HashiCorp、2023年版 State of Cloud Strategy Surveyを発表、成熟したクラウド利用が運用効率を改善することが明らかに
[23/06/23]
提供元:PRTIMES
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成熟したクラウド利用は、人材の定着、コスト削減、セキュリティ体制、運用効率などにメリット
マルチクラウドインフラ自動化ソフトウェアを提供する米HashiCorp(本社:米国カリフォルニア州、URL:( https://www.hashicorp.com/)、読み方:ハシコープ)は、年次レポート「2023 State of Cloud Strategy Survey(2023年版クラウド戦略実態調査、https://www.globenewswire.com/Tracker?data=4teMkR2o5fYtIC3-T2BoZzD-N0DFxgdxqJrdFmjBZr7-HcMwriltkBGhq9xMD9AiKZY90Qoi9qkMr2_0cmKSQl5fIloPvHmwJ0WImuC1IlxXbro-ctVN3F5wo1EJPXAzoVyXejUPbggERfuwCCGQEQ==)」を公開し、マルチクラウドの導入、標準化、拡張において成熟した企業が、優れたビジネス成果を実現していることを明らかにしました。
State of Cloud Strategy Surveyは今年で3回目となる年次レポートで、調査はHashiCorpの委託により、これまで同様Forrester Consultingが実施しました。今年の調査では、クラウド運用の成熟度に焦点が当てられました。クラウドの成熟度とは、技術と企業に関するベストプラクティスを大規模に組み合わせて採用することで規定されます。調査の結果、成熟度が高い企業は、セキュリティ、ガバナンス、信頼性、コストの領域で最も大きなメリットを得られることが明らかになりました。また、マルチクラウドを導入するうえで共通する最大の障壁が、クラウドスキルの不足であることも報告されました。ITの技術を担う人材への訴求やその育成・定着が、今なお業界全体の課題であることが示されました。
本レポートでは主に以下の点が明らかになりました。
回答者の56%が、昨年はクラウド費用が増大したと回答: マクロの経済環境の見通しが立たない状況にもかかわらず、半数以上の回答者がクラウド関連の費用を引き続き拡大しています。ほぼすべての回答者が、そのような費用を最適化する機会について回答し、成熟度の高い企業の半数以上がマルチクラウド戦略はコスト削減に実際に役立ったと回答しています。
クラウドの成熟度の高い企業の92%が、マルチクラウドは有効であると回答: 回答者の73%が、マルチクラウドはビジネス目標の達成に役立つと回答し、さらに19%が同じことを翌年に期待していると回答しています。
マルチクラウドの最大の障壁としてスキル不足が挙がる: あらゆるレベルの成熟度の企業が、スキルを持つクラウド人材の不足は、企業がマルチクラウドの運用を実現する妨げとなり、共通する最大の課題であると回答しました。しかし、成熟度の高い企業は大きな強みを得ており、74%がマルチクラウド戦略は人材への訴求やその動機付け、定着に役立つと回答しています。
マルチクラウドの最大のメリットとしてセキュリティが挙がる: 回答者は、マルチクラウドの成功における第一の要素として、またマルチクラウド戦略の共通する最大のメリットとして、セキュリティを挙げました。マルチクラウドによりセキュリティ上の課題が生じうることも明らかではあるものの、マルチクラウド環境で業務を進めることで、常にセキュリティのプロフェッショナルが関与することになり、セキュリティ運用を意図的に監視する強制力ともなります。
回答者の92%がプラットフォームチームを採用(17%)、標準化(36%)、または拡張(39%)している: 最も成熟度の高いクラウド運用を採用する企業の69%は、全社的にプラットフォームチームの活用を拡大しています。これに対し、成熟度の低い企業の場合は、この割合が14%にとどまりました。プラットフォームチームが企業のクラウド導入のプロセスにおいて、必須の要素となりつつあることは明らかです。
