令和3年度1級建築士設計製図試験 合格率35.9% 総合資格学院が令和3年度試験においても「日本一」の合格実績を達成
[21/12/28]
提供元:PRTIMES
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建設・不動産関連の資格取得スクール「総合資格学院」を運営する株式会社総合資格(本社:東京都新宿区、代表取締役:岸 隆司)は、12月24日(金)に公益財団法人 建築技術教育普及センターより発表された「令和3年度 1級建築士設計製図試験」の結果について分析しましたので、ご報告いたします。
令和3年度1級建築士設計製図試験
[画像1: https://prtimes.jp/i/60863/13/resize/d60863-13-184ad98b6d589d5560f0-0.jpg ]
〇 合格率は35.9%
令和3年度の1級建築士の設計製図試験は、7月11日(日)に行われた学科試験合格者と過去の学科試験合格者の受験資格保有者により、10月10日(日)に行われ、受験者数は10,499人、合格者数は3,765人となり、合格率は35.9%でした。
〇 「年齢別」における合格者の割合
[画像2: https://prtimes.jp/i/60863/13/resize/d60863-13-46f0a822080b5c71cff7-1.png ]
建築士法改正(※1)後、2度目の試験となった令和3年度試験の「年齢別」における合格者の割合をみると、令和2 年度より新たに加わった「23才以下」の合格者が7.6%と、令和2年度の6.0%から1.6%増加する結果となりました。また、20代の合格者割合も、法改正前は5割を超えることはありませんでしたが、令和3年は58.1%と令和2年度につづき、6割近い数値となりました。
受験資格の緩和に伴い、学校の資格取得に対する取り組みの変化や、企業が早期に資格取得者を確保する動きが活発化し、少なからずこの数字を形成する一因となっています。受験者としても、専門課程等で学んだ知識がまだ鮮明なうちの、比較的時間が取りやすい時期に学習をはじめることで十分な対策を取ることが可能です。また、実務に必要な専門知識が身につき、就職活動、さらには、資格手当や、昇進・昇格にも確実につながり、大きなメリットが得られます。これらのことからも、今後、新しい制度を利用して、在学中や卒業後すぐに1級建築士合格をめざす方が増加していくと考えられます。
※1 令和2年度より、実務経験が受験資格要件から免許登録要件となったことで、新たに建築学科等の大学卒業者が一級建築士を受験できるようになりました。
〇 合格基準
設計製図試験の採点結果は、ランクI〜IVに分けられ、[ランクI「知識及び技能」を有するもの]を得た受験者のみが合格となります。
今年度は、ランクI:35.9%、ランクII:6.3%、ランクIII:26.9%、ランクIV:30.9%となりました。ランクIIは、令和元年度、令和2年度に引き続き、他のランクと比較すると極端に低い結果となりました。このようにランクI(合格者)以外のほとんどがランクIII以下という明暗のはっきり分かれた評価からは、建築士に求める知識・技能の水準(合格基準)がより厳格なものになってきており、少しのミスでも大きな減点となることがうかがえます。
[画像3: https://prtimes.jp/i/60863/13/resize/d60863-13-f7294c84dcc1499bc8d5-2.png ]
●ランクI:「知識及び技能※」を有するもの
●ランクII:「知識及び技能」が不足しているもの
●ランクIII:「知識及び技能」が著しく不足しているもの
●ランクIV:設計条件・要求図面等に対する重大な不適合に該当するもの
※「知識及び技能」とは、一級建築士として備えるべき「建築物の設計に必要な基本的かつ総括的な知識及び技能」をいう。
〇 『受験者の答案の解答状況』に見る試験の特徴
