EVERSTEEL、共英製鋼より鉄スクラップ検収AIを受注
[24/04/26]
提供元:PRTIMES
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「鉄ナビ検収AI」を共英製鋼枚方事業所に導入。2024年秋の本格稼働を目指す。
株式会社EVERSTEEL(本社:東京都文京区、代表取締役:田島圭二郎、以下EVERSTEEL)は、共英製鋼株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:廣冨靖以、以下共英製鋼)より鉄スクラップAI解析システム「鉄ナビ検収AI」を受注致しました。まずは共英製鋼枚方事業所に導入する予定です。
[画像: https://prtimes.jp/i/103001/13/resize/d103001-13-1aa6d1dc7c4cb8f99ed6-0.png ]
開発の背景
脱炭素社会実現のために、日本で最大のCO2排出量を占める鉄鋼業界での排出削減が不可欠です。鉄鉱石やコークスを燃料として鉄を作る「高炉法」に比べ、鉄スクラップをリサイクルして鉄を製造する「電炉法」ではCO2排出量を抑制可能なため、電炉法に世界中の注目が集まっています。
しかし鉄スクラップ中には土砂やゴミなど鉄以外の不純物や爆発物等が混入するケースがあり、さらに多種多様なスクラップが混在しています。電炉メーカーでは熟練の作業員が目視で品質チェックを実施しており、品質面・安全面において、査定の個人差や異物の見逃しのリスクが存在します。
上記の課題を解決し、スクラップ検収作業の標準化・効率化を実現するため、電炉メーカー各社においてAIを用いた検収システムの導入の検討が進んでいます。
EVERSTEELは、鉄スクラップをAIで画像解析するアプリケーション「鉄ナビ検収AI」を開発し、鉄リサイクル促進による脱炭素社会を目指す東京大学発のスタートアップです。これまでに複数の鉄鋼メーカーにおける実証実験を経て、検収AIの飛躍的な精度向上を実現しています。
共英製鋼は、鉄筋コンクリート用棒鋼の国内シェアトップを誇り、グループ全体で、国内事業拠点の2030年のCO2排出量を2013年比50%削減する目標を掲げ、資源循環型社会の実現に向けた取組を推進しています。
この度、共英製鋼への「鉄ナビ検収AI」導入が決定し、枚方事業所にて画像データの収集を開始しました。共英製鋼としては、初めての検収AI導入となります。
現時点での開発内容
枚方事業所のスクラップヤードに、EVERSTEELで独自に開発した撮影機材を設置し、AI解析に用いる画像データの収集を開始しました。
今後、EVERSTEELは更なるAI精度向上を図り、共英製鋼とともにスクラップ検収作業の標準化・効率化を実現して参ります。
今後の展望
EVERSTEELの高度な画像解析技術と、共英製鋼が持つ熟練工のノウハウを活かし、2024年秋の本格稼働を目指して参ります。
また、EVERSTEELは画像解析技術について、検収工程だけでなく、製鋼におけるスクラップの成分予測への活用を開始しております。将来的な流通におけるスクラップのデータ化をも見据えており、鉄リサイクルの業務プロセス全体における、データを活用した業務効率化の実現を目指します。
EVERSTEEL代表コメント
株式会社EVERSTEEL 代表取締役社長田島圭二郎
2050年カーボンニュートラル実現に向けて、鉄鋼業界におけるCO2排出削減への圧力が強まる中、電炉による鉄リサイクルの重要性がより一層増しています。
国内電炉業界のリーディングプレーヤーである共英製鋼様に弊社システムを採択いただいたことは、弊社のこれまでの実績をご評価いただいた結果であると感じており、弊社だけでなく今後の業界全体に影響を及ぼす革新的な一歩です。
検収員を上回る高精度なAIを武器に、検収業務の完全DX化を目指し、検収以外の業務効率化にも取り組む事で、鉄鋼業界のカーボンニュートラル実現を推進して参ります。
株式会社EVERSTEELについて
会社名:株式会社EVERSTEEL
所在地:東京都文京区本郷7-3-1 東京大学南研究棟アントレプレナーラボ202
代表者:代表取締役田島圭二郎
設立:2021年3月
会社HP:https://eversteel.co.jp/
