糖鎖生物学と糖鎖情報科学が真に融合した新しい学術分野を創生する「糖鎖生命システム融合センター」 が創価大学に誕生!
[19/04/23]
提供元:PRTIMES
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創価大学(東京都八王子市/学長:馬場善久)は、2019年4月1日(月)に創価大学八王子キャンパスにおいて、「糖鎖生命システム融合センター」を設立致しました。当新センターは糖鎖生物学と糖鎖情報科学を融合した新規学術分野の創生を目指した研究拠点となります。
糖鎖はDNA、タンパク質に次ぐ第3の生命鎖とされており、神経、感染、免疫、発生等の様々な生命現象に関与します。しかし、その複雑な構造や生合成成過程により、ゲノム研究と比較し、解明が困難です。一方、昨今、様々な実験データの蓄積によるビッグデータが注目されており、それを活用するデータサイエンスが重要となってきております。糖鎖科学は日本が世界においてリードしている生命科学分野の一つで、本学には糖鎖生物学および糖鎖情報学で顕著な成果をあげている複数の研究者がおります。特に糖鎖情報科学を行っている研究者は世界でも数が少なく、日本では本学が主となっています。これらを背景に、ビックデータを活用したデータサイエンスを糖鎖科学に導入することによる飛躍的な成果を目的に、これらの研究者を組織化した「糖鎖生命システム融合センター」を設立します。これにより、糖鎖生物学と糖鎖情報科学が真に融合した新しい学術分野が創出され、本センターの成果は世界の糖鎖研究に大きく貢献するものになると考えられます。
◆センター構成員
センター長:西原祥子 教授
副センター長:木下聖子 教授
センター員:高瀬明 教授
センター員:中嶋一行 教授
センター員:伊藤和義 助教
センター員:細田正惠 助教
[画像: https://prtimes.jp/i/35673/17/resize/d35673-17-251550-0.png ]
当センターのイメージ図
◆創価大学糖鎖生命システム融合センター
https://www.soka.ac.jp/glycan/
◆創価大学とは
1971年に「人類の幸福と世界平和の構築」を目的として開学。開学以来、海外の大学と交換留学制度の協定を結ぶなどグローバル人材の育成に力をいれてきた。文部科学省により高等教育の国際競争力の向上を目的として設立された「スーパーグローバル大学創成支援事業」にも採択され、2018年2月28日に発表された中間発表では最高評価の「S」を獲得した。また、世界大学ランキング日本版の「国際性」のランキングにおいては16位にランクインしている。(2019年時点)
■大学名:学校法人創価大学
■理事長:田代康則
■設立:1971年4月
■学生数:7,708名(学部生、大学院生合わせて)
■創価大学交流大学数:61カ国・地域/211大学(2019年3月現在)
■創価大学で学ぶ留学生数:51カ国・約700名(2019年3月末現在)