Josh HondaがNILM-TS発行に貢献し、「IEC1906 Award」を受賞
[21/11/29]
提供元:PRTIMES
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インフォメティス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:只野 太郎、以下「インフォメティス」)社員のJosh Hondaが、2021年10月20日(水)に開催された令和3年度産業標準化事業表彰式において、「IEC(国際電気標準会議)1906 Award」を受賞いたしました。
[画像: https://prtimes.jp/i/12366/16/resize/d12366-16-c552f5e9cf1d239c4317-0.jpg ]
IEC1906 Awardとは
IECとは、電気及び電子技術分野の国際規格の作成を行う国際標準化機関で、1906年に設立されました。1906 Awardは、電気・電子技術の標準化及びその関連活動への多大な貢献・業績を称えるため、専門家(個人)に対して表彰される賞です。
【参考】
Awards|IEC:https://www.iec.ch/awards
令和3年度産業標準化事業表彰の受賞者を発表します (METI/経済産業省):https://www.meti.go.jp/press/2021/10/20211019001/20211019001.html
授賞理由と取り組みの概要
Joshは、IECで「配電における電力測定機器に関する国際標準化テーマ」を取り扱うTC85WG20 にエキスパートとして参加しました。ドイツ、フランス、スイス、中国などでの国際会議を経てNILM-TechnicalSpecification (通称:TS)を開発。TC85 のチェアーも務めるシュナイダーエレクトリック社のエキスパートが、TC85WG20 内に NILM-Internal Project Group(通称NILM-IPG)を設立、リーダーとなり、インフォメティスと共同で新提案の申請、投票と採択、NILM-TS ドラフトの立案、編集作業を行い、最終的に国際投票で100%の賛成を獲得し、3年かけて NILM-TSの発行を成し遂げました。
NILM-TS発行プロジェクトを主導し、成果に結びつけることができたこと等の功績が認められ、今回の受賞に至ったものと考えております。
今回の1906 Award受賞に至ったこれまでの取り組みについては下記の記事を合わせて参照ください。
記事:NILMの可能性を世界中に。国際標準化に向けた挑戦|インフォメティス・Josh Honda
https://www.wantedly.com/companies/informetis/post_articles/363019
Josh Hondaのコメント
1906 Awardの受賞、大変光栄に思っております。本活動においては経済産業省のご支援、日本電気計器検定所(JEMIC)や国立研究開発法人産業技術総合研究所からのサポート、国内の検討委員会にご参加いただいた関係者各位の皆様に支えていただけたからこその結果ですので、本当に大変感謝しています。引き続き、今後も、インフォメティスやNILMを広く認知してもらい、ますます企業としても日本の最先端技術の世界展開としても成長していけるよう国際会議の中で旗を振って推進したいと思っています。
Josh Hondaの略歴
ドイツ生まれ、欧州生活は計25年。大学3年時にイギリスに語学留学し、国際的なビジネスに興味を持つ。ソニー株式会社に入社しディスプレイ製品を中心に経理、国際仕入、販売会社管理、マーケティング、物流、商品企画、新規ビジネスなど幅広い業務経験。アマゾンジャパン合同会社を経て2014年にインフォメティスに入社。
NILM国際標準規格開発の活動について
インフォメティスは、どの NILM 分析手法も必要とする電力データを測定する機器という共通点に着目し、世界のNILM競合に先駆けてグローバルスタンダードの作成に取り組んでいます。
2018年度以降、JEMICとの共同提案で、経済産業省の「省エネルギー等に関する国際標準の獲得・普及促進事業委託費(省エネルギー等国際標準開発(国際電気標準分野))」に採択され、今回のTC85WG20 内 NILM-Internal Project Group(通称NILM-IPG)での活動によって、NILM-TS(正式名称: IEC TS 63297:2021)の発行に至りました。
NILM-TSの購入先:https://webstore.iec.ch/publication/66131
NILM(ニルム)とは
Non-Intrusive Load Monitoringの略で、日本語では「非侵襲型負荷モニタリング」のことです。家全体の総消費電力測定から詳細な特徴や時間変化を分析することで、「いつ、どの家電が使われたか?」といった情報を推定する技術の総称です。
NILMのうち、分電盤の主幹に電力センサーを設置し、測定した電流波形からAI技術で主要な家電の波形を分離推定するインフォメティス独自の手法を「機器分離推定技術」と呼んでいます。
会社概要
インフォメティス株式会社
所在地 : 東京都港区芝5丁目5番1号ラウンドクロス三田4F
代表者 : 代表取締役 只野 太郎
事業内容:エナジーインフォマティクス事業(エネルギーセンサー企画・製造・販売、エネルギーマネジメント技術開発、IoTプラットフォーム開発)
