クラウド事業者が選ぶ2017年SaaS業界「10大キーワード」1位は〇〇!Dropbox、freeeなど【ボクシル調査レポート】
[17/12/21]
提供元:PRTIMES
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3位「インサイドセールス」、2位「セールス・マーケの連携強化」、第1位は?
クラウドサービス比較サイト「Boxil(ボクシル)」(HP: https://boxil.jp/)を運営するスマートキャンプ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:古橋 智史、以下、当社)は、SaaS・クラウドサービス提供企業に「SaaS業界2017年のキーワード」に関する独自アンケートを行いました。調査の結果、第1位は「働き方改革元年」という結果となりました。政府主導で推進する「残業規制」の動向、「テレワーク」「副業」の浸透状況とそれに伴う新制度の導入・改訂などといったさまざまな動きがあり、SaaS・クラウドサービス業界内でも注目を集めた結果となりました。
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SaaS業界2017年のキーワード
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第1位:働き方改革元年
2017年1月1日、安倍総理が働き方改革について触れ、政府主導の長時間労働の削減に関する是正やテレワークデイなどを実施しました。その結果、業界を問わず業務効率化を目的とした部署横断的チームを作る企業が増えたり、業務効率化につながるSaaS・クラウドサービス導入を検討したりする企業が増加しました。
こうした働き方改革の動きに対応すべく、SaaS・クラウドサービス企業もさまざまなサービスの機能改善や連携強化、関連サービスの買収などといった取り組みが活発化しており、SaaS業界においても注目を集める結果となりました。
ー代表的な出来事
・安倍総理、経済3団体の新年祝賀会の挨拶で「働き方改革断行の年に」とコメント
・政府主導の「働き方改革実現会議」がスタート
ー回答企業のコメント
2017年は、働き方改革という言葉を本当によく目にしました。特にセールス分野においては、自社でセミナーを開催した際には毎回たくさんの参加があり、ユーザー企業さまの関心の高さがうかがえました。(株式会社ジーニー コーポレート部門/課長)
・2017年は「働き方改革」が日本全体のキーワードとなりましたが、「働き方を変えたい」というユーザー企業の課題の解決策にクラウドサービスの特性がとても良くマッチしており、短期間にさまざまな動きが出たことが印象的でした。(株式会社ネオレックス /経営者)
・働き方を変えるには、意識改革だけではなく、仕組みを変えるという抜本的な解決が必要です。SaaSに限りませんが、ITを活用して仕組みを変えようというユーザー企業さまと数多くお話をさせていただいた2017年でした。(株式会社Oneteam カスタマーサクセス部門/課長)
第2位:セールス・マーケの連携強化
業務効率化を目的としたSaaS・クラウドサービスが同分野で多数リリースされる「SaaS戦国時代」に。従来の営業主体の新規開拓にくわえてマーケティング主体でターゲットにあったマーケティング施策を行う「セールス・マーケの連携強化」によって効率的に営業活動を行おうとする企業が増加しました。
ー代表的な出来事
・アカウント・ベースド・マーケティング(ABM※)が浸透、マーケと営業のコミュニケーションが不可欠に
・SFA(営業管理システム)世界最大手のSalesforceがマーケティングオートメーション「Pardot」の日本語対応を開始
ー回答企業のコメント
・自社の営業支援ツールを提案する際、マーケティングツールとの連携に関連する要望をいただくことが多かったです。(株式会社マツリカ 営業部門/部長)
※ABM :
売上やサービス成長に対して付加価値の高い顧客に重点的にマーケティングアプローチをしていくという考え方
第3位:インサイドセールス
