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サフィログループが、カリフォルニアのデジタルネイティブなブランド、ブレンダーズ・アイウェアの70%を取得

・ サフィロが、同社の株式の70%を取得
・ 企業価値(同社の100%)は9,000万米ドル
・ 同社の2019年度の推定売上高は4,200万米ドルで、2018年度より40%増。過去3年間の年平均成長率(CAGR)は175%を記録


パドヴァ/サンディエコ、2019年12月9日
– サフィログループは、カリフォルニアの企業であるブレンダーズ・アイウェア(Blenders Eyewear LLC)(以下、「同社」)の株式の70%を取得したことを発表しました。サフィログループは、同社の創業者であり完全所有者であるチェイス・フィッシャー から株式を購入しました。

2012年にフィッシャーがサンディエゴで設立したブレンダーズ・アイウェアは、デジタル&ソーシャルメディアを巧みに使いこなして先進的な電子商取引プラットフォームを構築し、世界クラスのデジタル能力を武器に急速かつ収益を伴う成長を実現しました。現在、取引の約95%が同社独自のD2C(消費者直結型)電子商取引プラットフォームを通して行われています。これを補うものとして、近頃、ブレンダーズのフラッグシップストア1号店がサンディエゴにオープンしました。

ブレンダーズ・アイウェアの製品は、カリフォルニアの活動的で進歩的なライフスタイルを意識したデザインと、魅力的な価格のアイウェア提案を特徴としており、特にミレニアル世代とZ世代の男女を中心とする幅広い層の消費者にアピールしています。

創業時から収益をあげ続け、現在強力な収益性を備えるこのブランドは、非常に効果的なソーシャルマーケティング戦略によってその急成長を加速してきました。インフルエンサー、アスリート、ライフスタイル愛好家と提携し、商品のコラボレーションを行うことで、売り上げとブランド認知度を高めています。

2019年の売上高は4,200万米ドルと推定され、そのすべてが米国内の取引によるものです。前年度と比較して約40%の増加となり、3年間のCAGRは175%に達しています。

サフィログループのCEO、アンジェロ・トロッキアは、次のように述べています:「ブレンダーズ・アイウェアのような心をつかむブランドをサフィログループに迎えることができ、大変うれしく思います。ブレンダーズは、D2Cやオムニチャネルにおける最先端のノウハウを生かした Eコマース事業で急成長を遂げている会社です。新しい強力なスキルと、重要な米国市場への特別な重点によって、サフィロ独自のポートフォリオをいっそう充実させてくれるでしょう。

ブレンダーズは、上質なライフスタイルとアクティブなアイウェアを手頃な価格で、かつ魅力的なブランドコンテンツとともに提供するという原則に基づく、型破りでデジタルネイティブなビジネスモデルです。ミレニアル世代とZ世代という、同社にとって本来的な、急拡大する顧客層の間で瞬く間に広まったブランド認知を背景に、強力な訴求力を持っています。ブレンダーズは、現代の社会的側面に根差し、ソーシャルメディアにおいて目を見張る成功を収めています。

ブレンダーズを迎えることによってEコマースおよびオムニチャネル戦略を推進し、彼らのデジタルDNAと立証済みの能力を生かすとともに、サフィロのグローバルな能力を提供することでブレンダーズの世界的拡大を可能にします。」

ブレンダーズ・アイウェアの創業者でありCEOであるチェイス・フィッシャーは、こうコメントしています:「これは、ブレンダーズにとって大きな前進です。サフィロの一員として大きな市場に参入できることに興奮しています。サフィロの製造ノウハウとグローバルな販売力は、私たちのデジタルネイティブなビジネスモデルを完璧に補足し、世界的な事業拡張の機会を開いてくれます。私たちは、前進する生活を送る人々をインスパイアする、生き生きとしたグローバルコミュニティを構築することをミッションとしています。」

サフィロは本日、同社における70%の支配持分を取得しました。これは、9,000万米ドルに相当するキャッシュフリー・デットフリーベースの総価値(同社の100%の企業価値)に基づくものです。取引実行時に支払われる現金対価は、慣行として価格調整が行われる場合があります。取引は、同社の活動に関連するものを含む前提条件が満たされたうえで、実行されます。

チェイス・フィッシャーは、引き続き株式の30%に対する完全所有権を有します。また、株式譲渡契約に従い、これらの残りの持分については慣行として相互のプットオプションおよびコールオプションが設定され、2023年から行使可能となります。チェイス・フィッシャーは、引き続きブレンダーズ・アイウェアのCEOを務め、ブランドはサンディエゴの本社で営業を続けます。

買収の資金は、現金および信用供与、ならびにサフィロの大株主でHAL Holding N.V.傘下のMultibrands Italy B.V.が提供する融資によって調達される予定です。融資額は3,000万ユーロで、サフィロはこれを取引実行のために受け取ることを意図しています。

Multibrands Italy B.V.との取引は、取引の価値関連性(融資の対価と2019年6月30日付の連結株主資本の比率)が5%の基準を超えるため、「重要性の高い関連当事者との取引」となります。

そのため、当グループが融資を受けることの利害と融資条件の利便性および実質的公正さについて協議する2019年11月29日付の関連当事者委員会における肯定的見解を受け、2019年12月1日付の取締役会において融資の実行が承認されました。

必要な説明文書は、法の定める期間内に提供されます。

買収による効果は、サフィロが2019年12月11日に市場に公開する新たな事業計画に範囲されます。


サフィログループについて
サフィログループは、サングラス、オプティカルフレーム、スポーツアイウェアのデザイン、製造、販売をグローバル展開する企業です。1878年以来受け継がれてきた類まれなクラフトマンシップと経験によって、イタリアの伝統に基づいたデザイン及び高品質な製品開発をしています。北米、南米、ヨーロッパ、中東、アフリカ、アジア太平洋地域、中国など世界の40か国に現地法人を置き、50以上の販売網を通じて世界中の10万以上の厳選された小売店舗に流通しています。自社ブランドとしてカレーラ、ポラロイド、スミス、サフィロ、オキシド、ライセンスブランドにはディオール、ディオールオム、フェンディ、バナナレパブリック、ボビー・ブラウン、ボス、エリー・サーブ、フォッシル、ジバンシイ、ハワイアナス、ヒューゴ、ジャック・スペード、ジミー・チュウ、ジューシークチュール、ケイト・スペード・ニューヨーク、リズ・クレイボーン、ラブ・モスキーノ、マーク・ジェイコブス、マックスマーラ、マックス・アンド・コー、モスキーノ、ピエール・カルダン、ラグ&ボーン、レベッカ・ミンコフ、サックス・フィフス・アベニュー、スォッツィ、トミー・ヒルフィガーがあります。

サフィロはイタリア証券取引所(ISIN code IT0004604762, Bloomberg SFL.IM, Reuters SFLG.MI)に上場しており2018年、9億6,290万ユーロの純収益を記録しました。


ブレンダーズ・アイウェアについて
ブレンダーズ・アイウェアは、2012年、チェイス・フィッシャーによってカリフォルニア州サンディエゴに設立されました。ブレンダーズは、メンズおよびレディースの幅広いサングラスやスノーゴーグルを生産しています。「前進する生活」を全社的モットーとして掲げる同社の製品は、活動的なライフスタイルを持つ人々を意識した斬新な配色を特徴とする、大胆な美意識に基づいています。才能あふれるデザイナー、フォトグラファー、コミュニケーターたちの明るく元気なチーム、ブレンダーズは、いまや米国で最も急速に成長を遂げるサングラスブランドのひとつとなりました。詳しくは、www.BlendersEyewear.com をご覧ください。
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