UL、コンティニュア・ヘルス・アライアンス認証の試験所として認定 〜 医療機器とIT機器間の円滑なプラグアンドプレイをサポート 〜
[12/06/20]
提供元:PRTIMES
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翻訳版:本プレスリリースは2012年6月12日(現地時間)、米国にて発表されたものです。
【2012年6月12日(現地時間) - 米国イリノイ州発】米国の製品安全試験・認証機関であるUL Inc.(本社:イリノイ州ノースブルック、以下UL)は、コンティニュア・ヘルス・アライアンス(以下、コンティニュア)の協力の下、コンティニュア認証を実施する試験機関として認定されたことを発表しました。IT/医療機器の製造者が、コンティニュア認証製品との相互接続性をアピールするサポートを実施することが可能となりました。
コンティニュア認証を受けた製品/サービスは、コンティニュア・ガイドラインの要求事項を満たしていることを保証し、スマートフォンおよびゲートウェイ、遠隔監視装置などの個人用医療機器/サービス間におけるシームレスな接続を促します。加えて、コンティニュアのロゴを有するパーソナル・ヘルスケア製品は、接続適合性の要求事項だけでなく、他のコンティニュア対応製品との相互接続性に関する要求事項も満たしていることを示しています。接続の適合性を主張するためには、これら認証プログラムの要件を全て満たすことが必要です。「コンティニュア設計ガイドライン」には、コンティニュア対応機器間の相互接続性を確立するために選択すべき規格および仕様が記されています。
今回、ULの試験所が認定されたことで、コンティニュア認証に必要なあらゆる試験の実施と共に、新たな対応製品となった機器への結果とレポートを発行することが可能となりました。さらに、本認証に関心のある製造者に向け、助言や説明、研修を行うサービスも実施します。
コンティニュア・ヘルス・アライアンスの事務局長であるチャック・パーカー氏は、次のように述べています。「ヘルスケア製品の安全に寄与する世界的企業として医療業界の信頼も厚いULの参加を、大変嬉しく思います。私達が期待するのは、相互接続性がパーソナル・ヘルスケア機器/システムの世界的成長・拡大の原動力となることです。このビジョンを達成するには、ULのような世界的リーダーの協力が欠かせません。参加企業にとっても、ULのリソースや試験を受けられるようになることは、大いに助かるでしょう」
118年を越える歴史を経て今、ULの名前は優れた技術力、独立性、信頼の代名詞となっています。この新たなサービスによって、ULは今後もヘルスケア業界の最前線において、医療機器ならびにIT機器企業が将来直面することとなる課題の克服に対し、必要かつ高品質な認証試験を提供し続けます。ULは医療機器サービス・メニューに加わったこの新サービスを通じて、機器間の効率的通信の試験を実施し、その安全を支えます。同時に、より良いヘルスケア業界へのサービスを目指し、公共安全というULのミッションに忠実であり続けます。
ULのライフ&ヘルス事業部門の業務責任者であるアニル・パテルと、検査・検証サービス事業部門の業務責任者兼本部長であるステファン・カークは、「ULのお客様は、自社製品の市場投入に際し、ULの確実かつ信頼できる試験と情報提供サービスを受けることを所望されます。コンティニュア認証試験をULの新サービスとして加えることで、お客様とその製品が新たな市場に進出する機会の拡大に寄与することができます」と述べています。
ヘルスケア業界は日々、技術進化をし続け、mHealth、eHealth、遠隔医療、電子医療記録システム(EHR/EMR)など、新しい言葉が誕生しています。このような急激な進展をみせるシステム統合に向けた動きとそれが意図するのは品質の向上であり、加えて将来の問題に対応できるコスト効率の高いヘルスケアシステムの実現です。相互接続性はこれらの実現に不可欠な要素であり、ULは今後もこれらの新しい要求を注視すると共に、安全上の懸念に対して解決案を提示するなど、きめ細やかな対応に注力します。
【ULがグローバルに展開する5つのビジネスユニット】
■Product Safety (製品安全)
ULは、世界に認められた第三者試験認証機関として、ULマークをはじめとする各種認証マークを取得していただくための試験を実施し、お客様の世界市場への進出をサポートします。
■Life & Health (ライフ&ヘルス)
医療機器、食品加工機器、自動販売機、水道設備機器や飲料水に対し、各国法規制認証や製品の試験・評価を行うことを通じて、人々の健康を守ります。
■Verification Services (検査・検証サービス)
エネルギー効率などの製品の性能検証をはじめEMC/無線評価試験及び認可取得/証明業務、相互接続性、セキュリティ分野など、検査・検証を主体にサービスを提供しております。
