若手最強、豊島名人登場!挑むはA級18期の実力者三浦九段
[19/09/20]
提供元:PRTIMES
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9月21日(土)サンメッセ香川
本年度の「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦」二回戦第四局は、豊島将之名人と三浦弘行九段による対局。世代交代の波が押し寄せてきたといわれる棋界の中で、若手最強とされる豊島名人に、現在のA級棋士のなかでA級通算在籍記録第3位(羽生善治九段、佐藤康光九段に次ぐ)の実力者三浦九段が挑む。
<大会情報等の詳細は公式ホームページをご覧ください>
https://www.jti.co.jp/knowledge/shogi/professional/index.html
[画像1: https://prtimes.jp/i/44150/15/resize/d44150-15-262987-0.jpg ]
豊島将之名人(王位)
1990年4月30日生まれ。愛知県一宮市出身。
1999年小学3年生で奨励会入り。同期には村田顕弘六段らがいる。2007年四段。2019年九段。「平成生まれの棋士第一号」である。2016年「JTプロ公式戦」で棋戦初優勝。2018年棋聖戦で初タイトル獲得。タイトル獲得3期。他に優勝1回。「JTプロ公式戦」は5年連続5回目の出場。優勝1回、準優勝1回。今回はタイトル保持者として二回戦シード。四国大会への出場は昨年に続き2年連続3回目。
三浦弘行九段
1974年2月13日生まれ。群馬県高崎市出身。
1987年奨励会入会。同期には田村康介七段らがいる。1992年四段、2013年九段。1996年五段のとき、当時七冠だった羽生善治九段から棋聖を奪取し、「七冠を終わらせた男」と評される。対振り飛車のミレニアム囲いの考案により升田幸三賞を受賞。タイトル獲得1期。他に優勝3回。「JTプロ公式戦」は2年ぶり15回目の出場。優勝1回。今回は一回戦で藤井聡太七段を下しての二回戦進出。
■「JTプロ公式戦」四国大会の見どころ
豊島名人は「序盤、中盤、終盤とスキがない」と早くから高く評価されており、2016年の「JTプロ公式戦」まで棋戦優勝がなかったのは棋界七不思議のひとつだった。しかしそれをきっかけに一変し、A級昇級、タイトル初獲得、そして名人奪取と、完全に覚醒モードに突入。以前は振り飛車も指していたが居飛車党に転向。角換わり腰掛け銀や横歩取りなどを得意とする。一方、三浦九段は順位戦A級通算18期の実績を誇る。居飛車党で、角換わり腰掛け銀や横歩取りなどを得意とし、序盤の研究でも人後に落ちない。二人の対戦は過去19戦しており、豊島名人の15勝4敗。最近10戦でも、豊島名人が7勝3敗とリード。最近10戦の戦型は、横歩取りが5局と最も多く、両者得意の角換わり腰掛け銀は1局。角交換後、腰掛け銀対棒銀であったり、角交換を豊島名人が避けて三浦九段の右四間飛車など、お互いに得意の展開をけん制している様子が伺われる。角交換含みの急戦形の戦い(腰掛け銀、雁木等)が将棋界の現在のトレンドであり、両者の得意な分野でもあるが、過去のデータから横歩取りになる可能性は捨てきれない。お互い「JTプロ公式戦」2回目の優勝を目指す負けられない戦いだが、どんな戦型になっても、豊島名人の攻めに対し、三浦九段がどうカウンターを狙うのかという展開が予想される。両者とも引かない、力比べの中盤戦になりそうだ。
■佳境に入ったシリーズ後半戦
「世代交代」といわれる棋界だが、一回戦では「こども大会」経験者の若手棋士が全員敗退しベテラン棋士の健在ぶりが目立つ展開となった。二回戦では、タイトルホルダー3名(渡辺JT杯覇者、広瀬竜王、豊島名人)と佐藤九段といったシード棋士が登場し、一回戦を勝ち上がった羽生九段、深浦九段、三浦九段、久保九段と対戦。二回戦第一局では広瀬竜王が地元札幌に凱旋し久保九段に勝利、二回戦第二局では深浦九段が佐藤九段の新手をかわして勝利し、準決勝第一局のカードが決定。さらに二回戦第三局では渡辺JT杯覇者が羽生九段の入玉を阻止して勝利し準決勝第二局に駒を進めた。二回戦も最終局となりいよいよシリーズも佳境、JT杯を目指した好対局が期待できそうだ。
