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DATAFLUCTとカフェ・カンパニーが協業 外食産業における働き方改革に向けたサービスの共同開発・提供へ

AI活用による業務報告などの自動化により、日々の作業時間を大幅削減!

JAXAベンチャー認定企業の株式会社DATAFLUCT(所在地:東京都千代田区、代表取締役:久米村隼人、以下「DATAFLUCT」)と食を通じた多様なコミュニティを創造するカフェ・カンパニー株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役 楠本修二郎、以下「カフェ・カンパニー」)は、外食産業における働き方改革に向けたサービスの共同開発・提供を開始いたしますので、その概要をお知らせします。




■ 協業に至った想い
外食産業では、長時間労働や労働生産性の低さ、深刻化する人手不足が指摘されており、農林水産省が発表した統計* によると、外食産業における正規雇用者の月間時間外労働時間が80時間を超える割合は、通常期12.5%、繁忙期24.3%と推計されています。長時間労働を強いられることで、従業員の「働きやすさ」や、仕事をする上での「クリエイティブ性」が阻害されてしまい、結果、従業員満足度の低下や高い離職率につながっています。

DATAFLUCTは、外食産業に従事する人たちが、作業で疲弊するのではなく、お客様に特別な時間を提供すること、つまり本来行うべきサービスの価値を向上することに、時間を割いていただきたいと考えております。 データ活用とサイエンスの力で、残業が減らない従業員を日々の書類・レポート作成などの業務から解放し、作業効率化を目指しています。

カフェ・カンパニーは、2001 年の創業以来、「CAFE = Community Access For Everyone」 を企業理念に掲げ、地域に根ざしたコミュニティを再生し、活き活きとしたライフスタイルを提案することで、食を通じて多様なコミュニティを創造してきました。また、「未来のカフェの在り方」や「外食産業の働き方のデザイン」などの新たなチャレンジにも積極的に取り組んでいます。

両社のこのような想いから、外食産業における働き方改革に向けたサービスの共同開発・サービス提供を行うことにいたしました。 飲食店での仕事本来の「楽しさ」をスタッフが日々体感しながら働ける環境づくりを目指し、まずは、カフェ・カンパニーが運営する「WIRED SHIBUYA」にて、DATAFLUCTが開発した「DATAFLUCT intelligent.(データフラクト インテリジェント)」を導入し、作業効率化を行うサービス開発するための実証実験をスタートします。
* 出典元:平成30年 農林水産省 食料産業局「外食・中食産業における働き方の現状と課題について」


■実証実験の概要
・実験店舗:WIRED SHIBUYA(東京都渋谷区渋谷3-27-1 100 BANCH 1F)
・実証実験期間:2020年3月1日〜2020年6月30日
・検証するサービス
[画像1: https://prtimes.jp/i/46062/13/resize/d46062-13-106476-6.jpg ]

(データフラクト インテリジェント) https://datafluct.com/service/intelligent/

1、チャットボットによる日報の自動作成
店長が作成していた日報(日毎の課題分析/業務改善・売上・発注等の報告書)をチャットボットにより自動作成し、専用アプリからスマートフォンを使用して、本部に報告する機能です。多様な店舗展開をする企業にとって、店舗ごとの日報を集約し、効率的にデータ集計・課題分析をすることは、店舗経営をする上で大切です。
また、日報に含まれる業務改善については、課題に対するアプローチを提案する機能も備えています。高精度な売上予測により、例えばその日の売上目標に対して、予測値が届いていない場合、広告配信を促します。こうした日々の課題分析や業務改善、売上・発注等をまとめた日報作成業務を自動化することで、毎日30分〜1時間程度の時間短縮が可能となり、月単位にすると15時間〜20時間もの作業時間削減につながることが期待できます。
さらに、本部から各店舗のスマートフォンに、他店舗の日報、週報をプッシュ配信することで、その情報を見た従業員が行動を変えるためのきっかけを提供します。

<サービス概要図>
[画像2: https://prtimes.jp/i/46062/13/resize/d46062-13-434377-2.png ]


「Summarize」 :POSデータ・予約情報といった複数のデータソースを統合し、自動で要約
「What’s Issue」:ユーザから売上目標未達要因や、集客の課題をチャットボットに投げかける


<課題に対するアプローチを提案する機能>
[画像3: https://prtimes.jp/i/46062/13/resize/d46062-13-195064-3.png ]




2、広告の自動発注
利用コストと、運用における専門的な知識が求められる広告発注を、自動化する機能です。店舗のPLデータ(財務諸表)と、将来の売上予測により、業務負荷をかけずに広告の自動発注が可能になります。
[画像4: https://prtimes.jp/i/46062/13/resize/d46062-13-217226-9.png ]

※本来、人が「広告主→自動配信システムサーバー→PL配信元→配信先情報配信元→媒体」と行っていた一連の業務が、自動化されます。


■今後の展開
今回の実証実験を通じて、「DATAFLUCT intelligent.」の効果検証を行い、その結果をもとに「DATAFLUCT intelligent.」を正式にサービス化していきます。また、チャットボットによる日報の自動作成・広告の自動発注以外にも、自動化できる作業領域の拡大に向けて両社で継続的なサービス開発に取り組み、外食産業全体における働き方改革への貢献を目指してまいります。


■両社コメント
[画像5: https://prtimes.jp/i/46062/13/resize/d46062-13-820565-11.jpg ]


株式会社DATAFLUCT 代表取締役 久米村 隼人
日本の外食産業では、アナログなコミュニケーションが重視されており、日報作成など現場は膨大な業務を抱えています。当社は、データサイエンス・スタートアップ企業として、外食産業で埋もれていた様々なデータを統合・分析し、店舗業務の自動化を進めていくことで業務効率を大幅に向上し、お客様に提供する食事やサービスの価値最大化に貢献できるのではないかと考えました。今回、新しい「食」の未来を創造し続けるカフェ・カンパニー様と組むことで、外食産業で働く方たちが、笑顔でワクワク働ける魅力的な職場になるように、貢献してまいります。

[画像6: https://prtimes.jp/i/46062/13/resize/d46062-13-777425-12.png ]

カフェ・カンパニー株式会社 代表取締役 楠本 修二郎
久米村さんは凄い人です。今まで外食も含めたサービス産業に、宇宙の仕事をしている人が参入したことは無かったのではないでしょうか。最先端のデータ解析技術を活かし、外食産業を含めた人々の生活の幸せにダイレクトに貢献していくことは、食の未来をつくりたいという我々の思いの実現にもつながり、力強くタッグを組めると信じています。また、全てのサービス産業に携わる働き手の為にも、顧客ニーズをサポートし、これまでの属人的な作業負荷を軽減することで、本来の仕事の楽しさ、つまり人と交わり会話する中からお客様の笑顔をつくっていく、というこの仕事の醍醐味に特化できることが可能となるでしょう。これからのライフスタイル提案は、データ活用から第一歩が始まる。リアルな顧客接点とデータの融合により、新しい食の可能性を開いていきたいですね。


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【本件に関する取材・お問い合わせ】
株式会社DATAFLUCT
DATAFLUCT intelligent.責任者:白石 裕人(info@datafluct.com)
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カフェ・カンパニー株式会社
担当:古田 さゆり(pr_info@cafecompany.co.jp)
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