令和3年度の試験において、「ランクIII」「ランクIV」の該当要件として、以下のような内容が発表されました。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/60863/table/13_1_489a04e504500b958a89a9d395f7503c.jpg ]
試験実施機関が公表している標準解答例では、『設計条件のうち今回の試験において不十分な答案が多かった「延焼のおそれのある部分」、「防火区画」、「道路高さ制限」等に関する一つの考え方を示す』といった記載があることからも、 今後も法知識を十分に備えた建築士を輩出していくという意図が読み取れます。
〇 試験元発表『標準解答例』に見る試験の特徴
●(1)住戸の構成について
住宅部門の各住戸について課題文で示された要求戸数以上を計画する必要がありましたが、 「標準解答例」の構成からはL 型、I 型と違いはあるものの、 要求された最低限の住戸数の計画であることから、「まずは要求された内容を正しく計画にする」ことに適切に対応できたか、といった建築士としてあるべき実務レベルの力が求められたといえます。
●(2)建物の平面構成について
標準解答例1.と2.の構成に大きな違いは見られないことからも、令和3年度の課題における階の構成の検討の難度は高くなかったと考えられます。東側の歩道付道路がアプローチのメインとなっていることから、外部からの利用に配慮しながら、要求室の「室の使われ方」「部門全体の役割」「建物としての機能」などの設計する上で考慮すべき基本原則をいかに意識して計画することができていたかがポイントであったといえます。
また、発表された「合格基準(採点のポイント)」では、「構造計画」においては「耐震計算ルート」や「屋上庭園の構造計画」、「地盤条件や経済性を踏まえた基礎構造」、「設備計画」においては「各住戸内の給排水計画」、「各住戸内の給排気計画」が挙げられており、これらは計画の要点の設問とほぼ同じであったことからも、合否判定において重要なポイントであったといえます。
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令和4年度 設計製図試験 合格に向けて
総合資格学院では、3月から「1級建築士設計製図完全合格対策コース」を開講いたします。当コースは、課題発表前(124.5時間)に、ランクIの「作図力」「計画力」を養成し、課題発表後(計96時間)に、令和4年度の課題に特化した学習に取り組むことで、確実な製図試験突破をめざす「学科免除者向け」のコースです。令和4年度に1級建築士試験の合格をめざされる方は、ぜひ本コースの受講をご検討ください。
https://www.shikaku.co.jp/1k/seizu/yousei/index.html?mid=1k_s_gokaku
これからも“日本で最も多くの1級建築士を輩出し続けている学校”として!
総合資格学院では「今」の試験に対応できるよう、社会情勢、試験傾向、最新技術など様々な要素を徹底分析し、講習システム・講座カリキュラム・教材等の強化・講師研修などを実施するなど、継続的な試験対策に取り組んで参りました。
その結果、令和3年度1級建築士試験(令和3年12月24日発表)において、学科試験と設計製図試験を1年で合格する全国ストレート(※2)合格者占有率59.2%(全国ストレート合格者1,342名中/当学院当年度受講生794名)、また、設計製図試験の全国合格者占有率52.7%(全国合格者3,765名中/当学院当年度受講生1,985名)を達成し、「日本一」の合格実績となりました。
※2 ストレート合格者とは、1級建築士学科試験に合格し、同年度の1級建築士設計製図試験に続けて合格された方と定義します。
▼「総合資格学院の合格実績」詳細はこちらから
https://www.shikaku.co.jp/strength/jisseki/index.html
▼合格実績No.1を達成した総合資格学院の製図対策
https://www.shikaku.co.jp/1k/seizu/21_taiou.php
受講生一人ひとりの目線に立ち、資格取得にきめ細かに対応!
