IBMとHortonworksがパートナーシップを拡大し、データ駆動型ビジネスに必要な意思決定の迅速化を支援
[17/06/16]
提供元:PRTIMES
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[米国カリフォルニア州サンノゼ(DataWorks Summit/Hadoop Summit) - 2017年6月13日(現地時間)発]
IBM(NYSE:IBM)とHortonworks(NASDAQ: HDP)は本日(現地時間)、データ分析と機械学習の拡張に注力した協力関係を、より多くの開発者とApache Hadoopエコシステムへ拡大すると発表しました。両社は、Hortonworks Data Platform(HDP(R))とIBM Data Science ExperienceおよびIBM Big SQLを連携し、新しい統合型ソリューションを生み出します。これは、データ・サイエンティストからビジネス・リーダーに至るあらゆる人が、増大するデータの分析能力と管理能力を向上し、データに基づく意思決定を迅速に行うことができるよう、設計されます。
HortonworksのCEOであるロブ・ビアデン(Rob Bearden)氏は、次のように述べています。「IBMのデータ・サイエンスとHortonworksのオープンなコネクテッドデータプラットフォームの組み合わせは、両社の共同投資と協力によってそれぞれのお客様だけではなく、Apacheオープン・ソース・コミュニティーにも恩恵をもたらします。私たちは、この協力関係によって間違いなく育まれる、加速度的な技術革新に興奮しています。この結果、より活発で迅速な事業が展開されるようになるでしょう」
IBMアナリティクスのゼネラル・マネージャーであるロブ・トーマス(Rob Thomas)は、次のように述べています。「このパートナーシップは、連携され、開かれたデータ・サイエンスと機械学習プラットフォームを提供し、チームの協業によるデータ・サイエンスを容易に運用できるようになります。高度な機械学習機能とディープ・ラーニング機能を組み込むことによって、Hortonworks Data PlatformとIBMのData Science ExperienceおよびIBM Machine Learningプラットフォームを組み合わせ、より速く、より広範な分析結果をお客様が得られるようになります」
このニュースは、両社の長年の関係が基礎になっており、以下の内容が含まれています。
Hortonworksは、主要なHadoopディストリビューションであるHDPを付属してIBM Data Science Experienceを再販します。これを同社の戦略的データ・サイエンス・プラットフォームとして採用し、機械学習、高度なアナリティクス、統計などのデータ・サイエンス機能をすぐに使用できるよう開発者に提供します。また、HortonworksとIBMは、HDPをHadoop 向けIBM SQLエンジンであるIBM Big SQLと統合する新しいソリューション・バンドルを作成し、Hortonworksの多数のお客様およびユーザーにおなじみのデータ管理方法を提供します。
IBMは、同社のHadoopディストリビューションにHDPを採用し、これをData Science ExperienceおよびMachine Learningと完全に統合します。その結果、このソリューションは、HDPが提供する優れたデータ・セキュリティ、管理および操作機能とData Science Experienceの高度なアナリティクスおよび管理をユーザーのために組み合わせます。IBMは既存のIBM BigInsightsユーザーをHDPへ移行します。
IBM Data Science Experienceは、一連の重要なツールおよびチームの協業環境を提供します。この環境では、アナリストおよび開発者は、新しい分析モデルを素早く簡単に作成できます。例えば、Data Science Experience内のIBM Machine Learningは、IBMが実施したテストによると、アプリケーション開発の分析モデルの構築と展開を2倍に高速化できます。
IBMとHortonworksは、数多くの製品でコラボレーションを行っているだけでなく、オープン・データ・プラットフォーム・イニシアチブ(ODPi:Open Data Platform Initiative)の設立メンバーでもあります。ODPiは、2015年2月に設立され、一連の標準的なオープン・ソース・テクノロジーを定義して推進し、ビッグ・データ・プラットフォーム間の互換性を向上するために協力する業界リーダーから構成されています。
拡大したパートナーシップは、IBMのPower SystemsおよびSpectrum Scale Storage向けのHortonWorks Data Platform(HDP)などの既存のパートナーシップおよびジョイント・ソリューションにも基づいています。お客様は、ビッグ・データおよびコグニティブ・ワークロードを実行する際に、データへの高速アクセスおよびコスト効率の良いプラットフォームの恩恵を享受できます。
