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JADAと国際競技連盟とのパートナーシップ活動、スポーツのインテグリティを護り育むための連携が拡大

「スポーツにおけるドーピングの防止活動の推進に関する法律」が追い風に!




 公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構(所在地:東京都北区、会長:鈴木秀典、以下JADA)は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けたレガシーとして、国際関係機関との関係強化を通して日本が世界のスポーツへ貢献することを目的に、2015年より積極的に国際競技連盟(以下IF)とパートナーシップ活動を展開しています。この取り組みは、2018年10月1日に「スポーツにおけるドーピングの防止活動の推進に関する法律」が施行されたことを受け、更なる連携が拡大していくことが期待されます。

 JADAでは、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた日本政府によるレガシー事業「スポーツを通した国際貢献事業/SPORT FOR TOMORROW(SFT)*1」の一環として、公正、公平、平等、フェアプレーなど様々なスポーツの価値を含む「PLAY TRUE」をキーワードに、アンチ・ドーピングの基盤となるインテグリティを守り、その重要性を発信する取り組みである、「PLAY TRUE 2020*2」を推進しています。

 そのプログラムの一つとして、IFとの連携のもと、日本国内で開催される国際競技大会の機会を活用し、アンチ・ドーピング活動の世界的な普及・ムーブメント化やスポーツのインテグリティを護り育むことに積極的に取り組んでいます。アンチ・ドーピング啓発ブースの展開を含む、アスリートに対する活動はアンチ・ドーピングの教育・啓発だけではなく、アスリートからより多くの方へスポーツの価値を発信することなど多岐に渡ります。

 これまでに、国際パラリンピック委員会、国際バドミントン連盟、国際サーフィン連盟や世界バレーボール連盟などの様々な競技団体と連携を行い、世界で活躍するアスリートから、ユースアスリートやスポーツに興味を持つ多くの人々に対して、クリーンスポーツへのコミットメントを発信し、スポーツの未来を創ることへの参画を目的に、プログラムを実施してきました。

<実施内容>※各競技団体により一部内容が異なります
・JADAオリジナルPlay True Book(アンチ・ドーピングルールブック)の配布(多言語対応)
・アンチ・ドーピングに関するクイズ
・クリーンなスポーツを護り育むことへのコミットメントとして、自分自身の「TRUTH in Sport(スポーツの真実)」 をメッセージボードに記入
・クリーンスポーツへの参加を表明する写真撮影

<プログラムを通して期待する成果>
2020年東京大会に向けて、クリーンでフェアなスポーツを護り育むことの大切さをアスリート自身が気づき、自らの言葉で対外的に発信することができる。
[画像1: https://prtimes.jp/i/28439/17/resize/d28439-17-873508-0.jpg ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/28439/17/resize/d28439-17-933881-1.jpg ]

 JADAでは、「スポーツにおけるドーピングの防止活動の推進に関する法律」の施行を受け、アンチ・ドーピング活動を統括する機関としてその役割と責任を改めて認識し、国際競技連盟と連携・協力し、より実効性の高いアンチ・ドーピング活動を推進していきます。また、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のホスト国の一員として、スポーツにおけるインテグリティを護ることのみならず、スポーツの価値やチカラが未来に向けて育まれるための機会、プログラムを創出してまいります。

<主なパートナーシップ活動実績2018年度>
【国際パラリンピック員会(IPC)】
■活動大会名
北九州2018ワールドパラパワーリフティング アジア-オセアニアオープン選手権大会
(9月7日 ※大会期間は9月8日〜12日)

■実施内容
 IPCを通してワールドパラパワーリフティング連盟の'Raise the Bar: Say No! to Doping'キャンペーンの一環として、全大会参加アスリートが参加するアンチ・ドーピングのルールにかかわるセミナーと、各アスリートがスポーツに見る「真なる想い」をコミットメントとしてフラッグに書き入れ、そのフラッグを大会期間中に掲げ観客向けに展示。

■成果
 アンチ・ドーピング違反者の多いパラパワーリフティング競技者及び関係者に対し、ルールに関する情報のみならず、アスリート自身がアンチ・ドーピング活動に積極的に参加することへの意識を高めることができた。また、今回のIPCとの連携により、今後のパラリンピックスポーツ全体でより良いアンチ・ドーピング活動を展開することが期待できる。

https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=1829392487110728&id=122700971113230
https://www.paralympic.org/news/kitakyushu-2018-raise-bar-say-no-doping

【国際バドミントン連盟(BWF)】
■活動大会名
・ダイハツヨネックスオープン/Daihatsu YONEX Open (9月10日 ※大会期間は9月11日〜16日)
・ヒューリック・ダイハツ JAPAN パラバドミントン国際大会2018/HULIC
(9月28日 ※大会期間は9月26日〜30日)

■実施内容
 大会会場でのアウトリーチプログラムには、数多くのアスリートとサポートスタッフが参加し、アンチ・ドーピングに関する紙芝居クイズに挑戦すると共に、「スポーツの真実:Truth in Sport」に関するメッセージを書き込み、未来に向けスポーツを護り育むことを発信。また、BWFアスリート委員である池田信太郎さんがロールモデルアスリートとして参加。アスリートに幅広くアプローチし、メッセージを直接伝えることができた。

