オンラインセミナー「グリーントランスフォーメーション」で気候危機は止められるか?ーGX推進法ーを開催します
[23/06/30]
提供元:PRTIMES
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アーユスセミナー:シリーズ「この法律・方針はだれのため?」#1
気候変動に対応するため、環境に負荷のかからないエネルギーへの転換をはかり、同時に経済社会システムを変えることを目指す「グリーントランスフォーメーション(GX)」。しかしそのなかではエネルギーの安定供給を名目に、原子力発電回帰の流れもつくられようとしています。
福島原発の事故以来、原発被害の状況を追い続けてきたFoE Japan の提言をもとに、福島の教訓が生かされ、人間の暮らす社会がまず尊重されるにはどうするかを考える機会とします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/106253/14/resize/d106253-14-4835fedb3d9da5c8f2f5-0.png ]
2023年4月以降、GX推進法や入管法の改定など、NGOの活動や現場に大きく影響を与えるような法案や政府方針が次々と決定されています。これらは懸念点に耳を傾けられまま承認されていますが、今後NGOの活動現場や日本社会そのものにどのような変化を及ぼすのでしょうか。
NPO法人アーユス仏教国際協力ネットワークは、誰しも命の尊厳が守られるためにも、これらの課題をきちんと整理し、できることや代替案を考えるきっかけをつくりたいと思いこのセミナーシリーズを企画しました。
このシリーズでは、現場への影響に向き合ってきたNGOスタッフを招き、まずは法案可決や方針決定で生まれる問題点を伺い、国際法や刑事法に詳しい専門家によってさらに深めてもらいます。
1回目は、2023年5月12日に成立した「GX推進法」を取り上げます。福島第一原発の事故以来、原発による被害や課題に取り組んできたFoEJapan は、原発問題の側面からだけではなく気候危機の側面からもこの法律に反対の声を上げてきています。なかでも事務局長の満田夏花さんは衆議院経済産業委員会でも意見陳述を行うなど、GX推進法の課題を多方面で訴えてきました。
FoE Japanが提示する、GX推進法を通してはならない5つの理由
(https://foejapan.org/issue/20230322/12011/)
1.原子力産業を長期にわたり官民資金で支援する
2.経済産業省への白紙委任
3.脱炭素基準、環境・人権配慮基準の不在
4.将来世代を含めた国民が負担し、排出者を利する
5.資金の流れが不透明、監視、検証ができない
このセミナーでは、まずは満田さんに課題を整理してもらい、ファシリテーターの寺中誠さんにより、さらに深めてもらいます。メディアの報道の仕方などにも疑問があげられています。ぜひ多くの方にご参加頂ければ幸いです。
開催概要
【日 時】2023年7月7日(金)20時〜21時
【登壇者】満田夏花さん(国際環境NGO FoE Japan)
[画像2: https://prtimes.jp/i/106253/14/resize/d106253-14-3f83ff9b82a7952e09f1-2.jpg ]
学生時代に趣味としていた山歩きやバードウォッチングがきっかけで環境問題に興味を持つ。2009年からFoE Japanに参加。2011年の福島第一原発事故に衝撃を受け、原発事故被害者の支援やエネルギー政策に取り組む。
【ファシリテーター】寺中誠さん(東京経済大学/アーユス専門委員)
[画像3: https://prtimes.jp/i/106253/14/resize/d106253-14-6ea8236d2b2c6f36aba2-1.png ]
大学の学部時代から国際人権NGOの活動家として活動。アムネスティ・インターナショナル日本の事務局長を経て、現在は大学で刑事政策、国際人権法などを教えるほか、いくつかのNGOの理事もつとめる。
【主 催】アーユス仏教国際協力ネットワーク
TEL 03-3820-5831 / e-mail event@ngo-ayus.jp
【お申し込み方法】
下記の申込サイトのいずれかからお申し込みください。
◎Peatix◎https://23ayus-seminar1-1.peatix.com
◎フォームメーラー◎https://ssl.form-mailer.jp/fms/b09c8779789854
シリーズの予定
第2回◎行き先のない難民を日本はどう受け止める? 入管法改定
