INPEX、OpenTextの導入により、年間約60,000件の伝票・証憑のペーパーレス化を実現
[23/11/17]
提供元:PRTIMES
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伝票・証憑の電子化により経理部門のリモートワークを実現すると同時に申請、承認、伝票登録、保管作業 問い合わせや監査に係る時間を年間約4,700時間削減
オープンテキスト株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:反町浩一郎)は本日、株式会社INPEX(本社:東京都港区、代表取締役社長:上田隆之、以下INPEX)がSAPのデータやドキュメントを安全に管理するアーカイブプラットーフォームである「OpenText Archiving and Document Access for SAP Solutions」を導入したことを発表しました。今回の導入で、年間約60,000件の伝票・証憑をペーパーレス化し、経理部門のリモートワークを実現すると同時に、承認プロセスの迅速化と、電子帳簿保存法などの法制度への対応を実現しました。
今回導入されたOpenText Archiving and Document Access for SAP Solutionは、SAPとの親和性が高いことが評価され採用されました。同製品は、OpenTextがSAPと開発しSAPが販売する唯一のアーカイブソリューションで、増加し続けるSAP関連の構造化・非構造化コンテンツのライフサイクル管理を可能にします。これにより組織は、SAPビジネスプロセスのビュー内でアーカイブされたコンテンツにいつでもどこからでもシームレスにアクセスできるようになり、ユーザーの生産性を向上することができます。また、ペーパーレス化により、重要なビジネスコンテンツを安全に保護することができるため、リスクの低減や法制度への対応も実現します。
今回の導入による効果は以下の通りです。
■ 年間約60,000件の伝票・証憑を電子化
国税関係書類のスキャナ保存を伴わない経理部門の振替伝票と、全部門の債権債務伝票を電子化。資材、営業、経理では伝票作成のプロセスが違うため、どのタイミングで何をどこに添付するのかを部門ごとに議論を重ねて要件を定義。
■ 経理部門のリモートワークを実現
コロナ禍、コロナ後において、出社・在宅勤務・サテライト勤務といった多様な勤務形態においても、効率的な伝票業務を遂行できるようにという目的から今回のプロジェクトが開始。従来、紙の伝票および証憑の作成、回覧、押印が必要だったため、出社しなければ伝票業務ができないという課題がありましたが、証憑の回付、保管等がデジタル化されたことにより手間が削減されリモートワークでの対応が実現。
■ 申請、承認、伝票登録、保管作業、問い合わせや監査に係る時間を約4,700時間削減
電子化により、紙伝票の印刷・押印・回覧が不要となり、データの一元管理により証憑検索工数も大幅に削減。
最近では電子ファイルの請求書も増えていますが、従来のルールでは紙出力をしなければならないところ、PC上で作業が完結するため業務効率が向上しています。さらに、経理目線ではSAPの会計伝票から証憑を閲覧することができるため、伝票確認のために書庫に足を運ぶことが不要になると同時に、社内外の関係者(会計士や税務調査官など)への共有も容易に。
■ 電子帳簿保存法への対応
令和3年の税制改正において電子帳簿保存法が改正され、電子取引データの出力書面等による保存措置が廃止され、電子データでの保存をもって保存義務を履行できるようになったことと、電子取引保存義務(主に検索要件)の強化も導入のきっかけの一つでした。今回、同製品を導入したことにより電子取引のデータ保存に関する保存要件を満たしたかたちで保存することができ、2024年の電子帳簿保存法施行に先行して対応が完了。
オープンテキスト株式会社 代表取締役社長である反町浩一郎は次のように述べています。「働き方改革や新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけにテレワークが浸透する一方、経理部門では、紙ベースでの請求書の処理や日本特有の習慣である押印が必要なことが多く、テレワークの導入が難しいとされてきましたが、多様な勤務形態の推進と電子帳簿保存法の改正をきっかけに伝票の電子化が進んでいます。今回INPEX様において伝票・証憑の電子化と経理部門のリモートワークの実現のために弊社のソリューションが導入されたことを大変嬉しく思います。OpenTextでは、これまでも多くの企業における電子化をサポートしてまいりました。これらの経験をもとに、より多くの企業における電子化と効率的な管理を実現し、経理部門の業務効率の向上に寄与していきます。」