HashiCorpで共同創業者兼CTOを務めるアーモン・ダドガー(Armon Dadgar)は次のように述べています。「今年のState of Cloud Strategy Surveyでは、クラウドジャーニーで先行する成熟度の高い企業と、いまだに標準化の段階にない成熟度の低い企業との重要な違いが明らかになりました。成熟度の低い企業が、人材配置やセキュリティ、コストにおける課題に直面しているのに対し、成熟度の高い企業はマルチクラウドのアプローチを活用して、人材への訴求やその定着を実現し、プラットフォームチームを設置し、コストを節約し、セキュリティを改善しています。このデータにより、企業がクラウド導入のプロセスを進める中で、技術とビジネスの両面で成果を改善する重要なメリットを認識することが裏付けられました。」
調査方法
今年で3回目となる年次レポート「State of Cloud Strategy Survey」は、HashiCorp がForrester Consultingへ委託して調査を実施しています。クラウドの技術や運用において核となる5つの領域でどの程度取り組みが導入されているかを測定する質問、クラウドの利用状況、支出や無駄な出費、セキュリティ上の懸念、メリット、障壁、自動化ツールについての質問にもとづき、回答を収集しています。Forresterは、ランダムなサンプリングやHashiCorpが選択した連絡先のデータベースから抽出した、世界中のさまざまな業界における約1,000名の技術担当者や意思決定者を対象に調査を実施しました。
リソース(英語)
HashiCorp State of Cloud Strategy Survey(https://www.globenewswire.com/Tracker?data=wsbOsPz14kitoDUnE4p_x2ZLB5oYE17NIQljWxl3tuncfYQPJ0ZxTyO1H5LNdL9PEMsnFNwJ7SfYul4e-RRI9RwmoI0KvZY8JLFBFhEPxivufCK80aPq9j3nFJ9cd0cGU7ZEQ3xbeLGQ_G3Ovfs8Yw==)
Forrester Consultingによる調査: Operational Maturity Maximizes Multicloud(成熟した運用がマルチクラウドの効果を最大化する、https://www.globenewswire.com/Tracker?data=3lRGH9DILfDY7g2XLXb1BxrY6vnrphf5km361vbf3io-YL3A-IZsBg6JkIciy7IhnPzZxvt85jLuNsPRqlPwQL34sOBMoyCZnuTzF56wxZ2d5i60qa04tYMoq2sN2ck0ElsbsTFvhAg231a3wxR0ixoeGRgP1r3hmUgvqAGbH0H_f564SV9HM9wXNnTpz3v2)
HashiCorpのブログ: HashiCorp State of Cloud Strategy Survey 2023: Maturity drives operational efficiency(2023年版クラウド戦略実態調査: 成熟度が運用効率を促進する、https://www.globenewswire.com/Tracker?data=wsbOsPz14kitoDUnE4p_x2ZLB5oYE17NIQljWxl3tuncfYQPJ0ZxTyO1H5LNdL9PidDFa2Nut8WJlWsQDfVgPfNEpAjQmmN0zrFyUfOQfzDO4GW51mCQGsfRSu8MMz4bfDLCIVieFs2Zjhgl7WdYa9YbMu6h6_q7h7lV0brfhXv2BbVZ-4HTyrnYPy96z4ls4Kk5_SAyeJxC2dSkC3JFeb7eG0nNG_Oia6IKMupUvxMam5nUsWrPr9WXkoFImTZcZXZrTp7wEaF3hj2SLiRN2Gu10Eh3YDi_mzouuRFS_fY=)
HashiCorpについて
HashiCorpは、マルチクラウドのインフラ自動化ソフトウェアにおけるリーディングカンパニーです。提供するソフトウェア製品群は、あらゆるインフラのプロビジョニング、セキュリティ、ネットワーク、アプリケーション開発などクラウドでのアプリケーション提供に関わる重要なプロセスを自動化するために、一貫性のあるワークフローと標準化されたアプローチを採用することを可能にします。HashiCorpのオープンソースツールには、Vagrant(TM)、Packer(TM)、Terraform(R)、Vault(TM)、Consul(R)、Nomad(TM)、Boundary、Waypoint(TM)があり、それぞれオープンソース版、エンタープライズ版、マネージドクラウドサービス版として提供しています。HashiCorpはサンフランシスコに本社を構え、世界中に拠点を置いています。社員のほとんどがリモートワークにて就業し、世界各地から戦略的にビジネスを展開しています。