営業プロセスの複雑化により、見込み顧客との初回接触から顧客獲得までのリードタイムが大きく変化。これにより、顧客の商品検討から購入までの意欲にあわせて、興味にあったフォロー体制が必要になっています。こうした対応を、営業が直接訪問(フィールドセールス)する前段階で効率的・効果的にアプローチするために、インサイドセールス部隊を新設した企業が増加しています。
ー代表的な出来事
・日本マイクロソフト、組織改編でインサイドセールス事業本部を新設
・スマートキャンプ、リードマネジメントプラットフォーム「BALES」を立ち上げ
ー回答企業のコメント
・「人材不足が加速する中でいかに企業の成長を実現させていくか」という観点で、効率的に働き、事業展開することの重要性が高まってきたと考えています。(社名非公開 コーポーレート)
第4位:API連携
一つのSaaS・クラウドサービスだけですべての機能を作るのは現実的ではありません。2017年は、既存の特化領域を持った他社サービスと連携できる機能を開発し、利便性をあげ、利用顧客の拡大を目指すSaaS・クラウドサービスが増加しました。
ー代表的な出来事
・マネーフォワード、メガバンクが提供する更新系APIとBtoBで国内初となる連携を開始
・「楽楽清算」のAPI連携機能の拡張により、売上が63.6%増
ー回答企業のコメント
・日本におけるクラウドサービスを提供する会社の力は、海外勢の日本参入も含め特に2、3年ほどで加速度的に伸びているように感じます。API連携が進むことによって、クラウドサービス同士の相乗効果を狙った動きに対応る動きが多く見られた印象です。(株式会社Emotion Tech マーケティング部門/課長)
第5位:海外大型SaaS本格上陸
国内SaaSベンチャーが次々と出現し、大手のオンプレミス・パッケージ提供企業も続々とSaaS領域に参入しています。こうした中で、Slackや、Trello、Workdayなど海外で大きなシェアを持つSaaS・クラウドサービス企業が日本への本格参入を発表。2018年は、さらにSaaS各社の競争が激化することが予想されます。
ー代表的な出来事
・Atlassian(アトラシアン)がタスク管理ツール「Trello」日本語化、国内本格参入を発表
・ビジネスチャットツール「Slack」が日本語に対応し、日本法人を設立
ー回答企業のコメント
・海外の大型SaaSサービスの上陸ニュースは「ついに来たか」という気持ちで受け止めています。SaaS戦国時代の幕開けということで、気持ちを引き締めてのぞみたいです。(株式会社ヌーラボ マーケティング/一般社員)
・Slackの日本進出にあわせて弊社も同社とAPI連携をしたこともあり、海外大型SaaSの本格上陸をより強く実感しました。またアトラシアンの「Jira」や「Trello」も恒常的に利用しています(freee株式会社 PR/部長)
【調査概要】
・調査期間:2017年12月16日〜12月19日
・調査手法:独自調査(サービス企業様へ個別ヒアリング、ボクシル会員様へのアンケートでの回答)
・対象者条件:クラウドサービス企業に勤める会社員
・有効回答:50名
【引用・転載時のお願い】
本調査結果の引用・転載時には、必ず下記のとおりクレジットを明記いただけますようお願い申し上げます。
・クラウドサービス比較サイト「Boxil(ボクシル)」調べ、と明記ください。
・WEB上での引用に際しましては、「Boxil」https://boxil.jp/ へのリンク付与をお願い致します。
・本リリースに添付しています画像データはご自由に利用ください。
【スマートキャンプ株式会社について】
「Small Company, Big Business.」をビジョンとして2014年6月の創業以来、BtoBマーケティング領域を中心にWebサービスを展開しています。現在、主力サービスとしてクラウドサービス比較サイト「ボクシル」、およびビジネスメディア「ボクシルマガジン」を運営しています。
【会社概要】
商号:スマートキャンプ株式会社
代表者:古橋智史
設立 :2014年6月4日
コーポレートサイト:http://smartcamp.asia/
事業内容:
・クラウドサービス比較サイト「ボクシル」の開発・運営
・ビジネス情報サイト「ボクシルマガジン」の開発・運営
・ビジネスリーダー向け働き方メディア「Beyond(ビヨンド)」
・リードマネージメントプラットフォーム「BALES(ベイルズ)」
