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【大阪文化服装学院】ロンドン・カレッジ・オブ・ファッション常任講師のOleg Mitrofaov氏と正式契約。世界で活躍できる人材育成を加速。

〜特別講義を実施中、22年春より通常授業として拡大予定〜

デザイナーおよびファッション人材を育成する大阪文化服装学院(以降OIF、学校法人ミクニ学園 理事長・校長:岩崎一哉 所在地:大阪市淀川区三国本町)は2021年10月より、世界の第一線で活躍するファッションエデュケーター・コミュニケーターであるOleg Mitrofanov(オレグ・ミトロファノフ)氏と講師契約を締結。現在若手教員および学生向けに特別講義を実施中。今春より正式カリキュラムとして年間で授業展開し、OIFが標榜する「世界で活躍する人材育成」を加速させて参ります。




[画像1: https://prtimes.jp/i/81590/14/resize/d81590-14-74543d450daa401b78e1-0.jpg ]

■講師プロフィール
Oleg Mitrofanov (オレグ・ミトロファノフ)
ファッションエデュケーター・コミュニケーター


現 英国国立ロンドン・カレッジ・オブ・ファッション(以降LCF)常任講師
同・セントラル・セント・マーチンズ・オブ・アート&デザイン(以降CSM)卒業

2014年より、LCF、CSMを含む6つのカレッジで構成される国立ロンドン芸術大学で教鞭を採る。CSMのファッションコミュニケーション&プロモーション学士課程・責任者を務めた経歴を持つ、欧州第一線でファッション教育を行う現役指導者。

また、専門分野「ビジュアルリサーチ」と「クリエイティブコンサルティング」においては、「アルマーニ」各種ライン、「シャネル ビューティー」、「ワールド オブ インテリアズ」誌、パリ装飾芸術美術館の「ルイ・ヴィトン ー マーク・ジェイコブス展」などの業務に携わるほか、ジュエリーブランドでブランドマネージャーも歴任。多彩な経歴と才能を持つ。

2021年10月、OIFと講師契約。国内の専門学校としては唯一の契約となる。


■契約の目的
今回、オレグ氏を講師に招聘することにより、かねてよりOIFが推進してきた「世界標準の教育内容」を更に進化させます。学生は、国内に居ながら、欧州第一線の講師から、直接、最先端の授業を受講することができます。また、教員は研修を通じて、欧州の教育メソッドを学び、OIFのカリキュラムや授業法のアップデートに活かします。


■授業内容
この授業のゴールは、「ポートフォリオ」の充実。欧州の有名メゾンでは、人材採用の際、デザインプロセスを示す「ポートフォリオ」の完成度が鍵となります。また、国際的なコンテストにおいても、一次審査の評価に使用されるなど、OIFでも指導上の重点ポイントとしてきました。

オレグ氏曰く、デザインプロセスにおいて最も重要なのが「リサーチ」。古代〜西洋美術史や当時の作品が示す歴史や制作背景、現代広告物や写真アートの分析方法、ビジュアル発想トレーニング、プレゼンテーションの組み立て方、など有益なノウハウが惜しみなく共有されます。幅広いアーカイブを用いた奥深い「座学(Seminer)」とアクティブな「実践(Workshop)」が効果的に織り交ぜられたキャッチ―な授業が展開されています。

また授業は通訳を介して行われますが、活きた英語に触れ、直接コミュニケーションすることで語学力の向上、グローバル意識の涵養にもつながります。


■現在実施している特別講義
21年度後期(10月〜)より、先行して、若手教員と学生向けに特別講義をスタートしています。

<1.学生向け>
受講しているのはスーパーデザイナー学科、ファッション・クリエイター学科(クリエイティブデザイナーコースのみ)、ブランドマネージメント学科の学生。コロナの影響により、予定していたイタリア・ポリモーダ校での研修・短期留学、ニューヨーク・FITでの研修が キャンセルとなったことを受け、OIFが重視する「国際感覚」を体感するカリキュラムの代替企画としても位置付けています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/81590/14/resize/d81590-14-9f6f7ea7476a3f10f11f-3.jpg ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/81590/14/resize/d81590-14-64de39495d7e7677963a-1.jpg ]



<2.若手教員向け>
リベラル・アーツに関する研修を目的として「Visual Presentation」講義を教員向けにも実施。OIF教員の創造力、指導力の更なる強化を見込んでいます。約半年間、合計13回の講義により、世界のファッション大学や専門校のお手本となっているCSM校の教育メソッドが惜しみなく伝授され、両国間の指導方法について活発な意見交換が行われています。
[画像4: https://prtimes.jp/i/81590/14/resize/d81590-14-9e428c777d11d3567da4-2.jpg ]

