“指先で考えてつかむ”次世代型ロボットハンド開発に着手
[23/07/31]
提供元:PRTIMES
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カメラを用いない独自のセンシングで「ロボットには難しい」とされてきた“ばら積みピッキング”を実現
“指先で考えるロボットハンド”の実現に取り組む株式会社Thinker(読み:シンカー、本社:大阪府大阪市、代表取締役兼CEO:藤本弘道、以下Thinker)はThinkerの取締役でもある大阪大学大学院基礎工学研究科の小山佳祐助教(当社取締役)が独自に研究・開発した「カメラレスばら積みピッキング」を実現するロボットハンドの製品化を進めてまいります。
[画像1: https://prtimes.jp/i/106143/13/resize/d106143-13-314dc2dc1ac9ce6c4921-0.png ]
ばら積みされたネジをつかむ動画
https://www.youtube.com/watch?v=corYw8IoCTw
昨今は人手不足が深刻化する中、製造業を中心にロボットハンドが有力な対策のひとつとして注目を集めています。しかし、従来のロボットハンドの多くは、カメラによってセンシングを行うことから死角ができやすく、どうしても対処が難しい作業(もしくは事前のティーチング(※注)に大きな手間や時間がかかる作業)がいくつかありました。その中でも最も実現が渇望されているのが、ランダムに置かれた部品などのピッキング(ばら積みピッキング)です。多様なリクエストに応じた少品種・少量の生産が求められ、スピード感を要するいまのような時代には、事前のセッティングに時間がかからず、かつその場で柔軟な対応(ばら積みピッキング)ができる能力がロボットに求められるからです。
こうした社会の実情やニーズを踏まえて、Thinkerでは、本日より出荷を開始した「近接覚センサーTK-01」の提供に加えて、同じく近接覚センサーの技術によって「ばら積みピッキング」を実現できる次世代型のロボットハンドの開発・製品化に着手することにいたしました。
わが社の開発テーマでもある「3歳児でもできるのにロボットにはできない動作の実現」のひとつとして、2025年度の製品化を目指して取り組んでまいります。
※注・・・・・ティーチングとはロボットに作業を教え込む工程。
■Thinker開発拠点「シンカイ」にてプロトタイプをご覧いただけます(8月4日まで)。
「シンカイ」へのアクセス
所在地 : 〒631-0801 奈良市左京6丁目5-2
アクセス: 近鉄京都線「高の原駅」からタクシーまたはバスで約10分。(バスをご利用の場合は、「16または17系統(左京循環)」にご乗車いただき、「ならやま研究パーク」で下車、徒歩1分です。)
※事前予約制です。代表メールまでお問い合わせください。
■近接覚センサーTK-01について
「近接覚センサーTK-01」は、赤外線とAIを組み合わせた独自の高速・高分解能なセンシングによりモノの位置と形を非接触かつ高速に把握できるセンサーです。これにより、従来の産業用ロボットでは難しいとされていた鏡面・透明物質の取り扱いや、現場環境に応じた臨機応変なピックアップが可能となり、ロボットハンドによるピッキングの可能性を飛躍的に広げることができます。また、ティーチング(※注)の時間や労力を大幅に軽減できることから、これまでとは異なる領域でのロボットハンドの活用も期待されています。7月31日より順次出荷。
※注・・・・・ティーチングとはロボットに作業を教え込む工程。
[画像2: https://prtimes.jp/i/106143/13/resize/d106143-13-1ec40c1244d66ab5b16b-1.png ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/106143/13/resize/d106143-13-f850a1c064b9be181a2f-2.png ]
[画像4: https://prtimes.jp/i/106143/13/resize/d106143-13-77ef9c61ff25577a5588-3.png ]
○近接覚センサーTK-01の紹介動画(YouTube):
https://youtu.be/9ngE1IxFgHw
〇動く対象物をセンシングすることで把持部が追従する動画(YouTube):
https://www.youtube.com/watch?v=MtwL4D1kWuU
■会社概要
名称 : 株式会社Thinker
住所 : 〒541-0056 大阪府大阪市中央区久太郎町4丁目1−3 大阪センタービル6F-188
代表者 : 代表取締役兼CEO 藤本 弘道