INPEXでは、今後も取引先へ送るために印刷している請求書への対応や、一部承認プロセスにおいて外部システムを使用する部分への対応など、より高次元でのペーパーレス化を実現し、業務の効率化と多様化したワークスタイルに積極的に対応していく考えです。
■事例PDFダウンロード
INPEXの導入事例については、こちらから詳細をご覧いただけます。
URL: https://digital-tech-insight.jp/opentext/resources/cs-sap-solutions-inpex/
OpenText Japan Blog:
INPEXはOpenTextを採用し、振替伝票や債権債務に関する伝票を電子化
https://blogs.opentext.jp/ada-user-case-studies-inpex-jp/
■OpenTextについて
OpenTextグループは、The Information Company(TM) をブランドスローガンに掲げ、情報を強化・保護し、多種多様な業界・業種のお客様に情報の優位性をもたらします。オープンテキストは、情報管理のリーダーとして、コンテンツ、ビジネスネットワーク、デジタルエクスペリエンス、セキュリティ、アプリケーションモダナイゼーション、運用管理、開発者向けAPIなど、包括的なポートフォリオを提供しています。OpenText(NASDAQ: OTEX、TSX: OTEX)の詳細についてはopentext.comをご覧ください。?
【オープンテキスト株式会社について】
オープンテキスト株式会社は、情報活用の変革を促す「企業情報DX」の推進に向けて、ビジネスに不可欠な情報やプロセスを自動化するビジネスコンテンツ&プロセス管理をはじめ、企業間取引の情報を可視化しコントロールするB2B/EDI連携・サプライチェーン統合やFAXソリューション、Web&デジタルメディア管理、データ保護やサイバーセキュリティ、フォレンジックツール、AIを用いた各種の分析・可視化ツールなど、多種多様な業界・業種のお客様へ最適なソリューションを提供しています。
https://www.opentext.jp
オープンテキスト株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:反町浩一郎)は本日、株式会社INPEX(本社:東京都港区、代表取締役社長:上田隆之、以下INPEX)がSAPのデータやドキュメントを安全に管理するアーカイブプラットーフォームである「OpenText Archiving and Document Access for SAP Solutions」を導入したことを発表しました。今回の導入で、年間約60,000件の伝票・証憑をペーパーレス化し、経理部門のリモートワークを実現すると同時に、承認プロセスの迅速化と、電子帳簿保存法などの法制度への対応を実現しました。
今回導入されたOpenText Archiving and Document Access for SAP Solutionは、SAPとの親和性が高いことが評価され採用されました。同製品は、OpenTextがSAPと開発しSAPが販売する唯一のアーカイブソリューションで、増加し続けるSAP関連の構造化・非構造化コンテンツのライフサイクル管理を可能にします。これにより組織は、SAPビジネスプロセスのビュー内でアーカイブされたコンテンツにいつでもどこからでもシームレスにアクセスできるようになり、ユーザーの生産性を向上することができます。また、ペーパーレス化により、重要なビジネスコンテンツを安全に保護することができるため、リスクの低減や法制度への対応も実現します。
今回の導入による効果は以下の通りです。
■ 年間約60,000件の伝票・証憑を電子化
国税関係書類のスキャナ保存を伴わない経理部門の振替伝票と、全部門の債権債務伝票を電子化。資材、営業、経理では伝票作成のプロセスが違うため、どのタイミングで何をどこに添付するのかを部門ごとに議論を重ねて要件を定義。
■ 経理部門のリモートワークを実現
