ファーストリテイリングが展開する“届けよう、服のチカラ”プロジェクトが、経済産業省 キャリア教育アワード 経済産業大臣賞と文部科学省 青少年の体験活動推進企業表彰 審査委員会優秀賞をダブル受賞
[22/02/28]
提供元:PRTIMES
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ファーストリテイリングが2013年から活動を続けている、“届けよう、服のチカラ”プロジェクトが、経済産業省「第11回キャリア教育アワード大企業の部」の最優秀賞である経済産業大臣賞、および文部科学省「第9回 青少年の体験活動推進企業表彰」 審査委員会優秀賞 を合わせて受賞しました。
“届けよう、服のチカラ”プロジェクトは、ファーストリテイリングが、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)と取り組む、小・中・高校生対象の参加型学習プログラムで、今年10周年を迎えます。
今回受賞した「経産省 キャリア教育アワード」は、産業界による優れた教育支援活動の取り組みと、その効果を広く社会で共有し、奨励・普及・促進することを目的として実施されています。本プロジェクトは、3つの経済産業大臣賞のうち、総合的に最も優れた取り組みとして選出されました。選出理由としては、「服に焦点化し、具体的な活動をベースに社会問題に触れ、それを自分事化していくというプログラムの明瞭さ」「海外への展開・普及性」「数多くの実践からの教材やプログラムの改善が重ねられていること」などが挙げられました。
また、「文科省 青少年の体験活動推進企業表彰」は、社会貢献活動の一環として青少年の体験活動に関する優れた実践を行っている企業を表彰し、青少年の体験活動の推進を図ることを目的として実施されています。今回はその優秀企業の中から、「審査委員会優秀賞」に選出されました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/68550/17/resize/d68550-17-5bdf97c8fa5329d67c8d-0.jpg ]
今回の受賞にあたり、サステナビリティ担当のグループ執行役員である新田 幸弘は、「この度本プロジェクトが評価され、貴重な賞をいただけることを、とても光栄に思います。当社は、サステナビリティを事業の根幹と位置づけ、ビジネスを成長させながら、同時にコミュニティにとって求められる支援を行ってきました。なかでも衣料支援とリユースは、服の会社であるファーストリテイリンググループにとって、最も活動の歴史が長く、重要な責務と考えている取り組みです。本プロジェクトには、生活を支えるインフラとしての服の価値を見直すこと、難民問題などの社会課題を次世代の子どもたちと共に考える機会となること、さらには資源の有効活用にもつながるという多面的なメッセージがあります。本プロジェクトが評価された意義を改めて考え、今後も教育機関・コミュニティ・国際機関とのパートナーシップを活かしながら、活動を継続していきたいと考えています」とコメントしています。
<関連リンク>
経済産業省 第11回「キャリア教育アワード」のプレスリリース
https://www.meti.go.jp/press/2021/12/20211217002/20211217002.html
文部科学省 第9回(令和3年度)「青少年の体験活動推進企業表彰」のプレスリリース
https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/mext_00929.html
<参考資料>
■ “届けよう、服のチカラ”プロジェクトの活動について
2001年に「フリースリサイクル活動」を開始したことがきっかけとなり、2006年からは、全商品を対象にした「全商品リサイクル活動」を実施しています。同年から、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)と協働し、回収した服を世界各国の難民・避難民に寄贈する活動をスタート。活動を続ける中で、難民の約半数を占める子どもたちの服が、慢性的に不足していることが分かり、2013年からは、国内外の学校に呼びかけ、子どもたちに世界の難民問題について理解を深めてもらう出張授業を実施し、不足している子ども服を回収する“届けよう、服のチカラ”プロジェクトが発足しました。2022年に10年目を迎え、これまでに のべ2,829校、約30万人の子どもたちが参加し、約420万着の子ども服を回収、世界の難民の方々の生活の一助となってきました。
本プロジェクトでは、子どもたちが社会問題を自分事として捉え、自ら考え行動することを重視しています。当社社員による出張授業やオンライン授業を通じて、服の多様な価値や難民問題について学習した後、子どもたちが主体となって、校内や地域で着なくなった子ども服を回収します。回収した服は、子どもたちの手によって仕分けられ、UNHCRを通して難民キャンプなどに暮らす難民の方々に届けられます。その後、難民の方々が実際におかれている環境や寄贈の様子を、フォトレポートとして、ファーストリテイリングから各校に報告しています。
■ 2022年度 “届けよう、服のチカラ”プロジェクト実施概要と参加校募集について
[画像2: https://prtimes.jp/i/68550/17/resize/d68550-17-db6afb90e6ddb8ec134d-3.jpg ]
2022年度の“届けよう、服のチカラ”プロジェクト“の参加校申し込みは、2022年4月19日(火)まで
下記ウェブサイトで受け付けています。
募集期間:2022年2月1日( 火) 〜 4月19日( 火)
対 象:2022年6月〜9月の指定日に授業を実施できる日本国内の小学校・中学校・高等学校(一貫校・特別支援学校など含む)
応募方法:下記ウェブサイトから、学校の先生よりご応募ください。
“届けよう、服のチカラ”プロジェクト 公式ウェブサイト
https://www.uniqlo.com/jp/ja/contents/sustainability/society/youth/school/power_of_clothing/index.html
■ファーストリテイリング サステナビリティレポート2022
ファーストリテイリングは、「服のチカラを、社会のチカラに。」というサステナビリティステートメントを掲げ、服のビジネスを通じて、よりよい社会の実現に貢献する取り組みを進めています。取り組みの詳細は、以下のレポートをご覧ください。
日本語版:https://www.fastretailing.com/jp/sustainability/report/new.html
英語版:https://www.fastretailing.com/eng/sustainability/report/new.html