ブレンボグループ 2021年度 連結業績(IFRS基準)
[22/03/17]
提供元:PRTIMES
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ブレンボ:2021年売上高2,777.6百万ユーロ(25.8%増)純利益215.5百万ユーロ(57.9%増)提案配当金:1株当たり0.27ユーロ
2022年3月3日 ステッツァーノ
2021年12月31日決算
[画像: https://prtimes.jp/i/83573/14/resize/d83573-14-26e244f00c85495cccb2-0.png ]
· 売上高 前年比25.8%増の2,777.6百万ユーロ(前年同時期の為替レート基準で26.2%増、前年同時期の連結・為替レート基準で25%増)、2019年12月31日決算の7.2%増
· EBITDA 502.7百万ユーロ(EBITDAマージン18.1%)、EBIT 288.0百万ユーロ(EBITマージン10.4%)
· 純投資額 236.2百万ユーロ
· 純金融負債額 2021年9月30日より71.5百万ユーロ減
取締役会長マッテオ・ティラボスキの報告です。「本日取締役会で承認された2021年決算の結果では、挑戦的な1年の締めくくりは明るいものとなりました。市場状況は物価の上昇や半導体不足のネガティブな影響が強いものの、売上高は2019年の水準を上回り、利益も安定しています。これには地域や部門を問わずすべての事業拠点が貢献してくれました。特に2021年は、デンマークのSBSフリクションとスペインのホタ・ホアンの2社の買収が完了して、当社の戦略上重要なバイク市場に、高度な技術を盛り込んだブレーキシステムのラインナップが出来上がりました。さらに、カリフォルニア州シリコンバレーに初開設したブレンボ・インスピレーション・ラボや、新型インテリジェントブレーキシステムSENSIFYの発表もあり、変化の激しい業界の中心にあって世界をリードし、顧客のニーズにお応えする当社の立ち位置は、いっそう強固になっています。市場の先行きも各国の政治的状況も引き続き複雑ではありますが、当社は戦略的な歩みを堅実に進めて技術開発路線を築いてきた、その誇りを胸に新たな1年に目を向け、デジタル化と持続可能な開発に貢献していきます。」
2021年12月31日決算
ブレンボ社の取締役会(会長:マッテオ・ティラボスキ)が本日開催され、2021年12月31日を決算日とするブレンボの年度決算が承認されました。
グループの連結純売上高は前年比25.8%増の2,777.6百万ユーロで、2019年比7.2%増となりました。
2021年1月1日に有効となったデンマークのSBSフリクション社、および2021年11月1日に有効となったスペインのホタ・ホアングループの買収を経て、連結の範囲が変わっていますが、前年同時期の連結基準では24.5%増です。前年同時期の為替レート・連結基準では前年比25.0%増です。
世界の地域別でも、グループが拠点を置くすべての市場で当会計年度の業績が前年より伸びています。
売上がイタリアで31.1%、ドイツで24.6%、フランスで15.1%、イギリスで17.7%とそれぞれ増加しました。
EU域外の国は、インドで28.2%、中国で28.8%、日本で12.1%の売上増となりました。
南米では22%、北米(アメリカ、カナダ、メキシコ)では25.2%の売上増でした。
市場区分別では、乗用車用が22.1%、バイク用が55.2%、商用車用が26.3%、レース用が22.7%の売り上げ増となりました。
2021年の売上原価と純営業経費は1,783.6百万ユーロで、売上の64.2%にあたり、パーセンテージ比較では前年の63.6%をわずかに上回っています。
人件費は506.6百万ユーロで、売上比18.2%となり、前年(売上比19.2%)を下回りました。
2021年12月31日現在、従業員数は前年(11,039人)より1,186人増えて12,225人となり、このうち106人がSBSフリクション、570人がホタ・ホアングループの従業員です。
EBITDAは、2021年は502.7百万ユーロ(EBITDAマージン18.1%)、2020年は388.7百万ユーロ(EIBTDAマージン17.6%)でした。