【開催趣旨】
「将棋日本シリーズ」は、今年で40回目を迎える歴史と伝統の“見て学ぶ”「JTプロ公式戦」と、19回目を数え国内最大規模に発展した“指して学ぶ”「テーブルマークこども大会」が、同日同会場で開催される大会です。日本の伝統文化である将棋を通じて、「地域社会の活性化および青少年の健全育成」に貢献したいとの想いから全国11地区にて実施いたします。
【実施概要】
タ イ ト ル: 「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦/テーブルマークこども大会」四国大会
場 所: サンメッセ香川 大展示場(住所:香川県高松市林町2217-1)
日 程: 2019年9月21日(土)
時 間: 「テーブルマークこども大会」 10:00開会式(9:00受付開始)
「JTプロ公式戦」 15:10開演予定(13:15開場予定)
◆対局棋士◆ 豊島 将之 名人 対 三浦 弘行 九段
解説:阿久津 主税 八段 聞き手:伊藤 沙恵 女流三段 読み上げ:山根 ことみ 女流初段
主 催: 公益社団法人 日本将棋連盟、四国新聞社
後 援: 文部科学省、香川県、香川県教育委員会、高松市、高松市教育委員会、
公益社団法人 高松青年会議所
協 力: JR四国、ことでん、日本将棋連盟 香川県支部連合会、Z会、AbemaTV
協 賛: JT、テーブルマーク
【トーナメント表】[画像2: https://prtimes.jp/i/44150/15/resize/d44150-15-168783-1.jpg ]
※タイトル・段位は2019年9月19日現在のものです(シリーズ途中に他棋戦の結果等により変更になる場合がありますのでご留意ください)
※渡辺JT杯覇者は棋王・王将・棋聖、豊島名人は名人・王位のタイトル保持者です
【お問い合わせ先】
「将棋日本シリーズ」総合事務局 担当 野中・三好
〒104-6038 東京都中央区晴海1-8-10 晴海トリトンスクエアX棟 (株)I&S BBDO内
TEL 03-5166-0290 FAX 03-5166-0296 E-mail info@jt-shogi.jp
※「調査データ」や「棋士の写真」の提供等もいたします
本年度の「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦」二回戦第四局は、豊島将之名人と三浦弘行九段による対局。世代交代の波が押し寄せてきたといわれる棋界の中で、若手最強とされる豊島名人に、現在のA級棋士のなかでA級通算在籍記録第3位(羽生善治九段、佐藤康光九段に次ぐ)の実力者三浦九段が挑む。
<大会情報等の詳細は公式ホームページをご覧ください>
https://www.jti.co.jp/knowledge/shogi/professional/index.html
[画像1: https://prtimes.jp/i/44150/15/resize/d44150-15-262987-0.jpg ]
豊島将之名人(王位)
1990年4月30日生まれ。愛知県一宮市出身。
1999年小学3年生で奨励会入り。同期には村田顕弘六段らがいる。2007年四段。2019年九段。「平成生まれの棋士第一号」である。2016年「JTプロ公式戦」で棋戦初優勝。2018年棋聖戦で初タイトル獲得。タイトル獲得3期。他に優勝1回。「JTプロ公式戦」は5年連続5回目の出場。優勝1回、準優勝1回。今回はタイトル保持者として二回戦シード。四国大会への出場は昨年に続き2年連続3回目。
三浦弘行九段
1974年2月13日生まれ。群馬県高崎市出身。
1987年奨励会入会。同期には田村康介七段らがいる。1992年四段、2013年九段。1996年五段のとき、当時七冠だった羽生善治九段から棋聖を奪取し、「七冠を終わらせた男」と評される。対振り飛車のミレニアム囲いの考案により升田幸三賞を受賞。タイトル獲得1期。他に優勝3回。「JTプロ公式戦」は2年ぶり15回目の出場。優勝1回。今回は一回戦で藤井聡太七段を下しての二回戦進出。
■「JTプロ公式戦」四国大会の見どころ