■Environment (環境)
環境により配慮した製品の信頼性向上と普及に寄与すべく、環境表示検証サービスやサステイナブル製品認証サービスなどを提供します。
■Knowledge Services (セミナー・情報提供)
製品安全における豊富なエンジニアリング実績とグローバル・ネットワークを活かし、お客様に有用な情報やソリューションを提供します。ULではこの事業をUL Knowledge Servicesと称して力をいれており、公開セミナー、講師派遣セミナーなどお客様に適した形態を選択していただけます。
【コンティニュア・ヘルス・アライアンスの概要】
コンティニュア・ヘルス・アライアンス(コンティニュア)は、個人用医療機器/サービスのエンドツーエンド、プラグアンドプレイの接続に取り組んでいる非営利の国際業界団体です。業務を通じて、情報による健康の自己管理、人々の毎日の暮らしへの健康意識の浸透を促すと共に、スマートフォン、ゲートウェイ、遠隔監視装置などの医療技術の接続に関する業界規格の開発とセキュリティ確立のパイオニアでもあります。その活動は、認証、ブランド支援サービス、イベント開催、技術革新や臨床技術への支援協力、ならびに、従業員、支払人、政府、医療従事者への啓蒙活動などを行なっています。団体の構成メンバーには、情報技術および医療機器、保健/衛生業界のリーダー、連携した医療システムの実現に取り組むサービス業者などが加盟しています。
【株式会社UL Japanの概要】
株式会社UL Japanは、米国の世界的第三者安全科学機関であるULの日本法人として、2003年に設立されました。現在、ULのグローバル・ネットワークを活用し、北米のULマークのみならず、日本の電気用品安全法に基づいた安全・EMC認証のSマークをはじめ、欧州、中国市場向けの製品に必要とされる認証マークの適合性評価サービスを提供しています。詳細はウェブサイト(http://www.UL.com/jp)をご覧ください。
【ULの概要】
ULは、100年以上の歴史を持つ世界トップクラスの第三者安全科学機関です。世界46カ国に約9,000名の専門家を有するULは、製品安全(Product Safety)、環境(Environment)、ライフ&ヘルス(Life and Health)、セミナー・情報提供(Knowledge Services)、検査・検証(Verification Services)のサービスを提供する5つの事業部門を設置し、拡大する顧客のニーズに対応すると共に、公共安全というミッションに向けた活動を展開しています。詳細はウェブサイト(UL.com)をご覧ください。
【2012年6月12日(現地時間) - 米国イリノイ州発】米国の製品安全試験・認証機関であるUL Inc.(本社:イリノイ州ノースブルック、以下UL)は、コンティニュア・ヘルス・アライアンス(以下、コンティニュア)の協力の下、コンティニュア認証を実施する試験機関として認定されたことを発表しました。IT/医療機器の製造者が、コンティニュア認証製品との相互接続性をアピールするサポートを実施することが可能となりました。
コンティニュア認証を受けた製品/サービスは、コンティニュア・ガイドラインの要求事項を満たしていることを保証し、スマートフォンおよびゲートウェイ、遠隔監視装置などの個人用医療機器/サービス間におけるシームレスな接続を促します。加えて、コンティニュアのロゴを有するパーソナル・ヘルスケア製品は、接続適合性の要求事項だけでなく、他のコンティニュア対応製品との相互接続性に関する要求事項も満たしていることを示しています。接続の適合性を主張するためには、これら認証プログラムの要件を全て満たすことが必要です。「コンティニュア設計ガイドライン」には、コンティニュア対応機器間の相互接続性を確立するために選択すべき規格および仕様が記されています。
今回、ULの試験所が認定されたことで、コンティニュア認証に必要なあらゆる試験の実施と共に、新たな対応製品となった機器への結果とレポートを発行することが可能となりました。さらに、本認証に関心のある製造者に向け、助言や説明、研修を行うサービスも実施します。
コンティニュア・ヘルス・アライアンスの事務局長であるチャック・パーカー氏は、次のように述べています。「ヘルスケア製品の安全に寄与する世界的企業として医療業界の信頼も厚いULの参加を、大変嬉しく思います。私達が期待するのは、相互接続性がパーソナル・ヘルスケア機器/システムの世界的成長・拡大の原動力となることです。このビジョンを達成するには、ULのような世界的リーダーの協力が欠かせません。参加企業にとっても、ULのリソースや試験を受けられるようになることは、大いに助かるでしょう」