2021年度は、特に下半期に製造原価が軒並み急激に上昇し、とりわけ鉄鋼、エネルギー、物流で顕著でした。これらの上昇分は、ブレンボの主要顧客との契約に設けた通常の自動インデックスメカニズムによって、上昇した月の翌月にはおおむね回復しました。また、自動車分野に影響する世界的なマイクロチップ不足は、ブレンボには直接の影響はなかったものの、顧客からの発注がかなり不安定になり、生産能力を最適な状態に保つ上で支障が出ました。こうした要因で第三四半期と第四四半期は利益が減少しましたが、2021年12月31日締めの年度でみると前年を上回る成長を記録しました。
純支払利息は2021年12月31日締めの年度は5.2百万ユーロ(2020年は25.2百万ユーロ)で、内訳は純為替差益が4.4百万ユーロ(2020年は純為替差損[OY1] 8.1百万ユーロ)、その他が9.7[久住2] 百万ユーロ(前年は17.1百万ユーロ)となっています。[OY3]
現在の税法で適用される税率に基づく24.7%の税率で計算した見積税額は、70.8百万ユーロです。
年度末の純利益は、2020年比で57.9%増の215.5百万ユーロでした。
2021年12月31日時点の純金融負債は411.8百万ユーロで、2021年9月30日時点より71.5百万ユーロ減少、2020年12月31日時点より27.2百万ユーロ増加しています。IFRS第16号の影響を除く純金融負債は185.3百万ユーロで、2021年9月30日より92.2百万ユーロ減、2020年12月31日より9.5百万ユーロ増となります。
発展の見込み
2022年の滑り出しは量的に好調で、生産能力もフルに発揮できています。
ロシア・ウクライナ危機の展開には注視しています。当該地域は当グループの生産拠点がなく、事業展開も控えめであるため、直接的な影響は限定的ですが、製品供給や生産コストには綿密に目を配っていきます。
詳細は英語のフルバージョンでご覧いただけます。
https://prtimes.jp/a/?f=d83573-20220317-b1e2d1205c125eb5069bafb2267603c1.pdf
ブレンボの連絡先
Laura Panseri
Head of Investor Relations
Ph. +39 035 605 2145
e-mail: laura_panseri@brembo.it
Roberto Cattaneo
Chief Communication Officer
Ph. +39 035 605 5787
e-mail: press@brembo.it
Daniele Zibetti
Corporate Media Relations
Ph. +39 035 605 3138
e-mail: daniele_zibetti@brembo.it
www.brembo.com
2022年3月3日 ステッツァーノ
2021年12月31日決算
[画像: https://prtimes.jp/i/83573/14/resize/d83573-14-26e244f00c85495cccb2-0.png ]
· 売上高 前年比25.8%増の2,777.6百万ユーロ(前年同時期の為替レート基準で26.2%増、前年同時期の連結・為替レート基準で25%増)、2019年12月31日決算の7.2%増
· EBITDA 502.7百万ユーロ(EBITDAマージン18.1%)、EBIT 288.0百万ユーロ(EBITマージン10.4%)
· 純投資額 236.2百万ユーロ
· 純金融負債額 2021年9月30日より71.5百万ユーロ減
取締役会長マッテオ・ティラボスキの報告です。「本日取締役会で承認された2021年決算の結果では、挑戦的な1年の締めくくりは明るいものとなりました。市場状況は物価の上昇や半導体不足のネガティブな影響が強いものの、売上高は2019年の水準を上回り、利益も安定しています。これには地域や部門を問わずすべての事業拠点が貢献してくれました。特に2021年は、デンマークのSBSフリクションとスペインのホタ・ホアンの2社の買収が完了して、当社の戦略上重要なバイク市場に、高度な技術を盛り込んだブレーキシステムのラインナップが出来上がりました。さらに、カリフォルニア州シリコンバレーに初開設したブレンボ・インスピレーション・ラボや、新型インテリジェントブレーキシステムSENSIFYの発表もあり、変化の激しい業界の中心にあって世界をリードし、顧客のニーズにお応えする当社の立ち位置は、いっそう強固になっています。市場の先行きも各国の政治的状況も引き続き複雑ではありますが、当社は戦略的な歩みを堅実に進めて技術開発路線を築いてきた、その誇りを胸に新たな1年に目を向け、デジタル化と持続可能な開発に貢献していきます。」
