ヒューマノーム研究所、リサ・サーナ、ニューロスペースの共同で、デジタルデバイスから得た日常生活データの人工知能(AI)による解析結果を活用した、女性がん罹患者のQOL向上応援プロジェクトを開始
[20/07/31]
提供元:PRTIMES
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Fitbitから得た日常活動データ・専門的知見を踏まえた生活アンケート・SNS上の交流活動情報を独自の人工知能を利用して統合的に解析し、がん罹患後の健やかな日常生活づくりへつなげます。
株式会社ヒューマノーム研究所(本社:東京都中央区、代表取締役社長:瀬々潤、以下ヒューマノーム研究所)は、株式会社リサ・サーナ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:上田暢子、以下リサ・サーナ)、株式会社ニューロスペース(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:小林孝徳、以下ニューロスペース)と共同で、女性特有のがんに直面する方のための無料会員制SNS「Peer Ring」(https://peer-ring.com/)会員様にご協力いただき、デジタルデバイスを活用した日常生活を検証する共同研究プロジェクト「サバ子ちゃんヘルスアップチャレンジ」を開始いたします。
見た目の変化や副作用などの「からだ」が感じる辛さ、また不安や心配事への対応といった「こころ」が感じる辛さなど、がん罹患に伴う様々な悩みを抱える女性達の日常生活を、最新の人工知能(AI)技術とライフサイエンスの知見を活用することで応援してまいります。
[画像1: https://prtimes.jp/i/42913/17/resize/d42913-17-943993-0.png ]
【共同研究の背景】
最新の統計情報によると、日本人は生涯のうち2人に1人(男性:65.5%、女性:50.2%)はがんに罹患しており(※1)、罹患率も年々上昇を続けています(※2)。女性が罹患するがん種は、特に20歳〜40歳にかけて、乳がん・子宮頸がんなどの女性特有のがんが上位を占めるという特徴があり(※3)、女性のがん患者は年代を問わず、治療に伴う妊娠・出産・ホルモンバランスへの影響や、副作用による見た目の変化や体調不良、またそれらに対する不安や心配事など、女性特有の悩みを抱えることが予想されます。
がんにかかったとしても、これまで通りの生活を維持し、自分らしい生活を送りたい。このような患者の希望を叶える「がんのリハビリ」は、がん医療の重要な分野として積極的に研究が進められています。なかでも、適度な運動が治療の副作用である倦怠感や抑うつ状態を軽減し、患者のQOL(Quality of Life:生活の質)が向上させる研究結果は広く知られ、2019年には専門医による「がんサバイバー(がんと診断された経験がある方)に関する運動指針」も発表されました。しかしながら、日本国内の女性がんサバイバーの活動状態を調査した研究は少なく、知見が不足しています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/42913/17/resize/d42913-17-274339-1.png ]
【共同研究の詳細】
リサ・サーナは、女性がんサバイバーを会員とするSNS「Peer Ring」を運営し、治療に伴う様々な悩みを抱える女性が「同じ病気・似た状況」にある仲間とつながり、励ましあえるコミュニケーションの場を提供しています。
ヒューマノーム研究所は先行事例として、山形県鶴岡市の温泉街で働く従業員の方を対象に、日常の健康・行動データを計測し、それぞれの要素が日常生活に及ぼす影響について、AIを活用し検証する研究を実施しています。今回は「Peer Ring」会員の皆様にご協力いただき、女性特有がんサバイバーの日常生活にスポットを当て、がんに負けない健やかな生活作りを目指し、研究を進めます。
また、がん治療期間は心身の疲労によって睡眠に悩みを抱える方が多いことを踏まえ、睡眠データ解析担当として、睡眠課題の解決実績と専門知見を多数有するニューロスペースが参画します。
本プロジェクトでは、デジタル活動量計「Fitbit Inspire HR™」を用いた活動や睡眠状況の計測・専門的知見を反映した毎日の生活アンケート・Peer Ring内での会員同士の交流活動調査を並行して実施し、データ収集を行います。取得データを時間軸に沿って統合解析することで、運動・睡眠・仲間同士の励まし合いが、どのようにして会員の術後の健康回復や安定した日常生活の維持に貢献するのか、最新のAI・データサイエンスを活用した検討を行います。
ご参加いただいた会員様向けには、今回それぞれの会員様から得たデータを踏まえ、専門知識に基づいた栄養面・睡眠面についての個別アドバイス資料をご提供します。参加期間の生活評価と、プロジェクト終了後も参加者のQOL向上が継続するための、よりよい日常生活へのヒントを掲載したレポートとなります。
本プロジェクトから得られた知見は、がん患者の生活習慣に関するアドバイス提供機能や、AIから推定される近い境遇の会員を紹介するSNS機能など、がん患者が抱える不安を軽減する技術創出に活用いたします。また、運動・生活内容・日常会話などが相互に影響する関係を、AIで多角的に検証することにより、未来のがん患者のQOL向上・安定した罹患後の生活へ向けた取り組みで活用可能な知見の獲得を目指します。
【出典元】
※1:国立がん研究センター がん情報サービス 最新がん統計
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html
※2:大阪国際がんセンター がん対策センター がんは増えている?減っている?1.
