OKWAVEとテックビューロが事業提携し、ブロックチェーン技術による知財販売の決済やユーザー認証、サポートキューを共同開発
[16/01/04]
提供元:PRTIMES
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〜フィンテックのブロックチェーン技術を応用し、よりセキュリティの高い認証・決済技術へ〜
株式会社オウケイウェイヴ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:兼元 謙任)とテックビューロ株式会社(本社:大阪市西区、代表取締役社長:朝山 貴生)は事業提携をし、ブロックチェーン技術「mijin」による知財販売決済やユーザー認証、サポートキューの実証実験と共同開発を実施いたします。
報道関係者各位
株式会社オウケイウェイヴ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:兼元 謙任)とテックビューロ株式会社(本社:大阪市西区、代表取締役社長:朝山 貴生)は事業提携をし、ブロックチェーン技術「mijin」による知財販売決済やユーザー認証、サポートキューの実証実験と共同開発を実施いたします。
フィンテックの最新技術を認証や知財決済に応用
近年、フィンテック(※1)の分野で注目を集めるブロックチェーン(※2)技術は、ゼロダウンタイムの決済システムを安価に構築することが可能です。それに加え、暗号技術に基づくそのセキュリティの高さから、ユーザー認証、権利の管理、そして権利の移転記録(決済)の基盤技術としても期待が高まっています。
今回の提携により、OKWAVEが数多くの企業に提供している日本最大のQ&Aシステムやコールセンターのシステムに、テックビューロが有する国内唯一のプライベート・ブロックチェーン技術「mijin」を応用することによって、より安全なユーザー認証とサポートキューシステムの実証実験と共同開発に取り組みます。
また、OKWAVEにて本年リリース予定の知財販売サービスでは、知財権利の管理と決済の部分について、テックビューロのプライベート・ブロックチェーン技術mijinをベースにした販売システムを構築していく予定です。
ゼロダウンタイムと強固なセキュリティの両立
通常のデータベースでは、キャパシティを超えると機能を停止してしまい、サービスに多大な悪影響を及ぼします。しかし、ブロックチェーンではキャパシティを超えても自動的に遅延して処理がされます。
[画像1: http://prtimes.jp/i/12906/14/resize/d12906-14-869379-1.jpg ]
ブロックチェーンは複数のコンピュータ(ノード)で稼働しており、全てが同時にダウンしない限りは止まることなく動き続けます。これらの特徴により、同技術で「ゼロダウンタイム」の勘定エンジンが実現できます。
また、ブロックチェーンのもう一つの特徴として、公開鍵暗号による強固なセキュリティが挙げられます。mijinに基本機能として実装されている複数鍵(マルチシグネチャ)を活用し、内部に保存されるデータのアクセス権限を厳密に管理し、不正な改ざんや消去を防止できます。
OKWAVE IDのユーザー認証をより安全に
OKWAVEでは、外部サイトに対してOKWAVE IDによるログイン認証を提供しています。既存のユーザーに対する「ユーザー名」+「パスワード」の体験はそのままに、内部の認証システムに公開鍵暗号のマルチシグネチャを用いたブロックチェーンを実装する頃によって、内部の不正や漏洩が原理的に不可能である、より安全なシステム構成を研究開発いたします。
[画像2: http://prtimes.jp/i/12906/14/resize/d12906-14-718745-2.jpg ]
上記既存のユーザー認証に加え、スマートフォンアプリからは、直接的に公開鍵暗号技術を使用したマルチシグネチャ(複数鍵)による二段階認証や、生体認証と秘密鍵を組み合わせた簡易ログインなどの実証実験も実施する予定です。
サポートキューをより安全に、より堅牢に
OKWAVEのOKBIZ. for Helpdesk Supportでは、複数顧客が抱える数多くのユーザーからの各種問い合わせを全て漏れなく記録し、一元に管理し、そしてそれらを滞りなく処理する必要があります。
[画像3: http://prtimes.jp/i/12906/14/resize/d12906-14-100330-3.jpg ]
ブロックチェーンのゼロダウンタイム機構と、「データの整合性が崩れない」、「データが改ざんできない」という特徴を活用し、より堅牢で安全なサポートキューシステムの開発に取り組みます。
