【医師へのアンケート調査】「樹状細胞ワクチン療法」について、医師の7割は「初めて知った」、その内4割は「興味が沸いた」と回答
[14/12/12]
提供元:PRTIMES
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医師7万人以上が参加する医師専用サイト「MedPeer(メドピア)」(https://medpeer.jp)を運営するメドピア株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長:石見 陽)は、テラ株式会社(東京都港区、代表取締役社長:矢崎 雄一郎)からの依頼のもと、会員医師を対象に「樹状細胞ワクチン療法※」についてのアンケートを実施し、以下のとおり結果を取りまとめました。
近年、がん免疫機構を制御する医薬品が日本国内で製造販売承認を取得するなど、がん免疫の重要性が注目されています。そこで、MedPeerに登録する医師(7万人以上)を対象に、「樹状細胞ワクチン療法」について紹介した上で、どのような印象を持ったかについて質問をしたところ、3,398件の回答が寄せられ、約7割は「初めて知った」、その内約4割は「初めて知ったが、興味が沸いた」と回答しました。
※樹状細胞ワクチン療法:免疫療法のひとつで、体外で大量に作製した樹状細胞にがん抗原を与えて、患者の体内に戻し、抗腫瘍効果を期待する新しい治療法であり、現在先進医療や保険外診療として、患者に提供されています。また、テラ株式会社は九州大学との共同研究において、薬事承認を目指した取り組みを推進しています。
サマリー:
■樹状細胞ワクチン療法について「初めて知ったが、興味が沸いた」という回答が最も多く、43.0%となった。「第4のがん治療法になりうる気がする」「有効な治療法に思えた」という期待の声が多かったが、一部「効果に関する他のグループからの報告の結果を知りたい」という意見もあった。
■「初めて知ったが、特に興味がある情報はなかった」は28.8%。「専門外なので興味はない」「興味がもてる段階ではない」というコメントが多くみられた。
■「知っていたが、新しい情報を得られた」という回答者は21.0%。さらに、「コストと効果が見合うか」「安全性や副作用は」「有効性はどうか」といった情報を求める声もあった。
▼総合結果
回答コメント(回答一部を抜粋)
「初めて知ったが、興味が沸いた」 1,461件
・癌に対する免疫療法は「あまり効果がない」という印象が強いが、逆に期待したい分野でもある。(40代、麻酔科)
・今までと異なるアプローチはとても興味深い。(40代、小児科)
・このような治療に関してはほとんど知りませんでした。(40代、一般内科)
・有効な治療法に思えました。(20代、一般内科)
・免疫療法でMSTには差がなくても、長期生存者が出ている点が興味深い。(50代、呼吸器内科)
・もう少し大規模に検討が進んで標準的なものになれば対応する。(50代、消化器内科)
・免疫療法も進化したものだと驚いています。(30代、産業医)
・ただ、抗ガン療法というものは、数か月の延命をもたらしても、治癒率が上昇しなければ、あまり意味が無いと感じます。(40代、消化器内科)
・興味はあるが、もっと効果に関する他のグループからの報告の結果を知りたい。発展を期待する。(70代、神経内科)
・切除不能癌に対して有効な治療法になり得ると考えた。(40代、一般内科)
・発赤反応で効き加減が予測できるという点に、興味を覚えました。(60代、循環器内科)
・臨床の場で一般化するのはまだ先のような気がします。(50代、一般内科)
「初めて知ったが、特に興味がある情報はなかった」 979件
・新しい治療法として期待はしていますが効果があるかどうかについてはよくわかりません。(30代、耳鼻咽喉科)
・実際にかかわる領域ではないので、あまり興味はありません。(30代、麻酔科)
・もう少し良い成績が蓄積すれば興味が持てるかも知れない。(40代、一般内科)
・研究段階でよくても本当に臨床に応用できるのか疑問です。(50代、呼吸器外科)
・治験データなどが公表されてから再評価したいと思います。(50代、麻酔科)
・がんを治療する診療科ではないので、基本的には無関心です。(40代、神経内科)
・効果について判断するのは時期尚早であると考えます。(30代、循環器内科)
・効果がある腫瘍が限られ、効果についても長い追跡期間が必要なのでまだ何とも言えないところはあるのではないでしょうか。(30代、麻酔科)
「知っていたが、新しい情報を得られた」 713件
・免疫療法が最近注目されているのは知っていましたが、このように具体的に治療効果が示されたデータは初めてみました。(30代、呼吸器内科)