https://oici.jp/ocr/data/glossary_003.html
※3:国立がん研究センター がん情報サービス 小児・AYA世代のがん罹患
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/child_aya.html
※4:保健指導リソースガイド 「がんサバイバーのための運動ガイドライン」を発表
http://tokuteikenshin-hokensidou.jp/news/2019/008686.php
Fitbit、及びFitbitのロゴは、フィットビット・インクの米国及びその他の国々における商標、サービスマーク、かつ、または、登録商標です。その他のFitbitの商標は https://www.fitbit.com/legal/trademark-list をご参照ください。本リリースで言及されている他のすべての商標、サービスマーク、製品名称は、その各々の所有者の所有物です。
【株式会社ヒューマノーム研究所 会社概要】
[画像3: https://prtimes.jp/i/42913/17/resize/d42913-17-335911-4.png ]
「人間とは何かー」 最先端人工知能(AI)技術の開発・活用と、健康のあり方を変えるデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進することにより、人間とそれを取り巻く環境を理解し、個々が自分らしく楽しく暮らせる健康社会を実現する研究所です。
会社名: ヒューマノーム研究所
所在地: 東京都中央区築地2-4-10 SAテンハウス2階
代表者: 代表取締役社長 瀬々 潤
URL:https://humanome.jp/
事業内容: ヒトやヒトの理解に向けたAI・データ解析技術の研究開発、生体・環境計測によるDX推進に関するAI技術支援・共同開発、AI開発普及に向けたノーコード環境開発 等
【株式会社リサ・サーナ 会社概要】
[画像4: https://prtimes.jp/i/42913/17/resize/d42913-17-485113-6.png ]
がんに向き合う仲間どうし、温かに支えあえるSNS『Peer Ringピアリング』を運営。がん治療による生活課題を抱えるユーザーと、課題解決の技術・サービス・商品を持つ企業・団体をつなぐプラットフォームを提供しています。
会社名: 株式会社リサ・サーナ
所在地: 横浜市都筑区中川1丁目4番1号ハウスクエア横浜情報館316号
代表者: 代表取締役 上田 暢子
URL:https://risa-sana.co/
事業内容: がんサバイバーのQOL向上に関わる研究調査・調査支援、マーケティングリサーチ、商品・サービス開発・PR支援、ケア製品等の販売
【株式会社ニューロスペース 会社概要】
[画像5: https://prtimes.jp/i/42913/17/resize/d42913-17-585788-5.png ]
企業向け睡眠改善プログラムを国内大手企業に提供し、企業の健康経営と生産性最大化を支援。また、最先端睡眠テクノロジーを活用し、独自の睡眠計測デバイスと解析アルゴリズムをもとに、共同研究開発も行う睡眠テクノロジーベンチャーです。
会社名: 株式会社ニューロスペース
所在地: 東京都墨田区横川1丁目16番3号 横川倉庫2F センターオブガレージ
代表者: 代表取締役社長 小林 孝徳
URL:https://www.neurospace.jp/
事業内容: 睡眠センシング技術および簡易評価アルゴリズムの開発、睡眠ビジネスに関わる研究開発の技術的支援、睡眠改善プログラムによる企業の健康経営の支援、睡眠ソリューション開発支援ならびにアルゴリズムAPIのライセンス提供
株式会社ヒューマノーム研究所(本社:東京都中央区、代表取締役社長:瀬々潤、以下ヒューマノーム研究所)は、株式会社リサ・サーナ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:上田暢子、以下リサ・サーナ)、株式会社ニューロスペース(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:小林孝徳、以下ニューロスペース)と共同で、女性特有のがんに直面する方のための無料会員制SNS「Peer Ring」(https://peer-ring.com/)会員様にご協力いただき、デジタルデバイスを活用した日常生活を検証する共同研究プロジェクト「サバ子ちゃんヘルスアップチャレンジ」を開始いたします。
