日本初、24時間完全無人の お寺×IT“テラテク”宿坊「Temple Hotel 正伝寺」をオープン
[19/07/25]
提供元:PRTIMES
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〜産学”寺”連携のインバウンド観光客誘致プロジェクトも始動〜
『お寺ステイ』を運営する株式会社シェアウィング(所在地:東京都港区、代表取締役社長:佐藤真衣、雲林院奈央子)と日蓮宗 松流山 正傳寺(所在地:東京都港区、住職:田村完浩)は、本日24時間完全無人の宿坊(宿泊施設)「Temple Hotel正伝寺(テンプルホテル正伝寺)」のオープンを発表します。戦後から続く地価高騰により、昔からその地域に住む檀家が減少している都心部のお寺にとって、宿坊「Temple Hotel正伝寺」がお寺の新しい柱の一つとなることを目指していきます。
また、東洋学園大学と共同し、インバウンド観光客の誘致プロジェクトも開始します。学生のプレゼン発表のうち優秀なものを元に、インバウンド観光客へ向けた体験提供を予定しています。
[画像1: https://prtimes.jp/i/26610/13/resize/d26610-13-657102-0.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/26610/13/resize/d26610-13-407821-1.jpg ]
■「Temple Hotel正伝寺」 オープンの背景1.:人口減少による寺院の檀家減少
日本に77,000以上存在するお寺。その内の30%以上が檀家減少を主な理由とした後継者不足に直面しており、
今後消滅していくことが予測されています※1。現在、社寺の持つ観光資源・空間資源・地域の資源を最大限に活
用し、檀家に代わる新たなファンやコミュニティを形成することが全国の寺院に求められているとシェアウィングは考えます。
また、お寺の存続危機は地方の話だけには留まらず、都心部にも及んでいます。正傳寺は、東京都港区芝に所
在しており、戦後日本の発展とともにお寺の周りも様変わりしていきました。特にバブル景気を境に、昔からその土地に住んでいた檀家さんが、よその土地に引っ越してしまい、お寺の運営がより難しくなっているケースがあります。今の時代に合わせたお寺のあり方が問われています。
※1:2040年までに33%の「お寺」が消滅する? あなたにとって全く無関係ではない迷惑な話
https://news.infoseek.co.jp/article/knuckles_3497/
「地域消滅時代」を見据えた今後の国土交通戦略のあり方について
https://www.mlit.go.jp/pri/kouenkai/syousai/pdf/b-141105_2.pdf
■「Temple Hotel正伝寺」 オープンの背景2.:寺院における業務煩雑化とIT活用余地の大きさ
地方部では、空き寺・廃寺が増えており、複数の寺院の住職を兼務しているお坊さんが増加しています。業務量が増える一方、やり方を変えなければ業務が回りません。総務省の就業構造基本調査によると、週75時間以上勤務などの条件を満たした「過労死予備軍」の割合が14.8%と、極めて高い状況にあります
※2。お坊さんにとって、ITを活用して業務効率正を高め、働き方改革を実現する必要があります。
また、IT活用についてはまだこれからという寺院も多く、ITを導入する余地は大きいと考えています。
※2:お寺の困りごと“あるある”をテクノロジーでどう解決する?
