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真実の瞬間(Moment of Truth)に着目した、インサイトフルなカスタマージャーニー設計サービス「ショッパーコンテクスト」の提供を開始

コロナ禍とデジタルで激しく変化する購買行動と心理を捉える方法を体系化。カスタマージャーニーによるマーケティングマネジメントの5つの問題を解消へ。

インサイトリサーチによるアイデア開発支援を手掛ける株式会社デコム(所在地:東京都品川区、代表取締役社長:大松孝弘)は、この度、インサイトフルなカスタマージャーニー設計サービス「ショッパーコンテクスト」の提供を開始します。




■本サービス提供開始の背景「複雑化する消費者の行動や認識の変容パターン」

単身世帯の増加や女性の社会進出、スマートフォンの普及を中心としたデジタル化、そして昨今のコロナ禍を背景に消費者の購買行動や心理は大きく変化しています。
カスタマージャーニーや消費者の認識変容に着目したモデルで、マーケティング活動をマネジメントすることが非常に難しくなっています。
これまで一直線で捉えても問題がなかった消費者の行動や認識の変容パターンは、いまや一様ではなく非常に複雑化しているからです。
[画像: https://prtimes.jp/i/25221/15/resize/d25221-15-326340-0.png ]



購買行動に関しては次のような変化があげられます。
・ジャーニー型消費からパルス型消費へ
パルス型消費とはGoogle社が提唱したモデルで「スマホを操作している時間はいつでも瞬間的に買いたい気持ちになり、買いたい商品を発見し、その瞬間に購入を完了させる」という消費行動を指します。
ジャーニー型消費は、認知に始まり、購入・推奨に至るまでの旅路を描いたモデルです。
・実店舗からオンライン店舗へ
・現金からキャッシュレスへ
・モノの単発購入からサービスのサブスクリプション契約へ
・個人所有からシェアリングへ

また、情報接触に関しても複雑化しています。
・ツイッターやインスタなどのSNS、ユーチューブやTikTokなどの動画サイト、AmazonやアットコスメなどのECサイトのレビュー、検索エンジンなどのオンラインでの情報接触
・テレビや新聞などのオフラインのマスメディアでの情報接触
・店頭や知り合いからの情報接触、など


■本サービスの特徴「4つの真実の瞬間(Moment of Truth)にフォーカスをあてる」

行動と認識のフローを細分化した上に、ターゲットセグメントも細かく設定し、そのタテ軸ヨコ軸の掛け算で、さらに複雑化していくカスタマージャーニー。
理論的には正しいと思えることも、現場で実践できなければ成果につながる実感が得られず、定着は難しいと言えます。
本サービスでは、購買に影響を及ぼす4つの真実の瞬間(Moment of Truth=MoT)にフォーカスをあてることで、自社のブランドや製品カテゴリーの購買パターンや動機をシンプルに捉えることができます。
ボトルネックになっていることやレバレッジの効くポイントを見つけ出し、リソースを重点的に投下することが可能となります。


■4つの真実の瞬間(Moment of Truth)とは

SAS(スカンジナビア航空)社のCEOがその概念を活用して企業再建に成功したことで注目され、その後、P&G社とGoogle社によって4つの真実の瞬間(MoT)が提示されました。

・第0の瞬間(Zero Moment of Truth = ZMoT):購買の現場に訪れる前に情報に触れて意思決定をする瞬間
・第1の瞬間(First Moment of Truth = FMoT):購買の現場で何を購買するか判断する瞬間
・第2の瞬間(Second Moment of Truth = SMoT):購入後に商品を利用して、品質や体験の良し悪しを判断する瞬間
・第3の瞬間(Third Moment of Truth = TMoT):商品を利用し続けるうちに、愛着が生まれる瞬間

第0と第1の瞬間は、ショッパーインサイト、第2の瞬間はユーザーインサイト、第3の瞬間はブランドラブ・インサイトと言えます。


■インサイトフルなカスタマージャーニー設計サービス「ショッパーコンテクスト」

この4つの真実の瞬間(MoT)に関する、シーン(いつどこで)/ドライバー(何に価値を感じて)/エモーション(どんな感情を抱いたか)/バックグラウンド(その背景には何があるか)のインサイト4要素と、
それぞれの前後の生活文脈を理解し、市場においてどの程度一般性があるかを計量的に検証する方法を体系化しました。
具体的には、次の2つの工程でサービスを提供します。

Step1:ショッパーコンテクストの仮説構築
・仮説の発見を目的としたオンラインでの定性調査で、大量の質的情報n=1を収集しショッパーコンテクストを分析する

Step2:ショッパーコンテクストの定量検証
・仮説の検証を目的としたオンラインでの定量調査で、 MoTインサイトマップで定義したインサイトの市場ボリュームを検証する


■本サービスが解消する「カスタマージャーニーによるマーケティングマネジメントの5つの問題」

「ショッパーコンテクスト」により解消できる、マーケティングマネジメントの問題は次の通りです。
1)コロナ禍で変化する消費者への迅速な対応
2)消費者の行動態度変容のフェーズが細かすぎる
3)ターゲットセグメンテーションを細かく切り刻む
4)施策の優先順位の決定が難しい
5)消費者インサイトは普通に聞いても出てこない


■「ショッパーコンテクスト」の詳しい内容については、こちらの資料をご確認ください
https://decom.org/download?id=1512


■「コロナ禍とデジタルで激しく変化する購買行動と心理を捉える方法とは?」ショッパーインサイト実践講座 <オンラインで無料開催>

◆開催概要◆
2020年5月29日(金) 10:00 - 11:30
https://20200529amdecom.peatix.com/

2020年5月29日(金) 16:00 - 17:30
https://20200529pmdecom.peatix.com/

主催 :株式会社デコム
参加費:無料(事前登録制)
定員 :各300名


■株式会社デコムについて

インサイトリサーチによるアイデア開発の支援を、企業のマーケティング部門、R&D部門、事業開発部門や
公共セクターに対して提供しています。
2004年の設立以来、業種を超えた実績は700案件以上。
2006年には国内初となるインサイトリサーチの専門書を執筆し、海外でも翻訳されるなど、
常に日本のインサイトリサーチをリードし続けてきました。

インサイトリサーチ/アイデア開発プログラム/データサイエンスの3つのコア技術で
リサーチプロジェクト事業、メディア事業、教育研修事業の3つのビジネスを展開しています。


■代表者プロフィール

代表取締役 大松孝弘
大手広告会社を経て、2002年デコムを創業。
大学院にてMBA(データサイエンスコース)を修了。
インサイトやアイデア開発支援に関する著書、講演は、海外も含め多数。
2006年に日本初のインサイトリサーチに関する書籍「図解やさしくわかる
インサイトマーケティング」(共著、日本能率協会マネジメントセンター) を上梓する。
近著に「ほんとうの欲求は、ほとんど無自覚〜インサイトのシンプルな見つけ方〜」(共著、宣伝会議)。


■会社概要
商号 株式会社デコム
代表者 代表取締役 大松孝弘
所在地 〒141-0022 東京都品川区東五反田5-25-16 HF五反田ビル5階
設立 2004年3月
資本金 5,000万円
事業概要 インサイトリサーチによるアイデア開発支援
会社URL https://decom.org/
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