【本リリースに関するお問い合わせ】
スマートキャンプ株式会社 広報 水間 MAIL :info@boxil.jp
クラウドサービス比較サイト「Boxil(ボクシル)」(HP: https://boxil.jp/)を運営するスマートキャンプ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:古橋 智史、以下、当社)は、SaaS・クラウドサービス提供企業に「SaaS業界2017年のキーワード」に関する独自アンケートを行いました。調査の結果、第1位は「働き方改革元年」という結果となりました。政府主導で推進する「残業規制」の動向、「テレワーク」「副業」の浸透状況とそれに伴う新制度の導入・改訂などといったさまざまな動きがあり、SaaS・クラウドサービス業界内でも注目を集めた結果となりました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/12765/17/resize/d12765-17-230040-1.jpg ]
SaaS業界2017年のキーワード
[画像2: https://prtimes.jp/i/12765/17/resize/d12765-17-564330-0.jpg ]
第1位:働き方改革元年
2017年1月1日、安倍総理が働き方改革について触れ、政府主導の長時間労働の削減に関する是正やテレワークデイなどを実施しました。その結果、業界を問わず業務効率化を目的とした部署横断的チームを作る企業が増えたり、業務効率化につながるSaaS・クラウドサービス導入を検討したりする企業が増加しました。
こうした働き方改革の動きに対応すべく、SaaS・クラウドサービス企業もさまざまなサービスの機能改善や連携強化、関連サービスの買収などといった取り組みが活発化しており、SaaS業界においても注目を集める結果となりました。
ー代表的な出来事
・安倍総理、経済3団体の新年祝賀会の挨拶で「働き方改革断行の年に」とコメント
・政府主導の「働き方改革実現会議」がスタート
ー回答企業のコメント
2017年は、働き方改革という言葉を本当によく目にしました。特にセールス分野においては、自社でセミナーを開催した際には毎回たくさんの参加があり、ユーザー企業さまの関心の高さがうかがえました。(株式会社ジーニー コーポレート部門/課長)
・2017年は「働き方改革」が日本全体のキーワードとなりましたが、「働き方を変えたい」というユーザー企業の課題の解決策にクラウドサービスの特性がとても良くマッチしており、短期間にさまざまな動きが出たことが印象的でした。(株式会社ネオレックス /経営者)
・働き方を変えるには、意識改革だけではなく、仕組みを変えるという抜本的な解決が必要です。SaaSに限りませんが、ITを活用して仕組みを変えようというユーザー企業さまと数多くお話をさせていただいた2017年でした。(株式会社Oneteam カスタマーサクセス部門/課長)
第2位:セールス・マーケの連携強化
業務効率化を目的としたSaaS・クラウドサービスが同分野で多数リリースされる「SaaS戦国時代」に。従来の営業主体の新規開拓にくわえてマーケティング主体でターゲットにあったマーケティング施策を行う「セールス・マーケの連携強化」によって効率的に営業活動を行おうとする企業が増加しました。
ー代表的な出来事
・アカウント・ベースド・マーケティング(ABM※)が浸透、マーケと営業のコミュニケーションが不可欠に
・SFA(営業管理システム)世界最大手のSalesforceがマーケティングオートメーション「Pardot」の日本語対応を開始
ー回答企業のコメント
・自社の営業支援ツールを提案する際、マーケティングツールとの連携に関連する要望をいただくことが多かったです。(株式会社マツリカ 営業部門/部長)
※ABM :
売上やサービス成長に対して付加価値の高い顧客に重点的にマーケティングアプローチをしていくという考え方
第3位:インサイドセールス
営業プロセスの複雑化により、見込み顧客との初回接触から顧客獲得までのリードタイムが大きく変化。これにより、顧客の商品検討から購入までの意欲にあわせて、興味にあったフォロー体制が必要になっています。こうした対応を、営業が直接訪問(フィールドセールス)する前段階で効率的・効果的にアプローチするために、インサイドセールス部隊を新設した企業が増加しています。