設立 : 2013年4月8日
資本金 : 26,576千円(2021年9月30日時点)
URL : https://www.informetis.com/
※記載情報は、発表日現在のものです。情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
[画像: https://prtimes.jp/i/12366/16/resize/d12366-16-c552f5e9cf1d239c4317-0.jpg ]
IEC1906 Awardとは
IECとは、電気及び電子技術分野の国際規格の作成を行う国際標準化機関で、1906年に設立されました。1906 Awardは、電気・電子技術の標準化及びその関連活動への多大な貢献・業績を称えるため、専門家(個人)に対して表彰される賞です。
【参考】
Awards|IEC:https://www.iec.ch/awards
令和3年度産業標準化事業表彰の受賞者を発表します (METI/経済産業省):https://www.meti.go.jp/press/2021/10/20211019001/20211019001.html
授賞理由と取り組みの概要
Joshは、IECで「配電における電力測定機器に関する国際標準化テーマ」を取り扱うTC85WG20 にエキスパートとして参加しました。ドイツ、フランス、スイス、中国などでの国際会議を経てNILM-TechnicalSpecification (通称:TS)を開発。TC85 のチェアーも務めるシュナイダーエレクトリック社のエキスパートが、TC85WG20 内に NILM-Internal Project Group(通称NILM-IPG)を設立、リーダーとなり、インフォメティスと共同で新提案の申請、投票と採択、NILM-TS ドラフトの立案、編集作業を行い、最終的に国際投票で100%の賛成を獲得し、3年かけて NILM-TSの発行を成し遂げました。
NILM-TS発行プロジェクトを主導し、成果に結びつけることができたこと等の功績が認められ、今回の受賞に至ったものと考えております。
今回の1906 Award受賞に至ったこれまでの取り組みについては下記の記事を合わせて参照ください。
記事:NILMの可能性を世界中に。国際標準化に向けた挑戦|インフォメティス・Josh Honda
https://www.wantedly.com/companies/informetis/post_articles/363019
Josh Hondaのコメント
1906 Awardの受賞、大変光栄に思っております。本活動においては経済産業省のご支援、日本電気計器検定所(JEMIC)や国立研究開発法人産業技術総合研究所からのサポート、国内の検討委員会にご参加いただいた関係者各位の皆様に支えていただけたからこその結果ですので、本当に大変感謝しています。引き続き、今後も、インフォメティスやNILMを広く認知してもらい、ますます企業としても日本の最先端技術の世界展開としても成長していけるよう国際会議の中で旗を振って推進したいと思っています。
Josh Hondaの略歴
ドイツ生まれ、欧州生活は計25年。大学3年時にイギリスに語学留学し、国際的なビジネスに興味を持つ。ソニー株式会社に入社しディスプレイ製品を中心に経理、国際仕入、販売会社管理、マーケティング、物流、商品企画、新規ビジネスなど幅広い業務経験。アマゾンジャパン合同会社を経て2014年にインフォメティスに入社。
NILM国際標準規格開発の活動について
インフォメティスは、どの NILM 分析手法も必要とする電力データを測定する機器という共通点に着目し、世界のNILM競合に先駆けてグローバルスタンダードの作成に取り組んでいます。
2018年度以降、JEMICとの共同提案で、経済産業省の「省エネルギー等に関する国際標準の獲得・普及促進事業委託費(省エネルギー等国際標準開発(国際電気標準分野))」に採択され、今回のTC85WG20 内 NILM-Internal Project Group(通称NILM-IPG)での活動によって、NILM-TS(正式名称: IEC TS 63297:2021)の発行に至りました。
NILM-TSの購入先:https://webstore.iec.ch/publication/66131
NILM(ニルム)とは
Non-Intrusive Load Monitoringの略で、日本語では「非侵襲型負荷モニタリング」のことです。家全体の総消費電力測定から詳細な特徴や時間変化を分析することで、「いつ、どの家電が使われたか?」といった情報を推定する技術の総称です。
NILMのうち、分電盤の主幹に電力センサーを設置し、測定した電流波形からAI技術で主要な家電の波形を分離推定するインフォメティス独自の手法を「機器分離推定技術」と呼んでいます。
会社概要
インフォメティス株式会社
所在地 : 東京都港区芝5丁目5番1号ラウンドクロス三田4F
代表者 : 代表取締役 只野 太郎
事業内容:エナジーインフォマティクス事業(エネルギーセンサー企画・製造・販売、エネルギーマネジメント技術開発、IoTプラットフォーム開発)
設立 : 2013年4月8日
資本金 : 26,576千円(2021年9月30日時点)
URL : https://www.informetis.com/
※記載情報は、発表日現在のものです。情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。