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IBMとバンク・オブ・アメリカがIBM Cloud for Financial Servicesを推進、BNPパリバが参加

IBMはIndustry Cloud Advisory Councilを設立

IBMは新機能を備えたセキュリティーへの投資を継続し、IBM Research Cloud Innovation Labを設立

[米国ニューヨーク州アーモンク – 2020年7月22日(現地時間)発]

IBMは本日、ヨーロッパ最大級の銀行であるBNPパリバを含むいくつかのグローバルな銀行が、IBM(R) Cloud for Financial Servicesを採用する金融機関やテクノロジー・プロバイダーのエコシステムに参加予定であると発表しました。また、IBMとバンク・オブ・アメリカの提携における重要なマイルストーンとして、IBM Cloud Policy Framework for Financial Servicesが利用できることも発表しました。IBM Cloud Policy Framework for Financial Servicesは、金融業界に特化した次世代のエンタープライズ・クラウド基盤であり、共通の運用基準と合理化されたコンプライアンス管理フレームワークにより、企業向け次世代クラウド・ソリューションを実現します。これにより、成長を続けるIBMの金融サービス・エコシステムで、信頼された取引を行うことが可能になります。

またIBMは、これらの取り組みを支援し、IBM Cloud Policy Framework for Financial Servicesの継続的な発展に助言を行うFinancial Services Cloud Advisory Councilを設立することを発表します。このカウンシルの代表は、IBM CloudのSVPであるハワード・ボヴィレ(Howard Boville)で、バンク・オブ・アメリカ側の代表は同社の最高技術責任者のトニー・ケリソン(Tony Kerrison)氏です。

このカウンシルは、主要な金融機関を結集し、規制が厳しい金融分野におけるクラウド・セキュリティーの戦略的な発展を支援します。

バンク・オブ・アメリカのグローバル・バンキング&マーケット、エンタープライズ・リスクおよびファイナンス・テクノロジー&コア・テクノロジー・インフラストラクチャーのエグゼクティブであるデビッド・ライリー(David Reilly)氏は、次のように述べています。「弊社では、独自のプライベートクラウドで大きな成功をおさめており、すでに技術的ワークロードの大部分はクラウド上で稼働しています。一方、現行のプライベートクラウド基盤と同等の高い拡張性、セキュリティー、経済性を提供できる金融サービス対応ソリューションを必要としていました。そのため、私たちはIBMと提携し、データのレジリエンシー、プライバシー、および顧客データの安全性を最優先検討事項とした、業界初のサード・パーティー・クラウドの構築を目指します。」

IBM Cloud for Financial Servicesの開発の中核となるのは、バンク・オブ・アメリカや、金融サービスの法規制遵守に関するコンサルティング領域のグローバル・リーダーであり、IBMの事業部門であるPromontoryとの連携です。この連携により、クラウド・セキュリティーおよびコンプライアンス遵守のための適切な要件を備えたポリシー・フレームワークを確立します。これにより、金融機関のお客様は、主要なアプリケーションやワークロードを信頼性の高いホストに置くことができます。IBM Cloud Policy Framework for Financial Servicesが今回利用できるようになり、銀行の機密性の高いデータをパブリッククラウド上で安全に運用するために必要な、業界情報に基づいたIBMパブリッククラウド統制の提供を目指します。IBM、Promontory、およびAdvisory Councilは今後も協力を続け、最新の業界規制に対応できるよう、常に最新のフレームワークを提供し続けます。

BNPパリバが、IBM Cloud for Financial Servicesに参加

BNP パリバは、ヨーロッパにおけるアンカー・クライアントとしてIBM Cloud for Financial Servicesへ参加することを約束しており、IBMの金融業界の深い専門知識、統制フレームワーク、業界をリードするデータ保護機能をもつパブリッククラウドが、自行の厳しい基準を満たすと認めています。BNPパリバは、IBMが開発、管理する占有クラウドを利用し、Keep Your Own Key(KYOK)暗号化機能を含むIBM Cloudのテクノロジーを活用します。BNPパリバは、ヨーロッパ全域のエコシステムにおいて新たなパートナーとなる銀行を追加する計画を立てています。

BNPパリバのCIOであるバーナード・ガヴガニ(Bernard Gavgani)氏は次のように述べています。「IBMとの協力をさらに進めることで、私たちは金融サービス業界におけるイノベーションを推進し、小規模なスタートアップから業界最大手の企業に至るまで、テクノロジー・プロバイダーが参加するエコシステムと連携することができます。IBM Cloud for Financial Servicesにより、私たちは業界で確立した規制基準に準拠できるという自信を持って、ミッション・クリティカルなワークロードをクラウドに移行し、デジタル変革の取り組みを進めることができるのです」

IBMが金融サービス・クラウド・エコシステムを拡大

加えて、三菱UFJフィナンシャル・グループが、日本におけるIBM Cloud for Financial Servicesの推進に向けた参画を検討しておりIBMともにデジタル変革を加速していきます。