知財の管理と決済をブロックチェーンで
ブロックチェーンの勘定機能は、自動的に二重払い(ダブルスペンド)を防止します。また、情報の記録と移転には必ず電子署名が伴い、改ざんができません。その事から、ブロックチェーンは登記や決済など、所有権の管理と移転にも適した仕組みです。
[画像4: http://prtimes.jp/i/12906/14/resize/d12906-14-831707-4.jpg ]
OKWAVEでは、本年に知識や知財を個人が販売できるサービスの展開を予定しており、そこでmijinのブロックチェーンを活用した権利の管理と決済システムを構築する予定です。
OKWAVEとテックビューロの今後の取り組み
OKWAVEとテックビューロでは上記のような実証実験と共同開発に取り組むほか、その成果をブロックチェーンを組み込んだ製品として、一般にも共同で販売していく予定です。
■「株式会社オウケイウェイヴ」について( Webサイト http://www.okwave.co.jp/ )
株式会社オウケイウェイヴは1999年7月設立。互い助け合いの場の創造を通して、物心両面の幸福を実現し、世界の発展に寄与することを目指し、日本初、最大級のQ&Aサイト「OKWAVE( http://okwave.jp/ )」を2000年1月より運営しています。月間PVは1億1,000万以上、月間利用者数は約3,500万人以上、3,400万件以上のQ&Aデータベースは、約60の企業サイトが導入する「QA Partner」ならびに顧客参加型サポートコミュニティツール「OKBIZ. for Community Support」にて活用されています(※数値は2015年9月現在)。また、「OKWAVE」の運営ノウハウを基にした、特許を有するFAQシステム「OKBIZ. for FAQ / Helpdesk Support」を大手企業、自治体など310サイト以上に導入し、市場シェアNo.1を長年維持しています。2006年6月に名証セントレックスに株式上場(証券コード:3808)。2007年10月に楽天株式会社、2008年3月に米国マイクロソフトコーポレーションとの業務・資本提携を締結。以降も「OKWAVE」に専門家が回答者として参加する「OKWAVE Professional( http://okwave.jp/professional )」や、各界の著名人に質問できる「OKWAVE Premium( http://premium.okwave.jp/ )」など、Q&Aを軸にした感謝の気持ちでつながるサービスを提供しています。
■「テックビューロ株式会社」について( Webサイト http://techbureau.jp/ )
テックビューロ株式会社は、暗号通貨技術とブロックチェーン技術に基づいたソフトウェアとサービスを開発しているクリプト・フィンテック・ラボ(Crypto-Fintech Lab.)です。ビットコインを含む暗合通貨の為替取引プラットフォーム「Zaif」やプライベート・ブロックチェーン基盤ソフトウェア「mijin」の他、ブロックチェーン技術導入の受託開発やコンサルティングサービスを提供しております。
■「mijin」について( webサイト http://mijin.io/ )
「mijin」は、クラウド上や自社データセンター内に、企業内や企業間で利用可能なプライベート・ブロックチェーン環境を構築できるプラットフォームです。既存のデータベースや勘定システムを置き換えて劇的にコストを削減すると同時に、改ざん不可能なセキュリティ環境が構築できる他、実質ゼロダウンタイムを実現します。金融機関から電子マネー、ポイント、オンラインゲーム、ロジスティクスまで、幅広くご利用頂けます。2013年からの開発経験を持つプロジェクト「nem」のチームがテックビューロに合流して開発した、汎用性の高いブロックチェーンプラットフォームです。
※1: フィンテック(FinTech)とは金融(Financial)と技術(Technology)を掛け合わせた造語で、金融とITを融合させた金融システムの革新的活用を意味します。従来は、このフィンテックが担う分野は金融機関向けにサービスを提供する大手ITベンダーが関与するものでした。しかし、ここ数年は技術革新とともに比較的小規模のベンチャー・スタートアップ企業の参入が多くなり注目を集めています。
※2: ビットコインによって発明された、P2P方式によるデータ処理の基盤技術です。複数のコンピューターが分散型合意形成を行い、暗号署名しながらブロック単位で複数データを処理するのが特徴です。安価なコンピューターで稼働し、ゼロダウンタイムと、改ざん不可能なセキュリティを実現します。バックアップや冗長化も必要なく、劇的なコスト削減が可能であり、キャパシティを超えても落ちないため、金融機関にも注目されています。
