コストパフォーマンスと拡張性を両立させたクロスオーバー型スイッチAX4600Sシリーズを発表
[13/06/05]
提供元:PRTIMES
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アラクサラネットワークス株式会社(本社: 神奈川県川崎市 代表取締役社長 滝安美弘 以下アラクサラ)は、コストパフォーマンスと拡張性を両立させた、新しいコンセプトである「クロスオーバー型」のレイヤ3スイッチAX4600Sシリーズを製品化しました。
レイヤ3スイッチは、高性能かつ拡張性が要求され、各種のモジュールの組合せや交換が可能なシャーシ型スイッチと、拡張性や柔軟性は限られるものの、省スペースでコストパフォーマンスが求められるボックス型スイッチというように、二つのアーキテクチャが、システムに応じて使い分けられております。しかし、近年はボックス型スイッチの回線収容密度やスイッチング容量などが増加し、従来シャーシ型スイッチを使用していた、コアスイッチとしての役割を果たすことが多くなりました。ただし、構成が固定されているボックス型スイッチでは、インタフェース構成や各種機能の柔軟性、将来に向けての拡張性が課題となります。
アラクサラでは、このような課題を解決するために、シャーシ型と同様の柔軟性や拡張性を持ちながら、コンパクトでコストパフォーマンスの高い、「クロスオーバー型スイッチ」という新たなコンセプトに基づく、AX4600Sシリーズを製品化しました。
クロスオーバー型スイッチは、複数種類のインタフェースに対応する処理の一部を、ボックス型スイッチと同様のエンジンに統合することで、高いコストパフォーマンスを維持しながら、必要に応じて交換可能なネットワークインタフェースモジュールを搭載可能とし、柔軟性や拡張性を実現するものです。
AX4600Sシリーズは以下のような特長を持ちます。
● 1Gbps/10Gbps/40Gbps/100Gbps(*1)などの各種インタフェースを必要に応じて混載が可能
● 高度なプロトコル処理などの機能を実装できる、サービスモジュールカード(SMC)(*2)が搭載でき、機能拡張が可能
● Virtual Redundant System(VRS)(*3)により、2台の装置を1台の装置として扱え、ミッションクリティカルな用途での
高信頼な冗長システムの構築や、ネットワーク容量の増設が可能
● プロトコルアクセラレータ(PA)(*4)を搭載し、回線の冗長切り替え処理などの高速化を実現
また、製品化するモデル、AX4630S-4Mは以下の特長を持ちます。
● コンパクトな高さ2U(*5)の筐体で4つのインタフェースモジュールを搭載可能
● スイッチング容量2.24Tbps
● 1Gbpsまたは10Gbpsインタフェースを最大96ポート、40Gbpsインタフェースを最大28ポート搭載可能(*6)(*7)
● VRS接続のための40Gpbsインタフェース(*6)4ポートを背面に搭載
AX4600Sシリーズは、2013年度下期からの出荷を予定しており、今後3年間で1,000台の販売を見込んでおります。
なお、2013年6月12日から14日に幕張メッセで開催されるInterop Tokyo 2013にて、本製品の展示を行います。
モデル名 AX4630S-4M
40Gbps最大ポート数(*8) 28(*7)
10Gbps最大ポート数(*8) 96
10/100/1000Base-T最大ポート数(*8) 96
予定標準価格(税抜) 3,700,000円〜
別紙 諸元表
*1 100Gbpsインタフェース
別モデルで提供予定
*2 サービスモジュールカード(SMC)
ネットワークインタフェースカードの換わりに搭載可能な、モジュール。プログラム可能なプロセッサを内蔵しており、セキュリティ機能など高度なサービス処理を実行可能。
*3 Virtual Redundant System (VRS)