今週になってから、Hortonworksは、IBM Power Systems向けのHortonworks DataFlow (HDFTM)を発表しました。HDFは、完全にオープン・ソース・ソフトウェアで構築された業界唯一のデータ・インジェスト、ストリーム・プロセッシングおよびストリーミング・アナリティクスのプラットフォームです。これは、お客様がデータ・センターおよびクラウドにおいて、リアルタイムですべてのデータを収集、管理、分析、操作できるよう設計されています。IBM Power Systemsと組み合わせて使用すると、お客様は、ストリーミング・アナリティクスを業界最高のパフォーマンスおよび効率で行うことができます。HDFは、HDPを補完し、HDPに移動中のデータ・フローを高速化し、完全に正確なアナリティクスをサポートするよう設計されています。
Apacheに関するパートナーシップ
広範なパートナーシップの一環として、両社は共同でオープン・プラットフォームのApache Atlas上でのUnified Governance(IBM BigIntegrate、IBM BigQuality、およびIBM Information Governance Catalog)の開発も進める予定です。Atlasは、開発者が新しいビジネス・プロセスやデータ資産を迅速かつ容易にモデリングするために役立つよう設計された、Enterprise Hadoop向けのスケーラブルなガバナンス・プラットフォームを提供します。両社は、この取り組みを通じて、AtlasのApacheでのステータスを現在のIncubatorからApache Top Level Projectに昇格できるようにすることを計画しています。このステータスでは、プロジェクトが、オープンな開発や展開用にリリースされます。
Atlasのほかにも、両社はパートナーシップを組んでApache Sparkの向上を図っています。Apache Sparkは、クラスター化された環境における大規模なデータ・セットの処理と分析に必要なオープン・ソース・フレームワークです。両社はさらに、Apache Hadoopフレームワーク自体の向上を図るためにも連携しており、マルチベンダーの異種データ環境のデータ・ウェアハウスとデータベースへのアクセスを統合し、最終的には環境を簡素化してあらゆるデータからより優れた価値がもたらされるようにすることを目指しています。
ガートナー社がIBMをMagic Quadrant for Data Science Platformsのリーダーに選出
IBMは、2017年2月にガートナー社のMagic Quadrant for Data Science Platformsのリーダーに選出されました。このレポートでは、16社のアナリティクス製品ベンダーのデータ・サイエンス・プラットフォームを評価しており、データ・サイエンス・プラットフォームとは「組織が機械学習ソリューションの作成をアウトソーシングしたり既製のソリューションを購入したりせずに、そうしたソリューションを自社で構築するために使用する製品」であると説明しています。
Hortonworksについて
Hortonworksは、100%オープンソースをベースにしたデータの収集、蓄積、分析を行うプラットフォームの開発、提供、サポートを行う会社です。HortonworksはApache Hadoopコミュニティに最多数の開発者とアーキテクトを提供し、世界のエンタープライズ企業の需要を開発に反映しています。Hortonworksが提供するHortonworks Data Platform (HDP) は、Apache Hadoop、Apache Sparkなどをベースに開発された、蓄積されたデータ (Data in Rest) を分析するオープンなプラットフォームです。Hortonworks DataFlow (HDF) は、Apache NiFi、Apache Kafka、Apache Stormなどをベースに開発された、ストリーミングデータ (Data in Motion) のフローをコントロールし、リアルタイム処理を可能にするオープンなプラットフォームです。Hadoopとそのエコシステムがもたらす可能性を最大限実現させるために、Hortonworksはより多くのテクノロジーパートナーとの緊密な連携を重要戦略と捉えています。
当報道資料は、2017年6月13日(現地時間)にHortonworks とIBM Corporationが発表したプレスリリースの抄訳です。原文は下記URLを参照ください。
https://hortonworks.com/press-releases/ibm-hortonworks-expand-partnership
http://www.ibm.com/press/us/en/pressrelease/52572.wss
Hortonworks、HDP、およびHDFは、米国およびその他の管轄域におけるHortonworks, Incおよびその子会社の登録商標または商標です。詳しくは、www.hortonworks.comをご覧ください。
IBM、IBM ロゴ、ibm.com、IBM Spectrum Scale Storage、POWER Systemsは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corp.の商標です。他の製品名およびサービス名等は、各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml (US)をご覧ください。
以上
<関連情報>
Hortonworksに関する詳細はこちらをご覧ください。
http://hortonworks.com/
ホートンワークス株式会社は、Hortonworksの日本法人です。詳細はこちらをご覧ください。
http://jp.hortonworks.com/
IBMコグニティブ・ビジネス