[画像5: https://prtimes.jp/i/81590/14/resize/d81590-14-991be7b3dcc5bd7105ae-4.jpg ]



■今後について
新年度となる22年春から、学生向けの授業を拡大し、4年制・スーパーデザイナー学科での授業をスタート。国内は勿論、海外でも通用するノウハウを学ぶ当学科のコンテンツを更に魅力的に、飛躍的にリッチ化する取組みとして全学年に導入します。

<参考>22年度に予定しているオレグ氏の授業
  スーパーデザイナー学科1年:「デザインとは」(通年・18コマ)
  同・2年: 「グローバルなファッション傾向・アイデンティティの確立」(通年・24コマ)
  同・3年: 「ビジュアルプレゼンテーション〜ポートフォリオ作成」(通年・12コマ)
  同・4年:  個別ポートフォリオチェック・フィードバック(前期のみ・6コマ)
  注)コマ=授業の単位(1コマ=1.5時間)

他学科に向けた個別カリキュラム化も現在検討中。

併せて、オレグ氏が自身の講義で活用している豊富なデジタルアーカイヴの共有、制作に有益となる「リサーチ」プラットフォームの整備も、同氏の協力のもと進めて行く予定です。


■最後に
アパレル市場は、世界的に見ると「成長軌道にある産業」であり、ICTの発達により、ボーダーレス化はますます進行します。共通言語としての英語の存在感は更に高まり、必須要件となる未来をOIFは想像しています。引き続き国内市場のニーズとグローバルな視点を両立させ、ワールドワイドに活躍できるファッション人材の育成を推進して参ります。


<Appendix>
■OIFの「国際戦略」について
OIFは「世界で活躍できるプロフェッショナル」を人材育成コンセプトとして掲げ、教育を展開。世界24か国59校の有力校が参加するIFFTI(国際ファッション工科大学連盟)への加盟や、海外一流校との独自のネットワークなど留学や研修のプログラムを充実させています。そのうち、イタリア・ポリモーダ校とは、学費無償の交換留学制度のみならず、OIF卒業後、同校に編入、学位(BA, MA)取得可能な留学制度の契約も締結しています。即ちそれはOIFの教育内容が国際基準に適うものと認められている証明、と言えます。現在ポリモーダ校には、卒業生・教員各1名が留学中。教員の帰国後は、教育内容への還元も速やかに行う予定。尚、次年度も複数名の留学を予定しています。

※OIFの主な海外留学・研修制度
・イタリア/ポリモーダ校留学・研修制度
・米国/FIT(ニューヨーク州ファッション工科大学)研修制度
・韓国/ソウルバイイング研修
詳細はこちら:https://www.osaka-bunka.com/education/point.html(中段以降)

■ロンドン芸術大学について
日本語サイト:https://www.artslondon.jp/
世界を代表するヨーロッパ最大規模の国立芸術系大学。LCF、CSMなど6つの国立カレッジで構成されている。卒業生には、ジョン・ガリア―ノ、ステラ・マッカートニー、アレキザンダー・マックイーン、ジミー・チュー、J. W. アンダーソン、ポール・スミスなど著名アーティストやデザイナー、クリエイターが名を連ねる。2020年度の「QS 世界大学ランキング」では、「アート&デザイン部門」で世界トップ2の評価を得る。


■大阪文化服装学院(OIF)について
創立75年の歴史を持つ、西日本最大級のファッション専門学校。「ファッションで社会に貢献する」という経営方針のもと、近年は海外のファッションスクールとの連携を高め、国際的に活躍できる人材の育成に注力。また、世界的にDXへのニーズが高まるなか、デジタルコンテンツへの投資も積極的に行い、「国際感覚」と「デジタルスキル」を融合し、新たな価値を生み出す創造力を養成している。「日本で最も高い成果をあげ、アジアを牽引する発信力を持ち、世界から信頼されるファッション教育機関であり続ける」ことをビジョンに掲げている。

学校法人ミクニ学園 大阪文化服装学院
所在地:大阪市淀川区三国本町3丁目35-8
理事長:岩崎 一哉
TEL:06-6392-4371 / FAX:06-6391-5600
https://www.osaka-bunka.com/

■この件での取材・お問合せは以下まで
大阪文化服装学院
経営企画室・広報担当:加藤 圭太、豊田 晃敏
TEL:06-6392-4371 / FAX:06-6391-5600
e-mail: ir_oif@osaka-bunka.com
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