HashiCorp日本語サイト:(https://www.hashicorp.co.jp/)
マルチクラウドインフラ自動化ソフトウェアを提供する米HashiCorp(本社:米国カリフォルニア州、URL:( https://www.hashicorp.com/)、読み方:ハシコープ)は、年次レポート「2023 State of Cloud Strategy Survey(2023年版クラウド戦略実態調査、https://www.globenewswire.com/Tracker?data=4teMkR2o5fYtIC3-T2BoZzD-N0DFxgdxqJrdFmjBZr7-HcMwriltkBGhq9xMD9AiKZY90Qoi9qkMr2_0cmKSQl5fIloPvHmwJ0WImuC1IlxXbro-ctVN3F5wo1EJPXAzoVyXejUPbggERfuwCCGQEQ==)」を公開し、マルチクラウドの導入、標準化、拡張において成熟した企業が、優れたビジネス成果を実現していることを明らかにしました。
State of Cloud Strategy Surveyは今年で3回目となる年次レポートで、調査はHashiCorpの委託により、これまで同様Forrester Consultingが実施しました。今年の調査では、クラウド運用の成熟度に焦点が当てられました。クラウドの成熟度とは、技術と企業に関するベストプラクティスを大規模に組み合わせて採用することで規定されます。調査の結果、成熟度が高い企業は、セキュリティ、ガバナンス、信頼性、コストの領域で最も大きなメリットを得られることが明らかになりました。また、マルチクラウドを導入するうえで共通する最大の障壁が、クラウドスキルの不足であることも報告されました。ITの技術を担う人材への訴求やその育成・定着が、今なお業界全体の課題であることが示されました。
本レポートでは主に以下の点が明らかになりました。
回答者の56%が、昨年はクラウド費用が増大したと回答: マクロの経済環境の見通しが立たない状況にもかかわらず、半数以上の回答者がクラウド関連の費用を引き続き拡大しています。ほぼすべての回答者が、そのような費用を最適化する機会について回答し、成熟度の高い企業の半数以上がマルチクラウド戦略はコスト削減に実際に役立ったと回答しています。
クラウドの成熟度の高い企業の92%が、マルチクラウドは有効であると回答: 回答者の73%が、マルチクラウドはビジネス目標の達成に役立つと回答し、さらに19%が同じことを翌年に期待していると回答しています。
マルチクラウドの最大の障壁としてスキル不足が挙がる: あらゆるレベルの成熟度の企業が、スキルを持つクラウド人材の不足は、企業がマルチクラウドの運用を実現する妨げとなり、共通する最大の課題であると回答しました。しかし、成熟度の高い企業は大きな強みを得ており、74%がマルチクラウド戦略は人材への訴求やその動機付け、定着に役立つと回答しています。
マルチクラウドの最大のメリットとしてセキュリティが挙がる: 回答者は、マルチクラウドの成功における第一の要素として、またマルチクラウド戦略の共通する最大のメリットとして、セキュリティを挙げました。マルチクラウドによりセキュリティ上の課題が生じうることも明らかではあるものの、マルチクラウド環境で業務を進めることで、常にセキュリティのプロフェッショナルが関与することになり、セキュリティ運用を意図的に監視する強制力ともなります。
回答者の92%がプラットフォームチームを採用(17%)、標準化(36%)、または拡張(39%)している: 最も成熟度の高いクラウド運用を採用する企業の69%は、全社的にプラットフォームチームの活用を拡大しています。これに対し、成熟度の低い企業の場合は、この割合が14%にとどまりました。プラットフォームチームが企業のクラウド導入のプロセスにおいて、必須の要素となりつつあることは明らかです。
HashiCorpで共同創業者兼CTOを務めるアーモン・ダドガー(Armon Dadgar)は次のように述べています。「今年のState of Cloud Strategy Surveyでは、クラウドジャーニーで先行する成熟度の高い企業と、いまだに標準化の段階にない成熟度の低い企業との重要な違いが明らかになりました。成熟度の低い企業が、人材配置やセキュリティ、コストにおける課題に直面しているのに対し、成熟度の高い企業はマルチクラウドのアプローチを活用して、人材への訴求やその定着を実現し、プラットフォームチームを設置し、コストを節約し、セキュリティを改善しています。このデータにより、企業がクラウド導入のプロセスを進める中で、技術とビジネスの両面で成果を改善する重要なメリットを認識することが裏付けられました。」