今回の入管法改定に際しては様々な論点から懸念の声があがりました。なかでも難民申請をしている人たちには、申請継続の可能性が絶たれる厳しい状況です。日本を現場に「母国に帰れない事情を持つ人」と直接向き合ってきた難民支援協会が懸念するポイントを知ったうえで、難民保護や収容のあり方、人が生きる権利を守る考え方について考えたいと思います。
●登壇者:赤阪むつみさん(難民支援協会)
●日時:2023年7月18日(火)20−21時
第3回◎軍事協力で海外支援? 政府安全保障能力強化支援(OSA)実施方針
日本が武力を放棄していたからこそ、海外で活動するNGOは現地の人びとから一定の信頼を寄せられていたと思います。しかし昨今の“安全保障環境の変化”で日本政府は外務省の枠内で、開発よりも防衛装備品の提供等、軍事手段に直接繋がる支援へと舵を切る「政府安全保障能力強化支援(OSA)」定めました。
安全保障能力を高めるという名目の元に、日本は防衛手段などの国際支援に力を入れることになった今、海外でNGO活動現場にはどのような影響が及ぶでしょうか。また、民間人の命や権利、安全のために、どんな議論を積み重ねて行ったら良いかを考えます。
●登壇者:今井高樹さん(日本国際ボランティアセンター)
●日時:2023年7月24日(月)20−21時
アーユスについて
■特定非営利活動法人アーユス仏教国際協力ネットワーク概要
アーユスは、宗派を超えて仏教僧侶が集まり、仏教の精神に基づいて1993年に設立された国際協力NGOです。海外・国内で活動するNGOをパートナーとし、貧困や不公正、環境破壊など、平和と人権に関わる問題に足元から取り組んでいます。主に事業助成と現地の情報を元にした研修活動をおこなっています。
寺院を中心とした支援者と、パートナーNGO、そして市民をつなぎ、必要な資源(資金、情報、物資など)を必要なところにめぐらせ、海外と日本の地域を結ぶNGOです。
NGO支援事業(NGO・NPOへの組織・事業助成、緊急時の時局対応支援、NGO・NPOで活動するスタッフや関係者の顕彰など)
研修・ネットワーク事業(セミナーやイベントの開催、情報発信など)
homepage: http://www.ngo-ayus.jp/
Facebook: https://www.facebook.com/ayus.org/
Twitter: http://twitter.com/NPOayus/
※アーユスは東京都より認定NPO法人として認定されています。ご寄付は寄付金控除の対象となります。
■本件に関するお問い合わせ
特定非営利活動法人アーユス仏教国際協力ネットワーク
東京都江東区清澄3-6-8、TEL 03-3820-5831、MAIL event@ngo-ayus.jp
気候変動に対応するため、環境に負荷のかからないエネルギーへの転換をはかり、同時に経済社会システムを変えることを目指す「グリーントランスフォーメーション(GX)」。しかしそのなかではエネルギーの安定供給を名目に、原子力発電回帰の流れもつくられようとしています。
福島原発の事故以来、原発被害の状況を追い続けてきたFoE Japan の提言をもとに、福島の教訓が生かされ、人間の暮らす社会がまず尊重されるにはどうするかを考える機会とします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/106253/14/resize/d106253-14-4835fedb3d9da5c8f2f5-0.png ]
2023年4月以降、GX推進法や入管法の改定など、NGOの活動や現場に大きく影響を与えるような法案や政府方針が次々と決定されています。これらは懸念点に耳を傾けられまま承認されていますが、今後NGOの活動現場や日本社会そのものにどのような変化を及ぼすのでしょうか。
NPO法人アーユス仏教国際協力ネットワークは、誰しも命の尊厳が守られるためにも、これらの課題をきちんと整理し、できることや代替案を考えるきっかけをつくりたいと思いこのセミナーシリーズを企画しました。
このシリーズでは、現場への影響に向き合ってきたNGOスタッフを招き、まずは法案可決や方針決定で生まれる問題点を伺い、国際法や刑事法に詳しい専門家によってさらに深めてもらいます。
1回目は、2023年5月12日に成立した「GX推進法」を取り上げます。福島第一原発の事故以来、原発による被害や課題に取り組んできたFoEJapan は、原発問題の側面からだけではなく気候危機の側面からもこの法律に反対の声を上げてきています。なかでも事務局長の満田夏花さんは衆議院経済産業委員会でも意見陳述を行うなど、GX推進法の課題を多方面で訴えてきました。
FoE Japanが提示する、GX推進法を通してはならない5つの理由
(https://foejapan.org/issue/20230322/12011/)
1.原子力産業を長期にわたり官民資金で支援する
2.経済産業省への白紙委任