採用HP:https://www.notion.so/eversteel/EVERSTEEL-7ddb9d6ad31d4e0a82486115dd6009d0
株式会社EVERSTEEL(本社:東京都文京区、代表取締役:田島圭二郎、以下EVERSTEEL)は、共英製鋼株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:廣冨靖以、以下共英製鋼)より鉄スクラップAI解析システム「鉄ナビ検収AI」を受注致しました。まずは共英製鋼枚方事業所に導入する予定です。
[画像: https://prtimes.jp/i/103001/13/resize/d103001-13-1aa6d1dc7c4cb8f99ed6-0.png ]
開発の背景
脱炭素社会実現のために、日本で最大のCO2排出量を占める鉄鋼業界での排出削減が不可欠です。鉄鉱石やコークスを燃料として鉄を作る「高炉法」に比べ、鉄スクラップをリサイクルして鉄を製造する「電炉法」ではCO2排出量を抑制可能なため、電炉法に世界中の注目が集まっています。
しかし鉄スクラップ中には土砂やゴミなど鉄以外の不純物や爆発物等が混入するケースがあり、さらに多種多様なスクラップが混在しています。電炉メーカーでは熟練の作業員が目視で品質チェックを実施しており、品質面・安全面において、査定の個人差や異物の見逃しのリスクが存在します。
上記の課題を解決し、スクラップ検収作業の標準化・効率化を実現するため、電炉メーカー各社においてAIを用いた検収システムの導入の検討が進んでいます。
EVERSTEELは、鉄スクラップをAIで画像解析するアプリケーション「鉄ナビ検収AI」を開発し、鉄リサイクル促進による脱炭素社会を目指す東京大学発のスタートアップです。これまでに複数の鉄鋼メーカーにおける実証実験を経て、検収AIの飛躍的な精度向上を実現しています。
共英製鋼は、鉄筋コンクリート用棒鋼の国内シェアトップを誇り、グループ全体で、国内事業拠点の2030年のCO2排出量を2013年比50%削減する目標を掲げ、資源循環型社会の実現に向けた取組を推進しています。
この度、共英製鋼への「鉄ナビ検収AI」導入が決定し、枚方事業所にて画像データの収集を開始しました。共英製鋼としては、初めての検収AI導入となります。
現時点での開発内容
枚方事業所のスクラップヤードに、EVERSTEELで独自に開発した撮影機材を設置し、AI解析に用いる画像データの収集を開始しました。
今後、EVERSTEELは更なるAI精度向上を図り、共英製鋼とともにスクラップ検収作業の標準化・効率化を実現して参ります。
今後の展望
EVERSTEELの高度な画像解析技術と、共英製鋼が持つ熟練工のノウハウを活かし、2024年秋の本格稼働を目指して参ります。
また、EVERSTEELは画像解析技術について、検収工程だけでなく、製鋼におけるスクラップの成分予測への活用を開始しております。将来的な流通におけるスクラップのデータ化をも見据えており、鉄リサイクルの業務プロセス全体における、データを活用した業務効率化の実現を目指します。
EVERSTEEL代表コメント
株式会社EVERSTEEL 代表取締役社長田島圭二郎
2050年カーボンニュートラル実現に向けて、鉄鋼業界におけるCO2排出削減への圧力が強まる中、電炉による鉄リサイクルの重要性がより一層増しています。
国内電炉業界のリーディングプレーヤーである共英製鋼様に弊社システムを採択いただいたことは、弊社のこれまでの実績をご評価いただいた結果であると感じており、弊社だけでなく今後の業界全体に影響を及ぼす革新的な一歩です。
検収員を上回る高精度なAIを武器に、検収業務の完全DX化を目指し、検収以外の業務効率化にも取り組む事で、鉄鋼業界のカーボンニュートラル実現を推進して参ります。
株式会社EVERSTEELについて
会社名:株式会社EVERSTEEL
所在地:東京都文京区本郷7-3-1 東京大学南研究棟アントレプレナーラボ202
代表者:代表取締役田島圭二郎
設立:2021年3月
会社HP:https://eversteel.co.jp/
採用HP:https://www.notion.so/eversteel/EVERSTEEL-7ddb9d6ad31d4e0a82486115dd6009d0