所:森未来セミナースペース(東京都港区芝5-27-6 泉田町ビル 7F)
・主催:アトリエフルカワ 一級建築事務所
・共催/事務局:株式会社森未来
・申し込み方法:以下のフォームよりお申し込みください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdqfYWDGfCATG6fOqBVobO00J9XdhtPOy5l8NyWX2-4ac8irg/viewform
講師紹介
[画像2: https://prtimes.jp/i/20108/13/resize/d20108-13-0abf58f08c47b85d9236-0.png ]
古川 泰司 氏(一級建築士)
・経歴
武蔵野美術大学建築学科卒業後、'88年筑波大学院芸術学系デザイン専攻建築コース修了。建築事務所や工務店に勤務後、'98年アトリエフルカワ一級建築士事務所設立。林業、製材、職人をつないだ、地域の木を生かした建物の設計を行っています。最近では、住宅医の資格を活かしながら、空き家活用で地域の空間資源再生を通した地域再生やコミュニティづくりにも取り組む。2021年には「木の家に住もう。」を上梓。
・本講座へのコメント
森と建築の関係は近くて遠いものがあります。この距離感と断絶をなんとかできないか?
それを解決していくには問題の見える化が必要です。
今回の連続講座は、私が建築の設計という仕事の中で、今までやってきたこと、出会った人々との対話、その中で考えてきたことを踏まえ、みなさんとの対話の中で、問題点の見える化をはかる試みです。川上、川中、川下の参加者のみなさま各々が抱える問題点を解きほぐす補助線を引くことを心がけたいと思います。
参加者の皆さんとのより深い議論を楽しみにしております。
全10回の講座詳細
・1回目:6月4日(土)16:00-17:30
【テーマ】森林・林業・育林
日本の森林の特徴とそこで育まれてきた各地の林業がテーマです。戦後の拡大造林の話から、様々な林業のあり方について語り合いながら、林業と建築について改めて振り返ります。
・2回目:6月16日(木)19:00-20:30
【テーマ】素材生産
意外と知られていないのが素材生産の世界です。素材生産とは森林の木を伐採し丸太にするところまでの作業を言います。ここでは素材生産の問題点に触れ、そこにある様々な技術を通して、山主と素材生産者の関係にも触れていきたいと思います。
・3回目:7月2日(土)16:00-17:30
【テーマ】製材
丸太の価値を高めるのが製材です。合理的な生産でコストを下げることで丸太の価値を上げることもできますし、製材の木取りの仕方次第でも丸太の価値は変わってきます。製材という観点から木の価値のありかたについて考えます。
・4回目 7/22(金)19:00-20:30
【テーマ】木材の品質と性質
木材の性質に触れながら木材の品質とはなにか?について考えます。日本では JAS規格というものがありますが JAS規格についても掘り下げ、その問題点についても考えていきます。
・5回目 8/6(土)16:00-17:30
【テーマ】プレカットと生産・流通
いまや木造建築はプレカットなしでは考えられなくなっています。プレカットが木造建築に及ぼした影響、木材の流通経路がプレカットにより一変したことにもふれ、現在、川上、川中、川下をつなぐ流通に必要なことを一緒に考えてゆきます。
・6回目 8/20(土)16:00-17:30
【テーマ】木造とは-1 伝統と現代
木造を支えてきた伝統工法と呼ばれる伝統的な考え方を取り上げます。その特徴を概観し現代の木造の考え方との比較で伝統に学ぶべき点を考えます。また木造建築における大工の役割についても考えていきます。
・7回目 9/1(木)19:00-20:30
【テーマ】木造とは-2 軸組工法
戦後に定められた在来軸組工法の考え方についてふれることで、木造建築の生産について考えます。テーマ 6に引き続き、職人と木材の関係について考えていきたいと思います。
・8回目 9/17(土)16:00-17:30
【テーマ】木造とは-3 非住宅とこれからの木造
木造建築は防耐火の規制も整備され、大規模なものが実現可能になっています。住宅の枠を超えた木材活用としても期待されているこれからの木造建築について考えます。また「木育」についても触れます。
・9回目 10/6(木)19:00-20:30
【テーマ】架構と設計
木造建築の設計でいちばん重要なのは構造のモデル化です。架構とボリュームの考えから木造建築の設計について考えます。
・10回目 10/22(土)16:00-17:30
【テーマ】銘木と役物
ここまでは主に一般流通材としての木材を考えてきましたが、一枚板、化粧板などの銘木や役物について考えていきます。その生産や流通、活用方法などがテーマになります。
森未来(しんみらい)について
森未来(https://shin-mirai.co.jp/)は、Sustainable Forestをミッションに、森林・林業・木材のあらゆる情報をテクノロジーの力で集約し、未来を変革する木材流通の実現を目指しています。
現在は、森林・木材・林業のあらゆる情報を集約することで、従来の木材流通を透明化、需要者と供給者を直接マッチングし、いつでも簡単に適正価格の木材を購入できるプラットフォーム「eTREE(イーツリー)」
(https://www.etree.jp/)を運営しています。
・社名:株式会社森未来
・設立:2016年4月
・代表:代表取締役 浅野 純平
・住所:東京都港区芝5-27-6 泉田町ビル6F
以上。