・多種様々な領域で今後の治療に役立ちそう。(40代、血液内科)
・期待しているが、他の治療法の補助に過ぎないと思う。(50代、一般内科)
・今後臨床応用までには、時間がかかりそうだが、期待はしている。(30代、感染症科)
・局所発赤反応で予後に有意差がでることは知りませんでした。(40代、循環器外科)
・生存期間の延長がはかれるなら、治療の選択肢に入れてもいいと思います。費用の問題がおおきいですが…。(50代、消化器内科)
・良い面ばかり強調されますが短所も知りたいです。(20代、産婦人科)
・以前、このワクチン療法を行っている医師と話をしたことがある。予想以上の効果に驚いた記憶がある。ただかなり高額なため普及するかは疑問。(40代、脳神経外科)
「知っており、認識通りの内容だった」 245件
・ぜひ、有効な治療として認められる研究成果を待っています。ガイドラインに入ってきてほしい。(40代、循環器内科)
・効果のある人とない人がいて、そこの見極めが重要。(40代、一般外科)
・近隣に本法を用いた治療を行っている医療機関があります。時々見せてもらいますが、それなりの効果は出ているようです。(40代、一般内科)
・担癌患者のオーバーオールの免疫力が備わっている時期に有効な方法だと思うし、あくまでも補助的な治療法だと考えている。(60代、その他)
・従来のいい加減な免疫療法とは一線を画すものだと思っています。(60代、呼吸器外科)
・興味深いとは思いますが、まだまだ実臨床には遠いという印象です。(30代、腎臓内科・透析)
・樹状細胞ワクチン療法は、延命効果はありそうだが限界がある。(60代、一般内科)
※調査方法
□期間:
2014年11月19日(水) 〜 2014年11月25日(火)
□有効回答:
3,398人(回答者はすべて、医師専用サイトMedPeerに会員登録をする医師)
□設問:
医師専用サイト MedPeer内の「ポスティング調査」コーナーにおいて、テラ株式会社からの依頼のもとMedPeer事務局(運営:メドピア株式会社)より、以下の質問を投げかけました。
調査フォーム(設問文 抜粋)
==================================
以下の記事をお読みいただき、皆さまのお考えに最も近いものを、選択肢よりご選択ください。
がん免疫療法は、1970年代にピシバニール等のBiological Response Modifier:BRM、80年代に免疫細胞を用いた活性化リンパ球療法等の非特異的免疫療法の評価が行われ、90年代後半になるとがん抗原の発見によりペプチドワクチン療法等のがん特異的免疫を誘導する技術へと発展してきました。しかしながら、これまでがん患者に対する免疫療法の有効性データは十分得られておりませんでした。
最近、がん特異免疫のシグナル抑制分子であるPD-1やCTLA-4の働きを遮断する薬剤(免疫チェックポイント阻害剤)が開発され、一部のがん種においては、これらの分子の活性を遮断するだけで強力かつ持続的な抗腫瘍効果を示すことが明らかにされました。このような成果に、科学誌Scienceは昨年がん免疫療法をbreakthrough of the yearの第一位に選び、またわが国では世界に先駆けて抗PD-1抗体(ニボルマブ(R))が薬事承認を受けるなど、今がん免疫の重要性について世界中が注目しています。
わが国において免疫療法を開発する企業が多数ある中、樹状細胞ワクチン療法(バクセル(R))を開発するテラ株式会社の技術を導入している医療機関から、先進医療及び保険外診療で積み上げた実績の解析結果について、複数の論文が発表されています。
その最新の成果の一つ(Cancer Immunology, Immunotherapy 2014;63:797-806)では、化学療法と樹状細胞ワクチン療法を併用した切除不能進行膵がん患者255症例について臨床データを解析し、樹状細胞ワクチン投与後の予後と、その予後予測因子を特定した旨を報告しています。
本論文では、
1.化学療法と樹状細胞ワクチンを併用した治療の結果、がんと診断されてからの生存期間中央値(Median Survival Time:MST)が16.5ヶ月であった。
2.樹状細胞ワクチン投与部位の発赤反応陽性(直径3cm以上と定義、全体の約42%)症例では、陰性例と比較してワクチン投与開始後一定期間経過後から生存が延長するという特徴的な「delayed separation pattern」を示した。
以上から、樹状細胞ワクチン時の局所発赤反応が、予後予測因子であることが示唆されています。
参照URL:
1.http://www.dc-therapy.net/addon_dc.html