設立 : 2022年8月
企業説明: 大阪大学大学院基礎工学研究科の小山佳祐助教(当社取締役)が開発した「近接覚センサー」の販売および、同製品を活用したソリューション提案を行っています。その場、その場に応じて、自分で判断する“思考力”をロボットに持たせることで、ヒトと一緒に働く協働ロボットの世界に革新を起こします。
URL : https://www.thinker-robotics.co.jp/
備考 : 社名のThinkerには「考え抜く集団」「考えるロボット」「ロボットの進化(シンカ)を加速させる」といった思いを込めています。
[画像5: https://prtimes.jp/i/106143/13/resize/d106143-13-92f204e94bd9f4923dc8-4.png ]
■関連リンク
・ロボットハンドに頭脳を与える近接覚センサーがいよいよ量産、2023年7月発売へ
(MONOist 2023年5月17日)
https://monoist.itmedia.co.jp/mn/articles/2305/17/news075.html
・「部品不足で青ざめた」危機乗り越え、Thinkerが近接覚センサーの量産開始
(日経クロステック 2023年5月18日)
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/01537/00809/
・動作時の死角を補う第六感センサー、独自のハードとAIで透明物体も逃さない
(日経クロステック 2022年9月13日)
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/02183/00002/
・ロボットの視覚・触覚を補う“第六感”、阪大小山助教が開発「近接覚センサー」
(日経クロステック 2022年2月28日)
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/mag/nmc/18/00011/00158/
・小山佳祐公式サイト
https://kk-hs-sa.website/
■株式会社Thinkerへのお問い合わせ
Eメール:info-web[at]thinker-robotics.co.jp ※[at]を@に変えて入力ください。
件名に貴社名、本文にご担当者情報[(1)法人名、(2)部署、(3)氏名、(4)メールアドレス、(5)企業URL]とお問い合わせ内容をご記入のうえ、送信ください。
公式ウェブサイト:https://www.thinker-robotics.co.jp/
“指先で考えるロボットハンド”の実現に取り組む株式会社Thinker(読み:シンカー、本社:大阪府大阪市、代表取締役兼CEO:藤本弘道、以下Thinker)はThinkerの取締役でもある大阪大学大学院基礎工学研究科の小山佳祐助教(当社取締役)が独自に研究・開発した「カメラレスばら積みピッキング」を実現するロボットハンドの製品化を進めてまいります。
[画像1: https://prtimes.jp/i/106143/13/resize/d106143-13-314dc2dc1ac9ce6c4921-0.png ]
ばら積みされたネジをつかむ動画
https://www.youtube.com/watch?v=corYw8IoCTw
昨今は人手不足が深刻化する中、製造業を中心にロボットハンドが有力な対策のひとつとして注目を集めています。しかし、従来のロボットハンドの多くは、カメラによってセンシングを行うことから死角ができやすく、どうしても対処が難しい作業(もしくは事前のティーチング(※注)に大きな手間や時間がかかる作業)がいくつかありました。その中でも最も実現が渇望されているのが、ランダムに置かれた部品などのピッキング(ばら積みピッキング)です。多様なリクエストに応じた少品種・少量の生産が求められ、スピード感を要するいまのような時代には、事前のセッティングに時間がかからず、かつその場で柔軟な対応(ばら積みピッキング)ができる能力がロボットに求められるからです。
こうした社会の実情やニーズを踏まえて、Thinkerでは、本日より出荷を開始した「近接覚センサーTK-01」の提供に加えて、同じく近接覚センサーの技術によって「ばら積みピッキング」を実現できる次世代型のロボットハンドの開発・製品化に着手することにいたしました。
わが社の開発テーマでもある「3歳児でもできるのにロボットにはできない動作の実現」のひとつとして、2025年度の製品化を目指して取り組んでまいります。
※注・・・・・ティーチングとはロボットに作業を教え込む工程。
■Thinker開発拠点「シンカイ」にてプロトタイプをご覧いただけます(8月4日まで)。
「シンカイ」へのアクセス
