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会話サマリーAI電話ピクポン、サイバーエージェント・キャピタルなどから資金調達を実施

〜開発を強化しサービス拡充を加速〜

pickupon株式会社(読み:ピクポン、本社:千葉県市川市、代表取締役:小幡洋一 以下、弊社)は、サイバーエージェント・キャピタル、East Ventures、MIRAISE、小出 斉氏からの調達と融資、合わせて総額8,000万円の資金調達を完了したことをご報告いたします。インサイドセールス領域中心に展開されていたピクポンは、この資金を使って、外勤含むあらゆる営業シーンの会話をデータ化・自動入力するための開発を強化いたします。その第一弾として、今回の資金調達と同時に外勤営業向けモバイルアプリをリリースいたしました。





[画像1: https://prtimes.jp/i/33268/16/resize/d33268-16-586773-0.jpg ]



1. 会話サマリーAI電話ピクポンとは

ピクポンは、AIが電話で話した内容のサマリーをテキスト×音声で作成し、自動入力・共有してくれるサービスです。入力を意識せず、顧客との会話内容をチームのワークスペース(CRM・SFAなど)へシェアします。これにより、営業の架電シーンにおける入力漏れを防ぎ、入力コストを削減し、営業活動のブラックボックス化問題を解決します。当サービスは2019年9月の提供開始以来、スタートアップ企業を中心に前月比約120%のペースでユーザー数が増加し続けています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/33268/16/resize/d33268-16-463453-1.png ]



2.資金調達の目的について

今回の資金調達により、会話サマリーAI電話ピクポンはインサイドセールス領域、通話シーンにとどまらず、あらゆる営業領域の会話のやり取りが発生するシーンのコミュニケーションの効率化・コスト削減ソリューションの提供を目指します。その第一弾として外勤向けにスマートフォンでの通話内容を自動でテキスト化・共有できるiOSアプリの提供を開始いたしました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/33268/16/resize/d33268-16-722252-2.jpg ]



3. iOSアプリについて

今回は、これまでPCブラウザ用に提供していた機能を、iOSアプリで全て使用可能にしました。これにより、インサイドセールスだけでなく外勤営業の業務効率化、入力コスト削減を実現します。9月1日よりプレリリース版を提供開始しており、既に三菱地所ハウスネット株式会社のDX拠点「Cube i 有楽町」、営業支援ツールを開発する株式会社マツリカ、営業コンサルティングや営業向け社内情報検索サービスを手掛ける株式会社BUFFなどに先行導入されています。本アプリは、以下3つの機能を提供しています。

アプリを使った架電・受電
アプリ上での通話のサマリー(テキスト×音声)を作成し、顧客管理システムへ自動入力
顧客の重要発言(課題感や怒りを含む発言)をSlackの指定チャンネルへ通知



4. 開発に至る経緯と今後の展開について

新型コロナウイルスの感染拡大は私たちの労働環境に多大な影響を及ぼし、リモート・テレワークへの移行など勤務形態の多様化が求められるようになりました。
 リモート・テレワークに関してはメリットが多い反面、お互いの行動を把握しづらいため活動記録を別途会議等で行なわなければならないなど、社員間の情報共有コストが余分にかかるというデメリットも挙げられています。
 ピクポンは通話をベースにした活動記録が「音声×テキスト」サマリーで残り、メールやチャットでは伝えにくい会話の文脈(ニュアンス)も簡単に共有可能です。今回は、PCブラウザ用に提供していた機能をiOSアプリでも使用可能にすることで、スマートフォンでの通話情報を音声×テキストで保存・共有し、常に場所を変えて仕事をする外勤営業の生産性を大幅に向上させます。今後はさらに価値ある機能を付加していくことで多様な営業シーンにおけるタスクの省力化を目指します。


■ 株式会社サイバーエージェント・キャピタル ヴァイス・プレジデント 北尾 崇氏のコメント
pickuponへのご支援の最大の決め手は、この素晴らしいUXを生み出すAIへのユニークなアプローチと、高い顧客満足度でした。もともと、SaaSサービスの増加に加え、昨今の新型コロナウイルスによる影響もあり、マーケットの可能性は感じておりました。ただ、市場の可能性に留まらず、マーケットのプレイヤーを見渡す中で、pickuponの「自動文字起こし」「重要箇所の抽出」「要約」の精度の高さと、顧客の高い満足度に驚きました。それらを支えるコアの仕組み・アプローチは、中長期のプロダクトのあるべき姿から逆算をした際の正しい選択だと考えております。単に営業支援サービスに留まらない、当事業の今後の成長を、強くサポートできればと考えております。