2.http://www.dc-therapy.net/vaccell.html
3.http://link.springer.com/article/10.1007%2Fs00262-014-1554-7
このようにテラ株式会社及びその技術を導入している医療機関では、樹状細胞ワクチン療法(バクセル?)の安全性や有効性について解析を進め、複数の論文にて報告しております。また、信州大学においては先進医療として同療法を実施しており、九州大学との共同研究においては、薬事承認を目指した取り組みも進めております。
本記事をお読みいただいた皆さまのお考えにもっとも近いものを以下の選択肢からご選択頂き、コメント欄にその理由をご記入ください。
-----------------------------------------------------------
1. 樹状細胞ワクチン療法について知っており、認識通りの内容だった
2. 樹状細胞ワクチン療法について知っていたが、新しい情報を得られた
3. 樹状細胞ワクチン療法について初めて知ったが、興味が沸いた
4. 樹状細胞ワクチン療法について初めて知ったが、特に興味がある情報はなかった
==================================
【記事掲載に際してのお願い】
・「医師専用サイトMedPeer調べ」、であることの明記をお願い致します。
・web上での引用に際しましては、https://medpeer.jpへのリンクをお願い致します。
【調査依頼について】
・MedPeer会員医師への調査をご希望の方は、下記問い合わせ先までご連絡ください。
■メドピア株式会社について
・社名 :メドピア株式会社(https://medpeer.co.jp)
・代表者 :代表取締役社長 石見 陽 (医師・医学博士)
・設立 :2004年12月
・運営サービス :医師専用サイト「MedPeer(メドピア)」(https://medpeer.jp)
メドピア株式会社が運営する「MedPeer」は、医師専用の会員制サイトです(URL: https://medpeer.jp)。
主なコンテンツには、「薬剤評価掲示板(薬剤のクチコミ共有)」、「Meet the Experts(エキスパート医師への直接相談)」、「インタラクティブ・ケース・カンファレンス(オンライン症例検討会)」、「ディスカッション(掲示板)」、「ホスピタル・レポート(勤務先・研修先の病院評価)」などがあり、”臨床の決め手がみつかるサイト”として、現在7万1,000人以上の医師(日本の医師の約4人に1人)が利用しています。
■お問い合わせ先
メドピア株式会社 管理部 藤野
電話:03-6447-7961 メール:pr@medpeer.co.jp
近年、がん免疫機構を制御する医薬品が日本国内で製造販売承認を取得するなど、がん免疫の重要性が注目されています。そこで、MedPeerに登録する医師(7万人以上)を対象に、「樹状細胞ワクチン療法」について紹介した上で、どのような印象を持ったかについて質問をしたところ、3,398件の回答が寄せられ、約7割は「初めて知った」、その内約4割は「初めて知ったが、興味が沸いた」と回答しました。
※樹状細胞ワクチン療法:免疫療法のひとつで、体外で大量に作製した樹状細胞にがん抗原を与えて、患者の体内に戻し、抗腫瘍効果を期待する新しい治療法であり、現在先進医療や保険外診療として、患者に提供されています。また、テラ株式会社は九州大学との共同研究において、薬事承認を目指した取り組みを推進しています。
サマリー:
■樹状細胞ワクチン療法について「初めて知ったが、興味が沸いた」という回答が最も多く、43.0%となった。「第4のがん治療法になりうる気がする」「有効な治療法に思えた」という期待の声が多かったが、一部「効果に関する他のグループからの報告の結果を知りたい」という意見もあった。
■「初めて知ったが、特に興味がある情報はなかった」は28.8%。「専門外なので興味はない」「興味がもてる段階ではない」というコメントが多くみられた。
■「知っていたが、新しい情報を得られた」という回答者は21.0%。さらに、「コストと効果が見合うか」「安全性や副作用は」「有効性はどうか」といった情報を求める声もあった。
▼総合結果
回答コメント(回答一部を抜粋)
「初めて知ったが、興味が沸いた」 1,461件
・癌に対する免疫療法は「あまり効果がない」という印象が強いが、逆に期待したい分野でもある。(40代、麻酔科)
・今までと異なるアプローチはとても興味深い。(40代、小児科)
・このような治療に関してはほとんど知りませんでした。(40代、一般内科)
・有効な治療法に思えました。(20代、一般内科)