三菱UFJフィナンシャル・グループ 執行役常務 グループCIOの亀田 浩樹氏は次のようにコメントしています。「MUFGはここ数年に渡りITワークロードのクラウドへの移行を進めており、先端の技術を活用しながらいかにデータのセキュリティーを担保し、運用リスクを軽減するかに注力してきました。ニューノーマルの時代において、日本の金融機関はレガシーシステムを維持する体力をデジタル変革にシフトすることが急務であり、IBM Cloud for Financial Servicesの実現はその手段のひとつになると考えます。MUFGの長年に渡る戦略パートナーとして、IBMがミッションクリティカルな金融業務に最適なテクノロジーを提供し、MUFG全体のDXを共に推進してくれることを期待しています。」

IBMはまた、独立系ソフトウェア・ベンダー(ISV)によるエコシステムもさらに拡大させており、30社近いパートナーも加わることになっています。これらのテクノロジー・プロバイダーは、オファリングやサービスをIBM Cloud for Financial Servicesに搭載することをコミットしています。これにより、厳しいセキュリティー、レジリエンシー、およびコンプライアンス要件への対応が容易となり、金融サービス機関との取引拡大に繋がります。

IBM Cloudのシニア・バイス・プレジデントであるハワード・ボヴィレは次のように述べています。「主要な金融機関とテクノロジー・パートナーが当社の金融サービス・クラウドに参加した今日、業界をリードする暗号化機能を備えたIBM Public Cloudこそ、金融サービス、ヘルスケア、通信会社、航空会社などの、特に規制の厳しい業界にも対応できるエンタープライズ・クラウドであるという自信を深めています。IBMでは、金融サービス機関が規制要件に対処できることを目標としたプラットフォームを構築すると同時に、参加する銀行やプロバイダーが安心して取引できるようにする共同エコシステムも構築していきます」

新しいIBM Research Cloud Innovation Labと、お客様向けの革新的なセキュリティー機能

IBM Research は、IBM Cloud for Financial Servicesを支える技術開発において中核となる役割を果たしており、インフラストラクチャー、プラットフォーム、データ、および開発者向けワークフローにまたがるセキュリティーとコンプライアンスの実現に、包括的に取り組んでいます。たとえばIBMは、IBM Researchと協力し、IBM Cloud Security and Compliance Centerを設立します。これにより、お客様はセキュリティーとコンプライアンスの指針を、ワークロード全体にわたり継続的に監視および強制でき、クラウド・セキュリティーを改善するためのシームレスで自動化されたプロセスを適用できます。先日のIBMによるSpanugoの買収により、IBM Cloud Security and Compliance Centerでは、開発者のワークフローに、自動化されたセキュリティーおよびコンプライアンス・チェックを付与することができるようになる予定です。

IBM Cloud Security and Compliance Centerは2020年8月に利用可能となります。これにより、IBM Cloud for Financial Services上にワークロードを有するグローバルな銀行やISVは、コンプライアンス・プロファイルの定義や統制の管理、監査のための広範なデータ証跡の維持ができるようになり、組織全体のコンプライアンスをリアルタイムで常時監視できるようになります。Promontoryは引き続き、IBM Cloud for Financial Servicesのユーザーに合わせたITリスク・アドバイザリー・サービスを提供します。

加えて、IBMは2020年8月にIBM Research Cloud Innovation Labを立ち上げる予定です。この Labでは、IBM Cloud for Financial Servicesを利用するお客様や業界パートナーが、IBM Researchが作る新しいクラウド・テクノロジーをいち早く活用できるよう、IBM Research Labが産み出す最新のイノベーションを最初に確認できるだけでなく、新しいクラウド・ソリューションのテクノロジーや機能をいち早く試し、技術的に深く洞察することができ、意見交換も可能です。IBM Research Cloud Innovation LabとIBM Cloud Center for Security and Complianceの詳細については、こちらをご覧ください。

IBM Cloud for Financial ServicesはIBMのパブリッククラウドである「IBM Cloud」上に構築され、IBM Zにも搭載される業界最先端の機密コンピューティング・セキュリティーを搭載しています。IBM Hyper Protect Servicesを介して提供され、一般に商用利用可能な製品では最高レベルのセキュリティー認定を受けた「Keep Your Own Key」暗号化機能を備えるIBM Cloudは、業界で最も安全かつオープンなビジネス向けのパブリッククラウドです。

以上

詳細については、www.ibm.com/cloud/financial-services をご覧ください。

IBMの将来の方向または意向に関する記述については、予告なしに変更または撤回される場合があり、単に目標を示しているものです。

当報道資料は、2020年7月22日(現地時間)にIBM Corporationが発表したプレスリリースの抄訳です。原文は下記URLを参照ください。
https://newsroom.ibm.com/2020-07-22-IBM-and-Bank-of-America-Advance-IBM-Cloud-for-Financial-Services-BNP-Paribas-Joins-as-Anchor-Client-in-Europe(英語)

IBM、ibm.com、IBM Cloud IBM Research、IBM Zは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corporationの商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。 現時点での IBM の商標リストについては、http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml(US)をご覧ください。
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