■ East Ventures株式会社 Partner 衛藤バタラ氏のコメント
世界的にもVoiceTechは注目されており、コロナ渦下においてより注目を集めるようになりました。しかし、この領域はまだ余白が大きく残る領域です。 pickuponには技術的にもサービスとしてもその余白を埋めるポテンシャルを感じました。そのポテンシャルを活かして、世の中を変えるようなプロダクトとしてpickuponを発展させて欲しいと願っています。

■ MIRAISE Partner & CEO 岩田真一氏のコメント
pickuponは営業向けのツールに分類されると思いますが、このサービスの話を聞いて私が感じたのは「営業と開発のミスコミュニケーションを解決するキラーソリューションだ」ということです。
 開発側は実際のお客様の声を聞きたいが、忙しい営業側もなかなか社内システム上でそれを上手く橋渡しできない、そんな現場を私自身、数多く見てきました。結果的に、顧客、営業、開発のコミュニケーションにロスが生じ、追加された機能が真に顧客が求めていたものではなかった、という事態を招きます。pickuponは営業向けのプロダクトでありながら、事業全体のコミュニケーションの課題に取り組もうとしている所がユニークです。営業が得た「顧客の生の声」が自動的に、かつ社内関係者の誰もがいつでも参照できる形で共有される理想的な顧客志向の環境作り。そのpickuponのミッションに深く共感し、期待します。

■ 小出 斉氏のコメント
遙か昔、高校生の頃、少しだけ音声認識をかじったことがありました。それから数十年を経て技術が飛躍的に発展し、AlexaやGoogle Homeが普及し始めました。そのような進化を営業活動のマネジメントに充てようという小幡さんの志に共感しました。営業活動がscientificになり、日本の、そして世界の生産性向上にpickuponが貢献する日を楽しみにして応援していきます。


■ pickupon株式会社について
会話サマリーAI電話ピクポンの開発・運営をしています。HCI、身体拡張、メディア・アート、インテグラルデザインなど領域横断的に研究をしていた小幡、カンパニャを中心に進めていたプロジェクトが2018年1月にOpen Network Labに採択され、それを機に2018年2月15日に設立されました。文字、印刷技術、複製技術、インターネットなどのように、世界を大きく前進させる「情報を共有するコストを大きく下げるテクノロジー」の創出を目指し、その第一弾として音声とテキストをブリッジさせ情報の共有コストを圧倒的に下げる会話サマリーAI電話ピクポンを提供しています。

【会社概要】
会社名:pickupon株式会社
所在地:千葉県市川市菅野2-15-8 little green1F
代表者:小幡 洋一
設立:2018年2月15日
URL:https://corporate.pickupon.io/
事業内容:会話サマリーAI電話 pickupon ピクポン ( https://pickupon.io/ )の開発・運営。営業ナレッジメディアゆるふわ営業ハック( https://www.yurufuwasales.io/ )の運営。

【お客様からのお問い合わせ先】
pickupon株式会社
TEL:050-3134-5404
e-mail:info@pickupon.io
問い合わせ:https://service.pickupon.io/inquiry

参考情報
MIRAISE RADIO
https://anchor.fm/miraise/episodes/10--pickupon-eiekai/a-a30hjot

Voice Tech領域の動向
「モバイルシフトの次のシフトは音声」との声がある中、それを裏付けるように中国では音声認識技術に強みをもつアイフライテック社が時価総額1兆4,000億円に達し、先行するBAT(バオドゥ、アリババ、テンセント)を猛追。米国でもデザインから小売、分析等音声関連のスタートアップやサービスが多数登場しGoogleアシスタント搭載デバイスが2019年1月末で10億台を突破するなど盛り上がりを見せています。特に、コロナ渦後において、家の外で非接触で操作可能な音声UIへの関心が高まり、リモートでのコミュニケーションシーンにおいてZoomによるやり取りを音声認識技術を使いテキスト化しクリップするサービスGrainが2020年4月に約4.3億円を調達。セールス領域でも20年8月に約214億円の大型調達を実施した音声認識型SaaS CRM Gong.io(https://www.gong.io/)、ライバルのChorus.ai(https://www.chorus.ai/)も20年7月にシーリズCで約47億円を調達するなどさらなる多様化と成長が見込まれる領域です。
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