豊島名人は「序盤、中盤、終盤とスキがない」と早くから高く評価されており、2016年の「JTプロ公式戦」まで棋戦優勝がなかったのは棋界七不思議のひとつだった。しかしそれをきっかけに一変し、A級昇級、タイトル初獲得、そして名人奪取と、完全に覚醒モードに突入。以前は振り飛車も指していたが居飛車党に転向。角換わり腰掛け銀や横歩取りなどを得意とする。一方、三浦九段は順位戦A級通算18期の実績を誇る。居飛車党で、角換わり腰掛け銀や横歩取りなどを得意とし、序盤の研究でも人後に落ちない。二人の対戦は過去19戦しており、豊島名人の15勝4敗。最近10戦でも、豊島名人が7勝3敗とリード。最近10戦の戦型は、横歩取りが5局と最も多く、両者得意の角換わり腰掛け銀は1局。角交換後、腰掛け銀対棒銀であったり、角交換を豊島名人が避けて三浦九段の右四間飛車など、お互いに得意の展開をけん制している様子が伺われる。角交換含みの急戦形の戦い(腰掛け銀、雁木等)が将棋界の現在のトレンドであり、両者の得意な分野でもあるが、過去のデータから横歩取りになる可能性は捨てきれない。お互い「JTプロ公式戦」2回目の優勝を目指す負けられない戦いだが、どんな戦型になっても、豊島名人の攻めに対し、三浦九段がどうカウンターを狙うのかという展開が予想される。両者とも引かない、力比べの中盤戦になりそうだ。
■佳境に入ったシリーズ後半戦
「世代交代」といわれる棋界だが、一回戦では「こども大会」経験者の若手棋士が全員敗退しベテラン棋士の健在ぶりが目立つ展開となった。二回戦では、タイトルホルダー3名(渡辺JT杯覇者、広瀬竜王、豊島名人)と佐藤九段といったシード棋士が登場し、一回戦を勝ち上がった羽生九段、深浦九段、三浦九段、久保九段と対戦。二回戦第一局では広瀬竜王が地元札幌に凱旋し久保九段に勝利、二回戦第二局では深浦九段が佐藤九段の新手をかわして勝利し、準決勝第一局のカードが決定。さらに二回戦第三局では渡辺JT杯覇者が羽生九段の入玉を阻止して勝利し準決勝第二局に駒を進めた。二回戦も最終局となりいよいよシリーズも佳境、JT杯を目指した好対局が期待できそうだ。
【開催趣旨】
「将棋日本シリーズ」は、今年で40回目を迎える歴史と伝統の“見て学ぶ”「JTプロ公式戦」と、19回目を数え国内最大規模に発展した“指して学ぶ”「テーブルマークこども大会」が、同日同会場で開催される大会です。日本の伝統文化である将棋を通じて、「地域社会の活性化および青少年の健全育成」に貢献したいとの想いから全国11地区にて実施いたします。
【実施概要】
タ イ ト ル: 「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦/テーブルマークこども大会」四国大会
場 所: サンメッセ香川 大展示場(住所:香川県高松市林町2217-1)
日 程: 2019年9月21日(土)
時 間: 「テーブルマークこども大会」 10:00開会式(9:00受付開始)
「JTプロ公式戦」 15:10開演予定(13:15開場予定)
◆対局棋士◆ 豊島 将之 名人 対 三浦 弘行 九段
解説:阿久津 主税 八段 聞き手:伊藤 沙恵 女流三段 読み上げ:山根 ことみ 女流初段
主 催: 公益社団法人 日本将棋連盟、四国新聞社
後 援: 文部科学省、香川県、香川県教育委員会、高松市、高松市教育委員会、
公益社団法人 高松青年会議所
協 力: JR四国、ことでん、日本将棋連盟 香川県支部連合会、Z会、AbemaTV
協 賛: JT、テーブルマーク
【トーナメント表】[画像2: https://prtimes.jp/i/44150/15/resize/d44150-15-168783-1.jpg ]
※タイトル・段位は2019年9月19日現在のものです(シリーズ途中に他棋戦の結果等により変更になる場合がありますのでご留意ください)
※渡辺JT杯覇者は棋王・王将・棋聖、豊島名人は名人・王位のタイトル保持者です
【お問い合わせ先】
「将棋日本シリーズ」総合事務局 担当 野中・三好
〒104-6038 東京都中央区晴海1-8-10 晴海トリトンスクエアX棟 (株)I&S BBDO内
TEL 03-5166-0290 FAX 03-5166-0296 E-mail info@jt-shogi.jp
※「調査データ」や「棋士の写真」の提供等もいたします