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市販薬、サプリメント200種の満足・不満足、継続利用のポイントを詳細調査

〜サプリメントは効果の実感薄く、「不安解消・気休め」や「味・のみやすさ」も利用継続のポイントに〜

生活者向けの市販薬(OTC)の選定支援サービス(CureBell:キュアベル)を提供するウィルベース株式会社(本社:東京都中央区、代表者:田中 裕樹)は、生活者が普段利用する市販薬、サプリメント計200種について満足・不満足に関するアンケートによる詳細調査を実施しましたので、その結果を発表します。市販薬、サプリメントで満足・満足のポイントが異なり、サプリメントについては、紅麹サプリメントの健康被害問題に対する関心や不安の声が多く聞かれました。




[画像1: https://prtimes.jp/i/72976/13/resize/d72976-13-945485edbabffbf650f9-7.jpg ]

■調査概要
調査対象:20代以上の男女104名(調査委託先「PXC株式会社」運営のコミュニティ「秘書部」ユーザー)

回答期間:2024年4月15日から4月22日まで

調査方法:インターネットによるユーザーリサーチ

分析方法:単純集計、クロス集計、テキストマイニング等



■結果のサマリー
普段利用する市販薬、サプリメントに対して満足しているユーザーの割合は、市販薬97%であるのに対し、サプリメントは70%にとどまっている。「効果を実感」しているユーザーの割合は、市販薬が65%、サプリメントは27%となっており、この差が両者の満足度の差やサプリメントの継続利用を妨げる要因になっていると考えられる。

サプリメントユーザーのそれぞれ17%、13%が満足・不満足のポイントとして、「不安解消・気休め」、「味・のみやすさ」を挙げており、効果を直接実感しなくてもサプリメントを継続的に利用する理由になっている。

「副作用・安全性」を満足・不満足のポイントとして挙げているユーザーは、市販薬16%、サプリメント2%となった。この差は、サプリメントは市販薬と違って副作用・安全性を確認する手段や状況が少ない(無い)ためと思われるが、紅麹サプリメントの健康被害をきっかけにサプリメントの副作用・安全性を疑問視する声も多くあり、今後はサプリメント継続利用の大きなハードルになる可能性がある。




■結果の詳細
1.市販薬、サプリメントに対する満足度
普段利用する市販薬(110種)、サプリメント(90種)に対して満足しているユーザーの割合は、市販薬97%であるのに対し、サプリメントは70%にとどまっています。一方で、「商品に満足している理由、満足していない理由を具体的に教えてください。」との質問に対する回答をテキストマイニング等で解析すると、「効果を実感している」割合が市販薬で65%であるのに対し、サプリメントは27%となり、大きな差がみられています。満足・不満足の差として他に大きな差がみられる項目はなく、この差が市販薬とサプリメントの満足度の差に繋がっており、また、サプリメントの継続利用を妨げる大きな理由となっていると考えられます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/72976/13/resize/d72976-13-8c151749295e7038d60c-5.png ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/72976/13/resize/d72976-13-50f23063878db1f5ba52-6.png ]

[画像4: https://prtimes.jp/i/72976/13/resize/d72976-13-1dcf699faf445fd0d33b-4.png ]

[画像5: https://prtimes.jp/i/72976/13/resize/d72976-13-fb364cf8eb1b994cbaf0-5.png ]

2.満足・不満足のポイント
サプリメントユーザーのそれぞれ17%、13%が満足・不満足のポイントとして、「不安解消・気休め」、「味・のみやすさ」を挙げており、市販薬にはほとんどみられない満足・不満足のポイントとなっている。特に、「味・のみやすさ」については、「味がよい、のみやすい」としたユーザーの中でそのサプリメントを不満としたユーザはおらず、効果の実感がなくてもサプリメントを継続的に利用する理由になっていると考えられ、満足・不満足の重要なポイントといえます。
[画像6: https://prtimes.jp/i/72976/13/resize/d72976-13-bd432e701678ee9298ee-7.png ]

3.副作用・安全性について
「副作用・安全性」を満足・不満足のポイントとして挙げているユーザーは、市販薬16%、サプリメント2%となっている。この差は、市販薬と異なり、サプリメントは「副作用・安全性」を確認する手段が少ない(無い)ためと思われるが、紅麹サプリメントの健康被害をきっかけにサプリメントの副作用・安全性を疑問視する声も多くあり、今後は継続利用の大きなポイントになると思われる。

【質問】紅麹サプリメントによる健康被害の件を知り、摂取するうえで不安、不満に思っていることを教えてください。
<回答例>

紅麹の件は非常に残念ではあるが、会社によってはずさんな管理体制のもと作られているサプリがあるのではないかという不安や、個人で輸入している人たちも取り締まるべきではないか等、考えさせられました。

自分もコレステロールが高かったので、気になる商品でしたが、高くて買わなかった。今回の件でできるだけ食事に気をつけてサプリメントは取らないようにしようと思った。

体に良いものだと思って摂取しているのに、健康被害があるのは怖いと思った。また腎臓にダメージがあるということをしり、腎臓はダメージを受けてしまうと元の状態に戻ることができないので、より恐ろしいと感じた。