■成果
 3年連続のパートナーシップとして、BWFが主導する“I am Badminton”プログラムとのコラボレーションのもと実施し、2020年東京大会に向けて、クリーンでフェアなスポーツを護り育むことの大切さをアスリート自身が気づき、自らの言葉で対外的に発信することができた。

https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=1845757042140939&id=122700971113230

【国際サーフィン連盟(ISA)】
■活動大会名
・2018 アーバンリサーチ ISAワールドサーフィンゲームス (9月13日〜14日 ※大会期間は9/15〜22日)

■実施内容
 国際サーフィン連盟とJADAによる初のパートナーシップ展開として、大会開催前に、全出場アスリートとサポートスタッフに対して、アンチ・ドーピング教育ブース実施。ブースではアンチ・ドーピングクイズに加え、アスリートらの「スポーツに対する真なる想い」をポスターに記載。また、開会式ではアスリート宣言として「クリーンなスポーツへの参加と、より良いスポーツの未来を創るための意思表明」を行った。

■成果
 2020年東京大会からオリンピック正式種目となる国際サーフィン連盟と初のパートナーシップのもと、アスリートへの情報提供から、スポーツの価値をアスリート自身が発信する機会を創出することまで包括的なプログラム展開ができた。

https://www.playtruejapan.org/info/20181022/
http://www.isasurf.org/first-partnership-between-isa-and-jada-a-success-fostering-sport-integrity-ahead-of-tokyo-2020/
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=1835852003131443&id=122700971113230&substory_index=0

【世界バレーボール連盟(FIVB)】
■活動大会名
・2018女子バレーボール選手権 (10月2日 ※大会期間は9月28〜10月20日)

■実施内容
 クリーンスポーツへのコミットメントとして、アスリートによるサインポスターへのメッセージ記入や、自身の真実を映すシンボルとしての「フィルターポーズ」写真撮影を実施し、クリーンなスポーツに対するメッセージの発信を行った。また、アンチ・ドーピングクイズや出場チーム全員にPlay True Book(アンチ・ドーピングルールブック)を配布し、アスリートやサポートスタッフに対してスポーツのインテグリティについてのメッセージを訴求。さらに、チームキャプテンのビデオメッセージを撮影。撮影した動画は今後キャンペーンメッセージとして配信・展開予定。

■成果
 パートナーシップ3年目を迎え、より質の高いプログラム展開を実現することができた。

https://www.playtruejapan.org/info/20181017/
https://japan2018.fivb.com/en/news/fivb-jva-and-jada-host-anti-doping-programme?id=79667
https://www.facebook.com/122700971113230/photos/pb.122700971113230.-2207520000.1539352382./1856004514449525/?type=3&eid=ARCNH0R2LW8hFroxrnONCWr4CwiJ3b8jrKTBw_J2k7ES2qn03mJB--cfMIu1Zn6CAy4C8HgN2K_KDrRQ

【その他実績】
■一般社団法人日本アーバンスポーツ支援協議会(JUSC)
実施競技名:アーバンスポーツ/活動大会名:FISE広島2018(4月5日 ※大会期間は4月5日〜8日)
https://www.facebook.com/122700971113230/videos/1621955854521060/

■国際トライアスロン連合(ITU)
実施競技名:トライアスロン/活動大会名:世界トライアスロンシリーズ横浜大会(5月10日〜11日 ※大会期間は5月12日〜13日)
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=1655111461205499&id=122700971113230

■世界野球ソフトボール連盟(WBSC)
実施競技名:ソフトボール/活動大会名:2018世界女子ソフトボール選手権大会(8月11日 ※大会期間は8月2日〜12日)
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=1794442653939045&id=122700971113230&substory_index=0


*1 “ SPORT FOR TOMORROW ”:
 2014年から東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を開催する2020年までの7年間で開発途上国を始めとする100カ国・1000万人以上を対象に、日本国政府が推進するスポーツを通じた国際貢献事業。世界のよりよい未来をめざし、スポーツの価値を伝え、オリンピック・パラリンピック・ムーブメントをあらゆる世代の人々に広げていく取組みです。
https://www.sport4tomorrow.jp/jp/about/

*2 “PLAY TRUE 2020”:
 日本国政府が推進するスポーツを通じた国際貢献事業“Sport for Tomorrow”における3つの柱の1つであるアンチ・ドーピング活動を通した国際貢献・協力事業。スポーツの価値・精神を基盤とし、アスリートのロールモデル育成をはじめとした、スポーツのインテグリティを守る活動としてのアンチ・ドーピング活動を、国際競技連盟・国内競技連盟、海外アンチ・ドーピング機構と連携し、展開しています。
http://playtrue2020-sp4t.jp/
https://www.playtrue2020-sp4t.jp/torchrelay/jp/ - プレイ・トゥルー・トーチリレー(アスリートからアスリートへスポーツの真実をつなげる、巻物をトーチとしてリレー)


【公益財団法人 日本アンチ・ドーピング機構(JADA)について】
■名称:公益財団法人 日本アンチ・ドーピング機構(略称名:JADA)
■所在地:東京都北区西が丘3-15-1 国立スポーツ科学センター内
■代表者:会長 鈴木秀典
■URL:http://www.playtruejapan.org/
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