3.脱炭素基準、環境・人権配慮基準の不在
4.将来世代を含めた国民が負担し、排出者を利する
5.資金の流れが不透明、監視、検証ができない
このセミナーでは、まずは満田さんに課題を整理してもらい、ファシリテーターの寺中誠さんにより、さらに深めてもらいます。メディアの報道の仕方などにも疑問があげられています。ぜひ多くの方にご参加頂ければ幸いです。
開催概要
【日 時】2023年7月7日(金)20時〜21時
【登壇者】満田夏花さん(国際環境NGO FoE Japan)
[画像2: https://prtimes.jp/i/106253/14/resize/d106253-14-3f83ff9b82a7952e09f1-2.jpg ]
学生時代に趣味としていた山歩きやバードウォッチングがきっかけで環境問題に興味を持つ。2009年からFoE Japanに参加。2011年の福島第一原発事故に衝撃を受け、原発事故被害者の支援やエネルギー政策に取り組む。
【ファシリテーター】寺中誠さん(東京経済大学/アーユス専門委員)
[画像3: https://prtimes.jp/i/106253/14/resize/d106253-14-6ea8236d2b2c6f36aba2-1.png ]
大学の学部時代から国際人権NGOの活動家として活動。アムネスティ・インターナショナル日本の事務局長を経て、現在は大学で刑事政策、国際人権法などを教えるほか、いくつかのNGOの理事もつとめる。
【主 催】アーユス仏教国際協力ネットワーク
TEL 03-3820-5831 / e-mail event@ngo-ayus.jp
【お申し込み方法】
下記の申込サイトのいずれかからお申し込みください。
◎Peatix◎https://23ayus-seminar1-1.peatix.com
◎フォームメーラー◎https://ssl.form-mailer.jp/fms/b09c8779789854
シリーズの予定
第2回◎行き先のない難民を日本はどう受け止める? 入管法改定
今回の入管法改定に際しては様々な論点から懸念の声があがりました。なかでも難民申請をしている人たちには、申請継続の可能性が絶たれる厳しい状況です。日本を現場に「母国に帰れない事情を持つ人」と直接向き合ってきた難民支援協会が懸念するポイントを知ったうえで、難民保護や収容のあり方、人が生きる権利を守る考え方について考えたいと思います。
●登壇者:赤阪むつみさん(難民支援協会)
●日時:2023年7月18日(火)20−21時
第3回◎軍事協力で海外支援? 政府安全保障能力強化支援(OSA)実施方針
日本が武力を放棄していたからこそ、海外で活動するNGOは現地の人びとから一定の信頼を寄せられていたと思います。しかし昨今の“安全保障環境の変化”で日本政府は外務省の枠内で、開発よりも防衛装備品の提供等、軍事手段に直接繋がる支援へと舵を切る「政府安全保障能力強化支援(OSA)」定めました。
安全保障能力を高めるという名目の元に、日本は防衛手段などの国際支援に力を入れることになった今、海外でNGO活動現場にはどのような影響が及ぶでしょうか。また、民間人の命や権利、安全のために、どんな議論を積み重ねて行ったら良いかを考えます。
●登壇者:今井高樹さん(日本国際ボランティアセンター)
●日時:2023年7月24日(月)20−21時
アーユスについて
■特定非営利活動法人アーユス仏教国際協力ネットワーク概要
アーユスは、宗派を超えて仏教僧侶が集まり、仏教の精神に基づいて1993年に設立された国際協力NGOです。海外・国内で活動するNGOをパートナーとし、貧困や不公正、環境破壊など、平和と人権に関わる問題に足元から取り組んでいます。主に事業助成と現地の情報を元にした研修活動をおこなっています。
寺院を中心とした支援者と、パートナーNGO、そして市民をつなぎ、必要な資源(資金、情報、物資など)を必要なところにめぐらせ、海外と日本の地域を結ぶNGOです。
NGO支援事業(NGO・NPOへの組織・事業助成、緊急時の時局対応支援、NGO・NPOで活動するスタッフや関係者の顕彰など)
研修・ネットワーク事業(セミナーやイベントの開催、情報発信など)
homepage: http://www.ngo-ayus.jp/
Facebook: https://www.facebook.com/ayus.org/
Twitter: http://twitter.com/NPOayus/
※アーユスは東京都より認定NPO法人として認定されています。ご寄付は寄付金控除の対象となります。
■本件に関するお問い合わせ
特定非営利活動法人アーユス仏教国際協力ネットワーク
東京都江東区清澄3-6-8、TEL 03-3820-5831、MAIL event@ngo-ayus.jp