個人的に摂取を見送った方が良いのか、摂取しても良いのか、また、その効果について自分で正しい判断ができるかが以前から不安だったが、その思いがより強くなりました。

なんとなく各成分は食事から摂ることが望ましい固定観念があるので、どのように作られていてだから安全だ、ということがわかりやすく案内されていてほしいな、と感じます。

みんなが摂取しているからといって安心ではないということですね。サプリを買う時は人の口コミを参考にして摂取することが多いです。製薬会社の案内をみることはありますが、イイことを書くことに力をいれると思うので、自分に合わない部分をどう調べるのかが難しいと思います。

昔からあるサプリメントは不安はないが、紅麹など最近出てきてこのような健康被害があるので、新しいサプリメントが出てきても積極的に摂取してみたいと思わなくなった。

大手や有名な会社が販売しているからといって安心できないのは心配です。一つ一つの成分について簡単にでも情報が載っていると安心して購入ができるかと思います。(自分でも最低限の知識や情報収集はしよう、と思っています)



<参考情報>
1.よく服用・利用する市販薬、サプリメント
市販薬(110種)
(品名)    (ユーザー数)
バファリン     15
イブ        12
ロキソニン     11
ビオフェルミン   11
パブロン      8
ノーシン      6
ビタミンc2000   4
ビオスリー   3
ルル   3
命の母   2
チョコラBB   2
パンシロン   2
ムヒアルファEX   2
(以下はいずれも1件)
アネロンアリナミンEX、アレグラ、アレブロック、エビオス錠、太田胃散、漢方セラビー半夏厚朴漏エキス錠、コルゲンコーワ鼻炎ジェルカプセルα、ストナリニS、大正漢方胃腸薬、新タントーゼA、ツムラ漢方麻黄附子細辛湯エキス顆粒、トキワ・アレブロック、ナザールスプレー、ハイチオールCホワイティア、フェキソフェナジン錠RX、ペラック、御岳百草丸、ラフェルサ・ビオS錠、ロートゴールド40コンタクトマイルド

サプリメント(90種)
(品名)   (ユーザー数)
DHC             19
ディアナチュラ         12
ファンケル           7
ネイチャーメイド      5
NOW FOODS      4
UHAグミサプリ     3
California Gold Nutrition     2
ていねい通販・すっぽん小町   2
わかさ生活・ブルーベリーアイ  2
(以下はいずれも1件)
21st Centuryマルチビタミン、LAVA水素美人プレミアム、アスタリフトホワイトシードル、アミノセルス製薬ターミナリアスリム、オルビスディフェンセラ、カルピス・ココカラケア、サントリーウエルネス・セサミン、サントリーウエルネス・ブルーベリー、サンフード・オーガニックブラックマカカプセル、スワンソン・ビオチン、ソルプロプリュスホワイトサプリメント、ドテラ・メタPWRビーズ、バイエル・エレビット、はぐくみ葉酸、ビーンスタークマム・毎日葉酸+鉄 これ1粒、ビオライズブラウン、ベルセレージュ・ファミリーコンク、メタボリック・キトサンアフターダイエット、モデーア・チョコレート・ミールリプレイスメント、やずや・にんにく卵黄、タイヨーラボ・クッキンサプリFe、豊潤サジー、小林製薬・エクオール、大塚製薬・エクエル、ワタナベオイスター

※市販薬、サプリメントともに同ブランド製品は、1ブランドに集約して表記しているものがあります(バファリン、イブ、DHC、ディアナチュラなど)。

2.テキストマイニングの結果例(サプリメントの満足・不満足の理由の解析)
[画像7: https://prtimes.jp/i/72976/13/resize/d72976-13-03576a8275509705c314-4.png ]

※ユーザーローカルAIテキストマイニングによる分析( https://textmining.userlocal.jp/

■キュアベルについて
CureBell(キュアベル)は、ドラッグストア、薬局等に業務支援システムを提供する当社が、「私たちがOTC(市販薬)をもっと便利かつ安全に選べたら」との思いから昨年リリースした生活者向けの市販薬選定Webアプリです。様々な症状や嗜好等に合わせて、生活者が自らに合った市販薬を探すことができ、妊娠中の方や小児用等の市販薬も簡単に選定することができます。本年8月には、サプリメントの選定支援機能を追加する予定です。

・キュアベルTOP
 https://curebell.jp/

・キュアベル検索(ビタミン剤等検索)
 https://curebell.jp/app/search/medicine_type/W12

・お悩みコラム(市販薬選定や健康に関するお役立ち情報)
 https://curebell.jp/articles/

・コラム『サプリメントの正しい選び方。安全に使用するために把握しておくべきこと』
 https://curebell.jp/articles/606/

【ウィルベース株式会社について】
設立:2016年12月13日
所在地:東京都中央区日本橋小舟町8-6 H1O日本橋小舟町5F
資本金:7,540万円(資本準備金含む)
事業内容:OTC・ヘルスケア商品選定支援ツール「CureBell」「Dカウンセラーneo」、店舗マネジメント支援システム「RetailForce(リテールフォース)」等の開発・提供、調査・コンサルティング
代表者:代表取締役社長 田中 裕樹
URL:https://www.willbase.co.jp/
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