コロナ禍、コロナ後において、出社・在宅勤務・サテライト勤務といった多様な勤務形態においても、効率的な伝票業務を遂行できるようにという目的から今回のプロジェクトが開始。従来、紙の伝票および証憑の作成、回覧、押印が必要だったため、出社しなければ伝票業務ができないという課題がありましたが、証憑の回付、保管等がデジタル化されたことにより手間が削減されリモートワークでの対応が実現。
■ 申請、承認、伝票登録、保管作業、問い合わせや監査に係る時間を約4,700時間削減
電子化により、紙伝票の印刷・押印・回覧が不要となり、データの一元管理により証憑検索工数も大幅に削減。
最近では電子ファイルの請求書も増えていますが、従来のルールでは紙出力をしなければならないところ、PC上で作業が完結するため業務効率が向上しています。さらに、経理目線ではSAPの会計伝票から証憑を閲覧することができるため、伝票確認のために書庫に足を運ぶことが不要になると同時に、社内外の関係者(会計士や税務調査官など)への共有も容易に。
■ 電子帳簿保存法への対応
令和3年の税制改正において電子帳簿保存法が改正され、電子取引データの出力書面等による保存措置が廃止され、電子データでの保存をもって保存義務を履行できるようになったことと、電子取引保存義務(主に検索要件)の強化も導入のきっかけの一つでした。今回、同製品を導入したことにより電子取引のデータ保存に関する保存要件を満たしたかたちで保存することができ、2024年の電子帳簿保存法施行に先行して対応が完了。
オープンテキスト株式会社 代表取締役社長である反町浩一郎は次のように述べています。「働き方改革や新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけにテレワークが浸透する一方、経理部門では、紙ベースでの請求書の処理や日本特有の習慣である押印が必要なことが多く、テレワークの導入が難しいとされてきましたが、多様な勤務形態の推進と電子帳簿保存法の改正をきっかけに伝票の電子化が進んでいます。今回INPEX様において伝票・証憑の電子化と経理部門のリモートワークの実現のために弊社のソリューションが導入されたことを大変嬉しく思います。OpenTextでは、これまでも多くの企業における電子化をサポートしてまいりました。これらの経験をもとに、より多くの企業における電子化と効率的な管理を実現し、経理部門の業務効率の向上に寄与していきます。」
INPEXでは、今後も取引先へ送るために印刷している請求書への対応や、一部承認プロセスにおいて外部システムを使用する部分への対応など、より高次元でのペーパーレス化を実現し、業務の効率化と多様化したワークスタイルに積極的に対応していく考えです。
■事例PDFダウンロード
INPEXの導入事例については、こちらから詳細をご覧いただけます。
URL: https://digital-tech-insight.jp/opentext/resources/cs-sap-solutions-inpex/
OpenText Japan Blog:
INPEXはOpenTextを採用し、振替伝票や債権債務に関する伝票を電子化
https://blogs.opentext.jp/ada-user-case-studies-inpex-jp/
■OpenTextについて
OpenTextグループは、The Information Company(TM) をブランドスローガンに掲げ、情報を強化・保護し、多種多様な業界・業種のお客様に情報の優位性をもたらします。オープンテキストは、情報管理のリーダーとして、コンテンツ、ビジネスネットワーク、デジタルエクスペリエンス、セキュリティ、アプリケーションモダナイゼーション、運用管理、開発者向けAPIなど、包括的なポートフォリオを提供しています。OpenText(NASDAQ: OTEX、TSX: OTEX)の詳細についてはopentext.comをご覧ください。?
【オープンテキスト株式会社について】
オープンテキスト株式会社は、情報活用の変革を促す「企業情報DX」の推進に向けて、ビジネスに不可欠な情報やプロセスを自動化するビジネスコンテンツ&プロセス管理をはじめ、企業間取引の情報を可視化しコントロールするB2B/EDI連携・サプライチェーン統合やFAXソリューション、Web&デジタルメディア管理、データ保護やサイバーセキュリティ、フォレンジックツール、AIを用いた各種の分析・可視化ツールなど、多種多様な業界・業種のお客様へ最適なソリューションを提供しています。
https://www.opentext.jp