https://www.ibm.com/cognitive/jp-ja/outthink/
IBMアナリティクス
https://www.ibm.com/analytics/jp/ja/
IBM(NYSE:IBM)とHortonworks(NASDAQ: HDP)は本日(現地時間)、データ分析と機械学習の拡張に注力した協力関係を、より多くの開発者とApache Hadoopエコシステムへ拡大すると発表しました。両社は、Hortonworks Data Platform(HDP(R))とIBM Data Science ExperienceおよびIBM Big SQLを連携し、新しい統合型ソリューションを生み出します。これは、データ・サイエンティストからビジネス・リーダーに至るあらゆる人が、増大するデータの分析能力と管理能力を向上し、データに基づく意思決定を迅速に行うことができるよう、設計されます。
HortonworksのCEOであるロブ・ビアデン(Rob Bearden)氏は、次のように述べています。「IBMのデータ・サイエンスとHortonworksのオープンなコネクテッドデータプラットフォームの組み合わせは、両社の共同投資と協力によってそれぞれのお客様だけではなく、Apacheオープン・ソース・コミュニティーにも恩恵をもたらします。私たちは、この協力関係によって間違いなく育まれる、加速度的な技術革新に興奮しています。この結果、より活発で迅速な事業が展開されるようになるでしょう」
IBMアナリティクスのゼネラル・マネージャーであるロブ・トーマス(Rob Thomas)は、次のように述べています。「このパートナーシップは、連携され、開かれたデータ・サイエンスと機械学習プラットフォームを提供し、チームの協業によるデータ・サイエンスを容易に運用できるようになります。高度な機械学習機能とディープ・ラーニング機能を組み込むことによって、Hortonworks Data PlatformとIBMのData Science ExperienceおよびIBM Machine Learningプラットフォームを組み合わせ、より速く、より広範な分析結果をお客様が得られるようになります」
このニュースは、両社の長年の関係が基礎になっており、以下の内容が含まれています。
Hortonworksは、主要なHadoopディストリビューションであるHDPを付属してIBM Data Science Experienceを再販します。これを同社の戦略的データ・サイエンス・プラットフォームとして採用し、機械学習、高度なアナリティクス、統計などのデータ・サイエンス機能をすぐに使用できるよう開発者に提供します。また、HortonworksとIBMは、HDPをHadoop 向けIBM SQLエンジンであるIBM Big SQLと統合する新しいソリューション・バンドルを作成し、Hortonworksの多数のお客様およびユーザーにおなじみのデータ管理方法を提供します。
IBMは、同社のHadoopディストリビューションにHDPを採用し、これをData Science ExperienceおよびMachine Learningと完全に統合します。その結果、このソリューションは、HDPが提供する優れたデータ・セキュリティ、管理および操作機能とData Science Experienceの高度なアナリティクスおよび管理をユーザーのために組み合わせます。IBMは既存のIBM BigInsightsユーザーをHDPへ移行します。
IBM Data Science Experienceは、一連の重要なツールおよびチームの協業環境を提供します。この環境では、アナリストおよび開発者は、新しい分析モデルを素早く簡単に作成できます。例えば、Data Science Experience内のIBM Machine Learningは、IBMが実施したテストによると、アプリケーション開発の分析モデルの構築と展開を2倍に高速化できます。
IBMとHortonworksは、数多くの製品でコラボレーションを行っているだけでなく、オープン・データ・プラットフォーム・イニシアチブ(ODPi:Open Data Platform Initiative)の設立メンバーでもあります。ODPiは、2015年2月に設立され、一連の標準的なオープン・ソース・テクノロジーを定義して推進し、ビッグ・データ・プラットフォーム間の互換性を向上するために協力する業界リーダーから構成されています。
拡大したパートナーシップは、IBMのPower SystemsおよびSpectrum Scale Storage向けのHortonWorks Data Platform(HDP)などの既存のパートナーシップおよびジョイント・ソリューションにも基づいています。お客様は、ビッグ・データおよびコグニティブ・ワークロードを実行する際に、データへの高速アクセスおよびコスト効率の良いプラットフォームの恩恵を享受できます。
今週になってから、Hortonworksは、IBM Power Systems向けのHortonworks DataFlow (HDFTM)を発表しました。HDFは、完全にオープン・ソース・ソフトウェアで構築された業界唯一のデータ・インジェスト、ストリーム・プロセッシングおよびストリーミング・アナリティクスのプラットフォームです。これは、お客様がデータ・センターおよびクラウドにおいて、リアルタイムですべてのデータを収集、管理、分析、操作できるよう設計されています。IBM Power Systemsと組み合わせて使用すると、お客様は、ストリーミング・アナリティクスを業界最高のパフォーマンスおよび効率で行うことができます。HDFは、HDPを補完し、HDPに移動中のデータ・フローを高速化し、完全に正確なアナリティクスをサポートするよう設計されています。