2台のスイッチを相互接続し、仮想的に1台のスイッチを構成する機能。外部からは1台のスイッチとして制御管理することができ、ハードウェアの冗長化や、スイッチの容量拡大が可能となる。
*4 プロトコルアクセラレータ(PA)
従来は制御用CPUによるソフトウェアで行っていた処理の一部分を分担する、専用のハードウェア。
*5 U
「U」はラックに収容する機器の高さを表す単位で、1Uが約43mm。
*6 40Gbpsインタフェース
計画中
*7 40Gbpsの最大ポート数
VRS接続用の背面の4ポートを含めた最大ポート数。前面の40Gbpsポートの最大数は24ポート。
*8 最大ポート数
4スロット全てに同一種類のインタフェースモジュールを搭載した場合の最大搭載可能ポート数
■ アラクサラネットワークス株式会社について
アラクサラネットワークス株式会社は、「快適で安心して使えるネットワークを世界の人々に提供し、豊かな情報通信社会の実現に貢献」を企業理念としています。情報ライフラインを支える概念としてギャランティード・ネットワークを提唱し、ネットワーク構築に必要な基幹系ルータおよびスイッチの開発から設計、製造、販売、保守のサービスを提供しています。
会社名 アラクサラネットワークス株式会社
設立日 2004年10月1日
代表者 代表取締役社長 滝安美弘
資本金 55億円
所在地 神奈川県川崎市幸区鹿島田一丁目1番2号 新川崎三井ビル西棟
従業員数 約300名 (2013年3月末現在)
URL http://www.alaxala.com/
■ 商標名称等に関する表示
イーサネットは、富士ゼロックス(株)の登録商標です。
その他本文に記載の会社名、製品名はそれぞれの会社の商標または登録商標です。
■ 製品に関するお問い合わせ先
アラクサラネットワークス株式会社 営業本部
〒212-0058 神奈川県川崎市幸区鹿島田一丁目1番2号 新川崎三井ビル西棟
URL: http://www.alaxala.com/jp/contact/
■ 報道機関お問合わせ先
アラクサラネットワークス株式会社 広報担当 【担当: 新井】
〒212-0058 神奈川県川崎市幸区鹿島田一丁目1番2号 新川崎三井ビル西棟
電話:044-549-1706(ダイヤルイン)
URL: http://www.alaxala.com/jp/contact/
レイヤ3スイッチは、高性能かつ拡張性が要求され、各種のモジュールの組合せや交換が可能なシャーシ型スイッチと、拡張性や柔軟性は限られるものの、省スペースでコストパフォーマンスが求められるボックス型スイッチというように、二つのアーキテクチャが、システムに応じて使い分けられております。しかし、近年はボックス型スイッチの回線収容密度やスイッチング容量などが増加し、従来シャーシ型スイッチを使用していた、コアスイッチとしての役割を果たすことが多くなりました。ただし、構成が固定されているボックス型スイッチでは、インタフェース構成や各種機能の柔軟性、将来に向けての拡張性が課題となります。
アラクサラでは、このような課題を解決するために、シャーシ型と同様の柔軟性や拡張性を持ちながら、コンパクトでコストパフォーマンスの高い、「クロスオーバー型スイッチ」という新たなコンセプトに基づく、AX4600Sシリーズを製品化しました。
クロスオーバー型スイッチは、複数種類のインタフェースに対応する処理の一部を、ボックス型スイッチと同様のエンジンに統合することで、高いコストパフォーマンスを維持しながら、必要に応じて交換可能なネットワークインタフェースモジュールを搭載可能とし、柔軟性や拡張性を実現するものです。
AX4600Sシリーズは以下のような特長を持ちます。
● 1Gbps/10Gbps/40Gbps/100Gbps(*1)などの各種インタフェースを必要に応じて混載が可能
● 高度なプロトコル処理などの機能を実装できる、サービスモジュールカード(SMC)(*2)が搭載でき、機能拡張が可能
● Virtual Redundant System(VRS)(*3)により、2台の装置を1台の装置として扱え、ミッションクリティカルな用途での