[画像4: https://prtimes.jp/i/60863/13/resize/d60863-13-d3d3e0986916e1a9cb6f-3.png ]
創業以来こだわりつづけてきた「人と人が向き合う講義―ライブ講義」だからこそ実現できる、受講生一人ひとりの目線に立った“真の個別指導”。さらに、自宅や職場での学習をサポートするためにWEBコンテンツの配信も行っています。
これからも資格取得を目指す方々のためにきめ細やかな対応を図ってまいります。
会社概要
[所在地] 株式会社総合資格 東京都新宿区西新宿1-26-2 新宿野村ビル22階 [TEL] 03-3340-2801(代)
[所在地] 株式会社中部資格 愛知県名古屋市中区錦1-2-22 中部資格ビル [TEL] 052-202-1751(代)
[代表者] 岸 隆司
[設立] 1987年1月
[社員数] 597名(2021年12月現在)
[資本金] 総合資格:1億円
[売上高]196億円(2021年9月期)
[URL] https://www.shikaku.co.jp
令和3年度1級建築士設計製図試験
[画像1: https://prtimes.jp/i/60863/13/resize/d60863-13-184ad98b6d589d5560f0-0.jpg ]
〇 合格率は35.9%
令和3年度の1級建築士の設計製図試験は、7月11日(日)に行われた学科試験合格者と過去の学科試験合格者の受験資格保有者により、10月10日(日)に行われ、受験者数は10,499人、合格者数は3,765人となり、合格率は35.9%でした。
〇 「年齢別」における合格者の割合
[画像2: https://prtimes.jp/i/60863/13/resize/d60863-13-46f0a822080b5c71cff7-1.png ]
建築士法改正(※1)後、2度目の試験となった令和3年度試験の「年齢別」における合格者の割合をみると、令和2 年度より新たに加わった「23才以下」の合格者が7.6%と、令和2年度の6.0%から1.6%増加する結果となりました。また、20代の合格者割合も、法改正前は5割を超えることはありませんでしたが、令和3年は58.1%と令和2年度につづき、6割近い数値となりました。
受験資格の緩和に伴い、学校の資格取得に対する取り組みの変化や、企業が早期に資格取得者を確保する動きが活発化し、少なからずこの数字を形成する一因となっています。受験者としても、専門課程等で学んだ知識がまだ鮮明なうちの、比較的時間が取りやすい時期に学習をはじめることで十分な対策を取ることが可能です。また、実務に必要な専門知識が身につき、就職活動、さらには、資格手当や、昇進・昇格にも確実につながり、大きなメリットが得られます。これらのことからも、今後、新しい制度を利用して、在学中や卒業後すぐに1級建築士合格をめざす方が増加していくと考えられます。
※1 令和2年度より、実務経験が受験資格要件から免許登録要件となったことで、新たに建築学科等の大学卒業者が一級建築士を受験できるようになりました。
〇 合格基準
設計製図試験の採点結果は、ランクI〜IVに分けられ、[ランクI「知識及び技能」を有するもの]を得た受験者のみが合格となります。
今年度は、ランクI:35.9%、ランクII:6.3%、ランクIII:26.9%、ランクIV:30.9%となりました。ランクIIは、令和元年度、令和2年度に引き続き、他のランクと比較すると極端に低い結果となりました。このようにランクI(合格者)以外のほとんどがランクIII以下という明暗のはっきり分かれた評価からは、建築士に求める知識・技能の水準(合格基準)がより厳格なものになってきており、少しのミスでも大きな減点となることがうかがえます。
[画像3: https://prtimes.jp/i/60863/13/resize/d60863-13-f7294c84dcc1499bc8d5-2.png ]
●ランクI:「知識及び技能※」を有するもの
●ランクII:「知識及び技能」が不足しているもの
●ランクIII:「知識及び技能」が著しく不足しているもの
●ランクIV:設計条件・要求図面等に対する重大な不適合に該当するもの
※「知識及び技能」とは、一級建築士として備えるべき「建築物の設計に必要な基本的かつ総括的な知識及び技能」をいう。
〇 『受験者の答案の解答状況』に見る試験の特徴
令和3年度の試験において、「ランクIII」「ランクIV」の該当要件として、以下のような内容が発表されました。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/60863/table/13_1_489a04e504500b958a89a9d395f7503c.jpg ]