見た目の変化や副作用などの「からだ」が感じる辛さ、また不安や心配事への対応といった「こころ」が感じる辛さなど、がん罹患に伴う様々な悩みを抱える女性達の日常生活を、最新の人工知能(AI)技術とライフサイエンスの知見を活用することで応援してまいります。
[画像1: https://prtimes.jp/i/42913/17/resize/d42913-17-943993-0.png ]
【共同研究の背景】
最新の統計情報によると、日本人は生涯のうち2人に1人(男性:65.5%、女性:50.2%)はがんに罹患しており(※1)、罹患率も年々上昇を続けています(※2)。女性が罹患するがん種は、特に20歳〜40歳にかけて、乳がん・子宮頸がんなどの女性特有のがんが上位を占めるという特徴があり(※3)、女性のがん患者は年代を問わず、治療に伴う妊娠・出産・ホルモンバランスへの影響や、副作用による見た目の変化や体調不良、またそれらに対する不安や心配事など、女性特有の悩みを抱えることが予想されます。
がんにかかったとしても、これまで通りの生活を維持し、自分らしい生活を送りたい。このような患者の希望を叶える「がんのリハビリ」は、がん医療の重要な分野として積極的に研究が進められています。なかでも、適度な運動が治療の副作用である倦怠感や抑うつ状態を軽減し、患者のQOL(Quality of Life:生活の質)が向上させる研究結果は広く知られ、2019年には専門医による「がんサバイバー(がんと診断された経験がある方)に関する運動指針」も発表されました。しかしながら、日本国内の女性がんサバイバーの活動状態を調査した研究は少なく、知見が不足しています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/42913/17/resize/d42913-17-274339-1.png ]
【共同研究の詳細】
リサ・サーナは、女性がんサバイバーを会員とするSNS「Peer Ring」を運営し、治療に伴う様々な悩みを抱える女性が「同じ病気・似た状況」にある仲間とつながり、励ましあえるコミュニケーションの場を提供しています。
ヒューマノーム研究所は先行事例として、山形県鶴岡市の温泉街で働く従業員の方を対象に、日常の健康・行動データを計測し、それぞれの要素が日常生活に及ぼす影響について、AIを活用し検証する研究を実施しています。今回は「Peer Ring」会員の皆様にご協力いただき、女性特有がんサバイバーの日常生活にスポットを当て、がんに負けない健やかな生活作りを目指し、研究を進めます。
また、がん治療期間は心身の疲労によって睡眠に悩みを抱える方が多いことを踏まえ、睡眠データ解析担当として、睡眠課題の解決実績と専門知見を多数有するニューロスペースが参画します。
本プロジェクトでは、デジタル活動量計「Fitbit Inspire HR™」を用いた活動や睡眠状況の計測・専門的知見を反映した毎日の生活アンケート・Peer Ring内での会員同士の交流活動調査を並行して実施し、データ収集を行います。取得データを時間軸に沿って統合解析することで、運動・睡眠・仲間同士の励まし合いが、どのようにして会員の術後の健康回復や安定した日常生活の維持に貢献するのか、最新のAI・データサイエンスを活用した検討を行います。
ご参加いただいた会員様向けには、今回それぞれの会員様から得たデータを踏まえ、専門知識に基づいた栄養面・睡眠面についての個別アドバイス資料をご提供します。参加期間の生活評価と、プロジェクト終了後も参加者のQOL向上が継続するための、よりよい日常生活へのヒントを掲載したレポートとなります。
本プロジェクトから得られた知見は、がん患者の生活習慣に関するアドバイス提供機能や、AIから推定される近い境遇の会員を紹介するSNS機能など、がん患者が抱える不安を軽減する技術創出に活用いたします。また、運動・生活内容・日常会話などが相互に影響する関係を、AIで多角的に検証することにより、未来のがん患者のQOL向上・安定した罹患後の生活へ向けた取り組みで活用可能な知見の獲得を目指します。
【出典元】
※1:国立がん研究センター がん情報サービス 最新がん統計
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html
※2:大阪国際がんセンター がん対策センター がんは増えている?減っている?1.