高信頼な冗長システムの構築や、ネットワーク容量の増設が可能
● プロトコルアクセラレータ(PA)(*4)を搭載し、回線の冗長切り替え処理などの高速化を実現
また、製品化するモデル、AX4630S-4Mは以下の特長を持ちます。
● コンパクトな高さ2U(*5)の筐体で4つのインタフェースモジュールを搭載可能
● スイッチング容量2.24Tbps
● 1Gbpsまたは10Gbpsインタフェースを最大96ポート、40Gbpsインタフェースを最大28ポート搭載可能(*6)(*7)
● VRS接続のための40Gpbsインタフェース(*6)4ポートを背面に搭載
AX4600Sシリーズは、2013年度下期からの出荷を予定しており、今後3年間で1,000台の販売を見込んでおります。
なお、2013年6月12日から14日に幕張メッセで開催されるInterop Tokyo 2013にて、本製品の展示を行います。
モデル名 AX4630S-4M
40Gbps最大ポート数(*8) 28(*7)
10Gbps最大ポート数(*8) 96
10/100/1000Base-T最大ポート数(*8) 96
予定標準価格(税抜) 3,700,000円〜
別紙 諸元表
*1 100Gbpsインタフェース
別モデルで提供予定
*2 サービスモジュールカード(SMC)
ネットワークインタフェースカードの換わりに搭載可能な、モジュール。プログラム可能なプロセッサを内蔵しており、セキュリティ機能など高度なサービス処理を実行可能。
*3 Virtual Redundant System (VRS)
2台のスイッチを相互接続し、仮想的に1台のスイッチを構成する機能。外部からは1台のスイッチとして制御管理することができ、ハードウェアの冗長化や、スイッチの容量拡大が可能となる。
*4 プロトコルアクセラレータ(PA)
従来は制御用CPUによるソフトウェアで行っていた処理の一部分を分担する、専用のハードウェア。
*5 U
「U」はラックに収容する機器の高さを表す単位で、1Uが約43mm。
*6 40Gbpsインタフェース
計画中
*7 40Gbpsの最大ポート数
VRS接続用の背面の4ポートを含めた最大ポート数。前面の40Gbpsポートの最大数は24ポート。
*8 最大ポート数
4スロット全てに同一種類のインタフェースモジュールを搭載した場合の最大搭載可能ポート数
■ アラクサラネットワークス株式会社について
アラクサラネットワークス株式会社は、「快適で安心して使えるネットワークを世界の人々に提供し、豊かな情報通信社会の実現に貢献」を企業理念としています。情報ライフラインを支える概念としてギャランティード・ネットワークを提唱し、ネットワーク構築に必要な基幹系ルータおよびスイッチの開発から設計、製造、販売、保守のサービスを提供しています。
会社名 アラクサラネットワークス株式会社
設立日 2004年10月1日
代表者 代表取締役社長 滝安美弘
資本金 55億円
所在地 神奈川県川崎市幸区鹿島田一丁目1番2号 新川崎三井ビル西棟
従業員数 約300名 (2013年3月末現在)
URL http://www.alaxala.com/
■ 商標名称等に関する表示
イーサネットは、富士ゼロックス(株)の登録商標です。
その他本文に記載の会社名、製品名はそれぞれの会社の商標または登録商標です。
■ 製品に関するお問い合わせ先
アラクサラネットワークス株式会社 営業本部
〒212-0058 神奈川県川崎市幸区鹿島田一丁目1番2号 新川崎三井ビル西棟
URL: http://www.alaxala.com/jp/contact/
■ 報道機関お問合わせ先
アラクサラネットワークス株式会社 広報担当 【担当: 新井】
〒212-0058 神奈川県川崎市幸区鹿島田一丁目1番2号 新川崎三井ビル西棟
電話:044-549-1706(ダイヤルイン)
URL: http://www.alaxala.com/jp/contact/