試験実施機関が公表している標準解答例では、『設計条件のうち今回の試験において不十分な答案が多かった「延焼のおそれのある部分」、「防火区画」、「道路高さ制限」等に関する一つの考え方を示す』といった記載があることからも、 今後も法知識を十分に備えた建築士を輩出していくという意図が読み取れます。
〇 試験元発表『標準解答例』に見る試験の特徴
●(1)住戸の構成について
住宅部門の各住戸について課題文で示された要求戸数以上を計画する必要がありましたが、 「標準解答例」の構成からはL 型、I 型と違いはあるものの、 要求された最低限の住戸数の計画であることから、「まずは要求された内容を正しく計画にする」ことに適切に対応できたか、といった建築士としてあるべき実務レベルの力が求められたといえます。
●(2)建物の平面構成について
標準解答例1.と2.の構成に大きな違いは見られないことからも、令和3年度の課題における階の構成の検討の難度は高くなかったと考えられます。東側の歩道付道路がアプローチのメインとなっていることから、外部からの利用に配慮しながら、要求室の「室の使われ方」「部門全体の役割」「建物としての機能」などの設計する上で考慮すべき基本原則をいかに意識して計画することができていたかがポイントであったといえます。
また、発表された「合格基準(採点のポイント)」では、「構造計画」においては「耐震計算ルート」や「屋上庭園の構造計画」、「地盤条件や経済性を踏まえた基礎構造」、「設備計画」においては「各住戸内の給排水計画」、「各住戸内の給排気計画」が挙げられており、これらは計画の要点の設問とほぼ同じであったことからも、合否判定において重要なポイントであったといえます。
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令和4年度 設計製図試験 合格に向けて
総合資格学院では、3月から「1級建築士設計製図完全合格対策コース」を開講いたします。当コースは、課題発表前(124.5時間)に、ランクIの「作図力」「計画力」を養成し、課題発表後(計96時間)に、令和4年度の課題に特化した学習に取り組むことで、確実な製図試験突破をめざす「学科免除者向け」のコースです。令和4年度に1級建築士試験の合格をめざされる方は、ぜひ本コースの受講をご検討ください。
https://www.shikaku.co.jp/1k/seizu/yousei/index.html?mid=1k_s_gokaku
これからも“日本で最も多くの1級建築士を輩出し続けている学校”として!
総合資格学院では「今」の試験に対応できるよう、社会情勢、試験傾向、最新技術など様々な要素を徹底分析し、講習システム・講座カリキュラム・教材等の強化・講師研修などを実施するなど、継続的な試験対策に取り組んで参りました。
その結果、令和3年度1級建築士試験(令和3年12月24日発表)において、学科試験と設計製図試験を1年で合格する全国ストレート(※2)合格者占有率59.2%(全国ストレート合格者1,342名中/当学院当年度受講生794名)、また、設計製図試験の全国合格者占有率52.7%(全国合格者3,765名中/当学院当年度受講生1,985名)を達成し、「日本一」の合格実績となりました。
※2 ストレート合格者とは、1級建築士学科試験に合格し、同年度の1級建築士設計製図試験に続けて合格された方と定義します。
▼「総合資格学院の合格実績」詳細はこちらから
https://www.shikaku.co.jp/strength/jisseki/index.html
▼合格実績No.1を達成した総合資格学院の製図対策
https://www.shikaku.co.jp/1k/seizu/21_taiou.php
受講生一人ひとりの目線に立ち、資格取得にきめ細かに対応!
[画像4: https://prtimes.jp/i/60863/13/resize/d60863-13-d3d3e0986916e1a9cb6f-3.png ]
創業以来こだわりつづけてきた「人と人が向き合う講義―ライブ講義」だからこそ実現できる、受講生一人ひとりの目線に立った“真の個別指導”。さらに、自宅や職場での学習をサポートするためにWEBコンテンツの配信も行っています。
これからも資格取得を目指す方々のためにきめ細やかな対応を図ってまいります。
会社概要
[所在地] 株式会社総合資格 東京都新宿区西新宿1-26-2 新宿野村ビル22階 [TEL] 03-3340-2801(代)
[所在地] 株式会社中部資格 愛知県名古屋市中区錦1-2-22 中部資格ビル [TEL] 052-202-1751(代)
[代表者] 岸 隆司
[設立] 1987年1月
[社員数] 597名(2021年12月現在)
[資本金] 総合資格:1億円
[売上高]196億円(2021年9月期)
[URL] https://www.shikaku.co.jp