https://oici.jp/ocr/data/glossary_003.html
※3:国立がん研究センター がん情報サービス 小児・AYA世代のがん罹患
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/child_aya.html
※4:保健指導リソースガイド 「がんサバイバーのための運動ガイドライン」を発表
http://tokuteikenshin-hokensidou.jp/news/2019/008686.php
Fitbit、及びFitbitのロゴは、フィットビット・インクの米国及びその他の国々における商標、サービスマーク、かつ、または、登録商標です。その他のFitbitの商標は https://www.fitbit.com/legal/trademark-list をご参照ください。本リリースで言及されている他のすべての商標、サービスマーク、製品名称は、その各々の所有者の所有物です。
【株式会社ヒューマノーム研究所 会社概要】
[画像3: https://prtimes.jp/i/42913/17/resize/d42913-17-335911-4.png ]
「人間とは何かー」 最先端人工知能(AI)技術の開発・活用と、健康のあり方を変えるデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進することにより、人間とそれを取り巻く環境を理解し、個々が自分らしく楽しく暮らせる健康社会を実現する研究所です。
会社名: ヒューマノーム研究所
所在地: 東京都中央区築地2-4-10 SAテンハウス2階
代表者: 代表取締役社長 瀬々 潤
URL:https://humanome.jp/
事業内容: ヒトやヒトの理解に向けたAI・データ解析技術の研究開発、生体・環境計測によるDX推進に関するAI技術支援・共同開発、AI開発普及に向けたノーコード環境開発 等
【株式会社リサ・サーナ 会社概要】
[画像4: https://prtimes.jp/i/42913/17/resize/d42913-17-485113-6.png ]
がんに向き合う仲間どうし、温かに支えあえるSNS『Peer Ringピアリング』を運営。がん治療による生活課題を抱えるユーザーと、課題解決の技術・サービス・商品を持つ企業・団体をつなぐプラットフォームを提供しています。
会社名: 株式会社リサ・サーナ
所在地: 横浜市都筑区中川1丁目4番1号ハウスクエア横浜情報館316号
代表者: 代表取締役 上田 暢子
URL:https://risa-sana.co/
事業内容: がんサバイバーのQOL向上に関わる研究調査・調査支援、マーケティングリサーチ、商品・サービス開発・PR支援、ケア製品等の販売
【株式会社ニューロスペース 会社概要】
[画像5: https://prtimes.jp/i/42913/17/resize/d42913-17-585788-5.png ]
企業向け睡眠改善プログラムを国内大手企業に提供し、企業の健康経営と生産性最大化を支援。また、最先端睡眠テクノロジーを活用し、独自の睡眠計測デバイスと解析アルゴリズムをもとに、共同研究開発も行う睡眠テクノロジーベンチャーです。
会社名: 株式会社ニューロスペース
所在地: 東京都墨田区横川1丁目16番3号 横川倉庫2F センターオブガレージ
代表者: 代表取締役社長 小林 孝徳
URL:https://www.neurospace.jp/
事業内容: 睡眠センシング技術および簡易評価アルゴリズムの開発、睡眠ビジネスに関わる研究開発の技術的支援、睡眠改善プログラムによる企業の健康経営の支援、睡眠ソリューション開発支援ならびにアルゴリズムAPIのライセンス提供