・免疫療法でMSTには差がなくても、長期生存者が出ている点が興味深い。(50代、呼吸器内科)
・もう少し大規模に検討が進んで標準的なものになれば対応する。(50代、消化器内科)
・免疫療法も進化したものだと驚いています。(30代、産業医)
・ただ、抗ガン療法というものは、数か月の延命をもたらしても、治癒率が上昇しなければ、あまり意味が無いと感じます。(40代、消化器内科)
・興味はあるが、もっと効果に関する他のグループからの報告の結果を知りたい。発展を期待する。(70代、神経内科)
・切除不能癌に対して有効な治療法になり得ると考えた。(40代、一般内科)
・発赤反応で効き加減が予測できるという点に、興味を覚えました。(60代、循環器内科)
・臨床の場で一般化するのはまだ先のような気がします。(50代、一般内科)
「初めて知ったが、特に興味がある情報はなかった」 979件
・新しい治療法として期待はしていますが効果があるかどうかについてはよくわかりません。(30代、耳鼻咽喉科)
・実際にかかわる領域ではないので、あまり興味はありません。(30代、麻酔科)
・もう少し良い成績が蓄積すれば興味が持てるかも知れない。(40代、一般内科)
・研究段階でよくても本当に臨床に応用できるのか疑問です。(50代、呼吸器外科)
・治験データなどが公表されてから再評価したいと思います。(50代、麻酔科)
・がんを治療する診療科ではないので、基本的には無関心です。(40代、神経内科)
・効果について判断するのは時期尚早であると考えます。(30代、循環器内科)
・効果がある腫瘍が限られ、効果についても長い追跡期間が必要なのでまだ何とも言えないところはあるのではないでしょうか。(30代、麻酔科)
「知っていたが、新しい情報を得られた」 713件
・免疫療法が最近注目されているのは知っていましたが、このように具体的に治療効果が示されたデータは初めてみました。(30代、呼吸器内科)
・多種様々な領域で今後の治療に役立ちそう。(40代、血液内科)
・期待しているが、他の治療法の補助に過ぎないと思う。(50代、一般内科)
・今後臨床応用までには、時間がかかりそうだが、期待はしている。(30代、感染症科)
・局所発赤反応で予後に有意差がでることは知りませんでした。(40代、循環器外科)
・生存期間の延長がはかれるなら、治療の選択肢に入れてもいいと思います。費用の問題がおおきいですが…。(50代、消化器内科)
・良い面ばかり強調されますが短所も知りたいです。(20代、産婦人科)
・以前、このワクチン療法を行っている医師と話をしたことがある。予想以上の効果に驚いた記憶がある。ただかなり高額なため普及するかは疑問。(40代、脳神経外科)
「知っており、認識通りの内容だった」 245件
・ぜひ、有効な治療として認められる研究成果を待っています。ガイドラインに入ってきてほしい。(40代、循環器内科)
・効果のある人とない人がいて、そこの見極めが重要。(40代、一般外科)
・近隣に本法を用いた治療を行っている医療機関があります。時々見せてもらいますが、それなりの効果は出ているようです。(40代、一般内科)
・担癌患者のオーバーオールの免疫力が備わっている時期に有効な方法だと思うし、あくまでも補助的な治療法だと考えている。(60代、その他)
・従来のいい加減な免疫療法とは一線を画すものだと思っています。(60代、呼吸器外科)
・興味深いとは思いますが、まだまだ実臨床には遠いという印象です。(30代、腎臓内科・透析)
・樹状細胞ワクチン療法は、延命効果はありそうだが限界がある。(60代、一般内科)
※調査方法
□期間:
2014年11月19日(水) 〜 2014年11月25日(火)
□有効回答:
3,398人(回答者はすべて、医師専用サイトMedPeerに会員登録をする医師)
□設問:
医師専用サイト MedPeer内の「ポスティング調査」コーナーにおいて、テラ株式会社からの依頼のもとMedPeer事務局(運営:メドピア株式会社)より、以下の質問を投げかけました。
調査フォーム(設問文 抜粋)
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以下の記事をお読みいただき、皆さまのお考えに最も近いものを、選択肢よりご選択ください。
がん免疫療法は、1970年代にピシバニール等のBiological Response Modifier:BRM、80年代に免疫細胞を用いた活性化リンパ球療法等の非特異的免疫療法の評価が行われ、90年代後半になるとがん抗原の発見によりペプチドワクチン療法等のがん特異的免疫を誘導する技術へと発展してきました。しかしながら、これまでがん患者に対する免疫療法の有効性データは十分得られておりませんでした。
