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コカ・コーラ、復興に向けた夏の節電計画を発表




日本コカ・コーラ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:ダニエル・H・セイヤー)は30日、今夏の電力状況を鑑みた自主的な節電計画を発表しました。この新たな取り組みは、東京での2日間の滞在を締めくくるにあたり、ザ コカ・コーラ カンパニー会長兼CEOのムーター・ケントにより発表されたものです。ケント会長兼CEOは、1年前の3月11日に発生した東日本大震災の直後にも日本を訪問しています。今回は、日本コカ・コーラの経営陣や従業員だけでなく、日本の12のボトラー社とも会合を持ち、当社の復興支援活動について、進展状況を確認しました。

ケント会長兼CEOは次のように述べています。

「『コカ・コーラ 復興支援基金』の約束を果たすために達成してきた状況を知り、喜ばしく思っています。今週は、被災地の公立小中学校に導入を予定している太陽光発電装置50基のうち、最初の1基が設置されます。

『Live Positively(リブ・ポジティブリー)-世界をプラスにまわそう-』という当社の事業指針が、支援を必要とする被災地において効果を生み出しています。

コカ・コーラは55年近くも日本人の生活に溶け込んできました。今後も当社が事業を展開する地域社会を支援することで、次の世代とつながっていけることを楽しみにしています。」



今回発表された節電計画は、持続可能なコミュニティを作る取り組み「Live Positively(リブ・ポジティブリー)-世界をプラスにまわそう-」における最新の取り組みです。内容は以下の通りです。

・ザ コカ・コーラ カンパニーは、2012年3月31日(土)に行われる国際的な環境キャンペーン「Earth Hour(アースアワー)」を通じて、日本の消費者に資源の重要性を訴えます。ザ コカ・コーラ カンパニーと12のボトラー社は日本各地30カ所以上の屋外広告を消灯する予定です。また、「コカ・コーラ パーク」の登録会員1,100万人に対し、31日午後8時30分〜9時30分に「アースアワー2012」への参加を呼びかけます。約2万3,000人のコカ・コーラシステム従業員にも、家族や友人とともに限られた資源を守る決意を新たにするよう要請します。

・日本コカ・コーラは、8月13日〜17日を「節電週間」とし、全国各地の同社オフィスを休業します。

・日本のコカ・コーラシステムは今夏以降も、不安定な電力供給を考慮しながら操業してまいります。日本コカ・コーラは地域の電力供給状況に応じ、自動販売機の輪番停止などの全国的な節電対策を自主的に実施していきます。

・日本のコカ・コーラシステムは過去10年間にわたって国内の自動販売機メーカーと協力し、エネルギー効率に優れた最新型の自動販売機の開発に従事して多大な投資をしてきました。2012年以降の新しい自動販売機のすべてにLED照明が標準装備されます。日本のコカ・コーラシステムは長期的な節電技術に全力で取り組んでおり、現在、日本の自動販売機メーカーとともにピーク時の使用電力を大幅に削減する新技術の開発を進めています。新しい自動販売機の試作モデルは、この夏に試験運用される予定です。


●「コカ・コーラ 復興支援基金」について

「コカ・コーラ 復興支援基金」は、ザ コカ・コーラ カンパニー、日本コカ・コーラとその社員、日本の12のボトラー社などにより設立されました。同基金は震災直後に日本政府、地方自治体、その他の地域団体に対し、水、お茶、スポーツドリンクなどの飲料700万本以上(500mlPETボトル換算)を緊急配布しました。日本のコカ・コーラシステムも、被災地で一部の自動販売機から製品を無料で提供しました。

同基金ではまた、公立小中学校の復興復旧のため、防災対応機能を備えた太陽光発電システムの設置費用として15億円を拠出し、2011年9月1日から2014年3月31日まで3期に分けて計50校に助成金を給付します。

ケント会長兼CEOは日本訪問中に、この助成金で太陽光発電の設置を予定している学校の一つである福島県相馬郡新地町尚英中学校の生徒20人とふれあう機会を設けました。生徒たちは東京を訪れ、
ザ コカ・コーラ カンパニーの支援に感謝を表明してくれました。

「コカ・コーラ 復興支援基金」は、東日本大震災の復興支援を目的とした官民パートナーシップ『TOMODACHI』(ともだち)と協働しています。このプログラムは、日本と米国の文化的・経済的なつながりを強め、末永く友情を深められるよう、日米の次世代に投資することを趣旨としています。

「コカ・コーラ 復興支援基金」の「TOMODACHIサマー 2012 コカ・コーラ ホームステイ研修プログラム」では、今年から毎年60名ずつ3年間で合計180名の被災地の高校生に対し、全米の各都市で3週間のホームステイプログラムを実施します。高校生が新たな知識を身につけて視野を広げ、異なる文化や生活様式を体験する機会を提供することで、次世代の行動力ある人物やリーダーを育成していきたいと考えています。3月30日に、今年度のプログラムに参加する60名が応募総数910名の中から選ばれます。


●ザ コカ・コーラ カンパニーについて

ザ コカ・コーラ カンパニーは、500種類以上の炭酸および非炭酸飲料ブランドで消費者に爽やかさをお届けする、世界最大の飲料会社です。世界で最も価値の高いブランドとして知られている「コカ・コーラ」をはじめとして、「ダイエット コーク」、「ファンタ」、「スプライト」、「コカ・コーラ ゼロ」、「ビタミンウォーター」、「パワーエイド」、「ミニッツメイド」、「シンプリー」、「ジョージア」、「デルヴァレー」など年間10億ドルの売上を誇る15のブランドを所有しています。当社はまた、炭酸飲料、果汁飲料および低果汁飲料、RTD茶系飲料、RTDコーヒー飲料を提供する世界第1位の飲料メーカーでもあります。世界最大の飲料流通システムを通じて、200カ国以上の消費者が毎日約17億杯の割合で、当社の飲料を愛飲しています。当社は、持続可能な地域社会の構築を目指してたゆまぬ努力を重ね、環境負荷を低減し、活動的で健康的な生活習慣を促進し、社員にとって安全かつ公平性の高い職場環境を構築し、事業を展開する地域社会の経済発展を促進する取り組みに注力しています。コカ・コーラシステムは、ボトラー社を含めて70万人以上の従業員を擁しており、世界でも民間企業トップ10の雇用主に名を連ねています。
ザ コカ・コーラ カンパニーに関する詳しい情報は、当社ホームページwww.thecoca-colacompany.comをご覧ください。または、ツイッターでtwitter.com/CocaColaCoをフォローしてください。
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