ー代表的な出来事
・日本マイクロソフト、組織改編でインサイドセールス事業本部を新設
・スマートキャンプ、リードマネジメントプラットフォーム「BALES」を立ち上げ
ー回答企業のコメント
・「人材不足が加速する中でいかに企業の成長を実現させていくか」という観点で、効率的に働き、事業展開することの重要性が高まってきたと考えています。(社名非公開 コーポーレート)
第4位:API連携
一つのSaaS・クラウドサービスだけですべての機能を作るのは現実的ではありません。2017年は、既存の特化領域を持った他社サービスと連携できる機能を開発し、利便性をあげ、利用顧客の拡大を目指すSaaS・クラウドサービスが増加しました。
ー代表的な出来事
・マネーフォワード、メガバンクが提供する更新系APIとBtoBで国内初となる連携を開始
・「楽楽清算」のAPI連携機能の拡張により、売上が63.6%増
ー回答企業のコメント
・日本におけるクラウドサービスを提供する会社の力は、海外勢の日本参入も含め特に2、3年ほどで加速度的に伸びているように感じます。API連携が進むことによって、クラウドサービス同士の相乗効果を狙った動きに対応る動きが多く見られた印象です。(株式会社Emotion Tech マーケティング部門/課長)
第5位:海外大型SaaS本格上陸
国内SaaSベンチャーが次々と出現し、大手のオンプレミス・パッケージ提供企業も続々とSaaS領域に参入しています。こうした中で、Slackや、Trello、Workdayなど海外で大きなシェアを持つSaaS・クラウドサービス企業が日本への本格参入を発表。2018年は、さらにSaaS各社の競争が激化することが予想されます。
ー代表的な出来事
・Atlassian(アトラシアン)がタスク管理ツール「Trello」日本語化、国内本格参入を発表
・ビジネスチャットツール「Slack」が日本語に対応し、日本法人を設立
ー回答企業のコメント
・海外の大型SaaSサービスの上陸ニュースは「ついに来たか」という気持ちで受け止めています。SaaS戦国時代の幕開けということで、気持ちを引き締めてのぞみたいです。(株式会社ヌーラボ マーケティング/一般社員)
・Slackの日本進出にあわせて弊社も同社とAPI連携をしたこともあり、海外大型SaaSの本格上陸をより強く実感しました。またアトラシアンの「Jira」や「Trello」も恒常的に利用しています(freee株式会社 PR/部長)
【調査概要】
・調査期間:2017年12月16日〜12月19日
・調査手法:独自調査(サービス企業様へ個別ヒアリング、ボクシル会員様へのアンケートでの回答)
・対象者条件:クラウドサービス企業に勤める会社員
・有効回答:50名
【引用・転載時のお願い】
本調査結果の引用・転載時には、必ず下記のとおりクレジットを明記いただけますようお願い申し上げます。
・クラウドサービス比較サイト「Boxil(ボクシル)」調べ、と明記ください。
・WEB上での引用に際しましては、「Boxil」https://boxil.jp/ へのリンク付与をお願い致します。
・本リリースに添付しています画像データはご自由に利用ください。
【スマートキャンプ株式会社について】
「Small Company, Big Business.」をビジョンとして2014年6月の創業以来、BtoBマーケティング領域を中心にWebサービスを展開しています。現在、主力サービスとしてクラウドサービス比較サイト「ボクシル」、およびビジネスメディア「ボクシルマガジン」を運営しています。
【会社概要】
商号:スマートキャンプ株式会社
代表者:古橋智史
設立 :2014年6月4日
コーポレートサイト:http://smartcamp.asia/
事業内容:
・クラウドサービス比較サイト「ボクシル」の開発・運営
・ビジネス情報サイト「ボクシルマガジン」の開発・運営
・ビジネスリーダー向け働き方メディア「Beyond(ビヨンド)」
・リードマネージメントプラットフォーム「BALES(ベイルズ)」
【本リリースに関するお問い合わせ】
スマートキャンプ株式会社 広報 水間 MAIL :info@boxil.jp