118年を越える歴史を経て今、ULの名前は優れた技術力、独立性、信頼の代名詞となっています。この新たなサービスによって、ULは今後もヘルスケア業界の最前線において、医療機器ならびにIT機器企業が将来直面することとなる課題の克服に対し、必要かつ高品質な認証試験を提供し続けます。ULは医療機器サービス・メニューに加わったこの新サービスを通じて、機器間の効率的通信の試験を実施し、その安全を支えます。同時に、より良いヘルスケア業界へのサービスを目指し、公共安全というULのミッションに忠実であり続けます。
ULのライフ&ヘルス事業部門の業務責任者であるアニル・パテルと、検査・検証サービス事業部門の業務責任者兼本部長であるステファン・カークは、「ULのお客様は、自社製品の市場投入に際し、ULの確実かつ信頼できる試験と情報提供サービスを受けることを所望されます。コンティニュア認証試験をULの新サービスとして加えることで、お客様とその製品が新たな市場に進出する機会の拡大に寄与することができます」と述べています。
ヘルスケア業界は日々、技術進化をし続け、mHealth、eHealth、遠隔医療、電子医療記録システム(EHR/EMR)など、新しい言葉が誕生しています。このような急激な進展をみせるシステム統合に向けた動きとそれが意図するのは品質の向上であり、加えて将来の問題に対応できるコスト効率の高いヘルスケアシステムの実現です。相互接続性はこれらの実現に不可欠な要素であり、ULは今後もこれらの新しい要求を注視すると共に、安全上の懸念に対して解決案を提示するなど、きめ細やかな対応に注力します。
【ULがグローバルに展開する5つのビジネスユニット】
■Product Safety (製品安全)
ULは、世界に認められた第三者試験認証機関として、ULマークをはじめとする各種認証マークを取得していただくための試験を実施し、お客様の世界市場への進出をサポートします。
■Life & Health (ライフ&ヘルス)
医療機器、食品加工機器、自動販売機、水道設備機器や飲料水に対し、各国法規制認証や製品の試験・評価を行うことを通じて、人々の健康を守ります。
■Verification Services (検査・検証サービス)
エネルギー効率などの製品の性能検証をはじめEMC/無線評価試験及び認可取得/証明業務、相互接続性、セキュリティ分野など、検査・検証を主体にサービスを提供しております。
■Environment (環境)
環境により配慮した製品の信頼性向上と普及に寄与すべく、環境表示検証サービスやサステイナブル製品認証サービスなどを提供します。
■Knowledge Services (セミナー・情報提供)
製品安全における豊富なエンジニアリング実績とグローバル・ネットワークを活かし、お客様に有用な情報やソリューションを提供します。ULではこの事業をUL Knowledge Servicesと称して力をいれており、公開セミナー、講師派遣セミナーなどお客様に適した形態を選択していただけます。
【コンティニュア・ヘルス・アライアンスの概要】
コンティニュア・ヘルス・アライアンス(コンティニュア)は、個人用医療機器/サービスのエンドツーエンド、プラグアンドプレイの接続に取り組んでいる非営利の国際業界団体です。業務を通じて、情報による健康の自己管理、人々の毎日の暮らしへの健康意識の浸透を促すと共に、スマートフォン、ゲートウェイ、遠隔監視装置などの医療技術の接続に関する業界規格の開発とセキュリティ確立のパイオニアでもあります。その活動は、認証、ブランド支援サービス、イベント開催、技術革新や臨床技術への支援協力、ならびに、従業員、支払人、政府、医療従事者への啓蒙活動などを行なっています。団体の構成メンバーには、情報技術および医療機器、保健/衛生業界のリーダー、連携した医療システムの実現に取り組むサービス業者などが加盟しています。
【株式会社UL Japanの概要】
株式会社UL Japanは、米国の世界的第三者安全科学機関であるULの日本法人として、2003年に設立されました。現在、ULのグローバル・ネットワークを活用し、北米のULマークのみならず、日本の電気用品安全法に基づいた安全・EMC認証のSマークをはじめ、欧州、中国市場向けの製品に必要とされる認証マークの適合性評価サービスを提供しています。詳細はウェブサイト(http://www.UL.com/jp)をご覧ください。
【ULの概要】
ULは、100年以上の歴史を持つ世界トップクラスの第三者安全科学機関です。世界46カ国に約9,000名の専門家を有するULは、製品安全(Product Safety)、環境(Environment)、ライフ&ヘルス(Life and Health)、セミナー・情報提供(Knowledge Services)、検査・検証(Verification Services)のサービスを提供する5つの事業部門を設置し、拡大する顧客のニーズに対応すると共に、公共安全というミッションに向けた活動を展開しています。詳細はウェブサイト(UL.com)をご覧ください。