Apacheに関するパートナーシップ
広範なパートナーシップの一環として、両社は共同でオープン・プラットフォームのApache Atlas上でのUnified Governance(IBM BigIntegrate、IBM BigQuality、およびIBM Information Governance Catalog)の開発も進める予定です。Atlasは、開発者が新しいビジネス・プロセスやデータ資産を迅速かつ容易にモデリングするために役立つよう設計された、Enterprise Hadoop向けのスケーラブルなガバナンス・プラットフォームを提供します。両社は、この取り組みを通じて、AtlasのApacheでのステータスを現在のIncubatorからApache Top Level Projectに昇格できるようにすることを計画しています。このステータスでは、プロジェクトが、オープンな開発や展開用にリリースされます。
Atlasのほかにも、両社はパートナーシップを組んでApache Sparkの向上を図っています。Apache Sparkは、クラスター化された環境における大規模なデータ・セットの処理と分析に必要なオープン・ソース・フレームワークです。両社はさらに、Apache Hadoopフレームワーク自体の向上を図るためにも連携しており、マルチベンダーの異種データ環境のデータ・ウェアハウスとデータベースへのアクセスを統合し、最終的には環境を簡素化してあらゆるデータからより優れた価値がもたらされるようにすることを目指しています。
ガートナー社がIBMをMagic Quadrant for Data Science Platformsのリーダーに選出
IBMは、2017年2月にガートナー社のMagic Quadrant for Data Science Platformsのリーダーに選出されました。このレポートでは、16社のアナリティクス製品ベンダーのデータ・サイエンス・プラットフォームを評価しており、データ・サイエンス・プラットフォームとは「組織が機械学習ソリューションの作成をアウトソーシングしたり既製のソリューションを購入したりせずに、そうしたソリューションを自社で構築するために使用する製品」であると説明しています。
Hortonworksについて
Hortonworksは、100%オープンソースをベースにしたデータの収集、蓄積、分析を行うプラットフォームの開発、提供、サポートを行う会社です。HortonworksはApache Hadoopコミュニティに最多数の開発者とアーキテクトを提供し、世界のエンタープライズ企業の需要を開発に反映しています。Hortonworksが提供するHortonworks Data Platform (HDP) は、Apache Hadoop、Apache Sparkなどをベースに開発された、蓄積されたデータ (Data in Rest) を分析するオープンなプラットフォームです。Hortonworks DataFlow (HDF) は、Apache NiFi、Apache Kafka、Apache Stormなどをベースに開発された、ストリーミングデータ (Data in Motion) のフローをコントロールし、リアルタイム処理を可能にするオープンなプラットフォームです。Hadoopとそのエコシステムがもたらす可能性を最大限実現させるために、Hortonworksはより多くのテクノロジーパートナーとの緊密な連携を重要戦略と捉えています。
当報道資料は、2017年6月13日(現地時間)にHortonworks とIBM Corporationが発表したプレスリリースの抄訳です。原文は下記URLを参照ください。
https://hortonworks.com/press-releases/ibm-hortonworks-expand-partnership
http://www.ibm.com/press/us/en/pressrelease/52572.wss
Hortonworks、HDP、およびHDFは、米国およびその他の管轄域におけるHortonworks, Incおよびその子会社の登録商標または商標です。詳しくは、www.hortonworks.comをご覧ください。
IBM、IBM ロゴ、ibm.com、IBM Spectrum Scale Storage、POWER Systemsは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corp.の商標です。他の製品名およびサービス名等は、各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml (US)をご覧ください。
以上
<関連情報>
Hortonworksに関する詳細はこちらをご覧ください。
http://hortonworks.com/
ホートンワークス株式会社は、Hortonworksの日本法人です。詳細はこちらをご覧ください。
http://jp.hortonworks.com/
IBMコグニティブ・ビジネス
https://www.ibm.com/cognitive/jp-ja/outthink/
IBMアナリティクス
https://www.ibm.com/analytics/jp/ja/