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/event/1190895.html
■お寺×IT “テラテク”宿坊 「Temple Hotel正伝寺」について
[画像3: https://prtimes.jp/i/26610/13/resize/d26610-13-895014-4.png ]
日本初※3の24時間完全無人化を実現した宿坊です。宿泊者は、テレビ電話を通して好きな時間にチェックイン・チェックアウトを完了できます。また、敷地内の本堂やお寺内の会議室も予約が可能です。
さらに「Temple Hotel正伝寺」の宿泊者へは、「お守りづくり」「数珠づくり」「写経」の体験も提供を予定しており、特にインバウンド観光客からの高い需要を見込んでいます。
※3:自社および株式会社寺社旅調べ
■東洋学園大学との共同プロジェクトについて
マーケティングがご専門で、現在東洋学園大学で教鞭をとられる本庄加代子准教授より以下のコメントをいただいております。
[画像4: https://prtimes.jp/i/26610/13/resize/d26610-13-576545-3.jpg ]
「お寺という、文化的・社会的付加価値の高い資産を、従来お寺産業にはなかったマーケティング視点から輝かせるための施策を、先入観のない大学生が発想していくことそのものに、社会的意義を感じた。学生はそれまで無関心であったお寺を身近に感じるきっかけとなり、大学での学びを深めることができた。実施するにあたり、連携
先の正伝寺様もシェアウィング様もビジネスではなく、教育的見地からの理解も深く、実施環境が整っていることもありがたいと感じている。この点は今後大学が社会から強く求められているPBL(プロジェクト型の教育)を展開する上で、非常に重要な点であると考えている。」
また今後は、本日発表をした企画体験を、より具体的な戦略企画に落とし込み、そのPR活動などを検討することを予定しています。
[画像5: https://prtimes.jp/i/26610/13/resize/d26610-13-237990-2.png ]
■今後の展開
アバターによる接客販売・案内などを得意とする株式会社UsideUと共同の上、宿坊向けアバター「尼ター(アマター)」を開発しており、「Temple Hotel正伝寺」や今後展開していく宿坊への導入を予定しています。「尼ター」はチェックインや宿坊案内時の担当者が、その見た目を変える目的で使用し、寺院に宿泊する仏教的な世界観の盛り上げを狙います。また、複数寺院の遠隔管理にも利用可能性があると考えています。
シェアウィングは、2020年までに100ヶ寺とのパートナー契約、10ヶ寺の宿坊開業を予定しています。その目標に向け、お寺の未来を支えたいと思っているお寺生まれの方やITを駆使してお寺を変えたい人を募集します。特に、お寺の後継予定者や働き方を模索したいお坊さん、お坊さん×民間企業のパラレルキャリアを目指したい方を強く募集していきます。
■関連URL
「Temple Hotel正伝寺」
https://oterastay.com/shodenji/
日蓮宗 松流山 正傳寺
http://www.shoudenji.jp/
■会社概要
設立:2016年6月
代表取締役シェア社長:雲林院奈央子、佐藤真衣
本社所在地:東京都港区浜松町2-13-12 Rise Well ビル3F
事業内容:社寺での日本文化体験をつうじた「セルフクレンズ」の場づくりを行う
URL: https://oterastay.com/
■本件に関するお問合せ先
株式会社:株式会社シェアウィング
広報担当:雲林院(うんりいん)
e-mail:pr@oterastay.com
『お寺ステイ』を運営する株式会社シェアウィング(所在地:東京都港区、代表取締役社長:佐藤真衣、雲林院奈央子)と日蓮宗 松流山 正傳寺(所在地:東京都港区、住職:田村完浩)は、本日24時間完全無人の宿坊(宿泊施設)「Temple Hotel正伝寺(テンプルホテル正伝寺)」のオープンを発表します。戦後から続く地価高騰により、昔からその地域に住む檀家が減少している都心部のお寺にとって、宿坊「Temple Hotel正伝寺」がお寺の新しい柱の一つとなることを目指していきます。
また、東洋学園大学と共同し、インバウンド観光客の誘致プロジェクトも開始します。学生のプレゼン発表のうち優秀なものを元に、インバウンド観光客へ向けた体験提供を予定しています。
[画像1: https://prtimes.jp/i/26610/13/resize/d26610-13-657102-0.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/26610/13/resize/d26610-13-407821-1.jpg ]
■「Temple Hotel正伝寺」 オープンの背景1.:人口減少による寺院の檀家減少
日本に77,000以上存在するお寺。その内の30%以上が檀家減少を主な理由とした後継者不足に直面しており、
今後消滅していくことが予測されています※1。現在、社寺の持つ観光資源・空間資源・地域の資源を最大限に活
用し、檀家に代わる新たなファンやコミュニティを形成することが全国の寺院に求められているとシェアウィングは考えます。
また、お寺の存続危機は地方の話だけには留まらず、都心部にも及んでいます。正傳寺は、東京都港区芝に所
在しており、戦後日本の発展とともにお寺の周りも様変わりしていきました。特にバブル景気を境に、昔からその土地に住んでいた檀家さんが、よその土地に引っ越してしまい、お寺の運営がより難しくなっているケースがあります。今の時代に合わせたお寺のあり方が問われています。
※1:2040年までに33%の「お寺」が消滅する? あなたにとって全く無関係ではない迷惑な話
https://news.infoseek.co.jp/article/knuckles_3497/
「地域消滅時代」を見据えた今後の国土交通戦略のあり方について
https://www.mlit.go.jp/pri/kouenkai/syousai/pdf/b-141105_2.pdf
■「Temple Hotel正伝寺」 オープンの背景2.:寺院における業務煩雑化とIT活用余地の大きさ
地方部では、空き寺・廃寺が増えており、複数の寺院の住職を兼務しているお坊さんが増加しています。業務量が増える一方、やり方を変えなければ業務が回りません。総務省の就業構造基本調査によると、週75時間以上勤務などの条件を満たした「過労死予備軍」の割合が14.8%と、極めて高い状況にあります
※2。お坊さんにとって、ITを活用して業務効率正を高め、働き方改革を実現する必要があります。
また、IT活用についてはまだこれからという寺院も多く、ITを導入する余地は大きいと考えています。
※2:お寺の困りごと“あるある”をテクノロジーでどう解決する?