株式会社オウケイウェイヴ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:兼元 謙任)とテックビューロ株式会社(本社:大阪市西区、代表取締役社長:朝山 貴生)は事業提携をし、ブロックチェーン技術「mijin」による知財販売決済やユーザー認証、サポートキューの実証実験と共同開発を実施いたします。
報道関係者各位
株式会社オウケイウェイヴ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:兼元 謙任)とテックビューロ株式会社(本社:大阪市西区、代表取締役社長:朝山 貴生)は事業提携をし、ブロックチェーン技術「mijin」による知財販売決済やユーザー認証、サポートキューの実証実験と共同開発を実施いたします。
フィンテックの最新技術を認証や知財決済に応用
近年、フィンテック(※1)の分野で注目を集めるブロックチェーン(※2)技術は、ゼロダウンタイムの決済システムを安価に構築することが可能です。それに加え、暗号技術に基づくそのセキュリティの高さから、ユーザー認証、権利の管理、そして権利の移転記録(決済)の基盤技術としても期待が高まっています。
今回の提携により、OKWAVEが数多くの企業に提供している日本最大のQ&Aシステムやコールセンターのシステムに、テックビューロが有する国内唯一のプライベート・ブロックチェーン技術「mijin」を応用することによって、より安全なユーザー認証とサポートキューシステムの実証実験と共同開発に取り組みます。
また、OKWAVEにて本年リリース予定の知財販売サービスでは、知財権利の管理と決済の部分について、テックビューロのプライベート・ブロックチェーン技術mijinをベースにした販売システムを構築していく予定です。
ゼロダウンタイムと強固なセキュリティの両立
通常のデータベースでは、キャパシティを超えると機能を停止してしまい、サービスに多大な悪影響を及ぼします。しかし、ブロックチェーンではキャパシティを超えても自動的に遅延して処理がされます。
[画像1: http://prtimes.jp/i/12906/14/resize/d12906-14-869379-1.jpg ]
ブロックチェーンは複数のコンピュータ(ノード)で稼働しており、全てが同時にダウンしない限りは止まることなく動き続けます。これらの特徴により、同技術で「ゼロダウンタイム」の勘定エンジンが実現できます。
また、ブロックチェーンのもう一つの特徴として、公開鍵暗号による強固なセキュリティが挙げられます。mijinに基本機能として実装されている複数鍵(マルチシグネチャ)を活用し、内部に保存されるデータのアクセス権限を厳密に管理し、不正な改ざんや消去を防止できます。
OKWAVE IDのユーザー認証をより安全に
OKWAVEでは、外部サイトに対してOKWAVE IDによるログイン認証を提供しています。既存のユーザーに対する「ユーザー名」+「パスワード」の体験はそのままに、内部の認証システムに公開鍵暗号のマルチシグネチャを用いたブロックチェーンを実装する頃によって、内部の不正や漏洩が原理的に不可能である、より安全なシステム構成を研究開発いたします。
[画像2: http://prtimes.jp/i/12906/14/resize/d12906-14-718745-2.jpg ]
上記既存のユーザー認証に加え、スマートフォンアプリからは、直接的に公開鍵暗号技術を使用したマルチシグネチャ(複数鍵)による二段階認証や、生体認証と秘密鍵を組み合わせた簡易ログインなどの実証実験も実施する予定です。
サポートキューをより安全に、より堅牢に
OKWAVEのOKBIZ. for Helpdesk Supportでは、複数顧客が抱える数多くのユーザーからの各種問い合わせを全て漏れなく記録し、一元に管理し、そしてそれらを滞りなく処理する必要があります。
[画像3: http://prtimes.jp/i/12906/14/resize/d12906-14-100330-3.jpg ]
ブロックチェーンのゼロダウンタイム機構と、「データの整合性が崩れない」、「データが改ざんできない」という特徴を活用し、より堅牢で安全なサポートキューシステムの開発に取り組みます。
知財の管理と決済をブロックチェーンで