調査方法
今年で3回目となる年次レポート「State of Cloud Strategy Survey」は、HashiCorp がForrester Consultingへ委託して調査を実施しています。クラウドの技術や運用において核となる5つの領域でどの程度取り組みが導入されているかを測定する質問、クラウドの利用状況、支出や無駄な出費、セキュリティ上の懸念、メリット、障壁、自動化ツールについての質問にもとづき、回答を収集しています。Forresterは、ランダムなサンプリングやHashiCorpが選択した連絡先のデータベースから抽出した、世界中のさまざまな業界における約1,000名の技術担当者や意思決定者を対象に調査を実施しました。
リソース(英語)
HashiCorp State of Cloud Strategy Survey(https://www.globenewswire.com/Tracker?data=wsbOsPz14kitoDUnE4p_x2ZLB5oYE17NIQljWxl3tuncfYQPJ0ZxTyO1H5LNdL9PEMsnFNwJ7SfYul4e-RRI9RwmoI0KvZY8JLFBFhEPxivufCK80aPq9j3nFJ9cd0cGU7ZEQ3xbeLGQ_G3Ovfs8Yw==)
Forrester Consultingによる調査: Operational Maturity Maximizes Multicloud(成熟した運用がマルチクラウドの効果を最大化する、https://www.globenewswire.com/Tracker?data=3lRGH9DILfDY7g2XLXb1BxrY6vnrphf5km361vbf3io-YL3A-IZsBg6JkIciy7IhnPzZxvt85jLuNsPRqlPwQL34sOBMoyCZnuTzF56wxZ2d5i60qa04tYMoq2sN2ck0ElsbsTFvhAg231a3wxR0ixoeGRgP1r3hmUgvqAGbH0H_f564SV9HM9wXNnTpz3v2)
HashiCorpのブログ: HashiCorp State of Cloud Strategy Survey 2023: Maturity drives operational efficiency(2023年版クラウド戦略実態調査: 成熟度が運用効率を促進する、https://www.globenewswire.com/Tracker?data=wsbOsPz14kitoDUnE4p_x2ZLB5oYE17NIQljWxl3tuncfYQPJ0ZxTyO1H5LNdL9PidDFa2Nut8WJlWsQDfVgPfNEpAjQmmN0zrFyUfOQfzDO4GW51mCQGsfRSu8MMz4bfDLCIVieFs2Zjhgl7WdYa9YbMu6h6_q7h7lV0brfhXv2BbVZ-4HTyrnYPy96z4ls4Kk5_SAyeJxC2dSkC3JFeb7eG0nNG_Oia6IKMupUvxMam5nUsWrPr9WXkoFImTZcZXZrTp7wEaF3hj2SLiRN2Gu10Eh3YDi_mzouuRFS_fY=)
HashiCorpについて
HashiCorpは、マルチクラウドのインフラ自動化ソフトウェアにおけるリーディングカンパニーです。提供するソフトウェア製品群は、あらゆるインフラのプロビジョニング、セキュリティ、ネットワーク、アプリケーション開発などクラウドでのアプリケーション提供に関わる重要なプロセスを自動化するために、一貫性のあるワークフローと標準化されたアプローチを採用することを可能にします。HashiCorpのオープンソースツールには、Vagrant(TM)、Packer(TM)、Terraform(R)、Vault(TM)、Consul(R)、Nomad(TM)、Boundary、Waypoint(TM)があり、それぞれオープンソース版、エンタープライズ版、マネージドクラウドサービス版として提供しています。HashiCorpはサンフランシスコに本社を構え、世界中に拠点を置いています。社員のほとんどがリモートワークにて就業し、世界各地から戦略的にビジネスを展開しています。
HashiCorp日本語サイト:(https://www.hashicorp.co.jp/)