所在地 : 〒631-0801 奈良市左京6丁目5-2
アクセス: 近鉄京都線「高の原駅」からタクシーまたはバスで約10分。(バスをご利用の場合は、「16または17系統(左京循環)」にご乗車いただき、「ならやま研究パーク」で下車、徒歩1分です。)
※事前予約制です。代表メールまでお問い合わせください。
■近接覚センサーTK-01について
「近接覚センサーTK-01」は、赤外線とAIを組み合わせた独自の高速・高分解能なセンシングによりモノの位置と形を非接触かつ高速に把握できるセンサーです。これにより、従来の産業用ロボットでは難しいとされていた鏡面・透明物質の取り扱いや、現場環境に応じた臨機応変なピックアップが可能となり、ロボットハンドによるピッキングの可能性を飛躍的に広げることができます。また、ティーチング(※注)の時間や労力を大幅に軽減できることから、これまでとは異なる領域でのロボットハンドの活用も期待されています。7月31日より順次出荷。
※注・・・・・ティーチングとはロボットに作業を教え込む工程。
[画像2: https://prtimes.jp/i/106143/13/resize/d106143-13-1ec40c1244d66ab5b16b-1.png ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/106143/13/resize/d106143-13-f850a1c064b9be181a2f-2.png ]
[画像4: https://prtimes.jp/i/106143/13/resize/d106143-13-77ef9c61ff25577a5588-3.png ]
○近接覚センサーTK-01の紹介動画(YouTube):
https://youtu.be/9ngE1IxFgHw
〇動く対象物をセンシングすることで把持部が追従する動画(YouTube):
https://www.youtube.com/watch?v=MtwL4D1kWuU
■会社概要
名称 : 株式会社Thinker
住所 : 〒541-0056 大阪府大阪市中央区久太郎町4丁目1−3 大阪センタービル6F-188
代表者 : 代表取締役兼CEO 藤本 弘道
設立 : 2022年8月
企業説明: 大阪大学大学院基礎工学研究科の小山佳祐助教(当社取締役)が開発した「近接覚センサー」の販売および、同製品を活用したソリューション提案を行っています。その場、その場に応じて、自分で判断する“思考力”をロボットに持たせることで、ヒトと一緒に働く協働ロボットの世界に革新を起こします。
URL : https://www.thinker-robotics.co.jp/
備考 : 社名のThinkerには「考え抜く集団」「考えるロボット」「ロボットの進化(シンカ)を加速させる」といった思いを込めています。
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■関連リンク
・ロボットハンドに頭脳を与える近接覚センサーがいよいよ量産、2023年7月発売へ
(MONOist 2023年5月17日)
https://monoist.itmedia.co.jp/mn/articles/2305/17/news075.html
・「部品不足で青ざめた」危機乗り越え、Thinkerが近接覚センサーの量産開始
(日経クロステック 2023年5月18日)
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/01537/00809/
・動作時の死角を補う第六感センサー、独自のハードとAIで透明物体も逃さない
(日経クロステック 2022年9月13日)
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/02183/00002/
・ロボットの視覚・触覚を補う“第六感”、阪大小山助教が開発「近接覚センサー」
(日経クロステック 2022年2月28日)
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/mag/nmc/18/00011/00158/
・小山佳祐公式サイト
https://kk-hs-sa.website/
■株式会社Thinkerへのお問い合わせ
Eメール:info-web[at]thinker-robotics.co.jp ※[at]を@に変えて入力ください。
件名に貴社名、本文にご担当者情報[(1)法人名、(2)部署、(3)氏名、(4)メールアドレス、(5)企業URL]とお問い合わせ内容をご記入のうえ、送信ください。
公式ウェブサイト:https://www.thinker-robotics.co.jp/