最近、がん特異免疫のシグナル抑制分子であるPD-1やCTLA-4の働きを遮断する薬剤(免疫チェックポイント阻害剤)が開発され、一部のがん種においては、これらの分子の活性を遮断するだけで強力かつ持続的な抗腫瘍効果を示すことが明らかにされました。このような成果に、科学誌Scienceは昨年がん免疫療法をbreakthrough of the yearの第一位に選び、またわが国では世界に先駆けて抗PD-1抗体(ニボルマブ(R))が薬事承認を受けるなど、今がん免疫の重要性について世界中が注目しています。
わが国において免疫療法を開発する企業が多数ある中、樹状細胞ワクチン療法(バクセル(R))を開発するテラ株式会社の技術を導入している医療機関から、先進医療及び保険外診療で積み上げた実績の解析結果について、複数の論文が発表されています。
その最新の成果の一つ(Cancer Immunology, Immunotherapy 2014;63:797-806)では、化学療法と樹状細胞ワクチン療法を併用した切除不能進行膵がん患者255症例について臨床データを解析し、樹状細胞ワクチン投与後の予後と、その予後予測因子を特定した旨を報告しています。
本論文では、
1.化学療法と樹状細胞ワクチンを併用した治療の結果、がんと診断されてからの生存期間中央値(Median Survival Time:MST)が16.5ヶ月であった。
2.樹状細胞ワクチン投与部位の発赤反応陽性(直径3cm以上と定義、全体の約42%)症例では、陰性例と比較してワクチン投与開始後一定期間経過後から生存が延長するという特徴的な「delayed separation pattern」を示した。
以上から、樹状細胞ワクチン時の局所発赤反応が、予後予測因子であることが示唆されています。
参照URL:
1.http://www.dc-therapy.net/addon_dc.html
2.http://www.dc-therapy.net/vaccell.html
3.http://link.springer.com/article/10.1007%2Fs00262-014-1554-7
このようにテラ株式会社及びその技術を導入している医療機関では、樹状細胞ワクチン療法(バクセル?)の安全性や有効性について解析を進め、複数の論文にて報告しております。また、信州大学においては先進医療として同療法を実施しており、九州大学との共同研究においては、薬事承認を目指した取り組みも進めております。
本記事をお読みいただいた皆さまのお考えにもっとも近いものを以下の選択肢からご選択頂き、コメント欄にその理由をご記入ください。
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1. 樹状細胞ワクチン療法について知っており、認識通りの内容だった
2. 樹状細胞ワクチン療法について知っていたが、新しい情報を得られた
3. 樹状細胞ワクチン療法について初めて知ったが、興味が沸いた
4. 樹状細胞ワクチン療法について初めて知ったが、特に興味がある情報はなかった
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【記事掲載に際してのお願い】
・「医師専用サイトMedPeer調べ」、であることの明記をお願い致します。
・web上での引用に際しましては、https://medpeer.jpへのリンクをお願い致します。
【調査依頼について】
・MedPeer会員医師への調査をご希望の方は、下記問い合わせ先までご連絡ください。
■メドピア株式会社について
・社名 :メドピア株式会社(https://medpeer.co.jp)
・代表者 :代表取締役社長 石見 陽 (医師・医学博士)
・設立 :2004年12月
・運営サービス :医師専用サイト「MedPeer(メドピア)」(https://medpeer.jp)
メドピア株式会社が運営する「MedPeer」は、医師専用の会員制サイトです(URL: https://medpeer.jp)。
主なコンテンツには、「薬剤評価掲示板(薬剤のクチコミ共有)」、「Meet the Experts(エキスパート医師への直接相談)」、「インタラクティブ・ケース・カンファレンス(オンライン症例検討会)」、「ディスカッション(掲示板)」、「ホスピタル・レポート(勤務先・研修先の病院評価)」などがあり、”臨床の決め手がみつかるサイト”として、現在7万1,000人以上の医師(日本の医師の約4人に1人)が利用しています。
■お問い合わせ先
メドピア株式会社 管理部 藤野
電話:03-6447-7961 メール:pr@medpeer.co.jp