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/event/1190895.html
■お寺×IT “テラテク”宿坊 「Temple Hotel正伝寺」について
[画像3: https://prtimes.jp/i/26610/13/resize/d26610-13-895014-4.png ]
日本初※3の24時間完全無人化を実現した宿坊です。宿泊者は、テレビ電話を通して好きな時間にチェックイン・チェックアウトを完了できます。また、敷地内の本堂やお寺内の会議室も予約が可能です。
さらに「Temple Hotel正伝寺」の宿泊者へは、「お守りづくり」「数珠づくり」「写経」の体験も提供を予定しており、特にインバウンド観光客からの高い需要を見込んでいます。
※3:自社および株式会社寺社旅調べ
■東洋学園大学との共同プロジェクトについて
マーケティングがご専門で、現在東洋学園大学で教鞭をとられる本庄加代子准教授より以下のコメントをいただいております。
[画像4: https://prtimes.jp/i/26610/13/resize/d26610-13-576545-3.jpg ]
「お寺という、文化的・社会的付加価値の高い資産を、従来お寺産業にはなかったマーケティング視点から輝かせるための施策を、先入観のない大学生が発想していくことそのものに、社会的意義を感じた。学生はそれまで無関心であったお寺を身近に感じるきっかけとなり、大学での学びを深めることができた。実施するにあたり、連携
先の正伝寺様もシェアウィング様もビジネスではなく、教育的見地からの理解も深く、実施環境が整っていることもありがたいと感じている。この点は今後大学が社会から強く求められているPBL(プロジェクト型の教育)を展開する上で、非常に重要な点であると考えている。」
また今後は、本日発表をした企画体験を、より具体的な戦略企画に落とし込み、そのPR活動などを検討することを予定しています。
[画像5: https://prtimes.jp/i/26610/13/resize/d26610-13-237990-2.png ]
■今後の展開
アバターによる接客販売・案内などを得意とする株式会社UsideUと共同の上、宿坊向けアバター「尼ター(アマター)」を開発しており、「Temple Hotel正伝寺」や今後展開していく宿坊への導入を予定しています。「尼ター」はチェックインや宿坊案内時の担当者が、その見た目を変える目的で使用し、寺院に宿泊する仏教的な世界観の盛り上げを狙います。また、複数寺院の遠隔管理にも利用可能性があると考えています。
シェアウィングは、2020年までに100ヶ寺とのパートナー契約、10ヶ寺の宿坊開業を予定しています。その目標に向け、お寺の未来を支えたいと思っているお寺生まれの方やITを駆使してお寺を変えたい人を募集します。特に、お寺の後継予定者や働き方を模索したいお坊さん、お坊さん×民間企業のパラレルキャリアを目指したい方を強く募集していきます。
■関連URL
「Temple Hotel正伝寺」
https://oterastay.com/shodenji/
日蓮宗 松流山 正傳寺
http://www.shoudenji.jp/
■会社概要
設立:2016年6月
代表取締役シェア社長:雲林院奈央子、佐藤真衣
本社所在地:東京都港区浜松町2-13-12 Rise Well ビル3F
事業内容:社寺での日本文化体験をつうじた「セルフクレンズ」の場づくりを行う
URL: https://oterastay.com/
■本件に関するお問合せ先
株式会社:株式会社シェアウィング
広報担当:雲林院(うんりいん)
e-mail:pr@oterastay.com