2021年12月31日決算
ブレンボ社の取締役会(会長:マッテオ・ティラボスキ)が本日開催され、2021年12月31日を決算日とするブレンボの年度決算が承認されました。
グループの連結純売上高は前年比25.8%増の2,777.6百万ユーロで、2019年比7.2%増となりました。
2021年1月1日に有効となったデンマークのSBSフリクション社、および2021年11月1日に有効となったスペインのホタ・ホアングループの買収を経て、連結の範囲が変わっていますが、前年同時期の連結基準では24.5%増です。前年同時期の為替レート・連結基準では前年比25.0%増です。
世界の地域別でも、グループが拠点を置くすべての市場で当会計年度の業績が前年より伸びています。
売上がイタリアで31.1%、ドイツで24.6%、フランスで15.1%、イギリスで17.7%とそれぞれ増加しました。
EU域外の国は、インドで28.2%、中国で28.8%、日本で12.1%の売上増となりました。
南米では22%、北米(アメリカ、カナダ、メキシコ)では25.2%の売上増でした。
市場区分別では、乗用車用が22.1%、バイク用が55.2%、商用車用が26.3%、レース用が22.7%の売り上げ増となりました。
2021年の売上原価と純営業経費は1,783.6百万ユーロで、売上の64.2%にあたり、パーセンテージ比較では前年の63.6%をわずかに上回っています。
人件費は506.6百万ユーロで、売上比18.2%となり、前年(売上比19.2%)を下回りました。
2021年12月31日現在、従業員数は前年(11,039人)より1,186人増えて12,225人となり、このうち106人がSBSフリクション、570人がホタ・ホアングループの従業員です。
EBITDAは、2021年は502.7百万ユーロ(EBITDAマージン18.1%)、2020年は388.7百万ユーロ(EIBTDAマージン17.6%)でした。
2021年度は、特に下半期に製造原価が軒並み急激に上昇し、とりわけ鉄鋼、エネルギー、物流で顕著でした。これらの上昇分は、ブレンボの主要顧客との契約に設けた通常の自動インデックスメカニズムによって、上昇した月の翌月にはおおむね回復しました。また、自動車分野に影響する世界的なマイクロチップ不足は、ブレンボには直接の影響はなかったものの、顧客からの発注がかなり不安定になり、生産能力を最適な状態に保つ上で支障が出ました。こうした要因で第三四半期と第四四半期は利益が減少しましたが、2021年12月31日締めの年度でみると前年を上回る成長を記録しました。
純支払利息は2021年12月31日締めの年度は5.2百万ユーロ(2020年は25.2百万ユーロ)で、内訳は純為替差益が4.4百万ユーロ(2020年は純為替差損[OY1] 8.1百万ユーロ)、その他が9.7[久住2] 百万ユーロ(前年は17.1百万ユーロ)となっています。[OY3]
現在の税法で適用される税率に基づく24.7%の税率で計算した見積税額は、70.8百万ユーロです。
年度末の純利益は、2020年比で57.9%増の215.5百万ユーロでした。
2021年12月31日時点の純金融負債は411.8百万ユーロで、2021年9月30日時点より71.5百万ユーロ減少、2020年12月31日時点より27.2百万ユーロ増加しています。IFRS第16号の影響を除く純金融負債は185.3百万ユーロで、2021年9月30日より92.2百万ユーロ減、2020年12月31日より9.5百万ユーロ増となります。
発展の見込み
2022年の滑り出しは量的に好調で、生産能力もフルに発揮できています。
ロシア・ウクライナ危機の展開には注視しています。当該地域は当グループの生産拠点がなく、事業展開も控えめであるため、直接的な影響は限定的ですが、製品供給や生産コストには綿密に目を配っていきます。
詳細は英語のフルバージョンでご覧いただけます。
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Laura Panseri
Head of Investor Relations
Ph. +39 035 605 2145
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Roberto Cattaneo
Chief Communication Officer
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