ブロックチェーンの勘定機能は、自動的に二重払い(ダブルスペンド)を防止します。また、情報の記録と移転には必ず電子署名が伴い、改ざんができません。その事から、ブロックチェーンは登記や決済など、所有権の管理と移転にも適した仕組みです。
[画像4: http://prtimes.jp/i/12906/14/resize/d12906-14-831707-4.jpg ]
OKWAVEでは、本年に知識や知財を個人が販売できるサービスの展開を予定しており、そこでmijinのブロックチェーンを活用した権利の管理と決済システムを構築する予定です。
OKWAVEとテックビューロの今後の取り組み
OKWAVEとテックビューロでは上記のような実証実験と共同開発に取り組むほか、その成果をブロックチェーンを組み込んだ製品として、一般にも共同で販売していく予定です。
■「株式会社オウケイウェイヴ」について( Webサイト http://www.okwave.co.jp/ )
株式会社オウケイウェイヴは1999年7月設立。互い助け合いの場の創造を通して、物心両面の幸福を実現し、世界の発展に寄与することを目指し、日本初、最大級のQ&Aサイト「OKWAVE( http://okwave.jp/ )」を2000年1月より運営しています。月間PVは1億1,000万以上、月間利用者数は約3,500万人以上、3,400万件以上のQ&Aデータベースは、約60の企業サイトが導入する「QA Partner」ならびに顧客参加型サポートコミュニティツール「OKBIZ. for Community Support」にて活用されています(※数値は2015年9月現在)。また、「OKWAVE」の運営ノウハウを基にした、特許を有するFAQシステム「OKBIZ. for FAQ / Helpdesk Support」を大手企業、自治体など310サイト以上に導入し、市場シェアNo.1を長年維持しています。2006年6月に名証セントレックスに株式上場(証券コード:3808)。2007年10月に楽天株式会社、2008年3月に米国マイクロソフトコーポレーションとの業務・資本提携を締結。以降も「OKWAVE」に専門家が回答者として参加する「OKWAVE Professional( http://okwave.jp/professional )」や、各界の著名人に質問できる「OKWAVE Premium( http://premium.okwave.jp/ )」など、Q&Aを軸にした感謝の気持ちでつながるサービスを提供しています。
■「テックビューロ株式会社」について( Webサイト http://techbureau.jp/ )
テックビューロ株式会社は、暗号通貨技術とブロックチェーン技術に基づいたソフトウェアとサービスを開発しているクリプト・フィンテック・ラボ(Crypto-Fintech Lab.)です。ビットコインを含む暗合通貨の為替取引プラットフォーム「Zaif」やプライベート・ブロックチェーン基盤ソフトウェア「mijin」の他、ブロックチェーン技術導入の受託開発やコンサルティングサービスを提供しております。
■「mijin」について( webサイト http://mijin.io/ )
「mijin」は、クラウド上や自社データセンター内に、企業内や企業間で利用可能なプライベート・ブロックチェーン環境を構築できるプラットフォームです。既存のデータベースや勘定システムを置き換えて劇的にコストを削減すると同時に、改ざん不可能なセキュリティ環境が構築できる他、実質ゼロダウンタイムを実現します。金融機関から電子マネー、ポイント、オンラインゲーム、ロジスティクスまで、幅広くご利用頂けます。2013年からの開発経験を持つプロジェクト「nem」のチームがテックビューロに合流して開発した、汎用性の高いブロックチェーンプラットフォームです。
※1: フィンテック(FinTech)とは金融(Financial)と技術(Technology)を掛け合わせた造語で、金融とITを融合させた金融システムの革新的活用を意味します。従来は、このフィンテックが担う分野は金融機関向けにサービスを提供する大手ITベンダーが関与するものでした。しかし、ここ数年は技術革新とともに比較的小規模のベンチャー・スタートアップ企業の参入が多くなり注目を集めています。
※2: ビットコインによって発明された、P2P方式によるデータ処理の基盤技術です。複数のコンピューターが分散型合意形成を行い、暗号署名しながらブロック単位で複数データを処理するのが特徴です。安価なコンピューターで稼働し、ゼロダウンタイムと、改ざん不可能なセキュリティを実現します。バックアップや冗長化も必要なく、劇的なコスト削減が可能であり、キャパシティを超えても落ちないため、金融機関にも注目されています。